現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

読み取るべきもう一つの情報。

2011-10-18 15:25:23 | お礼状

地震の10分後にはm9のデーターは掌握していたらしい。あくまでも、新聞の情報を参考にしています。さすが、日本の技術力と感心させられたりするけれど、・・・・。

「津波の予報には役立てられなかったらしい」そして、「観測室の試算には難があった」というのだ。「試算に用いた地震計の多くが振り切れてしまった」様だ。

普通、皆さんならどのように判断するのでしょうか。

計器が故障していない限り、振り切れてしまったという事は「正確では無いものの、それより大きな数値になっている」とは思わないものでしょうか。

たとえば、皆さんが、原子力事故で汚染された地域に入らなければならないとしましょう。もちろん。線量計はつけています。数字で表示される上に、アラームがついている。

もっと汚染された地域に入り込んでしまうと、数値は振り切れて表示できないけれど、アラームは鳴り放しになったらどのように行動するでしょうか。

「これは、大変だ。避難しよう」とするはずです。

「正確さ」を求める余りに「適切な判断」が行えなくという実例にはなる。

少々、ファジーではあるが、人命の救助にはなる。

「取捨選択だな、つまり、・・・・」。

想定外ですので致し方ないのかもしれませんけれど、・・・・。

過去のデーターから逆算しまして、想定の内側にしておくべき事柄ではなかったのだろうか。

注 この記事はオペレーションの参考資料としたものである。


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