浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

いざ、細島へ!

2005年04月21日 | 因島

今日は仕事で、「細島」へ行ってきました。細島は因島からフェリーで15分の場所にあります。一応、因島市の一部となっていますが、たぶん、人口は100人足らずだと思います。(たしか、この度の選挙の有権者が70人足らずだった)

まずは因島の玄関口(?)である重井西港へ行くとこんなものを発見。GRP_0016 因島の地図です。島を離れて生活する人には懐かしいのでは・・・。

そして、一日に数本しか出ていないフェリーに乗ることに。

GRP_0015

車が載ってしまうと定員が20名くらいになってしまうほど小型のフェリーでした。そして、料金は・・・。1分10円ってことでしょうか。。。GRP_0013

11:00発のフェリーに乗り、細島で面談や契約を済ませると既に12:30になっていた。次のフェリーは14:00発のため、時間が空いてしまったので、どこかで食事でも・・・と思ったけれど、お店なんか全くなかった。ということで、島を散歩することにした。GRP_0000

こんな時代を感じさせるものが道端にあり、ちょっと嬉しくなってしまった。そういえば、こんな自動販売機もあったんだよねぇ。

島は1時間もあれば1周回れるほどです。僕は初めて細島を訪れたけれど、自然が凄く豊かで、懐かしい風景でした。本当に素晴らしい島だと感じました。

ただ・・・、島民の90%が「西原」さんなので、家を探すのに少し苦労してしまいました。。。


そば処 はな

2005年04月19日 | 因島

数ヶ月前に因島にもそば屋ができました。そば屋というのもおかしい表現かもしれませんが、ざる蕎麦やかけ蕎麦だけでなく、ソバガキや蕎麦アイスなどを食べさせてくれるので、そば屋という表現が合うように思います。

その存在は出来てすぐに知っていたのですが、なかなか行くことが出来ずにいました。でも先週末にやっと行って来ました。その時のエピソードをひとつ。

久しぶりの土曜日休みで、用事が昼からしか予定されていなかったので、外食を考えました。そこで思いついたのが、「そば処 はな」。僕の住む町内にあるので、バイクで5分程度で行けます。混んでいると大変なので、一応電話をしてみると1時間ほどしてから来て欲しいとのこと。そうは言われても昼からの予定があるので、30分ほどして行ってみました。

民家を改築して食べられるようにしているので、外から見ると分かりにくいのですが、看板が出ていましたので、なんとか見つけられました。PA0_0006

玄関の扉を開けて、中を覗くと、なんと黒ずくめの集団が!

「しまった。法事だったのか!まずい所に来てしまったぞ。えい、帰ってしまおう。」

と玄関を出て、帰ろうとしたところに向うから声が聞こえる。

「お兄ちゃん、食べにきたんじゃろ。帰らんでもええで。うちの親戚じゃけぇ、もうすぐ帰るけぇのー」と隣の家のおばちゃんに呼び止められてしまった。

(そう言われても、まだ居るのに気まずいじゃないかと心の中で言い返し)仕方なく引き返し、再び玄関の扉を開けて中に入る。黒ずくめの人たちの中、一人ぽつんと立っていると店の奥さんが来てくれた。

「2階にも部屋がありますので、どうぞ上がってください。」

(やったー、助かった。)廊下を進み、階段まで行く途中に石臼や蕎麦を打つ場所が見えた。2階に上がると部屋があり、そこには少し大きめのテーブルと蕎麦を食べている男の人がいた。とても気さくな人で、色々話をしてくれた。どうやら、新聞に紹介されていたのを見てきたらしい。そして、ここのそば屋は1階も2階も大きなテーブルに何人かが掛けて食べるようになっていることを教えてもらった。一人で静かに食べたい人には向いていないかも。PA0_0003 PA0_0005

でも全く知らない人と話をしながら食べるのもなかなか楽しい。その男の人は僕が行った時にすでにざる蕎麦を食べていたが、掛け蕎麦も注文していた。僕は一応、ざる蕎麦を注文してみた。

夫婦二人で営んでいるので、注文してから出てくるまでにちょっと時間はかかるが、その時間も話をして過ごしていたので、そんなに気にならなかった。暫くすると中年の夫婦も2階に上がってきたので、4人がテーブルにつくようになってしまった。この時に僕の注文したざる蕎麦が来たんだけど、恥ずかしくて写真を撮れませんでした。すみません。

食べ終わる頃には一人になっていたので、こんな写真を撮ってみました。PA0_0004

ごちそうさまでした。

他にも色々と食べたかったのですが、用事の時間があり、次回に繰り越すことにしました。なかなか美味しく頂けましたので、また行ってみようと思います。


奈良の女児誘拐殺人事件について

2005年04月18日 | 日常

昨年の11月17日に起こった「奈良の女児誘拐殺人事件」について僕が感じたことを書こうと思います。テーマがテーマなので、感情的になったり、文章がおかしかったりするかもしれません。

今日、事件の初公判が行なわれ、小林容疑者は起訴事実を認めたそうです。詳細などについてはこれから突き詰められていくのでしょうが、たとえどんな答えが出ようとも、家族が納得できるような答えなど存在しないのでしょう。

7歳の子どもが殺められてしまう。いや、今回は奈良で7歳の少女が殺められるという事件でしたが、新聞紙上で殺人事件の記事が載らない日はあるんでしょうか。それは生まれたばかりの赤ちゃんから人生晩年を迎えた人まで、様々な人が被害に遭っています。

なぜ殺すんですか?

その人は死ななくちゃ駄目だったんですか?

運命だからで片付けられるんですか?

僕は今回の事件に関して、自分が奈良に住んでいたことがあり、自分に子どもがいるために敏感に反応して、様々なニュースや新聞で情報を得ようとしました。でも、日本国中、いや世界中で起こっている殺人事件に対して、同じように感じているかと考えると、そうではない自分がいます。どこかで他人事だと思っている自分がいるんです。そんな自分がすごく嫌になるときがあります。

答えはないと分かってはいるものの、人が人の命を意図的に奪うことが正しいことだとは僕は思いません。罪なき人々が殺す側の一方的な理由のみで殺されることが無いよう、祈ります。


市議会議員選挙

2005年04月18日 | 日常

因島では、4月24日(日)に因島市として、最後の市議会議員選挙が行なわれるため、先日から選挙カーが市内を駆け巡り、有権者たちに投票を呼びかけています。

今回の議員枠が20議席。これに対して立候補者が22名なので、たった2名が落選となります。でも事はそれ程単純ではないようで、来年の尾道市との合併時に8議席になることを考え、それに向けての様子見や準備、有権者確保に繋がっているらしいです。僕は政治に関して、そんなに興味がある方ではないので、血縁地縁が深く絡む選挙は苦手なのですが・・・。(もちろん投票には行きますが)

そんな興味のない僕が今回、気にした理由は、同級生が立候補したからです。本人から直接は聞いていなかったし、一緒にサッカーをしていても政治の話なんてしたことがなかったから凄く驚いたんですが、ポスターが張り出されているのを見ると実感が沸いてきました。

今まで投票する側としてしか関わったことがない選挙に自分の同級生が出るなんて不思議です。まあ考えれば、参議院議員と都道府県知事は30歳以上で立候補できるし、その他の議員なんかは25歳以上であれば立候補できるわけだから、普通って言えば普通なんだよね。でも周りが殆ど60歳前後(40歳代でも2.3人)なんだから、違和感を持っても当然だと思う。

残念ながら、僕は選挙に関わりたくないので手伝いなどをしません(本人からも要望はない)が、若い人が政治に興味を持つきっかけになるなら、今回の選挙への立候補もいいんじゃないでしょうか。まあ、当選することは難しいでしょうが・・・。


サンフレ2連勝

2005年04月17日 | スポーツ

触れようか、触れまいか悩んだけれど、一応触れておきます。

サンフレッチェ広島が昨日もヴィッセル神戸に2-0で勝利し、2連勝としました。連勝は約1年ぶりらしいので、いかにサンフレが勝っていないかってことですね。しかし、やはり僕たち(N2と僕)には応援してほしくないようです。試合を観戦(テレビも)出来ないときに限って勝ってくれるんだから。

まあ、勝てば嬉しいので素直に喜べばいいんですが、皮肉の一つも言いたくなるんですよね、自分の目の前で勝ってくれないと。

活躍するべき人が活躍して勝ったらしいので、次も是非勝って欲しいです。ちなみに僕は次も観戦をしないことにします。


「BEGIN」を聴く

2005年04月16日 | 音楽

少し前になりますがうと日記にBEGINという音楽グループのCDを紹介してありました。僕の中のBEGINは、それこそ沖縄と結びつく一番最初のグループですが、CDを買ったり借りたりして聴くことが無かったので、CDを借りてきて詳しく聴くのは今回が初めてでした。

もちろん、ラジオや音楽番組で曲が流れているのを聴くことはあったので、その音楽の素晴らしさは知っているつもりでしたし、人柄的にも嫌味がないので、好感は持っていました。

余談ですが、たぶん僕が中学1・2年くらいの頃にテレビCMで画面いっぱいに顔の映像がでて歌っていた人がいました。何のCMだったのか覚えていないけれど、その映像と声に衝撃を受け、画面のボーカルが誰なのかを兄に聞いたことがあります。それがBEGINだったように覚えているのですが・・・。

さて、今回レンタル屋で借りてきたのは、僕が批判した(?)ベストアルバム的なもの。「ビギンの一五一会」というタイトルで、全部で8曲しか入っていない。まあ、入門編としてのベストアルバムを否定した覚えはないので、許してください。

これを選んだ理由は曲のタイトルが聞いた事あるようなものが並んでいたから、ただそれだけです。例えば「涙そうそう」や「恋しくて」(この曲がCMの歌?)などがあったから。

感想を言えば、正直驚くほど良かったです。元々おとなしい曲を好むからというのもあるのだけれど、どの曲も大切な人(故郷)を想っていたいと思わせてくれるのに十分でした。特に「島人ぬ宝」という曲が因島を大切にしていたいという僕の気持ちと重なるように感じました。

うとさんのブログで紹介していなかったら、改めて聴く事が無かっただろうと思い、感謝するばかりです。うとさん、ありがとうございました。


家庭訪問なのさ

2005年04月15日 | こども

家庭訪問という言葉に緊張するのは僕だけでしょうか。

実は今日、子どもが行っている保育所の先生が家庭訪問に来てくれました。

年度初めということもあり、保育所の先生も児童の家庭を訪問して周り、顔合わせと情報収集を行なっているようです。僕の家には今日の夕方(18:00)に来てくれました。本当はもっと早い時間帯が良かったのでしょうが、仕事の都合からこんな時間を希望してしまいました。にも関わらず、快く承諾してくれて非常に助かりました。

でも、子どもの頃から先生が自宅に来るということが苦手だった僕は、先生が来る予定の30分前から落ち着かず、ソワソワとして動き回っていた。

結局、話をした時間は10分足らず。大した話もしていないと思う。(何せ緊張していたのでよく覚えていない)何を緊張する必要があるのかと言われても、お客さんが来ることに不慣れなもので仕方が無い・・・・と自分を納得させようとしているのだが。

僕も仕事で介護が必要な方の家に訪問し、面談をすることがあるけど、相手の人ってこんな感じなんだろうなと今になって思いました。訪問する時は「笑顔で、誠実に」を心掛けているつもりだけど、再確認させられた家庭訪問でした。

ちなみに保育所での息子は友達と活発に遊んでいるらしく、小さい子にはお兄ちゃんらしく接しているらしい。えっ、あの甘えん坊が?


コメント荒らしが来た

2005年04月14日 | 日常

先日のでじぎお25時でコメント荒らしの記事が載っていたが、このブログはアクセス数も少ないし、今まで無かったから大丈夫だと思い、気にも留めていなかった。

ところが、来ましたよ。コメント総数をみて、おっ今日はコメントが多いなぁと期待して内容をみると、「創価学会の案内・・・・」ってあるじゃない。しかも、同じ内容が5件も!

片っ端から削除しましたが、少なからずショックです。自分の記事にコメントを頂けるのは凄く嬉しいんですが、記事とは関係ないところで広告されるとねぇ。

ふー、今日は気が重いので記事はここまでです。以上。


注目していないと勝つサンフレ

2005年04月13日 | スポーツ

今日、Jリーグの試合があることを知ったのは、19:00すぎにテレビを点けて名古屋グランパス対FC東京の中継をしているのを観たときでした。そうか、今日は今季初の平日開催だったんですね。さすがに平日開催とあって、観客動員数をみてみると1万人を割っているスタジアムが殆ど。東京ヴェルディ1969対サンフレッチェ広島戦などは3267人しか入らなかったらしいです。

この程度の注目しかされていない対戦カードだから、当然テレビ中継が無く、僕は本を読んでいた。
そこに兄からメールが。サンフレが4-0で勝っているとのこと!えー、あのチームが4点も取ったの?喜ぶよりも疑ってしまった。まあ、兄を疑ったわけではないが、ネットで調べてみることにした。おー、確かに4-0で勝っている。前田が先発で出ているのも嬉しいし、森崎和が活躍しているようだ。よし、よし。

さて、この勢いなら更に得点しているかもしれない、とページを更新してみた。すると東京Vに1点の表示が・・・。やっぱり僕は観ちゃいけんのか?結局、気になりながらも試合終了時間までサンフレ情報を見ないことにした。

どうやら勝ったらしいが、どうもすっきりしないぞ。もっと沢山のサポーターが応援してくれているところで勝ってくれ。出来るなら僕の目の前で。


七味唐辛子

2005年04月13日 | 日常
最近、職場で昆布茶を頂くことがある。子どもの頃は苦手だった昆布茶の味も、日本人だからなのか、大人になったからなのか、今では好きだったりする。

先日、職場の同僚が入れてくれた昆布茶を飲んだ。「かっ辛い!」よく見ると、茶碗の中には赤い粉が漂っている。イタズラか?と思い訊ねてみると、”唐辛子昆布茶”というものらしい。飲んでみると確かに辛いんだけど、意外といける。癖になるかも・・・。

ということで、考えてみたんだけど、「七味唐辛子」って調味料がありますよね。七味というからには唐辛子の他にも6つの味があるんだろうと調べてみました。ちなみに我が家の七味はこれだった。050413_175001

う~ん、見えづらいが「唐辛子・陳皮・ごま・山椒・麻の実・青のり・けしの実」。確かに7つ入っている。やるじゃん、ハウス食品。
そして、凝り性の僕はネットでも調べてみると、あれ?生姜や紫蘇っていうのもあるぞ。どうなってんだ?
どうやらこういう事らしいです。七味唐辛子のおはなしから引用させて頂きました。

 <日本三大七味唐辛子の中身>
やげん堀(江戸) 「赤唐辛子(生)・ 赤唐辛子(焙煎)・ 粉山椒 ・黒胡麻 ・陳皮 ・けしの実 ・麻の実 」
八幡屋磯五郎(長野) 「赤唐辛子(乾燥)・ 生姜 ・粉山椒 ・黒胡麻・ 陳皮 ・青紫蘇・ 麻の実 」
七味家本舗(京都) 「赤唐辛子(乾燥) ・青海苔 ・粉山椒 ・黒胡麻 ・白胡麻・ 紫蘇 ・麻の実 」

関東と関西の食文化の違いに一番の理由がありそうです。それは「蕎麦(そば)」と「うどん」の文化と置き換えることができます。豊かになった現代でこそ、私たちは七味唐辛子を使って色々な料理を味わうことができます。しかしながら、江戸時代当時、関東では「蕎麦(そば)」、関西では「うどん」が最も庶民的な食べ物でした。そして、蕎麦つゆが濃い口の醤油味であるのに対して、うどんのそれは昆布やかつおの風味を大切にした薄口の醤油味であることが両食文化の違いを如実に表しています。『やげん堀』の七味唐辛子は濃い口の醤油味に合うように辛味を強調したブレンドに対して、『七味家』の七味唐辛子は風味を大切にした薄口の醤油味に合うように香りの良い薬味が多く使われているのです。

 このように、 関東の【"濃い味" 文化】と関西の【"薄味" 文化】が七味唐辛子に使われる薬味のアレンジを変えたと結論することができます。


ということで、ちょっとすっきりしたhamatokoでした。