浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

認定調査員説明会

2009年01月29日 | 日常
来年度から介護保険制度が改正されるにあたり、説明会や研修会に参加する機会が増えています。

マスコミが「介護従事者の給与が低い。賃金引き上げを。」と騒いで(?)くれたおかげで介護報酬を3%アップすることになりましたが、なぜ3%なのか疑問があるし、それで介護従事者の給与が一律に2万円/月アップするわけでもありません。このあたりはマスコミの報道が偏りすぎて誤解を生んでいると思われます。因みに言わせて貰えば、僕は介護職ではなく相談業務をしていますが、社会福祉士や介護支援専門員の資格を持っていても夜勤手当のある介護職より低い給与になることがあります。

さて、そんな愚痴は置いて、先日は尾道市が行った「認定調査員」の説明会に行ってきました。新しく変更される認定調査内容は今までと解釈の仕方が異なっていて戸惑うことが多いのです。詳しく分かり易く説明してくれることを期待して行ったのですが、なんと凄い勢いでテキストのページと変更点を読んでいくではないですか!ページを確認する間も無いほどのペースで会場の誰もが驚いたはずです。

さすがに困ったある人が大きな声で「すみません。速すぎて、ついていけないんですけど!」と叫びました。するとビデオの2倍速のごとく喋っていた担当者は、これまた早口で「ついてこれないように喋ってるんです。皆さんが理解して、ここで質問されても困りますから。持って帰って、あとからしっかり読み込んで質問があれば、質問票に記入して提出して下さい。くれぐれも今は質問しないで下さい。」と答えました。

会場は騒然としましたが、その担当者は平気だったのでしょう。最後まで変わることはありませんでした。だからと言って、その担当者を糾弾しても何も変わらないことは会場にいる全員が分かっていたので結局、誰一人あからさまに怒る人はいませんでした。

わざわざ会場に人を集めておいて、テキストを渡すだけの説明会って、どうなの?僕はかなり頭にきていますよ。


セーフティードライバー

2009年01月28日 | 日常
セーフティードライバー
職場で毎年、「トライ・ザ・セーフティーinひろしま」に参加しています。5人一組で150日間無事故・無違反であれば記念品が貰え、抽選で旅行券が当たることもあります。

ただ職場としては商品目的ではなく、職員に安全運転を意識して欲しいという啓発の意味を込めて参加しているのです。

さて、僕は数年前に参加したので(その時の記念品は歯ブラシでした)、今年は違う人たちで参加しました。

そして届いた文章がコレです。「150日間、無事故・無違反の目標は達成されませんでした。」って、おーい、誰が違反してるんだ!?

結局、一人だけSD(セーフティードライバー)カードが届かなかったので発覚しましたが、こんなこともあるんですね。皆さん、安全運転で!


臭いものには蓋をしろ

2009年01月26日 | こども

人間の生理現象として、「おなら」があります。人前でするのは恥ずかしいけれど、盲腸の手術をした後や体調を崩している時などは健康のバロメーターとして重要な判断材料となります。「おなら」と言うと敬遠しがちですが、大切な生理現象なのです。

さて、そうは言っても「おなら」が臭いことに変わりはありません。人が「ブー」とおならをすると鼻をつまみたくもなります。それもまた仕方がないことなのです。

しかし、うちの息子。何を思ったか、おならの音が聞こえてくると耳を押さえるのです。

臭いよりもあの「ブー」と言う音の方が苦手なようです。


信号待ち

2009年01月21日 | 日常
今日は昼過ぎから雨が降り出し、帰宅する頃にはすっかり冷え込んでいました。

シトシトと降り続く雨の中を原付で帰るのは、それは辛いものです。スピードを出すと顔に当たる雨粒の痛いことったら無いし、ゆっくり行けば車に追い越された後に水しぶきが飛んでくるし、本当に冬の雨は辛いです。

そんな中で何より辛いのが信号待ちです。出来る限り早く帰りたい状況で赤信号で止まり、さらに止まったけど反対側の道路からは一台も車が来ない時の心の葛藤は何とも言えません。

さすがに「一台も来んのなら、止まらんでもええじゃんか!」と心の中で叫んでしまいます。

雨の日はノンストップで帰りたいよ~。


震災を語る

2009年01月17日 | 日常
『もう思い出したくない。忘れたい。』

偽らざる気持ちだと思います。自らの死を意識し、周りの人の死に直面した記憶を誰しも思い出したくないものです。

神戸大震災から14年が経ちました。まだ大学生だった僕がテレビで見た映像は衝撃的で、まるで戦争で空爆を受けた都市のようでした。そして数ヶ月後に友人を訪ねて行った神戸はまだ荒々しく傷跡を残していました。

日本という地震による被害を避けられない国に住む限り、震災がどれほどの悲しみを生むのか、忘れてはならないはずです。

そしてそれを伝えられるのは他ならぬ体験者なのです。思い出したくないでしょう。忘れたいでしょう。でもお願いです。伝えて続けてください。


地球は丸い

2009年01月14日 | 日常

ある歌では「地平線の先に辿り着いても 新しい地平線が広がるだけ」と歌っています。

あるお笑い芸人は、「ある日、『行ってきます』と玄関を出て右側に進み、地球を一周回って、左側から『ただいま』と帰ってきたいと思ったんです。」と言って、地球を一周するアースマラソンに出発しました。

自分の立っている場所はどこでしょう?

きっと僕もあなたも地球の真ん中に立っているはずです。


高校サッカー選手権終幕

2009年01月13日 | スポーツ

広島皆実高校の優勝で2008年度の高校サッカー選手権が幕を閉じました。

広島皆実高校の選手の皆様、関係者の皆様おめでとうございます。素晴らしい内容で結果を出されたことを同じ広島県でサッカーに携わる者として嬉しく思います。

さて、広島皆実の試合内容を振り返ってみると、順当な結果だと言えると思います。選手一人ひとりの技術や判断は高校選手権に出場していたチームの中でもトップレベルだったと感じましたし、どの高校よりもチームの勝利のために選手がプレーしていたし、ゲームをコントロールする力も優れていました。そして選手の能力を引き出した藤井監督の手腕も大したものだと思います。

実は、この高校3年生の世代は、中学時代に僕が県トレセンで3年間関わった学年でもあります。近年を見てもレベルの高かった学年です。広島県では俗に「岡本(知剛)世代」とも言われますが、年代別日本代表に選ばれ続けている岡本知剛選手(サンフレッチェ広島)という稀有な才能を持った選手の影響で、周りの選手もレベルアップした学年です。

サンフレッチェ広島ユースに進んだ沖田(サンフレッチェJY)や宮原(サンフレッチェJY)、植木(サンフレッチェびんご)、宮本(サンフレッチェみろくの里)はもちろんのこと、それ以外にも磯本(サンフレッチェみろくの里→アルビレックス新潟ユース)、岡崎(福山FC→ガンバ大阪ユース)、藤井(因島クラブ→東京ヴェルディユース)など将来が楽しみな選手が揃っていました。

そして、今回広島皆実のメンバーに入っていた松岡(サンフレッチェJY)も中学2年生の時に県トレセンで指導した時には、小柄ながら高い身体能力とサッカーセンスが光る選手でしたし、井林や谷本はサンフレッチェびんごで活躍していました。

ただ、自覚して欲しいのは、今回は広島皆実高校が全国大会で初優勝しただけで、瀬戸内高校や広島観音高校が出場してそれだけの力があったかというと、そうでは無い様に思います。そして来年も広島皆実高校が全国で結果を残せるかどうかは分かりません。

是非とも、広島県のベスト4に残るチームなら、どこが全国大会に出場してもトップを狙えるようになって欲しいものです。


官公庁オークション

2009年01月12日 | 日常

父親から「広島県がスクールバスをオークションにかけるらしいから、サッカーチームに必要なら見てみたら・・・。」と言われ、広島県のHPから捜してみることにしました。

たしかにありました、スクールバスのオークション。結局、中型免許(29人まで)しか持っていない僕は30人以上のバスは運転できないので諦めたのですが、このオークション、かなり面白いです。

官公庁オークション」と題されたこのオークションでは様々なモノが出品されているのですが、官公庁が出品しているので、土地とか建物の不動産や役所が公用車として所有していた自動車や物品などは分かります。(まあ中には消防ポンプ車があったりして驚きますが・・・。)

しかし、見ていくとゴルフの会員券とかインテリアなどがあり、「役所は税金でこんなモノを所有しているのか!」と疑ったりします。でもよく見ると、問い合わせ先が「税務課○○係」となっている場合が殆どで、多くが税金を払えなくて差し押さえられた物品だと分かります。

役所の税務課の人もこんな係に配属されたら大変だなぁと同情したりしました。

ただね、雑誌とかポスターとか誰がこんなオークションで買うのでしょう?さすがにポール・ニューマンのポスター(ハスラー)が100円でオークションにかけられているのを見て笑ってしまいましたし、商品券やビール券なんて金券ショップに持っていけば良いと思うし・・・。

思わぬ形で官公庁の裏側を知って、楽しい時間を過ごさせてもらいました。


関係者

2009年01月09日 | 日常

某スポーツ新聞で「チャゲ&飛鳥」が解散すると報道されました。そうかと思ったら、所属事務所が解散報道を否定するコメントを出しました。

まあ僕にとっては、それほど重要なニュースではないので、聞き流してもいいのですが、こういった報道でいつも気になることがあります。

殆どの場合が、本人が直接発言していないのです。報道記事には「本人に近い関係者」とか「親しい友人」とか曖昧な人物が証言者となっています。そのことが事実であるならば、自信をもって個人名を出して発言してもらいたいものです。

芸能人でもスポーツ選手でも、とにかく世間の目に晒されている人たちは、こういった知らない「関係者」や「友人」にどれだけ泣かされていることでしょう。


にほんの里100選

2009年01月07日 | 因島

朝日新聞と森林文化協会が主催となって、「にほんの里100選」~すこやかで美しい里を未来へ~という企画が行なわれました。人と自然との繋がりを残した景観などを未来へ繋げていくために・・・と願いが込められた企画です。

一年前の2008年1月から応募が始まって、候補地を絞り込み、調査を重ねて、2009年1月6日の朝日新聞の紙面において100選に選ばれた里が発表されました。その中で選考委員の1人である映画監督の山田洋次さんは、「幸福な勘違い」と題して、こう書いています。

 「にほんの里100選」というタイトルをはじめて聞かされたときに感じたのは、なつかしい風景や誇るべき暮らしの文化を残しているような地方が、ぼくたちの国に100ヵ所も見つかるだろうか、という不安だった。

中略

この100選以外にもこの国にはまだまだ素敵な里が沢山あるのだ、ということを読者の皆さんに是非お伝えしたい。

この文章を読んで、少し勇気付けられました。確かに僕たちを取り巻く環境や景観は変わってきていて、自然との関わり方も変わってきているけど、でも大事な根っこの部分は繋がってきているんじゃないかと。

さらにこの100選の中に「因島重井町」が選ばれていることも嬉しさが増す要因となりました。

いつの日か、この100選を巡る旅をしたいと感じました。