浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

地蔵鼻

2010年03月28日 | 因島

Ca3a0124

因島にある数少ない観光スポットの一つを紹介しましょう。因島に住んでいる人なら一度は名前を聞いたことがある場所がこの「地蔵鼻」です。

Ca3a0125

地蔵鼻には由来があり、その言い伝えから、安産や恋の成就など女性の願いが叶えられるとされています。

Ca3a0122

駐車場に車を停めて階段を降りて行くと、たくさん並んだお地蔵様が神聖な場所であることを教えてくれます。そして、石碑の言葉にも納得させられながら進むと、その先に大きな石があります。

Ca3a0123

写真の大きな石の向こう側にお地蔵様が居ますが、邪心たっぷりの僕はお顔を拝む資格が無いので、ここで引き返しました。

因島でも行ってみたい場所の一つだと思いますが、残念だったのは所々が土砂崩れなどでお地蔵さんが倒れたり、欠けたりしていることです。

何とかしてあげたいですよね。


レサシアン

2010年03月26日 | 福祉

あの人は女性だったようです。それも外国の小さな女の子だったのです。

世界中の医者や看護師など救命に関わる人たちを陰で支えてくれている、その人の名は「レサシアン」

20世紀初頭、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったものでした

少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。

このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版され、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。

後に、口対口の人工呼吸法を実用的且つ効果的に教えるためのトレーニングマネキンを開発しはじめたアスムンド レールダルによって、「セーヌ川の少女」は、再び脚光を浴びることになりました。彼は、この少女の早すぎる死に胸を痛め、悲劇がくりかえされないようにと、心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
実物大の人体模型があれば、救急救命を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろうと考えたからでした。

2008年、レサシアンは50回目の誕生日迎えました。

「セーヌ川の少女」から生まれたレサシアンは現在、世界中で何100万人もの近代蘇生の救命テクニックを学ぶ人々、救われた人々の”生命のシンボル”となっています。(レールダル社HP引用)

彼女のおかげで救われる命が、そこに存在します。


チャリ通

2010年03月22日 | 日常
チャリ通
世間では祝日休みの今日ですが、僕は仕事でした。しかし、周りが休みのため慌てて出勤する必要はなく、また天気も良いため自転車で通勤して来ました。

途中に小さな山があるため、バイクと比べると倍近い通勤時間がかかりましたが、なかなか楽しめました。

これからは暖かくなるし、時々は自転車通勤にしてみようと思います。


子どもホスピス

2010年03月20日 | 福祉

3月10日付のasahi.comの記事を見て驚きとともに感銘を受けました。

記事を参照させてもらうと、「重い病気や障害と共に生きる子どもや、その家族を支える日本初の「子どもホスピス」が、神奈川県大磯町と奈良市、北海道滝川市の3カ所で、今年から2012年にかけて開設される。365日間、病や障害とともに暮らす子どもや家族が「第二の家」として滞在し、つかの間の休息を得られる場の整備を進めている。」とのこと。

小児医療や児童福祉、障がい者福祉に関わりのある人を除いて、「子ども」と「ホスピス」が結びつく人は少ないでしょう。「子ども」という言葉には未来を感じますし、「ホスピス」という言葉は死を連想させます。

病気や障がいのある子どもと一緒に生活する親はとても愛情を持って関わっていますが、その気持ちを本当の意味で分かって支えてくれる人はほとんどいません。その家族の置かれている状況と一般社会との間には大きな隔たりがあることは否めません。

この度の「子どもホスピス」は一般的な病院のようなものでは無く、設備の整った(ハードよりもソフト的に)宿泊施設のようなものです。

一人でも多くの子どもとその家族が豊かな生活が出来る社会に近づいてほしいと願います。


実習生

2010年03月16日 | 福祉

社会福祉士の勉強をしている学生が実習に来ています。約1ヶ月間の実習ですが、明日で終わりとなります。

この1ヶ月はしんどかったです。本来なら通常勤務内でやるべき仕事が出来ないため、残業しないと終わらないし、指導する立場なので気を使うし・・・。もちろん、実習生を受け入れることで勉強になることも少なからずあるんですがね。

福祉の仕事を目指す学生がいることは素晴らしいことだと思いますが、もう少し社会常識を身につけて来て欲しいなぁというのが偽らざる心情です。

ある日のこと、こんなことがありました。

実習生が作成した書類を看護師長や介護主任、管理栄養士などに見てもらって印鑑を押してもらう作業をしました。実習生は看護師長のところに書類を持っていきましたが、看護師長が「ごめん。悪いけど、忙しいから後にしてくれる?」と言ったところ、実習生は「見なくていいので、ハンコを押すだけでいいですから」と答えたそうです。

その後、看護師長が叱り付けたのは当然のことです。

まず、職員(特に命を預かる仕事をしている人)が忙しくしているにも関わらず、平気で自分の都合を押し付ける感覚にびっくり。

さらに印鑑を押すという事はその書類に責任を持つということなのに、「見なくていい」「ハンコを押すだけ」とは何事かと。

仕事には「責任」が伴い、自分がいい加減なことをすると他人に迷惑をかけることを考えられないなんて、ちょっと困ったものです。社会福祉士としてよりも社会に出る人間として考える必要があると思います。

というわけで、なかなか辛い日々を送ってきましたが、明日には開放されます。


準備

2010年03月12日 | こども

準備
今日は息子が通う小学校で灯りまつりをします。

昨年の10月に尾道で灯りまつりが行われましたが、実際に自分たちの作品に火が灯った(ともった)ところを見れなかった子どもがたくさんいます。

そんな子どもたちに見せてあげたいと有志が集まって企画してくれました。 今、準備が終わったので間もなく点灯です。


ありがとう

2010年03月09日 | 日常

「サンキュー」では伝わらないような気がします。

「ありがとう」と伝えたい気持ちがあります。

両親や兄弟、友人たちに「ありがとう」と伝えたいです。支えてくれる人たちがいるから、今の自分が存在するのだから。

そして息子と一緒に生活できる日々にも「ありがとう」と感謝したいです。