浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

2005年04月26日 | 日常

因島に住む僕は、幼稚園に通っていた頃、通園路の川でよく遊んでいました。沢がにやザリガニなどを捕まえたりするのが凄く楽しかったのです。そんな、「小川」がこそが、一番身近な川でした。

僕の住む街には「大川」という川があります。大川というだけあって、この街では一番大きな川なんだと思うし、子供心に「これは橋がないと渡れないや」と思っていた・・・。そうなんです、僕の知っている川はジャンプすれば向こう岸に飛び移れるくらいだったんですよね。川の基準が明らかに小さいんです。実はこの大川も幅はせいぜい10M足らず。全然、大川じゃないんですよね。

小学生の頃でしょうか、初めて芦田川を見たときに、その大きさ(幅の広さ)にびっくりした覚えがあります。その脇にある土手にも新鮮な感じを受けました。河ってこういうのなんだと初めて知ったのが、その時だったように思います。

それから、河の認識が変わりました。因島には河は無い、あれは小川だと。そして大きな河に憧れるのです。いつか大きな河の河口から原水まで遡ってみたいなぁと考えています。