浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

年の瀬

2008年12月30日 | 日常

この年末年始は、12/30~1/3という5連休を頂くことが出来ました。介護福祉施設なので24時間365日稼動しているため、こんなに続けて休むのは何となく気が引けます。現場の職員さん、ごめんね。

さて、今日は休み一日目で、部屋の大掃除をしました。と言っても、自分の物と息子の物だけなので、そんなに時間もかからずに済みましたが・・・。その後は息子と一緒にゴルフの打ちっぱなしに行ったり(実はゴルフはしたことが無く、打ちっぱなしも15年くらい前に兄と行って以来)、息子と散歩したりして、ゆったりとした時間を過ごしました。

夜は消防団の年末夜警もありますし、年末であることを実感しております。

去年、今年とブログの更新が途切れがちだったので、来年こそは!と思っているけど、さあどうなることやら。

皆さん、良い年をお迎えください。


漢検恐るべし

2008年12月27日 | こども

小学3年生の息子が来年2月に行われる漢字検定に向けて勉強をしています。僕は本を読むのが好きだったし、漢字を覚えるのも好きで、学校の勉強では国語が一番好きでした。でも漢字検定を受けたことはありません。

だから漢字検定を受けてみようと考える息子に感心していますし、尊敬してしまいます。

さて、その漢字検定ですが、「財団法人 日本漢字能力検定協会」が行っている検定試験です。毎年、年に3回程度試験が行われていて、270万人を超える人が受験しているようです。

他にもこの日本漢字能力検定協会が行っているものとして、清水寺で年末に発表される、あの有名な「今年の漢字」がありますし、以前このブログでも取り上げた「変換ミスコンテスト」もあります。

話は戻って、息子が受ける漢字検定のテキストを見ていると、自分自身の知識不足に驚いてしまいました。簡単な漢字の筆順を間違って覚えていたり、部首名が分からなかったり、と漢字検定8級でも侮れません。

筆順や部首名に自信の無い方は、勉強するのも面白いかもしれませんよ。


息子と二人

2008年12月23日 | こども

映画
久しぶりに息子と出掛けました。普段、休日といえば中学生とサッカーをして過ごすことが多く、父子家庭でありながら、父親らしいことをしていないため、息子と二人で過ごす時間は僕にとっても大切な時間です。

さて、今日は以前からの息子のリクエストでアニメ映画を見に行きました。映画の前に昼食を摂り、映画館にはポップコーンと飲み物を持参で、本当にリラックスして2時間を過ごしました。

まあ、映画が盛り上がってきた時に『お父さん、トイレ!』と言われ、一緒に付いて行くはめになった時には、ガックリしましたが・・・(苦笑)

映画の後は、ショッピングセンター内を散策して、以前から欲しかったリュックサックを買うことが出来ました。そのまま帰る予定だったのですが、買い物をした時に福引券を2枚貰ったので、抽選場所に行きました。

特賞はリゾート地旅行!これは当てなくては・・・と意気込む僕を余所に息子が2枚分引いてくれました。結果は、7等(スナック菓子)となんと3等。あのカラン、カラ~ンという鐘を鳴らしてもらいました。商品は「電気敷毛布」でしたが、息子は「祖父ちゃんと祖母ちゃんへのクリスマスプレゼントにする」と大喜びでした。

明日はクリスマスイブ。そんな息子にはどんなプレゼントが届くのでしょうか?


多角的な思考

2008年12月17日 | 日常
画用紙に円が一つ、長方形が一つ描かれていて、これは同じモノを描いているのだと教えてもらいました。

いったいどういう意味でしょうか?

そう、これは円柱なのです。真上から見た形と真横から見た形が先ほどの円と長方形です。モノは見る角度によって形が異なるし、一方向からしか見ることが出来ないとしたら、そのモノの正しい形を捉えることは難しいでしょう。

さて、これには続きがあって、実はこの円柱はガラスのコップでした。では、このコップはどのように使うでしょうか?

当然ながら飲み物を入れて、飲むために使うでしょう。10人いれば、6~7人はそう答えるそうです。そして2~3人が花を活ける花瓶にするとか、定規のように円を書くとか答えるそうです。

そして0~1人くらい突拍子もない答えを出します。例えば、投げて割るとか、帽子(耳当て)にするとか、その行為とコップという形の有効性が全く結び付かない答えになります。この場合、人とは違った答えを出そうという気持ちは分かるのですが、思考の引き出しの少なさを感じてしまいます。

そして100人に1~2人くらいの極稀な人が出す答えに他の人は、アッと思うのです。その答えは誰もが知っていて、でも盲点で、言われれば頷いたりします。例えば、「コップで乾杯するんです」とか、飲む仕草を指して「コップにキスする」と言われると妙に納得してしまいます。そしてその答えを知った人たちは次に同じような質問があれば、そういった発想をするようになります。

僕はこの多角的な思考・発想が好きで、何か事があるとなるべく一方向からではなく、多方向から考えるようにしようと思っています。

だからと言って、物事の本質が捉えられているとは限りませんが…。


ケアマネ合格発表

2008年12月12日 | 日常
平成20年度介護支援専門員(ケアマネージャー)実務研修試験の合格発表が12月10日に行われました。ケアマネージャーの国家資格を取るためには、まず筆記試験に合格して、それから実務研修を受けなければいけません。今回はその筆記試験の合格発表でした。

全国平均はまだ発表されていないので分かりませんが、各県の合格率をみると18~24%くらいなので第11回を数えるケアマネ試験の中でも1、2を争う難関だったかもしれません。

僕自身は数年前に資格を取っているので今回は受験していませんが、同じ職場で働く二人の先輩が受験しました。

この先輩二人とは春先から約半年間、週一回の勉強会を行って来ました。一応、僕が講師でしたが役に立ったかと聞かれると返事に窮してしまいます。ただ一つ貢献したと言えるのは、二人がどんなに忙しそうにしていても、勉強会の時間を取り続けたことくらいでしょうか。

結果は二人とも合格でした。頑張ったのは二人ですが、一緒に喜ぶことが出来て嬉しく思います。

合格祝いで飲みに行きましょうね。


巳午

2008年12月05日 | 因島

祖父母が亡くなるまで、僕がその存在すら知らなかった行事が「巳午」です。これは主に瀬戸内海沿岸や島嶼部の地域に残っている風習で、「みんま」「みうま」「みいま」と呼ばれます。

その年に亡くなった人が迎えることの出来ない「お正月」を12月初めの「巳(み)」の日に集まって故人とともにお祝いするのが一般的とされています。亡くなった方と近しい家族だけで行うことが殆どで、ご馳走を食べたり、お餅を搗いたりすることが多いようです。地域やその家によって様々な形がとられていて、お墓でお酒を飲んだり、お墓に飾り物をしたりすることもあるようです。

この「巳午」という形での行事は、瀬戸内海地域に限られるようですが、以前行ったことのある沖縄(石垣島)でも旧正月にお墓に集まって親族でご馳走を食べ、お酒を飲み、故人との時間を楽しもうとしていました。

それぞれの地域で様々な理由で始まった行事だと思いますが、亡くなった人と一緒にお正月をお祝いしたかったという残された家族の想いが風習として受け継がれている理由なのかもしれません。


変換記号

2008年12月05日 | 日常

仕事で書類を作成する際に、「ナンバー」を「#」と書いたり、「円」を「\」で書いたりするのは当たり前ですが、文字を変換しながら、全く知らない記号に変換されて驚くことがあります。

たとえば、「等」が「‥」で出てきたり、「何故ならば」が「∵」だったり、「及び」が「∧」だったりします。これは数学的な記号のことが多いみたいですが、漢字に変換するつもりで記号になるとちょっと驚きます。

さらに混乱するのは、自分が勘違いして覚えている記号もあることです。「※」も「*」も僕は区別なく「米印」と呼んでいましたが、「*」は「星」なんですね。「分」と「秒」についても全く気にしていませんでしたが、「′」が「分」で、「″」が「秒」なんですよね。

自分が無知だとは思っていましたが、考えもしなかった発見だったので、感心してしまいました。物事を色々な方向から見るというのは大切なことだなぁとつくづく感じました。

でも、さすがに「以下」を変換した時の変換リストの中に「くコ:彡」の顔文字があったのには呆れましたが・・・。