浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

将棋の判断力

2006年06月30日 | 福祉

認知症の男性同士が将棋を指しています。一方の人は、普段はこちらの話したことを10秒も覚えておらず、何度も同じことを繰り返します。また一方の人も話をしても会話が噛み合わない(物事の入力ができない)ため、苦労します。

そんな二人が将棋盤を挟んで向き合い、将棋を指しているではないですか。どうせメチャクチャなんだろうと覗き込んでいると、なんとまともに指しているではないですか(失礼)

もちろん、会話を聞いていると噛み合っていないし、じっと将棋盤を見つめているにも関わらず、「あんた、今どこ指したんね?」とか、「ありゃ?いつの間に王手されたんかのぉ。」とか、言っている始末です。でも、不思議なことに一瞬の判断で、的確に(これは素人から見て)駒を動かし、相手の駒を取ったり、追い込んだりするのです。将棋の駒の動かし方もしっかりと記憶されているのです。

これは囲碁でも同じようなことが起こります。試合の流れは覚えていなくとも、その盤上にある状況を一瞬にして判断して碁石を動かすのです。だから、素人である僕が相手をしても、あっさりと白旗を揚げる羽目になるのです。

あの時の脳波って、どうなっているんだろう?不思議です。

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ツバメの子

2006年06月29日 | 日常
ツバメの子

職場の一室(施設長室)にツバメの子がやってきました。今日、施設の中庭に落ちているところを施設長が見つけ、保護したそうです。ツバメは巣から落ちると人の手で巣に戻しても、すぐにまた落とされると言われます。それが自然の掟ならば従うべきなのかもしれません。

然し、人情として見過ごすわけにはいきません。施設長は「ピッコロ」(事務の女の子はピーちゃんと呼んでいます)と名付けて、水をあげたり、世話をしています。徐々に元気になり、羽をばたつかせているので、もうすぐ飛び立つかもしれません。

施設長が親代わりですから、来年は施設長室の窓の外に巣が作られるに違いないと期待しています。

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ライバル関係

2006年06月27日 | 日常

息子が今年度から小学校へ入学したことを機に、僕の父親(息子からしたら祖父)が仕事を半日勤務に変更してくれ、毎日夕方からは一緒に生活してくれています。本当に助かっています。

さて、父親は毎日夕方になると息子を学校まで自転車で迎えに行きます(学童保育を利用しているので、校庭で遊んでいます)。すると、息子はランドセルを背負ったまま、学校から自宅まで走って帰るそうです。父親は(わざと)少し後れて、息子の後を追いかけて、ちょうど家に着くあたりで追いつくようにするそうです。でも息子はきっと勝ち誇った顔をしているのでしょう。

さらに、自宅で宿題をした後に、二人でサッカーや野球などをして遊ぶために近所の広場に出掛けます。そこでも息子にとっては父親はライバルのようです。とにかく一緒になって遊んでもらいます。

この生活が四月から始まって、すっかり息子は僕の父親をライバルと認めたようです(もちろん父親は手加減しながら相手をしてくれているのですが・・・)。家でも仲が良いのに、負けたくないため、対抗しようとします。時に偉そうな言動があるので、注意はするのですが、息子にとっての身近なライバルは、息子の成長に大きく影響を与えているようです。

頑張れ!息子。ライバルに負けないように大きく成長するのだ。そして、大きくなったら感謝するんだぞ。

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アメとムチ

2006年06月25日 | スポーツ

息子と暮らしていると実感するのは、「人は褒められて成長するもの」ということです。これは特に子どもに対してなのですが、「褒める」ということは、「存在を認めてあげる」ことなのです。

子どもは自分の親に褒めてもらうと、すごく嬉しいのです。だからそのことを繰り返し行なおうとします。親はそのことを認めてあげる必要があると思います。子どもが頑張っている姿を見ても、何も声をかけてあげなければ、きっと次からは頑張ろうと思わないはずですから。もちろん注意することも必要ですが、必要最小限に抑えなければ押し付けになってしまいます。

翻って大人の場合はどうでしょうか。当然、大人も人間ですから、褒められることは嬉しいので、それを励みにして頑張ろうという気になります。ただ褒められるだけだと自分の欠点や足りない部分を見逃してしまいがちです。特に自分の中で明確なイメージを持てていない作業(仕事やスポーツなど)であれば、良かった所は褒めてもらい、悪かった所は注意してもらうことが必要になります。大人になると自分の考えが固まってきているので、余計に人の意見を聞き入れにくいのですが、本当に自分が好きで行なっていることに対しては、きっと皆謙虚な気持ちで聞くことが出来るはずです。

子どもがアメ9対ムチ1なら、大人はアメ6(5)対ムチ4(5)くらいでしょうか?プロスポーツの世界になれば、もっとムチの割合が高くなるのでしょうが、余程の信頼関係がないとムチの効果が無くなるでしょう。

僕自身に当てはめて、指導者として、うまく関われているのか自問自答する日々です。

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プロフェッショナル

2006年06月23日 | スポーツ

W杯の日本代表は、ブラジル戦の1対4という結果を以って、大会を去ることになりました。日本でサッカーに携わる者として、残念ですし、悔しいです。甘い結果を期待していたわけではありませんが、現実として1勝も出来ないというのはショックでもあります。

そんな中で、誇らしかったのは中田英寿選手の姿であり、川口選手の姿でした。彼らは間違いなくプロフェッショナルな選手の姿を見せてくれました。その言動には批判を受けるものもあるし、誤解を招くものもありますが、今大会で本気で勝ちを求めた選手はこの二人のように感じました。

中田選手は、オーストラリア戦後に記者から「残り2試合で勝ち点4が取れますか?」と質問され、「なんで勝ち点4なんですか?6取りますよ。」と答えたといいます。そして、明らかにパフォーマンスの落ちる中村俊輔選手や福西選手とは対照的に、全試合で全力を出していたように思います。

川口選手はクロアチア戦のPKセーブやその他の試合のファインセーブが大きく取上げられていますが、彼は自分の長所と短所をとても理解していて、その結果としてあのプレーがあったのだと思います。

この結果が出る前に、日本代表の選手やそれを取り囲むスタッフ、マスコミ、サポーターのなかで、どれだけの人が中田英寿選手の発言を正確に捉えていたのでしょうか。「あんなに偉そうに言って!何様だよ!」とか、「今まで結果を出してきたんだから、日本のサッカーをすれば大丈夫だよ。」とか、とかく中田発言を批判的に感じてきた人が多かったのではないでしょうか。

でも日本中で誰よりも世界のサッカーを体験してきた彼は知っていたのでしょう。世界は甘くないと。日本はいつだって挑戦者であることを。

結果が出た今こそ、中田発言を正しく理解できている人が多いのではないでしょうか。特に代表選手には伝わっているのではないでしょうか。いや、そうであって欲しいと思います。

まだしばらくは、日本サッカー界に必要な選手だと実感したW杯前半戦でした。

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波乱の無いW杯

2006年06月22日 | スポーツ

深夜に眠い目を擦りながら、テレビを観ている人も多いでしょう。先日のサッカーW杯の日本対クロアチアの試合は、なんと視聴率が60%を越えていたとか!どこにそんなにサッカーに興味がある人が居たんでしょう。そんなことなら、広島ビッグアーチが満員になっても不思議ではないんだけどなぁ・・・。

さて、日本の大半のサポーターが期待した日本代表ですが、とりあえず3連敗という最悪の結果を切り抜けることが出来ました。得点を入れることも出来たし、無失点試合もしました。十分ではないですか。ええっ!もしかして、世界を相手に勝ち進むと思っていたんですか!?個人的な見解を言わせてもらえば、現段階では結果を残すだけのチーム(国)では無いですよ。少なくとも、まだ世界から見れば日本は弱小国ですし、層の薄さは否めません。代表選手の選出も中途半端になりましたからね。たぶん、あと7~8年は厳しい状況が続くでしょう。まあ僕の予想を裏切ってくれることを願いますが。

話は変わりますが、今回のW杯は波乱の殆ど無い大会となっています。各ブロックの有力チームが順当に勝ちあがっていますので、決勝トーナメントの対戦カードを見るとワクワクします。スペイン・アルゼンチン・オランダ・イングランド・ブラジル・ドイツなど楽しみです。日本が期待を裏切っているからといって、もうW杯を観なくなるのは愚かな行為です。

これからが本番です。こんな素晴らしいカードが見られる機会は滅多にありませんからね。純粋にサッカーファンとして、楽しみな月末となりました。

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水泳授業

2006年06月21日 | こども

僕の兄は高校受験の際に、「水泳の授業が嫌だから」という理由で、プールの無い高校を選んだそうです。いや、別に泳ぐのが嫌なのではなく、あの学校指定の水着が嫌だったのだとか・・・。

さて、今日から息子の学校で、水泳の授業が始まりました。1年生なので、水泳の授業と言っても、泳ぐ練習をするわけではなく、今は遊び感覚で水に慣れるといったところでしょう。帰ってきてから、「とても楽しかった」と報告してくれました。

僕は水泳の授業があまり好きではありませんでした。水の中で遊ぶことは好きだったので、友達とプールや海に度々遊びに出掛けていました。でも授業となると、泳ぐ距離や速さを競うようになり、それが苦痛だったのです。僕はけっして速く泳げる方ではなかったので、余計にそんなふうに思ったのかもしれません。

そういえば、故郷を離れて暮らしている時に、「因島出身です」と言ったら、「島の人間は皆泳げるんでしょ」と言われて返事に窮したことがあります。島の人間でも泳げない人はいますよ。あしからず。

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協力してこそ

2006年06月19日 | 因島

今週の日曜日にも小早の練習予定が入っていました。しかし、心配だったのは、先週の水曜日に突如として沈んでしまったという桟橋のこと。(詳しくは「賢司です・・・blog」で)

とりあえず小早舟は砂浜の海水の上がってこない場所まで運んでいるとは聞いていましたが、あの小さな舟(漕ぎ手が14人と太鼓1人、船頭1人の計16人乗りです)でも担ぎ上げて運ぶとなると、1チーム(16人)では運べません。2~3チームの人たちで協力して運ぶ必要があるのです。

チームの練習は予定通りの日時で行なうと聞いて、砂浜に行ってみると、徐々に人が集まっています。それも僕が入っている(入れてもらっている)チームのメンバーだけでなく、色々なチームの人たちが集まってきています。

そして、練習の開始時間が近づくと、当たり前のように皆で協力して舟を担ぎ上げ、全部の舟を海まで運び、いつでも練習が出来る準備をしてから、自分たちのチームの準備に取り掛かります。さらには、各チームで厳しい練習を行なった後でも、すぐに帰るわけではなく、最後の1チームが練習を終えるまで待ち、これまた当たり前のように舟を担ぎ上げて、元の位置に戻してから、各チームの片付けを行なうのです。

「何を当たり前のことを言っているんだ、hamatokoは」と言われそうですね。いや、当たり前なんですよ、確かに。でもね、その当たり前のことが出来なくなっている世の中ではないですか。勉強でもスポーツでも自分の技術・実力を伸ばすことを忘れて、競争相手の邪魔をしたり、足を引っ張ったり、そんなことが多い世の中ではないですか。

でも、この小早に関わっている人たちはライバルでありながら、仲間なんですよね。お互いが存在するから頑張っていけるんですよね。去年の祭りでも感じたことが、今回も実感できて、嬉しかった一日でした。

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蛍の散歩道

2006年06月19日 | 日常

今年も蛍の季節がやってきました。春から夏へと変わり往く季節の夜に蛍は光を放ちます。

今夜も息子と田圃道(昔からの呼び名で、今では田圃はありませんが・・・)を散歩してきました。昔に比べると道路は舗装され、街灯が点き、蛍にとって良い環境とは思えませんが、それでもいました。

数こそ、10匹前後ですが、たしかに光を身に纏い、夜闇を飛んでいきます。息子が見つけては僕に教えてくれました。

写真を撮ろうとも思ったのですが、他の人たちが草を掻き分け、蛍の住処を荒らすようにして写真を撮っている姿を見て、わが身を思い浮かべてしまいました。

きっと僕と息子の心の中には映像が残っているので、それで十分です。また二人で散歩してきます。

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親子ドッジボール大会

2006年06月18日 | こども

今日は小学校の日曜参観があり、昼から行ってきました。小学校から貰った年間計画表を見ると、ほぼ毎月、参観日があるんですね。驚きました。

今回の参観日は、授業を1時間見た後に、親子でドッジボールを行ないました。授業では、息子が勉強を頑張っている姿を見れて嬉しかったですし、教室に飾ってある作品を見て、成長してきていることを実感しました。

ドッジボールの方は、少し先生方の進行に不満は残りましたが、やっぱり一緒に身体を動かすのは楽しいです。息子はとにかく身体を動かすことが好きなので、積極的に動いていました。ボールを捕ったり、投げたりするのも随分と上手になっており、また違った一面を見させてもらいました。

まだまだ子どもには負けませんが、彼が5・6年生くらいになったら、本気でボールの投げ合いをするようになるかもしれませんね。毎月の参観日は大変ですが、こうして成長を間近で見られて幸せな日曜日でした。

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