浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

奈良の女児誘拐殺人事件について

2005年04月18日 | 日常

昨年の11月17日に起こった「奈良の女児誘拐殺人事件」について僕が感じたことを書こうと思います。テーマがテーマなので、感情的になったり、文章がおかしかったりするかもしれません。

今日、事件の初公判が行なわれ、小林容疑者は起訴事実を認めたそうです。詳細などについてはこれから突き詰められていくのでしょうが、たとえどんな答えが出ようとも、家族が納得できるような答えなど存在しないのでしょう。

7歳の子どもが殺められてしまう。いや、今回は奈良で7歳の少女が殺められるという事件でしたが、新聞紙上で殺人事件の記事が載らない日はあるんでしょうか。それは生まれたばかりの赤ちゃんから人生晩年を迎えた人まで、様々な人が被害に遭っています。

なぜ殺すんですか?

その人は死ななくちゃ駄目だったんですか?

運命だからで片付けられるんですか?

僕は今回の事件に関して、自分が奈良に住んでいたことがあり、自分に子どもがいるために敏感に反応して、様々なニュースや新聞で情報を得ようとしました。でも、日本国中、いや世界中で起こっている殺人事件に対して、同じように感じているかと考えると、そうではない自分がいます。どこかで他人事だと思っている自分がいるんです。そんな自分がすごく嫌になるときがあります。

答えはないと分かってはいるものの、人が人の命を意図的に奪うことが正しいことだとは僕は思いません。罪なき人々が殺す側の一方的な理由のみで殺されることが無いよう、祈ります。


市議会議員選挙

2005年04月18日 | 日常

因島では、4月24日(日)に因島市として、最後の市議会議員選挙が行なわれるため、先日から選挙カーが市内を駆け巡り、有権者たちに投票を呼びかけています。

今回の議員枠が20議席。これに対して立候補者が22名なので、たった2名が落選となります。でも事はそれ程単純ではないようで、来年の尾道市との合併時に8議席になることを考え、それに向けての様子見や準備、有権者確保に繋がっているらしいです。僕は政治に関して、そんなに興味がある方ではないので、血縁地縁が深く絡む選挙は苦手なのですが・・・。(もちろん投票には行きますが)

そんな興味のない僕が今回、気にした理由は、同級生が立候補したからです。本人から直接は聞いていなかったし、一緒にサッカーをしていても政治の話なんてしたことがなかったから凄く驚いたんですが、ポスターが張り出されているのを見ると実感が沸いてきました。

今まで投票する側としてしか関わったことがない選挙に自分の同級生が出るなんて不思議です。まあ考えれば、参議院議員と都道府県知事は30歳以上で立候補できるし、その他の議員なんかは25歳以上であれば立候補できるわけだから、普通って言えば普通なんだよね。でも周りが殆ど60歳前後(40歳代でも2.3人)なんだから、違和感を持っても当然だと思う。

残念ながら、僕は選挙に関わりたくないので手伝いなどをしません(本人からも要望はない)が、若い人が政治に興味を持つきっかけになるなら、今回の選挙への立候補もいいんじゃないでしょうか。まあ、当選することは難しいでしょうが・・・。