浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

乗り物酔い

2005年04月10日 | 日常
僕は移動手段として使う乗り物に乗ると必ずと言っていいほど、酔ってしまいます(自転車は除く)。大人になってからは大分ましになりましたが、その経歴は立派なものだと自覚しています。

もちろん船も駄目、電車も駄目、車も駄目で、極め付けが新幹線で吐いたことがあります。(汚い話でごめんなさい)
小学三年の夏休みに父親が大阪に出張していて、時間が取れそうだからと兄と僕を大阪に遊びに来いと呼んでくれました。電車は乗った事があるけど、新幹線は初めてで緊張していました。

その頃には乗り物に弱いことは自覚していますから吐くんじゃないかと恐れもあるわけです。周りの人は「新幹線は揺れないから大丈夫」とまさに他人事。実際に乗るとやっぱり揺れを感じるわけです。そしてあの密閉感。

最初は兄と話をしているんだけど、徐々に体温が上がり、冷や汗をかいていきます。”我慢だ、もうすぐ着くはずだから・・・。”と我慢している僕の耳に「まもなく新大阪です。お降りの方は・・・・・。」と聞こえてきた。”やったー、乗り切ったぞ”とホッとした瞬間、ゲロゲロゲロ・・・。新幹線の座席でやってしまいました・・・。

隣にいた兄は「新大阪ー、新大阪です。」というアナウンスの中、慌ててトイレにトイレットペーパーを取りに行き、後処理をしてくれました。僕はそこで記憶が飛んでいます。(兄よ、本当にごめんなさい)
気づいたときには、父親と会い、トイレで服とかを着替えていたように思います。

それからというもの、ビニール袋を持ち、どんな寒い冬の日でも窓を開けて車に乗る僕を誰も咎めませんでした。。。