浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

注目していないと勝つサンフレ

2005年04月13日 | スポーツ

今日、Jリーグの試合があることを知ったのは、19:00すぎにテレビを点けて名古屋グランパス対FC東京の中継をしているのを観たときでした。そうか、今日は今季初の平日開催だったんですね。さすがに平日開催とあって、観客動員数をみてみると1万人を割っているスタジアムが殆ど。東京ヴェルディ1969対サンフレッチェ広島戦などは3267人しか入らなかったらしいです。

この程度の注目しかされていない対戦カードだから、当然テレビ中継が無く、僕は本を読んでいた。
そこに兄からメールが。サンフレが4-0で勝っているとのこと!えー、あのチームが4点も取ったの?喜ぶよりも疑ってしまった。まあ、兄を疑ったわけではないが、ネットで調べてみることにした。おー、確かに4-0で勝っている。前田が先発で出ているのも嬉しいし、森崎和が活躍しているようだ。よし、よし。

さて、この勢いなら更に得点しているかもしれない、とページを更新してみた。すると東京Vに1点の表示が・・・。やっぱり僕は観ちゃいけんのか?結局、気になりながらも試合終了時間までサンフレ情報を見ないことにした。

どうやら勝ったらしいが、どうもすっきりしないぞ。もっと沢山のサポーターが応援してくれているところで勝ってくれ。出来るなら僕の目の前で。


七味唐辛子

2005年04月13日 | 日常
最近、職場で昆布茶を頂くことがある。子どもの頃は苦手だった昆布茶の味も、日本人だからなのか、大人になったからなのか、今では好きだったりする。

先日、職場の同僚が入れてくれた昆布茶を飲んだ。「かっ辛い!」よく見ると、茶碗の中には赤い粉が漂っている。イタズラか?と思い訊ねてみると、”唐辛子昆布茶”というものらしい。飲んでみると確かに辛いんだけど、意外といける。癖になるかも・・・。

ということで、考えてみたんだけど、「七味唐辛子」って調味料がありますよね。七味というからには唐辛子の他にも6つの味があるんだろうと調べてみました。ちなみに我が家の七味はこれだった。050413_175001

う~ん、見えづらいが「唐辛子・陳皮・ごま・山椒・麻の実・青のり・けしの実」。確かに7つ入っている。やるじゃん、ハウス食品。
そして、凝り性の僕はネットでも調べてみると、あれ?生姜や紫蘇っていうのもあるぞ。どうなってんだ?
どうやらこういう事らしいです。七味唐辛子のおはなしから引用させて頂きました。

 <日本三大七味唐辛子の中身>
やげん堀(江戸) 「赤唐辛子(生)・ 赤唐辛子(焙煎)・ 粉山椒 ・黒胡麻 ・陳皮 ・けしの実 ・麻の実 」
八幡屋磯五郎(長野) 「赤唐辛子(乾燥)・ 生姜 ・粉山椒 ・黒胡麻・ 陳皮 ・青紫蘇・ 麻の実 」
七味家本舗(京都) 「赤唐辛子(乾燥) ・青海苔 ・粉山椒 ・黒胡麻 ・白胡麻・ 紫蘇 ・麻の実 」

関東と関西の食文化の違いに一番の理由がありそうです。それは「蕎麦(そば)」と「うどん」の文化と置き換えることができます。豊かになった現代でこそ、私たちは七味唐辛子を使って色々な料理を味わうことができます。しかしながら、江戸時代当時、関東では「蕎麦(そば)」、関西では「うどん」が最も庶民的な食べ物でした。そして、蕎麦つゆが濃い口の醤油味であるのに対して、うどんのそれは昆布やかつおの風味を大切にした薄口の醤油味であることが両食文化の違いを如実に表しています。『やげん堀』の七味唐辛子は濃い口の醤油味に合うように辛味を強調したブレンドに対して、『七味家』の七味唐辛子は風味を大切にした薄口の醤油味に合うように香りの良い薬味が多く使われているのです。

 このように、 関東の【"濃い味" 文化】と関西の【"薄味" 文化】が七味唐辛子に使われる薬味のアレンジを変えたと結論することができます。


ということで、ちょっとすっきりしたhamatokoでした。