浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

季節感

2009年02月26日 | 日常

以前、友人に連れて行ってもらったお店の看板は「居」の文字が逆さまに描かれていました。

友人にその事を言うと「これで”居酒屋(いざかや)”って読むんだよ。」と教えてくれました。

そういえば、大学生の頃にも喫茶店の入り口に「春夏冬中」と書かれた看板を見た覚えがあります。その時も「商い(あきない)中」と読むんだと教えてもらった記憶があります。

時は流れて、現在はすっかり地球温暖化が進み、「春夏冬」が洒落にならない状況になってきました。決して喫茶店の主がこの状況を先読みしていたわけではないでしょうが・・・。

冬の寒さの中で、春を待ち、夏の日差しの下で、秋の実りを思う四季が、いつまでも僕の近くにあってほしいと願います。


ピックアップ

2009年02月25日 | 日常

数日前になりますが、野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表メンバーが発表されました。代表候補選手33名から、さらに28名の選手を選ぶという難しい仕事をした原監督は、その仕事についてこのように述べました。

「(33名から)削る作業はしていません。28名をピックアップしたと思っている」

僕は原監督がどれだけの力量を持っているのか、正直な所分かりませんが、この言葉を聞いて、自分の信念をしっかりと持っている人だと感じました。

人は何かを選ぶ時に、不要なモノを削除していく方法で選ぶことが多いそうです。例えば、お金、家族、恋、仕事、プライド、趣味、友達などから、3つだけ選んでくださいと言われたら、何が要らないだろうか・・・と考えるのだそうです。

でも本当は、「一番大切なのは何か?」が大事なのではないでしょうか。そう考えれば、人に惑わされることは少なくなるように思います。

原監督は、そういった意味で、自分が必要だと感じる選手からピックアップしていって、28人を選んだということでしょう。

僕にとって一番大切なのは、間違いなく、息子を含む家族です。


第29回いんのしま健康マラソン

2009年02月22日 | 因島
第29回いんのしま健康マラソン
今年も息子と一緒にいんのしま健康マラソンに参加してきました。

参加者が366名と決して多くはない大会ですが、短い距離(2キロ)から参加できるため、小さな子どもから高齢の方まで幅広い顔ぶれとなりました。

僕は息子に「速く走れるようにペースメーカーになってね。」と言われたため、仕方なく(?)2キロにエントリーしました。本当は5キロくらい走ろうと思っていたのに…(笑)

さて、実際に走り出すと息子は飛び出していき、追い付くのに苦労しました。目標タイムより少し早めのペースでしたが、途中から息子が付いて来られなくなってペースダウンしたので、結局のところ目標タイムくらいかなと思います。自分でタイムを計るのを忘れていたので、実際には分かりませんが…。

まだまだ息子には負けないと親としての自信を持てたので、満足です。まあ来年は一緒に走らないと思うけどね。

しかし参加回数が15回近くになって、初めてゴールのイラストに気付きました。なぜこのイラストなんだろう…。


可能性を広げる

2009年02月16日 | スポーツ

先日、中学生のサッカーの試合に行ってきました。そこで他チームの指導者と話をしていて、色々と考えさせられました。

その人は非常に情熱を持って指導されている方で、またサッカーに対しても選手に対しても愛情を持っているので、尊敬できる方の一人です。

その人に「今日の試合はどうでしたか?何か気付いたことがあったら教えてください。」と言われ、自分なりに感じたことを話しました。それは、「ある選手が一試合を通じて、特定の場所で同じようなプレーを続けていたので、もっと違ったプレーもしたら良いのでは・・・?あのプレーしか出来ないとそれが通用しなくなった時に何も出来なくなると思う。」といった内容でした。

自分でそう意見を言った後で、色々と考え込んでしまいました。

おそらくその指導者は、あの選手に対して、まずはあのプレーを徹底して身につけさせようとしていたと思われます。そうすることで、その選手のベースや得意な形を作ってあげようとしているのだと思います。その上でまた違ったプレーも伝えていくのかもしれません。

そう考えると自分の言ったことが恥ずかしく思えました。

僕が指導者として、選手には「一つのことだけではなく、色々なプレーが出来るようになって欲しい」「言われたことだけでなく、自分で考えてチャレンジして欲しい」「自分で限界を作らず、色々なプレーにチャレンジしてプレーの幅を広げて欲しい」などなど、とにかく中学生のうちに完成した選手(人間)ではなく、沢山の可能性を秘めた選手(人間)になって欲しいと思っているので、生意気にもそんなふうに言ったのだと思います。

でもよく考えたら、きっとその指導者もアプローチの仕方が異なるだけで、「沢山の可能性を秘めた選手(人間)」という視点は一緒だと思うのです。

僕が一方向からしか物事を見なかったことで、本当に失礼なことを言ってしまいました。この場でお詫びします。すみませんでした。また色々と教えてください。


目印

2009年02月14日 | 日常

大学生の頃に友人が言っていた事を思い出しました。

彼は好きな女性が出来ても、なぜかいつも恋人がいる人を好きになっていました。そんな彼が言った言葉が、

『恋人がいるなら、いるって分かるようにしてくれれば良いのに。恋人がいない人は天使の輪みたいな目印が付いていれば良いのにさ。』

でした。その言葉を聞いた僕は二つのことを考えてしまいました。

まず一つは『面白いことを考える奴だなぁ。たしかに、そうすれば二股とか不倫とか無くなって良いかも・・・。』と思ったのです。

それと同時に『恋人がいようがいまいが、人を好きになるのは仕方ないじゃん。恋人がいるから好きにならないと言うのだったら、本当に好きなわけじゃ無いんじゃないか。』とも思いました。

さて、世間では今日はバレンタインデーです。逆チョコなんていうものも流行っているようです。好きな人に思いを伝えることは出来たのでしょうか?


出展

2009年02月11日 | こども
出展
今でこそ、字を書くことは苦手では無くなりましたが、小学生の頃は随分と下手な字を書いていた覚えがあります。特に筆を使う習字は周りに上手な子がいて、劣等感を抱いていました。

さて、そんな僕の子であるにもかかわらず、息子は習字が苦手ではないようです。学校で書いた書き初め(?)がクラスの代表として尾道市の展示会に出展されました。

今日はその様子を見るため、展示会場になっているデパートまで行ってきました。

沢山ある作品の中から探すのは大変でしたが、他の作品に見劣りすることなく(親の贔屓目ですが…)、しっかりと書かれていました。他にも知っている子の作品があり、楽しく拝見できました。

このまま成長して、僕の代わりに字を書けるようになって欲しいものです。


デジタルフォトフレーム

2009年02月08日 | 日常

休日に父親と一緒に家電量販店に行ったときに「デジタルフォトフレーム」なるモノを初めて目にしました。

確かにこれだけデジタルカメラが普及すると、写真を現像してアルバムで残す手段から、新たなデジタルアルバムがあっても不思議ではありません。

普通の写真立てだと、飾れる写真が限られますが、デジタルフォトフレームだとメディア(SDカードなど)を差し込んでおけば、写真の切り替えが時間ごとで出来るから、沢山の写真を見ることが出来ます。アルバムの新しい形といえるでしょう。

展示してある商品を見ると、様々なメーカーのモノがあり、値段もピンからキリまであります。

なかなか自分のために買うのは勇気が要りますが、恋人・友人へのプレゼントとしては良いのではないでしょうか。僕が貰ったら、かなり嬉しいけどなぁ・・・。


燃えるゴミ袋

2009年02月05日 | 日常

広島東洋カープがオフィシャルグッズの販売をHPで行なっています。

その中で「おもしろグッズ」のコーナーがあり、こんなものを見つけました。「燃えるカープの燃えるゴミ」袋です。

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なかなか面白いと思いますが、さらにこんなモノもありました。「敗れない可燃ゴミ」袋です。いやぁ~、カープだけに「やぶれない」は誇大広告だと思うんですけど・・・。

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国会

2009年02月04日 | 日常

どこかの国(たぶん僕が住んでいる国)の総理大臣が漢字の読み間違いが多いと報道されていました。さらには国会という大切な場で「総理、この漢字を読んでください。」と質問している国会議員もいました。

彼らはいったい国会という場を何だと考えているのでしょうか?

さて、僕も漢字の読み間違いをすることが度々あるので、人のことをとやかく言えません。ただ自分の経験から言わせてもらうと、漢字の読み間違いをする大きな要因として考えられるのは、

「自分で考えた文章ではなく、他人が考えた文章であるため、文章の内容自体を理解できていない。またその言葉の意味が理解できていない。」

ためだと思われます。

だから彼ら(国会議員)は、きっと「国会」という言葉も正確に読むことは出来ないに違いありません。


安心の場所

2009年02月01日 | こども

あなたの安心できる場所はどこですか?

自分の部屋でしょうか?恋人の隣でしょうか?テレビの前でしょうか?いったいどこでしょうか?

僕自身、安心できる場所がどこだろうかと考えてみました。でも、大人になるとなかなかホッとできる場所というのは無いのかなとも思います。

9歳の息子は夕食が終わると、当たり前のように僕の膝の上に座ってきます。僕が「もう3年生なんだから、1人で座ったら?」と言うと、「ここが好きなんよ。」と笑顔で答えてくれます。彼にとって、僕は安心できる場所であるようです。

そんな彼を愛おしいと思いながら、僕にとっての安心できる場所もそこに存在しているんだなと感じた瞬間でした。