浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

人生の岐路

2005年07月12日 | 日常

人にはそれぞれ人生の岐路というべき分かれ道があったに違いありません。

小さな岐路は日常生活の至るところで起こっているわけで、これはなかなか意識することはありません。しかし、大きな岐路というのは自分の選択によって行なわれます。例えば僕なら進学であり、結婚であり、離婚であり、まあ様々なところで人生の大きな岐路がありました。

今、僕が指導しているサッカークラブの中学3年生が進路について悩んでいます。それぞれがサッカーを続けたいと思ってくれているようで、これは指導者冥利に尽きます。嬉しいことです。ただ、どこで・どのような形で続けるかが問題です。

今年の3年生は公式戦や練習試合でも結果を残してきたので、いくつかの学校からスカウトもきています。それも1人や2人じゃなく、6人くらいに声がかかっています。彼らにとって、それが元々の行きたい学校であれば、それほど悩むことは無いかもしれません。しかし、第一志望と違う学校からの誘いをどのように判断したら良いのか迷っているようです。あくまでも自分の行きたい学校に行くのか、それとも必要だと請われた学校に行くのか、悩みますねぇ。

このことに関して、僕たち指導者はアドバイスくらいは出来るでしょうが、強制することはありません。しっかり悩んで、自分で答えをだして欲しいです。きっとどのような結果であっても、それは彼らの財産になるでしょうから。

そして、誘いを受けていない3年生の中にも将来性の豊かな選手が数人います。僕が高校の指導者だったら、「この選手が欲しい」と思いますが、彼らはどのような進路を選択するのでしょうか。

人生の大きな岐路の一つで彼らが、自分の意思でその道を選択しようとしています。僕が出来ることはわずかですが、彼らを応援したいと思います。