浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

私を病院に連れて行って??

2005年07月02日 | 日常

もしも、あなたが全身の痛みに襲われた時、あなたは病院の何診療科を受診しますか?内科?それとも外科?或いは整形外科?もしかしたら、細かく分けて、心臓内科かもしれないし、泌尿器科かも、いや脳神経科かもなんてね。

とにかく、病院の診療科というのは分かりにくいです。町医者(開業医)は何でも屋のようで、専門外の病気(怪我)でも一応は診てくれます。ただ、殆どの開業医は専門の診療科を看板に掲げています。まるで、「私の専門はこれだから、違う病気で通院して来ないでよ。もし来ても責任持てませんよ。」と言っているように見えます。

そんな開業医は不安だからと、総合病院に行きますか?じゃあ総合病院ってなんでしょう?一応、医療法ではこんな感じです。

総合病院とは、『患者100人以上の収容施設を有し、診療科目中に内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科を含み、かつ法律の定める各種の検査施設を有するもので、都道府県知事の承認を受けたもの』

へぇ~、内科と外科と産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科の5診療科があれば、総合病院なんだぁ。もっと沢山の診療科があるのかと思っていました。専門的な診療科があって、難病でも対応できるとか・・・。

こんなこともあります。散々待った挙句、内科を受診して、「これは外科で診てもらってください」と言われ、またまた待って外科を受診して、「これは整形外科で診てもらってください。」さらに待って整形外科で、「これは内科ですねぇ」なんてこと。結局、1日病院に居ても解決しないのです。

大きな病院は設備も整っていて、医者も優秀で、検査もしっかりしてくれて安心と思っていますか?もちろん僕もそう信じたいですよ。しかし、現実がそうでないこともあると心に留めておいてください。結局は自分が選んでその病院を受診するという事は、自分に責任があるんですから。

そういえば、因島総合病院って、産婦人科が無くなったって聞いたけど、総合病院なんだねぇ・・・。