浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

「自然の叡智」がテーマの万博

2005年03月28日 | 日常
先日、「愛・地球博」が開幕されました。このたびの万博のテーマは「自然の叡智」ということで、様々なパビリオンで自然の偉大さや尊さに触れているようです。
以前、このブログで今回の万博が盛り上がりに欠けているのではないかと取り上げたのですが、思ったより盛況なようで一安心です。僕も愛知県に住んでいたので、友人に会いに行くついでに万博にも寄ってみたいなぁと思いますね。

パビリオンで気になったのは「冷凍マンモス」の展示。どんなんだろうと興味あります。でも冷凍マンモスもこんな所に連れてこられて可哀相です。そういえばニュースで取り上げられる万博はリニアモーターカーとか掃除ロボット、案内ロボットなどの機械が多くて、とても「自然の叡智」がテーマとは思えません。たぶん、万博自体は自然にテーマを置いて行なっているはずなのに、報道がこれでは誤解する人も多いはず。

万博が行なわれている9月25日までに一度は訪れて、その自然に敬意を表したイベントを楽しんでみたいと思います。


田圃の風景

2005年03月28日 | 日常
先日、中学生のサッカークラブが遠征を行い、御津町(岡山県)まで行ってきました。宿泊しての遠征だったので、非常に疲れたのですが、楽しく有意義な時間を過ごせました。

そして、この道中の風景が懐かしさを感じさせてくれました。田圃が広がっているのです。この風景が当たり前の人にとっては何も感じることはないでしょうし、全く見たことがない人もただの田舎の風景に過ぎないと思います(そういえば都会の子供が稲と芝生の区別がつかないって話を聞いたことがある)。

今から20年くらい前までは因島にも田圃が沢山ありました。でも減反政策の頃にどんどんと無くなっていき、僕の知る限りでは中庄町に1箇所残っているだけです。殆どの田圃が住宅地やお店・道路に変わってしまいました。
僕の住んでいる家から最寄の中学校へ行く道は、昔は「たんぼ道」と言っていました。約300メートルほどある道の両端が田圃やススキ野原だったのを覚えています。今では埋め立てられ、畑や住宅に変わり、道は舗装されてしまいました。

僕も「いまどきの子供」だったので田植えや稲刈りを経験したことがないけど、やっぱり田圃がある生活に憧れるのです。
活気がある街になるのは嬉しく思うのですが、あの景色が無くなるのは淋しいものです。