浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

息子を怒る

2005年03月16日 | こども
久しぶりに息子を怒り飛ばし、泣かせてしまいました。普段は比較的、聞き分けが良く、あまり親を困らせない息子ですが、もちろん子どもですからふざけたり、言うことを聞かなかったり、間違った判断をしたりなんてことが度々あります。それは素晴らしい経験をしているんだと普段は思うようにして(我慢できない時もあるけど・・)、なるべく見守っているつもりです。

しかし、人間として間違った時にはしっかりと怒ってやろうと思っているのです。
平気で人を傷つけたり、間違っていても謝らない、感謝することが出来ない等など、僕が思う許せない人間性っていうのがあるわけです。それは子どもも大人も関係ないので、小さいうちから怒ってやろうと考えるんですが。

でも一人親だと怒る人間とフォローする人間が同じ人間だし、僕の価値観だけで怒ってしまうので良くないなぁとは感じます。偏った価値観になるんじゃないかと心配もします。また子どもに嫌われたら嫌だなとかも考えてしまいます。
だから、怒り飛ばした後は、子どもが分かってくれたと思ったら僕も怒ってしまった事を子どもに謝って、二人でギューってして仲直りするようにしています。(これが僕と息子の仲直りの方法なのです)

子どもを躾けられない親が多いと聞きます。怒ることが良いとは決して思いませんが、親が怒って教えてあげることも必要だと思います。だって、いずれ子どもは成長して自分の力で生きていかないといけないわけですから。大人になって初めて怒られて、自分を見失う人間にはなってほしくないですから。
でも同時に怒る以上に愛情を注いであげることも必要だと日々感じるわけです。(なにせ出来の悪い親なので・・・)