浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

プロ野球の指導者たち

2005年03月17日 | スポーツ
僕は野球に関してはプレーを観て楽しむことを主にしており、表事情・裏事情など殆ど知らないと言ってよい人間なので、もし的外れなことを書いていたらすみません。先に謝っておきます。

さて、プロ野球の監督たちの名前を挙げてみましょう。
巨人-堀内恒夫    西武-伊東勤
中日-落合博満    福岡-王貞治
阪神-岡田彰布    オリックス-仰木彬
広島-山本浩二    日ハム-ヒルマン
ヤクルト-若松勉   ロッテ-バレンタイン
横浜-牛島和彦    楽天-田尾安志
ヒルマンとバレンタインは外国人監督なので対象外ですが、他の監督は皆、プロ野球で活躍した人ばかりです。それも所謂一流選手として結果を残してきています。(仰木監督を除いて)。たぶんコーチ陣を見ても同様のことが言えるのではないでしょうか?プロ野球は長い歴史があるから一流選手を教えられるのは元一流選手だけなのでしょうか?

大リーグやサッカーなど他のスポーツの世界を見てみると、指導者=一流選手(元プロ選手)ではないのです。もちろんジーコ監督やクライフ監督のように選手として超一流だった人が監督をするケースも多くあります。
しかし、そういったプロ選手から指導者になる道とは別に、初めから指導者を目指す道も開かれているといった点では日本のプロ野球よりJリーグの方が体制が整っているように思います。誰が岡田監督(マリノス)や小野監督(サンフレッチェ)の選手としての活躍を知っていますか?知っているはずがないのです。だって選手として活躍していないんですから。
でも彼らは一流の指導者であり、プロの監督なのです。

プロ野球は色々と規定があって、例えばプロ野球選手が自分の子(高校生)に野球の指導をしてはいけないとか難しいことがあるみたいですね。サッカーはその点、比較的オープンで、トレセンなどに入ればJリーグチームの指導者から指導を受ける事だって出来ます。
今、サッカーが随分地域に根ざした形で広がっています。それは自分がプロ選手になれなくても様々な形で関わることが出来るからではないでしょか。
野球も改革を進めるなら、こういったことも考えてみては如何でしょうか?