ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「母さんの下駄」を聴いてください。

2011年02月05日 | イベント
 昨年にもお知らせをかねて、このブログ「ガリバー通信」で記したように、来週の12日(土)午後6時半より、京田辺のJR京田辺駅前の商工会館きららホールで「中村ブン・かあさんの下駄コンサート」が開催される。

 翌日の13日(日)は午後1時半から、JR宇治駅前の「ゆめりあ宇治」の大会議室で同じくライブコンサートが開催される「中村プン」さんなのだが、話題の「かあさんの下駄」は、昨年暮れのNHK紅白歌合戦で話題となった、植村花菜の「トイレの神様」と同様に、日本人の親子や家族の情愛や大切な絆を歌った曲で、たいへん話題となって二年前のNHKテレビの「歌謡コンサート」でも紹介され、漫画家の故石森章太郎氏が大絶賛の詩だったので、昨年絵本としても発売されています。

 ともかく、昭和の貧しい家庭に育った「としお少年」の実話で、田舎の小学校の授業参観に男物の下駄を履いてきた母親に「赤い鼻緒の下駄」を買ってやりたくて、弁当代としてもらう小銭の中から毎日「五円玉」をタコ糸に通して貯めて、やっとこさ300円の下駄を買って帰って「母さんこれ!」と渡したら、「いくら貧乏してても他人の物に手を出すなんて!」と母が叱ったので、「違うんだよ!」と説明したら、初めて涙を流して母さんが謝ったというストーリーなのだが、「泣ける歌」であるだけでなく、少年の母を思う気持ちと母の子を思う気持ちが交錯した、日本人の心を描いた名曲となっている。

 「中村ブン」さんは、幼い頃から生まれ育った福島の東北訛りを、東京に出てきてから笑われたことから、一生懸命標準語を話したいために児童劇団に入って、「柔道一直線」や宇津井健さんの「たんぽぽシリーズ」などにも出演していた俳優さんなのだが、三十数年前から自分で詩曲を書いてギターで歌うシンガーソング゛ライターとしての活動を始めて、多くの小学校から老人ホームまで、小さなコンサートの傍ら全国を回っているタレントでもあります。

 ぜひ、この「かあさんの下駄」を生のライブコンサートで聴いてほしいと思います。

 いつもは関東圏でのコンサートや活動が主なので、関西地方でコンサートが聴けるのは、めったにない機会ですので少し遠い方も土曜の夕刻か日曜のお昼間ですので、足を延ばして聴きにきてください。

 とっても温かい中村ブンの世界に魅せられて、立春は過ぎたとは言え、まだまだ寒い気候の中で、温かな気持ちを運んでくれること間違いなしと思います。

 子どもたちから大人まで一緒に楽しく時間を過ごせる「中村ブンコンサート」に一度足を運んでください。お薦めです。

 コンサートの参加協力券は、一般ひとり2500円、障がいのある方と中、高校生は2000円で、小学生以下は無料ですので幼稚園以上のお子さん連れでお母さん、お父さんもご一緒にお越しになってお楽しみください。

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