全世界に200以上の国と地域があつて、総勢70億人にも達そうとする人口が、この地球上の世界にはあるのだが、未だに人間的自由や尊厳が尊重されずに、独裁政権や軍事政権下で、一方的に「政治犯」として拘束されたり、刑務所に入っていたり、軟禁状態になっている人たちがどれほどいるのだろうか。
今年のノーベル平和賞の受賞が決まった中国の民主化運動の活動家である、劉暁波氏は現在も中国政府による「政府転覆企画をした」との罪で入獄しているし、ミャンマーの軍事政権下では長きに渡って、民主化運動を指導してきた「アウンサンスーチー」さんが、いろんな理由をつけて軟禁状態にされていて、なかなか解放されることがなかった。
今夜の夕刊によれば、そのミャンマーのスーチーさんが、来月11月のミャンマーの総選挙後に、七年半ぶりに拘束、軟禁状態から解放されるというニュースが伝わってきた。
多くの国の中で、ほんとうに民主化されていない国々が、まだこの地球上にはたくさんあって、独裁政権や軍事政権化で、「お上に逆らうと重罪」となるという「見せしめ的」、政治犯、思想犯として投獄されたり、拘束されている人が一説には100万人以上もいるとさえ言われている。
隣の国、北朝鮮、すなわち朝鮮民主主義人民共和国の政治犯や思想犯としての現状は、想像するしかないのだが、相当な人数の人民、すなわち国民が自由を拘束されていると推察されている。
中国においても、他民族国家としての50数部族が中国政府によって認知はされてはいるが、少数民族に対する厳しい対応は、現在も国際政治の舞台で論じられることも少ない中で、相当数の政治犯として投獄されていたり、自由を拘束されていると言われている。
世界中にある国々にとって、確かに「一国を治める」ことは大変なことだろうが、同じ国民を政治的思想や行動によって「反体制勢力」として拘束するという、非人道的対応が未だに地球上では多々行われているということだろう。
そんな中で、今回のミャンマー軍事政権下でのスーチーさんの解放予告のニュースは、すこしでも光が見えたという感じの明るいニュースに違いないが、世界の民主的国家から見れば、一歩前進とは言えるが、本当の自由や市民権を保障した民主化とはほど遠い自宅軟禁措置の解除に過ぎないと思われる。
結局は、民主化運動指導者であるスーチーさんにとっては、今回の総選挙には選挙権も被選挙権も剥奪されているので、全く国民のひとりとしての意思表示や政治的活動は出来ないという制限つきの解放ということになるのである。
この決定については、ASEAN東南アジア諸国連合の外相夕食会で、ミャンマー軍事政権のニャンウィン外相が述べたらしいのだが、国際社会はミャンマー政権に対して、早期の解放と選挙参加などの市民権などを復権させる様にと問題視しているが、「治外法権」とでも言う国の一方的見解での「人権無視や反民主化」が続いているとしか言いようがない。
日本政府も、人権の尊重の立場から、明確な政治犯や思想犯と言われる全世界の「罪なき犯罪者」の釈放と自由の獲得に対して、率先した提案とアッピールをする必要があるのだが、スーチーさんの件だけでなく、劉さんの平和賞受賞や世界の人権無視の拘束や拘留に対するアッピールを明確にして、中国、北朝鮮にも「ものが言える」国として積極的に発言すべきなのであるのだが、菅直人首相も首相になって肝心なことは言わない政治家になったのが大変残念で失望している国民も多くいると思う。
今年のノーベル平和賞の受賞が決まった中国の民主化運動の活動家である、劉暁波氏は現在も中国政府による「政府転覆企画をした」との罪で入獄しているし、ミャンマーの軍事政権下では長きに渡って、民主化運動を指導してきた「アウンサンスーチー」さんが、いろんな理由をつけて軟禁状態にされていて、なかなか解放されることがなかった。
今夜の夕刊によれば、そのミャンマーのスーチーさんが、来月11月のミャンマーの総選挙後に、七年半ぶりに拘束、軟禁状態から解放されるというニュースが伝わってきた。
多くの国の中で、ほんとうに民主化されていない国々が、まだこの地球上にはたくさんあって、独裁政権や軍事政権化で、「お上に逆らうと重罪」となるという「見せしめ的」、政治犯、思想犯として投獄されたり、拘束されている人が一説には100万人以上もいるとさえ言われている。
隣の国、北朝鮮、すなわち朝鮮民主主義人民共和国の政治犯や思想犯としての現状は、想像するしかないのだが、相当な人数の人民、すなわち国民が自由を拘束されていると推察されている。
中国においても、他民族国家としての50数部族が中国政府によって認知はされてはいるが、少数民族に対する厳しい対応は、現在も国際政治の舞台で論じられることも少ない中で、相当数の政治犯として投獄されていたり、自由を拘束されていると言われている。
世界中にある国々にとって、確かに「一国を治める」ことは大変なことだろうが、同じ国民を政治的思想や行動によって「反体制勢力」として拘束するという、非人道的対応が未だに地球上では多々行われているということだろう。
そんな中で、今回のミャンマー軍事政権下でのスーチーさんの解放予告のニュースは、すこしでも光が見えたという感じの明るいニュースに違いないが、世界の民主的国家から見れば、一歩前進とは言えるが、本当の自由や市民権を保障した民主化とはほど遠い自宅軟禁措置の解除に過ぎないと思われる。
結局は、民主化運動指導者であるスーチーさんにとっては、今回の総選挙には選挙権も被選挙権も剥奪されているので、全く国民のひとりとしての意思表示や政治的活動は出来ないという制限つきの解放ということになるのである。
この決定については、ASEAN東南アジア諸国連合の外相夕食会で、ミャンマー軍事政権のニャンウィン外相が述べたらしいのだが、国際社会はミャンマー政権に対して、早期の解放と選挙参加などの市民権などを復権させる様にと問題視しているが、「治外法権」とでも言う国の一方的見解での「人権無視や反民主化」が続いているとしか言いようがない。
日本政府も、人権の尊重の立場から、明確な政治犯や思想犯と言われる全世界の「罪なき犯罪者」の釈放と自由の獲得に対して、率先した提案とアッピールをする必要があるのだが、スーチーさんの件だけでなく、劉さんの平和賞受賞や世界の人権無視の拘束や拘留に対するアッピールを明確にして、中国、北朝鮮にも「ものが言える」国として積極的に発言すべきなのであるのだが、菅直人首相も首相になって肝心なことは言わない政治家になったのが大変残念で失望している国民も多くいると思う。
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