ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

大晦日、除夜の鐘。

2008年12月31日 | ファミリーイベント
 いよいよ2008年も最終日、12月31日、大晦日である。

 今朝はなんともけったいなカミサンの悪夢で起こされてしまった。

 何と、私が孫を連れて行って、どこかで孫を誘拐されたというのである。

 「夢」に怯えて叫ぶ声で早朝に起こされてしまった挙句、私が孫の誘拐犯人の様に言われてはたまつたものではないが、何せ「夢」なのでやむ得ないが、すっきりしない目覚めであった。

 とにかく、今年は幼児の誘拐や残虐な殺傷事件が多かったせいで、そんなけったいな夢を家人が見るに及んだのかもしれないが、世の中とんでもなくすさんでいる感じもする年の暮れである。

 昨日、ようやく宛名書きと一言添えての年賀状を一応書き終えたので、今日は大阪へと家族で出かけて、まずは実家の老いた母を連れて、亡き父と兄の墓を中心に年末の「墓参り」を済ませないといけない。

 娘にとっての従姉妹も來阪しているというので、彼女に久しぶりに会うのも目的のひとつで、我が自家用の八百屋営業と兼用のディアスサンバーで孫も連れての五人旅である。

 今日は昨日とがらりと変わって、冬将軍の寒気団がやってきているそうで、京都の最高気温は摂氏7度しか上らず、最低気温は0度だと言う寒い日中となりそうである。

 年老いた母との「墓参り」は、年末の恒例となっているが、高齢ののため無理はせず、お花を捧げるだけで寒いお墓での長居は禁物と肝に銘じてはいるが、果たしてすぐに退散できるかどうか疑問である。

 2008年最後のちょっとした「親孝行」になるかもとの思いでの「墓参り」だが、天上にいるであろう父と兄は何を思うだろうか。

 一昨年から流行った「お墓の前で泣かないで下さい。私はそこにはいません」と歌う「千の風になって」の影響からか、「墓石」が売れないという話を聞いたが、私たちが先祖を敬い、墓参りをする気持ちは変わらない。

 大晦日なので、少し早い「年越しそば」か「年越しうどん」でも温かい麺類を家族で食べてから京都に帰り、夜は定番の「紅白歌合戦」を垣間見ながら、無事元気で育っている孫たちと過ごして、夜半に近くの「とんちの一休さん」で有名な一休禅師が晩年を過ごされた、通称「一休寺」、本名?「酬恩庵」に、除夜の鐘を撞きに出かける予定である。

 2008年の一年の感謝と悪い風情を吹き飛ばして、新たな年、2009年への「希望」と「期待」を胸に抱いて、謙虚な気持ちで家族揃って「除夜の鐘撞き」を厳かに敬虔に行おうと思っている。

 今年一番の寒気団の到来する大晦日から新年元旦に向けて、今日一日の無事を祈り、感謝の一年を振り返ろう。

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