ガリバー通信

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飲酒厳罰の次は携帯禁止!

2006年12月28日 | とんでもない!
 今年ほど「飲酒運転厳禁!」のムードが盛り上がった年はないだろうと思うほど、年末年始の忘年会、新年会シーズンで、宴会好きなドライバーは、四苦八苦されたのではないだろうか。

 当然のことではあるが、今までは「ちよっとだから大丈夫」とたかをくくっていた御仁も多かったと思うのだが、全国で飲酒運転による悲惨な事故が、これほども続くと、「仏の顔も三度」である。

 警察庁は、今年8月に福岡市で発生した、幼児3人が亡くなった事故をきっかけに社会問題化したことで、2001年に飲酒運転とひき逃げと言う救護義務違反の厳罰化をさらにほぼ倍の罰則に引き上げる道交法の改正試案を発表した。

 それによると、ひき逃げは10年以下の懲役または100万円以下の罰金、酒酔い運転は、5年以下の懲役、100万円以下の罰金、酒気帯びは3年以下の懲役、50万円以下の罰金になり、幇助者すなわち、車両や酒類提供者や同乗者なども違反者の半分以下の罰則となる。

 以前にも書いたが、「懲りない運転者」は多くいて、自分だけは大丈夫とでも思っているらしく、回りの人間が決して許してはいけないのだが、「まぁ大したことはない」と運転してしまうみたいで、一度事故ったら、仕事も家庭も失って、社会的信用度も失墜するくらいの厳罰がないと改まらないと思うのである。

 そんな中で、「新年はお茶で乾杯!」という大阪府堺市の「新年互礼会」、すなわち商工会議所と市が合同で行う、市内の経済団体と行政幹部や市会議員達の「新年会」を酒類をやめてウーロン茶で乾杯するというのである。

 周辺の大阪府の泉大津市、泉南市、泉佐野市なども同様の方針を決めたそうで、高石市などは財政的理由で以前から種類の提供は廃止しているところもあるという。

 あっぱれである。新年会だからと言っても、わが市では「賀詞交換会」というイベントであり、何も酒がなくても出来るパーティーニナルト思われるので、早速やめた方がいいと思うものである。

 私は、この「新年互礼会」や「賀詞交換会」なるもの自体が不要だと思うのだが、行政幹部や市の職員が昼間からビールや酒を酌み交わさなければ、お互い挨拶にならないとは全く思えないのである。

 一方、飲酒運転への厳しい目と厳罰化は当然なのだが、最近目立つのが「運転中の携帯電話の使用」であり、道路交通法の改正で罰則が設けられたが全く平気な顔で、ハンドルを握りながら携帯やメールをしながら曲がってくる車に出くわすことが多いのである。

 道交法では「運転中の携帯電話使用禁止」となっているが、事故を起こした場合のみ3ヶ月以下の懲役、5万円以下の罰金という、軽い抑止力にしかなっていないのが現実である。

 「飲酒運転よりも携帯電話をしながらの運転は危険だ」との指摘や調査結果も報告されているので、大事故が起きない前に、厳罰化と予防策が早急に必要である。

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