ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

体内時計が早くなった。

2012年06月28日 | 感じたこと
 先月下旬から新しい仕事を始めたのだが、ここ数週間なんと私の体内時計によると思われる起床がとても早くなってしまったのである。

 五月のゴールデンウイーク明け頃までは、前日の夜の就寝時間が遅いこともあって、普段は朝7時前後に起きていたのだったが、五月下旬に沖縄への旅行をした頃から、仕事への期待とある種の興奮もあってか、少しつづ起床時刻が早まっていたのかもしれないのだが、ここ数週間はやはり体内時計が狂ったとしか言いようのない様な状態で、早朝に目が覚めて時計の時刻をうっすらと目を開けて見ると、なんとまだ4時台だったりして、夏至を少し過ぎただけのこの季節ではうっすらと明るくなってきている気配で、早々と起きようかと思うほどになったのである。

 それにしても、仕事場に出向くのが早くても9時前ということなので、いくら何でも5時前に起きてしまうと、朝の時間が長すぎて、返って疲れてしまうような気がして、無理をしてでももう一時間は休もうと布団の中で右往左往?していて、ほんのちょっとではあるがチョイ寝ができる時もあるのだが、大抵は何やかんや考えたりしている内に6時近くになって、「よっしゃ!」と起きてしまうのである。

 5時台の早朝に目覚めて起きてしまうと、休んでいる部屋と隣の居間のカーテンを開けて、窓の錠を外して少し半開にして、朝の新鮮な空気を入れて、着替えたらおもむろに台所のコンロにやかんをかけて湯を沸かし、私の妻の二人の亡き父の写真にお茶を供えて、朝刊を取りに玄関を出て郵便受けに手を差し伸べるのだが、玄関ドアを開けたところで必ずセンサーライトが点灯し、まだ朝とは言え、少し暗い部分がある早朝であることが判るのである。

 その後の時間の過ごし方は、ゆったりとしていて、いつもの如く美味しい木次の牛乳をコップ一杯冷蔵庫の一リットルパックから注いで、飲みながら朝刊に目を通すといった、何処かのおじいちゃんの様だと自笑しながら、6時台になってテレビをつけると、早々となんと「みのさんのテレビ」がもう放送していてビックリなのである。

 なんと毎朝5時45分から始まっているそうで、準備もあってたぶんスタッフ、出演者共々3時台には全員集合されているのだろうと推察すると、いくらテレビの仕事とは言え、そんなに早くからスタンバイしようと思うと、前夜は少なくとも9時までには就寝、眠らないと?なんて、他人のことながら大変だなと思うのだが、私自身も従来の7時頃の起床の頃と比べると、今もそうなのだが前夜は10時を過ぎれば眠くなり出しているのである。

 昨日は関西電力や東京電力など沖縄電力を除く電力各社の株主総会があり、原発の再稼動や抑制、廃止への提案なども含め、多くの株主からの質疑応答があった模様なのだが、テレビ報道によればほとんど委任状や現状維持を願う株主が多いのか、株主提案の議案はことごとく否決されて、電力会社側は益々「原子力発電は欠かせない!」と豪語したという感じであった。

 ともかく、今年の夏期は全国的に電力不足が予想されていて、関西電力からも計画停電の通知の葉書が来ていたが、新聞紙上でも早々と発表されている「計画停電」なるものも大飯原発の再稼動へと7月から舵を切る関電管内では最大の電力使用時を予測しての脅し的告知だと感じる計画停電だと感じざるを得ない。

 そうだ、「早寝、早起きは三文の得」と昔の人はよく言ったものだが、この「体内時計の突然の狂い」は、たぶん節電や無駄な電気の使用を控えるための得策のひとつとして何かのプレッシャーもあったのかもしれないが、二時間近い夜の時間をサマータイムではないが、朝に持ってきたと思えば相当な電力使用が減るのではないかと、何とも言えぬ納得と共にライフスタイルの変更、二時間早めるを自認して、明日も早く目覚めることを楽しみに、もう床につくことにしようと思うのである。

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