ガリバー通信

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ラオスの河海苔。

2010年06月27日 | 地域の話題
 先週、突然に八百屋のお客さんから「ラオス土産」として友だちから貰ったという「河海苔」をたくさんいただいた。

 写真の如く見た目は、確かに「海苔」なのだが、たぶん東南アジアの海に面していない国「ラオス」の特産品で「河海苔」という不思議な感がするが、海で採れる海苔ではないらしい。

 その少し色あせた様な「河海苔」の商品名は未だによく分からないのだが、たくさん戴いたので、多くの他のお客様や食品に興味がありそうな方に、一枚つづでも差し上げたら、いろんな反響があって面白かった。

 私自身は「ミャンマー」と「ベトナム」「タイ」に囲まれた「ラオス」という国については、行ったことがなく、友人が現在写真撮影の為に行っていることや、友人の小さな旅行社が主催旅行を企画していたので、その旅行記などで知っている程度で、少し暗いイメージの仏教国と言った知識しかない。

 しかし、少し調べてみると、ラオス料理は他の東南アジアの国々とは異なっていて、もち米を主食としていて、南姜、レモングラス、パー・デークと称される食材が最も重要な材料で、代表するメニューとしては「ラープ」という、刻み肉とハーブとライムジュースとスパイスから作られる料理があるらしい。

 もうひとつの主要な産物として、オーラムと呼ばれるスパイシーなハーブと肉を煮込んだ料理が有名なのだそうである。

 素朴でハーブなど山と河の幸をふんだんに使ったヘルシーな料理が数多くあり、カオ・ニャオ(もち米)の主食に、鶏、牛、豚などの肉料理や川魚を使った魚料理、パパイヤのサラダなどの野菜料理とディップ、スープなどのおかずと一緒に食べるらしい。

 ティップ・カオと呼ばれるふた付きの丸い籠に入れられた、もち米のカオ・ニャオを手で食べる場合がほとんどで、チェオと呼ばれる炭火で焼いたトマトやナス、唐辛子、コリアンダーから作ったディップは、ラオスの食卓には欠かせないもので、「モック」と呼ばれる魚もしくは魚卵、川海苔などを野菜・ハーブと混ぜて、バナナの葉で巻いて蒸したもの、あるいは炭火で焼いた料理も多いらしい。

 私が戴いた乾いた「川海苔」を油で素揚げしたものは、前菜として食べられたり、食卓を飾っていて、いろんな食べ方に加わるらしい。

 ともかく、川海苔には、ドライトマト、にんにく、そして白ゴマがたくさん入っていて、炙って食べたり、お結びを包んで食べたり、差し上げた方たちにも好評で、特に焼酎やお酒好きの人には、結構面白い「肴」のひとつとなったらしい。

 まだ一度も行ったことのない、「ラオス」だが、ちょっとしたきっかけで戴いた「川海苔」から、いろんな「ラオス」を垣間見る機会が出来たのだが、差し上げたのが「海苔」だけあって、数人の方は、「北海道の羅臼」と勘違いされて「ラウスの海苔?」と間違っておられたのが面白かったです。

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2 コメント

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食品偽装? (ガリバー)
2010-07-01 22:18:38
 いつもありがとうございます。

家庭内食品偽装問題は、なかなか見分けがつかないっていうか、簡単に騙されてしまうようですね。

 結局、日常的な食事に関しては、特にひとつひとつの食材の味や食感を吟味しながら食しているわけではないので、すぐに騙されちゃうんですね。

 偽装と言わず、健康のための食材選びとして、高蛋白や脂肪分の多い食材について、家族、特にご主人の健康への配慮として、大いに騙し続けてくださいな。
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頂きました (かあちゃん)
2010-06-28 22:23:37
本日、ラオス海苔を 素揚げで頂きました。
そのまま食べた時の食感と違い、パリッとして なかなか美味しいです。
乾燥ニンニクの部分が、香ばしくて 非常にGoodです。
なかなか口にすることがない 珍しい食材のおすそ分け ありがとうございました。


ところで 我が家では、先日家族をだました グルテンミート(大豆)の唐揚げ以来、本当の唐揚げでも「これ、偽物?」と旦那&息子に聞かれます。
家庭内食品偽装問題・・・ってところです。
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