ガリバー通信

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何がどう変わるのかな。

2009年08月31日 | 日本の課題
 民主党が選挙前の予想通りの大躍進で、308議席を獲得し、社民党、国民新党との連立内閣を目指して、協議に入る模様である。

 鳩山由紀夫代表の日焼け顔もほころび、いつもの岡田幹事長、菅直人、小沢一郎両代表代理と共に、満面の笑みでそろって記者団の記念撮影に応じていた。

 一方の自民党麻生太郎総裁は、昨夜に総裁辞任を示唆しておきながら、来月14日に開会が予定されている、総選挙後の臨時国会での「首班指名」の投票においても、自民党の国会議員は「麻生太郎」を首相としてふさわしい人物として投票させるつもりなのか、総裁選挙は9月18日告示、28日投票で行うと発表した。

 こんなにも歴史的大敗と言われる、戦後日本政治史上一番の惨敗をきした責任をほんとうに感じているのだったら、即辞任し早急に次の総裁を選任した上で、国会における「首相指名選挙」に臨むべきではないだろうか。

 十年に及ぶ自民党、公明党による「連立内閣」が崩壊しただけでなく、公明党の大田代表および北側幹事長、および冬柴元大臣まで落選してしまった公明党も、早期に新たな代表を選任して、国会に臨むべきだろうと思う。

 それにしても、とんでもない数を国民の審判によって獲得した「民主党」だが、議員としての経験のある前議員、元議員は100数十名はいるが、それ以上に初めて議員に選出された多くの新人たちは、またもや「小沢ガールズ」とか呼ばれたりして、その資質や実力のほどについては疑問を呈されているが、早期に公設秘書探しから始まって「国会議員」としてのイロハから勉強すべきである。

 しかし、従来の「永田町の歩き方」ではなくて、新たな発想の転換をした「国民目線」での新型国会議員として活躍していただきたいと思うので、先輩議員を見習うのではなく、また○○チルドレンのような揶揄の仕方をされない、自立した自分らしい議員活動を目指していただきたい。

 そんな新しづくめの中で、果たして「民主党マニフェスト」として公表した政策公約をどのように実現しようとしているのかは、甚だ疑問だが、時間をかけてじっくりと検討し、官僚の言いなりではない生活者目線での政策実行へと歩みを進めていただきたい。

 26000円の児童手当や高速道路無料化、公立高校無償化、揮発油税の撤廃などの目玉的バラマキ政策を果たして実現できるのだろうかと大いに心配なのだが、総予算の抜本的組み換えは、既得権益議員や企業の立場と共に従来の霞ヶ関の思考形態を変えなければ、到底でき得ない難題が、大きな壁として存在していることは明らかである。

 国民、有権者として、私たちは、これからの民主党を中心とする内閣による「政権運営」と「政策実行力」に対して、厳しい眼差しで見守っていかねばならないことは当たり前だが、「何がどう変わるのか」を実感できる「新しい政治力」に期待したいと思う。

 ともかく与えられた四年間という、政権交代がもたらした「やってみたら!」を「やれば出来る」に変えて、真の国民にとって「変わった!」を実感できる社会にしてほしいものである。

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1 コメント

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がーるず (東独民)
2009-09-01 07:08:23
小沢ガールズ、と呼ばれる人たちは、
去年の秋ごろから選挙活動していた人たちがほとんどで、
政権交代を見越して、
小沢さんが厳選した、
各分野のプロらしいですよ。

小泉チルドレンといっしょにしては
かわいそうな気がします
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