今日は久々にいい天気になって、日中は春を通り過ぎて夏を感じるほどの気温が上昇し、ティーシャツ姿の若者もちらほらと見受けられた。
仕事の現場に社用車で行き来しているのだが、今日も朝から宇治、城陽、京田辺、精華町と、約80キロを走って、多くのお客様と話したりしたが、途中から暑さがこたえきれなくなって、車内で二枚ものシャツを脱いだり着替えたりした。
途中、私の前を走る大型トラックを見ると、後ろに「○○運送」という社名と共に、同様の大きな文字で「敬客愛品」と書かれており、なかなかいいスローガンだなと思ったのであった。
確かに、「お客さんを敬い、運ぶ商品を愛する」ということは理想なのだが、果たしてこのスローガン、もしくは目標通りになっているだろうかと半信半疑となった。
以前中国に初めて行った時に気に入って買ったバッジに「四海一家」という四字熟語が書かれていて、「シーハイ、イージャ」、すなわち「地球上の人類は皆んな兄弟、家族である。」という意味の素晴らしい言葉なのだが、果たして理想は実現は出来ないだろうと冷ややかに感じたことがあった。
日本語の四字熟語には、まさか「敬客愛品」などという言葉は無いのだが、たぶん西郷隆盛が好んだ言葉として残っている「敬天愛人」をモジッタ造語だと思うのだが、なかなかいい造語ではある。
しかし、こんな理想、目標を掲げたスローガンを貶すつもりではないのだが、こうしたスローガンを掲げた「トラック運送会社」のドライバーや経営者が全て、「客を敬い、運ぶ商品を愛している」とは思わないし、目標とする言葉、スローガンが書かれているに過ぎないと藪にらみ的に感じるのは私だけだろうか。
西郷さんの好んだ言葉である「敬天愛人」の精神も大変大切なことだと思うが、現代人だけでなく、多くの人間にとって、日々の暮らしや仕事に追われていて、「天を敬い、人を愛する」という心はあるとは思うが、日常的な生活空間には殆ど感じられないのが現状ではないだろうか。
きっと多くのトラック運送会社だけでなく、このスローガン「敬客愛品」は使われている様だが、もう一度標語、目標を掲げた言葉の意味を反芻しながら仕事に従事していただけたら、さぞかし物を運ぶだけでなく、心をも運ぶことが出来るだろうと、門外漢の私ですら考えるきっかけとなったのである。
西郷隆盛が、「敬天愛人」、すなわち「天を敬い、人を愛する」という好んだ言葉を、どれ程人生で生かしていたかは定かではないが、私たちも日常生活のちょっとした隙間ででも、「敬客愛品」と「敬天愛人」大切にする「心」を再確認したいものである。
仕事の現場に社用車で行き来しているのだが、今日も朝から宇治、城陽、京田辺、精華町と、約80キロを走って、多くのお客様と話したりしたが、途中から暑さがこたえきれなくなって、車内で二枚ものシャツを脱いだり着替えたりした。
途中、私の前を走る大型トラックを見ると、後ろに「○○運送」という社名と共に、同様の大きな文字で「敬客愛品」と書かれており、なかなかいいスローガンだなと思ったのであった。
確かに、「お客さんを敬い、運ぶ商品を愛する」ということは理想なのだが、果たしてこのスローガン、もしくは目標通りになっているだろうかと半信半疑となった。
以前中国に初めて行った時に気に入って買ったバッジに「四海一家」という四字熟語が書かれていて、「シーハイ、イージャ」、すなわち「地球上の人類は皆んな兄弟、家族である。」という意味の素晴らしい言葉なのだが、果たして理想は実現は出来ないだろうと冷ややかに感じたことがあった。
日本語の四字熟語には、まさか「敬客愛品」などという言葉は無いのだが、たぶん西郷隆盛が好んだ言葉として残っている「敬天愛人」をモジッタ造語だと思うのだが、なかなかいい造語ではある。
しかし、こんな理想、目標を掲げたスローガンを貶すつもりではないのだが、こうしたスローガンを掲げた「トラック運送会社」のドライバーや経営者が全て、「客を敬い、運ぶ商品を愛している」とは思わないし、目標とする言葉、スローガンが書かれているに過ぎないと藪にらみ的に感じるのは私だけだろうか。
西郷さんの好んだ言葉である「敬天愛人」の精神も大変大切なことだと思うが、現代人だけでなく、多くの人間にとって、日々の暮らしや仕事に追われていて、「天を敬い、人を愛する」という心はあるとは思うが、日常的な生活空間には殆ど感じられないのが現状ではないだろうか。
きっと多くのトラック運送会社だけでなく、このスローガン「敬客愛品」は使われている様だが、もう一度標語、目標を掲げた言葉の意味を反芻しながら仕事に従事していただけたら、さぞかし物を運ぶだけでなく、心をも運ぶことが出来るだろうと、門外漢の私ですら考えるきっかけとなったのである。
西郷隆盛が、「敬天愛人」、すなわち「天を敬い、人を愛する」という好んだ言葉を、どれ程人生で生かしていたかは定かではないが、私たちも日常生活のちょっとした隙間ででも、「敬客愛品」と「敬天愛人」大切にする「心」を再確認したいものである。
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