ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

気分転換

2007年10月02日 | 地域の話題
 やっとこさ、秋の気配を感じられる季節となりました。

ほんとうに長い厳しい夏が終わりを告げ、私の「おっさんフリーター」生活も、何とか5ケ月目に突入しました。

 内モンゴルへ出かけていた約二週間を除き、毎日、毎日、日中の暑さにもめげず、汗をふきふき喉を潤しながら、地方都市の住宅街を一軒、一軒、ピンポンを押して訪ね歩くのが仕事です。

 訪問した家の人からは、「犬、猫」の如く相手にもされず追っ払われことや、恐縮するほどご丁寧に応対されることもありますが、ともかく突然やってくる「招かざる客」ですから、来られる方には心の準備や備えはないのが普通ですよね。

 でも、この五ヶ月間で外歩きの外交セールスマンやセールスレディの気持ちが、よーくわかるようになりました。

 お互い、そこは節度ある人間としての最低限のエチケットでも言うのでしょうか、「忙しい」とか「要りません」とか、つっけんどんに間髪いれずに断るのではなく、ちょっとした「会話」で、気持ちよく瞬間の出会いの時をとは、勝手な我が儘なのでしょうね。

 暑い上に結構厳しい口調で「断られる」と何とも、ぶつけようのないストレスとでも言うのでしょうか、愚痴のひとつやふたつを言ってみたくもなります。

 そんな時、稲刈りを終えた田んぼのあぜ道に咲いている赤い彼岸花が目に入り、一服の清涼剤とでも言うのでしょうか、気分転換のひとやすみをとりました。

 しばらくすると携帯電話がブルッていることに気づいて、耳に当ててあててみると、久しぶりの友人の声でした。

 彼も春から真夏にかけて、とっても忙しく、やっと仕事が一段落つきそうな感じの中、仕事場を抜け出して「気分転換」のつもりで、田んぼを眺めながら煙草を一服吸いながら、電話をかけて来たと言うのです。

 全く同じような心境で約半年ぶりで友人の声を聞くことができました。

 どんな仕事でも煮詰まることもあるでしょうし、集中できない心境になることもあるでしょう。

 彼の仕事は自営の技術屋で自分の仕事場で毎日ひとりで図面を描いているらしく、私の様に外歩きでの変化の中で、いろんな人と接する仕事の幸いを思うと、彼の大変さに同情する思いでした。

 私の場合は、毎日、毎日、はっきりと仕事の成果がでるので、自分の目標をクリアできた日は、仕事帰りに「スタバ」で「珈琲」という、自分への「ご褒美」をし、家に帰るまでの「気分転換」とすることにしています。

 先月の最後の三日間は秋風の気分の良さで、目標を三日間連続達成できたために、三連荘の「スタバ珈琲」を体験することが出来ました。

 いろんな思いの仕事帰りに、気分転換と共に、この上ない喜びと感じる、ささやかなひとときを大事に、気分転換し、また明日への鋭気を養うのです。
コメント (1)
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