ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

今夏は内モンゴル20周年だ!!!

2007年05月11日 | ガリバー旅行記
今年の夏の「ガリバーと行く・内モンゴル地球散歩」が、なんと私自身の内モンゴルと出会ってから、満20周年の記念の旅となる。

 当初、例年通りの8月16日出発で25日帰国の、9泊10日のツアーとして計画していたのだが、今年は20周年の記念とともに、新たなオメデタイことが重なって、私自身は二日早く、中国へと出発することになりそうなのである。

 それは、私と今から18年前の1990年に出会って以来の友人となった、中国内蒙古自治区の赤峰市、ダライの町に住んでいた「包海岩」君の結婚式が行われるためなのである。

 彼は、モンゴル人なのだが、現在は中華人民共和国に政治的には支配されている、内蒙古自治区の出身なのだが、六年と少し前に京都にやってきた留学生なのである。

 不幸か幸いか、彼が最初に出会ったのが私であり、91年の私達の企画である、「内蒙古地球学校」に現地の交流学生のひとりとして参加して以来、93年に始めて日本に「日本海地球学校」のメンバーとしてやってきた、ご縁が今に続いている。

 彼は、13歳の時に「日本」と「日本人」に始めて触れて、「日本」との縁が深まり、今日のお昼ご飯を一緒に食べながら、「人生の四分の一」は、日本にいることとなった」と供述しているのである。

 日本の京都、そして同志社大学との「ご縁」で、私も何度も食事を共にしたり、遊んだりしながら、彼を見守り、そして彼の弟や妹も、京都にやってくることになり、みんなで交流を深めたのである。

 一方、私が主宰する「いきいき地星人の会」が企画する毎年夏の「中国・内モンゴル地球散歩ツアー」では、内蒙古草原でのゲル生活や生活全般のサポートを、彼のご両親がしていただくこととなり、一昨年からは本格的に現地で手伝っていただいている。

 弟のオラクルは、昨年夏前に帰国し、シリンホトに住む両親の手伝いをしながら過ごしているが、妹のナラングリは、同志社大学留学生別科で、二年間日本語を学んだ後、今春から名古屋の大学へと進学したため、現在は名古屋で一人暮らしである。

 しかし、実は結婚する相手の彼女が、六年前からの名古屋暮らしであり、彼女は兄嫁にあたる「お姉さん」のいる名古屋に生活しているので、安心なスタートを切れたとも言える。

 ともかく、バオハイェン君の「結婚式」に参列することを前提に、今年の夏の予定は決まったと言っても過言ではなく、彼は私との打ち合わせの上、8月15日に、内モンゴル自治区のシリンホトのホテルで結婚式をすることにしたのである。

 さて、楽しみなお祝いごとが加わっての、今夏の「内モンゴル地球散歩ツアー」は、大草原でのゲル生活と乗馬を楽しむ一週間となるのだが、赤峰市での20周年記念パーティーも企画されるので、どうなることやら、とっても幸わせなツアーとなることだろう。
コメント (2)
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