四月に入り、早速透木釜を出したり、
野点も良いかと旅箪笥を出したりしましたが。
ここのところの寒さは、そんな気分も吹き飛んでしまうようです。
おかげで桜は少し長持ちするでしょうか。
この透木釜、羽の分だけ普通のお釜より重いのですよ。
お稽古の方が、最後に後片付けをしてくださいますから助かりますが、
私には膝への負担を思うと、持ち運ぶのは一苦労です。
お釜以外にも、重いお棚や灰の入った風炉などもあり、
体力がいつまでもつかなんて心配しています。
これからは重いものは全部、"お願いします"となると思いますが、
私より少し若い皆さんも一緒に年を重ねていきますので、
そのうち老々介護状態になるかもしれないので、
間違いなくもっと若い方が頼りです。
よろしくね。
お花見シーズンもあとわずか四月で炉も終わりですので、
心残りなく、炉のお点前をして終わりましょうか。