「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

暑さも我慢の限界に

2020年08月09日 | 日記

「夏休みになったので、着物をきてみました。」
せっかく作られた夏のお着物を着るのを、楽しみにしていらしたそうで、
仕事がお休みで余裕ができて、やっと実現した和服でのお稽古。
和服を着ると、袖の扱いや裾捌きなど、気になるところも出てきますが、
所作は優雅で落ち着いて、やはり良いですね。
まずは着慣れることですが。

始めの頃は暑さを楽しむなどと言っていましたが、
気温34度はさすがに限界ですね。
ついに、稽古のない日でもエアコン様様の日々です。

津軽と東京をまたにかけて、生活をなさっている方からのおたよりに、
生蜂蜜が添えられていました。
その方は、都会の雑踏も生活の一部。
そして時には自然の中で、農業を手伝い、
ご自分の工房で、草木染に精を出される・・
羨ましいような生活です。
冷たい水で頂く生蜂蜜は体にしみわたりました。

コロナ禍を体験して、これからの生活をどうしたらよいか、
皆さんそれぞれ考えることがあるのではないでしょうか。
どうも文明の進歩は、いびつのようで、
全てが良い方向に向かってはいないと、思わざるを得ませんね。
地球上のこの刺々した状態を憂いてもなにもできませんが。

このような暑さの中、皆さんがお稽古に通われます。
そのエネルギーに、私も力を頂いています。

お稽古の後は、この時期ですから、しっかりとしたコロナ対策です。
使った道具はみなきれいに清めます。
熱湯消毒できるものはまとめてします。
先日顔に着けていたフェイスシールドを、
いつもはアルコールや、洗剤で清めるのですが、
何を思ったか、ついでにお湯を掛けてしまいました。
あっとこれはダメ~と思った時は後の祭り、
見事に、その部分は縮まり、顔に合わせたカーブが真っ平らに・・
如何に鼻の低い私でも、ちょっと顔に迫りすぎ。
予備はあるものの、一つ使い物にならなくなりました。

こんなこともしながら、なんとが無事に過ぎているお稽古です。
今週はお盆休みでのんびりと過ごします。