道具の整理を兼ねて、一つ一つ写真を撮り、
そこに情報を加えて、少しずつ一覧表にまとめています。
気がついたことが一つ。
自分の好みや傾向が鮮明に。
かなり渋好みでした。
100年ほど前、スペイン風邪がはやりました。
その折、裏千家十三代円能斎が、
「各服点」を濃茶点前に取り入れられました。
濃茶の飲みまわしを避けるためですね。
今の状況では、濃茶を一椀で飲みまわすことはやはり心配です。
しばらくは各服点てでと思います。
困難な時期をどのように乗り越えてきたか、
過去の歴史に学びながら、私たちも、
様々な工夫をして乗り越えて行かなくてはなりませんね。
緊急事態宣言の解除を受けて、
私の住む地域は、暫く感染者も出ていないようですので、
六月に入ってからの稽古再開を決めました。
少し前から準備していました、稽古のガイドラインを、
皆様にお知らすることにしました。
基本は、三密を避け、距離を保ち、マスク着用で、
一人ずつの個人稽古ということで行います。
念のための細かいかい注意も提案してありますが、
今は安心してお稽古ができるようにすることが一番と思います。
元通りの日常は一年先か二年先か、
そんな長い時間を耐えなくてはならないかもしれません。
その中で楽しめる方法をいろいろと考えていきましょう。
(社中の皆様はガイドラインを、お知らせと稽古予定よりご覧ください。)