「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

今年も会える幸せ

2019年12月03日 | 日記

明日からの12月の稽古に向けて、道具の入れ替えをしました。
12月は床に、前半は「開門落葉多」後半は「無事」や「無事是貴人」に決めています。
秋から冬に移る姿をしみじみと味わい、
一年無事に終わったことを感謝して一年を終えます。
お茶碗も干支の物を名残惜しく使ったり、
クリスマス近くには「聖夜」をモチーフにしたものを忘れずに出します。

こうして、月々に使うお道具はほぼ決まっています。
時々目新しいものをと思うこともありますが、
「今年もこのお茶碗を使う時期になったわね」
と話しながら季節の移り変わりを感じるのも、
ゆったりとした時の流れを楽しめて良いものだと思っています。

特に今年は私にとってはひざの手術という一つの出来事で、
そのこと中心に終わってしまったので、
同じことが繰り返される喜びはひとしおです。

そう言いながらも、今年使っていないお茶碗で、
12月の主役にしたいものはないかと、色々と取り出したりもしていますが。

12月に入ってお決まりのランチの後の帝国ホテル。
毎年飾られる真っ赤なバラの花のオブジェにもまた会えました。

ツリーは、北海道から運んできた生の木だそうで、
どうやって傷めずに運んできたのかと、
われわれおばさん達は心配しましたが。
帝国ホテルは来年2020年に130周年を迎えるそうですね。
ツリーにはこんなものも飾られていました。

 

なんとなくせわしい月ですが、
そんな時だからこそ、静かに落ち着いて過ごさなくてはね。

インフルエンザにも、事故にも気をつけて、
皆様も無事に過ごせますように。