「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

旧暦の重陽に、能「菊慈童」を

2018年10月18日 | 日記

 

昨日は旧暦の9月9日でした。
それにふさわしい能「菊慈童」を鑑賞してきました。
重陽の節句の起源説話としてこの伝説は知られていますね。

前半は、解説と謡の連吟と、お囃子のワークショップ。
休憩をはさんで、能「菊慈童」が演じられました。

舞台に設置されるのは、生花ではなく菊の造花です。
生花をいくらでも飾れるが、落ちた花弁の汁などが、
舞台を汚しシミを作ることもあるというので、造花なのだそうです。
そんなこんな、いろいろと説明を聞いてからの観賞は、
あまり詳しくない私などにも、理解が深まります。

でもわからなくても、静々と始まって演じられ、退場とともに終わる、
あの独特な時の流れと緊張感、そんな雰囲気を味わうのも、魅力的ですが。

 

能の観賞の前に、銀座SIXをぶらつき、ガラスの花瓶を探しました。

シンプルですが、ただ置いておくだけでも素敵な器。
使い方はいろいろでしょうね。
友人への誕生日プレゼントを探しているのですが、
あれこれ悩んで、なかなか簡単には決まらないでいます。

さて能も終わり外へ出ると、涼しい風の吹き抜ける銀座の夜です。
同行の友とコリドー街へ向かいました。

今日は、牡蛎尽くしで楽しみました。
午前中の検診の結果も悪くなさそうなので、ご褒美に。
ビールと、ワインを三人で空けて、上機嫌で帰ってきました。
これが私の精一杯。
辿り着くとしばらくぶりの午前様になっていました。
考えれば、こんなこともそろそろ出来なくなりますね。
お付き合いは明るいうちだけという日々が、
もうそこまで迫ってきている感じです。
夜は絶対に出かけないという同年代の人も、周りにはたくさん。
誘惑を断ち切る強さをもたなくては!! 
間違いを起こす?前に誰かが引導を渡してくれないかしら。

ご安心ください、今日はあさからシャキッとして、
皆さんとお稽古をしましたから。