「日々新たにして又日新たなり」
いい言葉ですね。
今日目にした言葉です。
古いものをさっさと捨てていける心の切り替えが大切のようです。
短冊にでも書いて、水屋に下げておきましようか。
この言葉を「洗面器」に書いて毎日顔を洗っていたという人もいたそうな。
もっとも、私は最近は、言われなくとも悟らなくとも、日々新たです。
少しは残っていてほしいと思うのですが。
さて四月は新年度の始まりです。
正月とは又違った新しさを感じられる月ですね。
私も新しいことを始めました。
母の使っていた形見の花鋏を持って、茶花の勉強に。
今まで自分で少しずつ勉強してきた茶花ですが、
何かもう一つ芯になるものがほしいと、勉強の場を探していました。
やっとその場を得ることができました。
何の情報もない私の花をご覧になった先生は、
「お花を習われていましたね」
「お茶をなさっていますね」
「お茶会で茶花をいけたりしていますね」と。
すべてを見通されてしまいました。
そして、今日入れた花は、
「直すところはないですよ」とほめてくださいました。
自己流だったけれど、真剣に花と向かい合った経験は、
ちゃんと形となって身についていたのでしょうか。
とても嬉しくて、帰りは心がスキップをしていましたよ。
「日々新又日新」
新しい心で、さらなる向上を目指したいです。