「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

サントリー・畠山・松濤と

2016年01月21日 | 日記

新年初めの美術館巡りは、
二日間で三か所を回ってしまいました。

サントリー美術館は、会員の内覧会。
テーマは「水・・・神秘のかたち」
スライドレクチャーを聞いてから、展示をじっくりと見ました。
「弁財天」が興味を引きました。
特に頭に頂く「宇賀神」がとても面白いと思いました。
「宇賀神」とはとぐろを巻いた人面蛇といいましょうか。
神秘的のようでもあり不気味でもあり、
不思議な雰囲気を漂わせています。
弁天様を見る目が少し変わった様な。

続いて次の日は畠山記念館へ。
ここは「春に想う」-梅・椿・桜・桃ー

数は少ないのですが、一つ一つの作品の魅力が、
いつもながら私にはとても濃いです。
ポスターに紹介されている「夜桜蒔絵四半硯箱」の、葦手の技法の蒔絵が。
しみじみと見たのは初めてでしたので、とても面白かったです。
「葦手絵」とは絵の中に文字を忍び込ませておく装飾技法です。

そして最後は久しぶりの「松濤美術館」
ー最初の人間国宝・・石黒宗麿のすべてー

以前少し陶芸をかじった時に、同じような雰囲気の作品が作りたくて、
手に入れた図録があったのを思い出して、
今また持ち出して見直していますが。
民芸調の作品が何とも心に穏やかに響きました。

四日連続の外出も一休み。
今日からは皆さんとの稽古に精を出さなくては。



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