「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

カワラナデシコも咲いて

2014年06月01日 | 日記

二~三日前につぼみにピンク色が差したと思ったら、
今日はたくさんの花が。
例によって、ベランダの手すりの外を向いて咲いていました。



そんな花もほころぶ、暑い一日、
友人の主催する「池田理代子とばらのミューズたち」の、
第17回公演が浜離宮朝日ホールで開かれました。
衣装にあれやこれやと悩んだり、プログラムの原稿や字幕の翻訳と、
準備に忙しい友人の姿を見てきましたので、
コンサートの成功は何よりもうれしいです。
舞台装置はありませんが、照明と衣装にこだわった演出も、
とてもすっきりとしていて楽しめる舞台でした。

今年はガラコンサートということで、
いいとこどりのオペラの名場面ばかりが、初めから終わりまで演じられ、
中身の濃い、それなのにあっという間の時間を過ごしました。
それと、特別ゲストとして、
秋川雅史さん、イタリア在住の藤井泰子さんが出演ですので、、、
それも興味深く楽しみでした。

主催者側に聞くところによると、秋川さん効果は絶大で、
チケットは二か月前に完売。
そして当日のチケット回収率は99%ということです。
つまり、都合で来られなかった人が4~5人だったのです。

カルメンのドンホセ役を演じてくださいましたが、
やはり歌はもちろんですが、ビジュアル的に行っても説得力がありました。
相手役のカルメンを務めたのが、私の小学校での教え子で、
応援している栗田真帆さんでしたので、感無量でしたが。

そしてもう一つ感動したのが、池田理代子さんミカエラです。
人生を経たからこそのその表現力で聞かせる歌は、
若い歌手のエネルギーほとばしるものとは違う響きで、
心に迫るものがありました。

同い年の私や、一緒の友人も、
「努力に頭が下がるね。まだまだ私たちも頑張ろう」と。

打ち上げにも顔を出させていただきましたが、
秋川さんも加わって、お疲れ様の時間を過ごしました。

今回は栗田真帆さんのお母様も、裏方としてお手伝いなさり、
蝶々夫人の藤井泰子さんや、真帆さんの頭を結ったり、
和服の衣装の着付けをなさったとか。
お母様はベテランの腕の良い美容師さんなのですよ。
大変でも娘さんのために、嬉しい仕事だったと思います。

さあ元気をもらいましたので、
私は10月のお茶席に向かって、エンジンを掛けなくては。
社中の皆さん、よろしくお願いします。
そのころはベランダには、
今盛んに葉を増やしているホトトギスが咲いているでしょうね。




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