年の瀬の銀行で

今日は銀行に二月のオペラコンサートのチケット代を振り込みに寄りました。

このオペラは友人が演出を担当していますが、
本邦初演のフランスオペラということです。
フランス大使ご夫妻もいらしてくださる予定とか。
来年のことですが、いまから楽しみにしています。

さて、私が振り込みをしようと、空いた機械の前に行くと、
「通帳を御取りください」という声が機械から流れています。
前の方が取り忘れて行ってしまったのです。
こういうことに遭遇したのは初めてでした。

私はあわてて、近くにいた銀行員さんに、
「前の方わすれていますよ」と叫びました。
銀行員さんが急いでおいかけて、無事通帳を渡すことができました。

年末の忙しい時ですが、
慌てずに落ち着いていかなくてはいけませんね。

私は年末でなくとも、お店で代金を払って、
そのまま買ったものを忘れてきてしまうということがありましたけれど。
これは忙しいということと関係ないですね。
私の場合は特に、落ち着いて落ち着いてです。

外に出ると、宝くじを買う人の長い列が。
夢を買う人たちの列は年末の風物詩になりました。
当たらないという確信があるので、私は買わないことにしました。
確かに買ったときは、外れたとわかるまでの間は、
頭の中に、素敵な茶道具が幾つも浮かんで・・・
それはそれで楽しめるのですが。
そんなことより、
「通帳お取り忘れですよ」なんていうことのないようにしましょう。




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