明日はクリスマスの趣向で、
若い方たちが亭主になって「夜咄」の茶事をします。
御膳の脇に添える膳蜀は、ちょっとその雰囲気を取り入れて、
和蝋燭とツリーのコラボションです。
以前手に入れて大切にしまっておいた、絵蝋燭がお出ましです。
前日準備の今日は、いろいろとあかりのテストをしました。
「着物の袖を焦がしたりしないように気をつけてね」
「近くに水を入れたバケツを置いておかなくては」
「まるで花火をする時みたいね」
「いざとなったら、お釜のお湯を柄杓でかけましょう」
防火対策も万全のようです。
どこか場所を借りて、いつか「夜咄」をしましょうと言っていたのですが、
若い方の熱意?に踊らされて、何とか今の環境でできないかと、
色々頭をひねってみました。
手燭をもって雁行するような広い露地はないけれど、
手燭の交換はできます。
全てが正式の道具でなくとも、
趣向によっては代わりになるものもあります。
いろいろ工夫していくうちに、とても楽しくなってきました。
ここ一週間は、お茶時に参加しない方たちとも、
お稽古でプチ「夜咄」体験もしていただけました。
明日はいよいよ本番です。
火の扱いだけは十分に気をつけて。
どんな「夜咄」になるか楽しみです。
いつも見てくださってありがとうございます。
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