「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

初めての濃茶は甘かった

2013年10月17日 | お茶三昧


かわいい手作りのプレゼントです。
さっそくスマホのケースに下げています。


皆さん台風の被害はありませんでしたか。
被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。



先日は外国の方の一日茶道体験がありましたが、
今月は、ひと月だけの体験者が。
お稽古に来ていらっしゃる方の息子さんです。

一月間で四回の体験で、お茶の何を伝えられるかは、
頭を悩ますところですが。
お茶に触れてみたいという気持ちを大切にして、
出来るかぎりのことをしてみようと思っています。

一回目は、お茶の一般教養をお話したり、
お菓子をいただいて、薄茶を飲む体験をしました。
お客様になったら、作法はよくわからなくても、
「美味しくお茶をいただけばよい」
ということを知っていただきました。

二回目は、濃茶体験と自ら茶筅を振る体験です。
「濃茶」という言葉を知ったら、きっと一度は味わってみたいでしょうから。

私がお点前をして、少しゆるく点てて差し上げました。
初めての方にはとても緊張するものです。
最初の体験が素敵なものになってほしいですものね。

「お味はいかがですか」と伺うと、
「濃茶はあまいのですね。おいしいです」と。

初めての方のこの言葉は、最高にうれしいものです。
ほっとしました。

お仕事で、外国にもいかれるまだ若い方です。
日本の心をちょっと知ると、
またなにかが生まれるかもしれませんね。

次の回には、他の方とお稽古の時間を合わせて、
お茶を通して触れ合う時間を持ちたいと思います。




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