「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

早く見たい秋の空

2013年10月12日 | お茶三昧


一週間ほど前、少し秋らしい涼しい日に、
マンションのエントランスから見た空です。
そのまま秋到来と思っていましたが、
その後の一週間は逆戻りでしたね。

キンモクセイが真っ盛りで、当たり一杯に花の香りが漂っていました。
今は散った花びらで、あたりは一面オレンジ色に。

十月になると火が恋しくなって、中置のお点前をしながら、炉を開く日を待つのですが、
今年は十月半ば近くの今日まで、そんな気分にはなれない日々でしたね。

それでも今日も一日、中置のお点前三昧をして過ごしました。
「中置」とは10月の、肌寒くなって暖かな火が恋しくくなるころに、
風炉を畳の中央に据えて、少しお客様に火を近づけてするお点前です。
でも今日も恋しいどころか、暑い暑いと、エアコンをかけながらでしたが。

中置は三種類のお点前を楽しみました。
五行棚を使って、小板で、そして大板でと。

大板は流儀によって、使用場面が違いますが、
裏千家では長さ一尺四寸、幅一尺二寸の板を大板と称し、
中置のお点前に使います。

三通りのお点前を皆さんでかわるがわるやりながら、
大板が、「小板と五行棚の折衷になっていますね」と。
「これで中置きは完璧ですね」と今は言えますが、
年に一度10月だけのお点前ですからね・・・

いいのですよね。いつも新鮮でも。
どうやら明日から秋らしくなるようですね。



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