かわいいトンボの柄ですね。
「芝田山」(大乃国)の部屋の浴衣地です。
千秋楽のパーティーの抽選で手に入れた物をいただいてしまいました。。
トンボは「勝ち虫」と呼ばれてとても縁起が良いそうですね。
前にしか進まず退かないところから、
「不転退(退くに転ぜず、 決して退却をしない)」の精神を表すものとして、
特に武士に喜ばれたそうです。
だからこんなかわいい柄が、お相撲さん着るものについているのですね。
そういえば、器や着る物にもよく描かれています。
ただの自然や季節を表すものとしてだけでなく、
そういうわけもあって昔から、
武士の持ち物( 刀の鍔、印籠、陣羽織など)にも、
模様とし描かれていたりしたのですね。
トンボはどう見ても攻撃的には見えないのですが、
考えてみれは「おにやんま」などの顔を見ると、気が強そうですね。
前にしか進まないのというもの、そうかしらとも思うのですが、
トンボを捕まえるときは正面で指をくるくる回して、
目が回ったところを素早く捕るというのが、
昔からの言い伝えにありましたっけ。
とてもそんなことで捕まえられるとも思えませんが、
その姿を想像すると、楽しい言い伝えですね。
せっかくですからこの縁起物を何かに生かして、
よいことが舞い込むようにしましょうか。
いつも見てくださってありがとうございます。
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