クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

04-06 NO.6-2

2004年06月11日 13時31分22秒 | Weblog
<TELARC>
CD80598 \2080
「ギター・ヒーローズ」
イカルス(ラルフ・タウナー)
B&B(ノーマン・ブレイク&デヴィッド・ブロンバーグ)
ウィー・ノウ・ユー・ノウ-マハヴィシュヌの夢想(ジョン・マクラフリン)
プラック・ストラム・アンド・ハンマー(ジミ・ヘンドリックス)
レター・フロム・ホーム(パット・メセニー)
ウアレケナ(アサド・デュオ)
ムード・フォー・ア・デイ(スティーブ・ハウ)
ジプシー・フラワー(ジャンゴ・ラインハルト)
ポップ(デュアン・ヨーク)
ルイス・アロンソの舞踏会(ロス・ロメロス)
ラメント・アンド・ウェイク(マイケル・ヘッジス)
レッツ・ビー・フランク(フランク・ザッパ)
ブルー・エコー、カントリー・ジェントルマン(チェット・アトキンス)
ロサンゼルス・ギター・クァルテット
録音:2003年12月、ロサンゼルス
LAGQのNEWアルバム。タイトル通り、クラシック、ジャズからロックまで、錚々た
る名ギタリストたちのレパートリーを演奏したもの。オリジナルのアーティスト
たちはいずれも改めて紹介するまでもない程のビッグ・ネーム揃いですが、唯一
なじみのないデュアン・ヨークは、実はメンバーの一人であるアンドルー・ヨー
クの父親だそうです。ギター・ファン必携・必聴のアルバムといえます!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80081 2枚組 \2080
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
キャスリーン・バトル(S)、モーリーン・フォレスター(A)
セントルイス交響楽団・合唱団
指揮:レナード・スラットキン

CD80150 2枚組 \2080
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
シルヴィア・マクネアー(S)、エディス・ウィーンズ(S)
ジャニス・テイラー(Ms)、ドロレス・ツィーグラー(Ms)
ジョン・エイラー(T)
トム・クラウゼ(B)、ウィリアム・ストーン(B)
アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・ショウ

CD80157 2枚組 \2080
ブリテン:戦争レクイエム 作品66
ローナ・ヘイウッド(S)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
ベンジャミン・ラクソン(B)
アトランタ少年合唱団
アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・ショウ


●SACD-Hybrid
SACD 60498 \3300
「オン・ブロードウェイ」
ミス・サイゴン、ライオン・キング、イークレット・ガーデン、
ジキル&ハイド、レ・ミゼラブル、タイタニック 他
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

SACD 60526 \3300
TANGO(タンゴ)
エネジー・フォー・ゾーズ・フー・アー・ノー・ロンガー
ホアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン)、オスバルド・カロ(P)
レオナルド・サンチェ(Gui)、オット・デロレス(Vn) 他
イ・フィアミンギ
指揮:ルドルフ・ウェルゼン

SACD 60540 \3300
「ミュージック・オブ・ザ・ビートルズ」
エリナー・リグビー、オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ、ミッシェル、
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、ペニー・レイン、イエスタディ、
ヘイ・ジュード、レット・イット・ビー 他
キングズ・シンガーズ、他
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル

SACD 60604 \3300
ホヴァネス:
交響曲第2番 作品132「神秘の山」
交響曲第66番 作品428「グレイシア・ピークへの讃歌」
交響曲第50番 作品360「セント・ヘレンズ山」
山猫を襲う嵐 作品2-2
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジェラード・シュウォーツ

SACD 60610 \3300
シューベルト(マーラー編):
弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」(弦楽合奏版)
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第12番 へ長調 作品96「アメリカ」(弦楽合奏版)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チャールズ・ローズクランス

SACD 60614 \3300
「バロック・ブラス」
パーセル、J.S.バッハ、テレマン、ヘンデル、パッヘルベル、
アルビノーニ 他
(ブラスとオルガンでの演奏)
エムパイヤ・ブラス
ウィリアム・クールマン(Org)





<DELOS>
DE3274 \2080
ウクライナ民謡集
親愛なる母へ/トネリコ/かわいい人/2つの色/暗い顔/リンゴの木/空を見上げて
庭を歩くと/父が語ったこと/もしそうでなかったら/月の輝く夜/ワシ/言ってお
くれ/空の月/山/夕暮れのこと/僕の恋人/ドニエプル河
ワシリー・ゲレーロ(B)
モスクワ室内管弦楽団
指揮:コンスタンティン・オーベリアン
ウクライナ出身のバリトン歌手、ワシリー・ゲレーロのソロ・デビュー盤。祖国
の民謡を18曲歌っています。ロシアの民族楽器も加えたバックの演奏もソロを大
いに盛り立てています。

DE3334 \2080
シベリウス:
交響曲 第2番 ニ長調 作品43
交響曲 第7番 ハ長調 作品105
オレゴン交響楽団
指揮:ジェイムズ・デプリースト
日本のオーケストラへの度重なる客演でもおなじみの、アメリカはフィラデル
フィア出身の黒人指揮者、デプリーストによるシベリウスの交響曲。1980年以来、
20年以上も音楽監督を務めている手兵のオレゴン交響楽団を指揮して、その実力
を披露しています。





<CHESKY>
SACD255(SACD) \3300
ウィーン音楽の真髄
ヨハン・シュトラウス2世:雷鳴と電光 作品324
ヨハン・シュトラウス2世:
「ウィーン気質」-二重唱「どうしても許せないこと」
ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 作品228
ヨハン・シュトラウス2世:「ヴェニスの一夜」-アリア「優雅なヴェニスよ」
モーツァルト:「フィガロの結婚」-アリア「愛の喜びよ、早くここへ」
モーツァルト:「魔笛」-アリア「何と美しい絵姿」
レハール:「メリー・ウィドウ」-ヴィリヤの歌
ヨハン・シュトラウス2世:「こうもり」序曲
レハール:「メリー・ウィドウ」-二重唱「唇は黙っていても」
シューベルト:「ロザムンデ」-間奏曲 第2番
シューベルト(ベルテ編):
「三人姉妹の家」-アリア「天上から光が降りてきた」
ヨハン・シュトラウス2世:
「こうもり」-アリア「侯爵さま、冗談はおよしなさいませ」
レハール:「微笑みの国」-アリア「君はわが心のすべて」
ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ 作品314
カールマン:「チャルダーシュの女王」-二重唱「踊りましょう」
エディト・リーンバッヒャー(S)、ヘルベルト・リッペルト(T)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
指揮&Vn:ペーター・グート
SACDのみで発売されるオーディオファイル・マニア垂涎のCHESKYの最新録音。
亡きボスコフスキーの衣鉢を継いでウィーン・フォルクスオパーなどで活躍す
るウィンナ・ワルツ&オペレッタの第一人者、ペーター・グートを客演に招いた
ウィーン音楽集です。





<DORIAN>
●再発売
DOR90120 \2080
魔法にかけられた島々
アイルランド、スコットランド、イングランド、ウェールズのハープ音楽
キャロル・トンプソン(Hp)
16-18世紀にイギリスの各地方で盛んに演奏された流行歌や楽曲をハープで演
奏したもの。曲に応じて、ケルティック・ハープほか3種の楽器を弾き分けて
います。

DOR90142 \2080
「イギリス・ルネサンスの音楽」
デストレー:バッフェンズ
不詳:ナツメッグとジンジャー
ジョンソン:グリーン・ガーターズ
レイヴェンスクロフト:3羽のカラス
不詳:ハウエルズの喜び
アリソン:私の窓辺より去れ
ジョンソン:グリーン・スリーヴズ
モーリー:風笛
不詳:預言者ジョナスの書を読んで
バード:御者の口笛
ダウランド:「彼女は私の過ちを許してくれるだろうか」のガイヤルド
ダウランド:涙のパヴァーヌ
アリソン:4つのパヴァーヌ
アリソン(?):トランペットのパヴァーヌ
ニコルソン:ユダヤ人の踊り
不詳:4声のパヴァーヌとガイヤルド
モーリー:手を結んで
不詳:ワトキンスのエール
ボルティモア・コンソート
16世紀後半から17世紀の初頭にかけて作曲された英国の合奏音楽集。ジョン・
ダウランド、トマス・モーリー、リチャード・アリソン、ウィリアム・バードら
の作品を収録しています。編成はヴィオール、フルートとリュートやシターン
などの撥弦楽器。

DOR90156 \2080
プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」 作品20
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ダラス交響楽団
指揮:エドゥアルド・マータ
1995年に50代前半の若さで惜しまれつつ世を去ったメキシコの熱血指揮者、マ
ータの代表的な録音。バーバリズムあふれる2作品のカプリングです。

DOR90175 \2080
レーガー:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ ニ長調 作品91-2/ソナタ ロ短調 作品91-4/ソナタ イ短調 作品91-7
ウルリケ=アニマ・マテ(Vn)
ドロシー・ディレイ(ジュリアード)やティボール・ヴァルガ(デトモルト)
に学んだドイツの女流ヴァイオリニスト、マテによるレーガーの無伴奏ソナタ
集。7曲からなる作品91から3曲を演奏しています(残りの4曲もDORIANから
リリース済)。

xCD90301 \2080
「オデカトンからの音楽」
オブレヒト、イザーク、アグリコラ、ビュノワ、ムートン、他の作品
ピッファロ
1498年にヴェネツィアの楽譜業者オッタヴィアーノ・ペトルッチによって、機
械で印刷された楽譜集としては世界で初めて出版された96の小曲からなる
「Harmonice Musices Odhecaton」に収録されている作品を演奏したもの。出版
から500年を記念して録音されたアルバムです。ピッファロはフィラデルフィア
に本拠地を置くアメリカの中世・ルネサンスの管楽アンサンブル。かつては
ARCHIVレーベルにも録音を行っていました。

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04-06 NO.6-1

2004年06月11日 13時30分31秒 | Weblog
<harmonia mundi France>
HMU 907316 \2080
ベネーガス・デ・エネストローサ:
「即興(ファンタシア)の技法-鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための新しい
数字式タブラチュアによる曲集(1557)」
[エントラーダ]
エントラーダ(エネストローサとカベソンに基づく即興)
カベソン(エネストローサ編):
「ラ・アルタ(ラ・スパーニャ)」の旋律による3声の曲
ジョスカン(ナルバエス編):皇帝の歌「千々の悲しみ」
クレキヨン(エネストローサ編):
カンシオン「私をそんなに喜ばせたいのね、あなたは」
作曲者不詳(エネストローサ編):カンシオン「わたしはあなたに」
[舞曲様式]
ムダーラ:ハープもしくはオルガンによるティエント
バルデラーバノ:
王宮のパヴァーヌによるティエント、舞曲様式によるソネット
エネストローサ&バルデラーバノ:
ロマンセ「クラーロス伯爵」によるディフェレンシア
[40声部]
パヴァーヌ(エネストローサに基づく即興)
エネストローサ:カンシオン「世界よ、汝は我に何を与えてくれるのか」
カベソン:ミラノ風ガリアルダによるディフェレンシア
エネストローサ:
40声のためのフーガ「唯一の神を丘にて」、カンシオン「見よ、何故泣いてい
るのか」
[ディスカントゥスと対位法]
バルデラーバノ:「朗誦するために」
バスケス:ロマンセ「ポプラの森まで行って来ました、お母さん」
ナルバエス:バハ・デ・コントラプント
カベソン(エネストローサ編):ティエント第18番
[賛歌:アヴェ・マリス・ステッラ]
単旋聖歌「アヴェ・マリス・ステッラ」
カベソン:「アヴェ・マリス・ステッラ」(2声)
カベソン(エネストローサ編):
「アヴェ・マリス・ステッラ」(3声)、4声のための賛歌「アヴェ・マリス・
ステッラ」、単旋聖歌の賛歌「アヴェ・マリス・ステッラ」
[フィナール(終曲)]
エネストローサ&ナルバエス:
「私の牛の見張りをしておくれ」によるディフェレンシア
ナルバエス:ロマンセ「モーロの王は散策していた」
パレロ(エネストローサ編):グロサード「モーロの王は散策していた」
フィナール(終曲)(ムダーラ&カベソン(エネストローサ編)に基づく即興)
アンドルー・ローレンス=キング(指、スペイン式ダブルHrp、ルネサンスHrp、
Org、Cemb、ハーディ・ガーディ)
ザ・ハープ・コンソート
録音:2000年2月11-17日イギリス、ケンブリッジ州、チェスタートン、セン
ト・ジョージズ教会
ルイス・ベネーガス・デ・エネストローサ(16世紀前半)によって集成されたこ
の1557年の曲集は、スペインのみならず、フランスやフランドルなど、広くヨ
ーロッパ中の既存の曲集から集められ、また、エネストローサが作編曲した音
楽が収められています。これらは、当時のスペイン王、カルロス1世宮廷におけ
る音楽を反映しており、世俗的な楽しみに満ちあふれています。

HMC 901828 \2080
ラッスス:「ペトラルカ作『カンツォニエーレ』より(抜粋)」
「独り物思いにふけって人けない野原を」(5声)、
「もし愛の誠意が」(8声)、
「思いから思いへ」(6声)、
「ひねもす泣き暮らし」(5声)、
「我かつて歌い、今は泣く」(5声)、
「魂よ、おまえは何をしているのか」(7声)、
「夜明けの光に向かって」(5声)、
「わたしの優しい運命と楽しい生活とが」(5声)、
「耐えがたい重荷の下でわたしは疲れ」(5声)、
「わたしの過ぎ去ったときに涙し」(5声)
パウル・ヴァン・ネーヴェル(指) ウエルガス・アンサンブル
録音:2003年7月サントンジュ、サン=ソヴァン、サン・シルヴァン教会
14世紀イタリア人文主義を代表する詩人、文学者、フランチェスコ・ペトラル
カが生涯に渡って推敲し続けた「カンツォニエーレ」(全366編)にインスピレ
ーションを受け、ルネサンス後期の巨匠ラッススが作曲した、60曲以上の作品
のなかから10曲を抜粋して集めた録音。
これら、ラウラ・デ・ノヴェスへの愛を綴った詩に対する、ラッススの格調高
い音楽は、古雅の趣を思わせると同時に、鋭く表現に富んでいます。また、収
録された曲は、1555年から1579年にかけて作曲され、様々な曲集に収録されて
おり、ペトラルカもまたラッススにとっての創作の源泉であったことを示して
います。

HMA 1951383 \1050
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
ルイス・クラレット(チェロ),アラン・プラネス(ピアノ)
シューベルトとメンデルスゾーンは、ドイツ・ロマン派の作曲家を代表するメ
ロディ・メーカー二人といってよいでしょう。シューベルトの代表作の一つ、
アルペジョーネ・ソナタは全編哀愁を帯びた心に沁みる旋律に満ちています。
またメンデルスゾーンのチェロ・ソナタには陽光のような温かな歌が溢れ、ど
ちらもうっとりと聞き惚れることができます。
来日も度々のスペイン出身のチェロの名手、ルイス・クラレットの人間味のあ
る優しさいチェロが二つの曲に大変ぴったりしています。

HMA 1951728 \1050
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1945年版),バレエ「カード遊び」
ジョセプ・ポンス(指)グラナダ市管弦楽団
スペインの名指揮者ポンスは、ストラヴィンスキーの鮮やかな色の扱いをさら
にラテン的な強烈なコントラストで引き立て、鮮烈な刺激を引き出しています。
また「カード遊び」での知性的でキリリとした音楽づくりも優れものです。

HMA 195414 \1050
マレ:
聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モンの鐘,3声の組曲 ハ長調,
組曲第4番 ニ長調
ニコラウス・アーノンクール(ヴィオラ・ダ・ガンバ,高音ヴィオール),
アリス・アーノンクール(ヴァイオリン),
ヘルベルト・タヘツィ(チェンバロ),
レオポルド・シュタストニー(フルート)
録音:1973年
映画「めぐり逢う朝」で日本でも一躍その名が広まったフランスの作曲家、マ
ラン・マレ(1656-1728)。ヴィオラ・ダ・ガンバの名手であったマレの作品は
今日でも高い評価を得ており、数々の名手が取組んでいます。このアルバムは、
今や世界的大指揮者となったニコラウス・アーノンクールが仲間たちとマレを
演奏したことで大変に貴重な録音。古楽演奏が盛んな昨今と異なり、自ら道を
切開かなくてはならない時代、開拓者アーノンクールの意欲がそのまま音にの
りうつったような傑作です。

HMA 1957017 \1050
グラナドス:「ゴイエスカス」から(組曲6曲,わら人形,間奏曲)
アルベルト・ギノバルト(P)
近代スペインの大作曲家の一人、エンリケ・グラナドス(1867-1916)の代表
作といったらなんといっても「ゴイエスカス」でしょう。ゴイエスカスとは
“ゴヤの絵のような情景”という意味で、スペインの誇る偉大な画家ゴヤの絵
からインスピレーションを得て作られた曲です。ふんだんに盛りこまれたスペ
イン情緒とダイナミックな躍動感は誰にでも親しみやすいものです。
アルベルト・ギノバルトはバルセロナ生まれのピアニスト、作曲家。グラナド
スのスペシャリストと知られているだけに音符の全てを掌中に収めた自信に満
ちた演奏になっています。

HMA 1951133 \1050
クープラン:聖水曜日のための3つのルソン・ド・テネブレ
クラーク:祝福あれ、この甘美な地に
パーセル:讃歌「主よ、人間とは何か」,夕べの讃歌「夜が来れリ」
ルネ・ヤーコプス(カウンター・テナー,指)コンチェルト・ヴォカーレ
ウィリアム・クリスティ(オルガン,チェンバロ),
コンラート・ユングヘーネル(テオルボ),
ヴィーラント・クイケン(バス・ド・ヴィオル),
ヤープ・テル・リンデン(バス・ド・ヴィオル),
ヴァンサン・ダーラ(カウンター・テナー),
マックス・ヴァン・エグモント(バス)
録音:1983年10月
フランソワ・クープラン(1668-1733)は、もっぱら鍵盤音楽が有名でしょうが、
小規模な宗教音楽にも大変優れた作品を残しています。とりわけ評価が高いの
がこのルソン・ド・テネブレ。テネブレとは、聖水曜日、聖木曜日、聖金曜日
の三日行われる暗闇の朝課。この厳かな儀式のために付けられた音楽の幽玄で
崇高な美しさには誰もが息を飲むことでしょう。
この録音は、演奏の素晴らしさはもちろん、現代の古楽界をリードする巨匠た
ちが勢ぞろいしていることでも大変有名なものです。

HMA 1951073 \1050
ブラームス:
弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18,ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ),
レジス・パスキエ(ヴァイオリン),
ラシェル・オレグ(ヴァイオリン),
ブルーノ・パスキエ(ヴィオラ),
ジャン・デュプイ(ヴィオラ),
ロラン・ピドゥ(チェロ),
エティエンヌ・ペクラール(チェロ)
録音:1980年10月、1982年
ブラームスの弦楽六重奏曲第1番は、27歳に作曲されたブラームスの青春の息
吹に満ちた作品。爽やかさと淡い甘さ、それにほろ苦さもある美しいメロディ
ーに満ちています。ことに第2楽章はフランス映画の傑作「恋人たち」のテー
マ音楽に用いられたこともあるほど耳に親しいものです。一方のピアノ三重奏
曲第3番は53才のブラームスの渋さがまた魅力です。
フランス勢によるこの録音は、ブラームスを過度に重々しくせず、力強いタッ
チで描いた骨太の演奏。傾向の違う二つの作品を見事に描き分けています。

HMA 1951245 \1050
“サンマルティーニ兄弟作品集”
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ:
シンフォニア ト長調
同 ニ長調 
クインテット ト長調 他 
ジュゼッペ・サンマルティーニ:
リコーダー協奏曲ヘ長調 
コンチェルト・グロッソ第6番ホ短調 
同 第8番ト短調
キアラ・バンキーニ(指)アンサンブル415
コンラート・シュタインマン(フルート)
サンマルティーニ兄弟は18世紀初頭に活躍した音楽家です。兄ジュゼッペ
(1693-1751)はオーボエ奏者。後にロンドンに移住し、ヘンデルなどと交流が
ありました。協奏曲の分野で優れた作品を残しています。弟のジョヴァンニ・
バッティスタ(1701-1775)は、交響曲の始祖とも言われる人で、ソナタ形式を
積極的に活用し後の作曲家に多大な影響を与えています。多数の管弦楽作品や
オペラを残しています。サンマルティーニ兄弟のまとまった録音は比較的珍し
く、バンキーニ率いるこの録音は貴重です。

HMA 1957007 \1050
「アルベニスの知られざるピアノ・ソナタ集」
アルベニス:ピアノ・ソナタ第3番,第4番、第5番,ワルツ「秋」
アルベルト・ギノバルト(P)
イサーク・アルベニス(1860-1909)には多数のピアノ曲がありますが、「イベ
リア」ばかりが有名な嫌いがあります。あるいはピアノ・ソナタがあることす
ら知られていないかもしれません。他の多くの小品と同様、今日あまり顧みら
れることのないアルベニスのピアノ・ソナタに新たな視点を投げかけたのがス
ペインのピアニスト、アルベルト・ギノバルト。彼は現状の評価に真っ向から
挑み、アルベニスのピアノ・ソナタがいかに「ピアノ・ソナタ」という形式に
スペインの風合いを混ぜ合わせた傑作であるかということをここで証明してい
ます。

HMA 1951848 \1050
シューマン:交響曲第2番,第4番
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)シャンゼリゼ管弦楽団
シューマンの交響曲には強い叙情性と内面に渦巻くようなロマンティシズムが
独特の魅力で、様々なアプローチがなされてきました。ヘレヴェッヘはバラン
スから表情付けにいたるまで伝統的な演奏とは一線を画した独自の冴えを見せ
ています。またシューマンの時代のオーケストラを意識した小規模なオリジナ
ル楽器のオーケストラを用い、ことに木管楽器群の瑞々しさは、これでこそ
シューマンのオーケストレーションが生きるように思われます。







<haenssler>
98 476 \1650
R.シュトラウス:
交響詩「ツアラトゥストラはかく語りき」 Op.30,ブルレスケ ニ短調
ゲルハルト・オピッツ(P)
ジョン・フィオーレ(指)デュッセルドルフ交響楽団
録音:2002年5月&2001年11月,デュッセルドルフ,ライヴ
若い指揮者に地方オーケストラだからってナメちゃいけない。ジョン・フィオ
ーレは現在デュッセルドルフ交響楽団の音楽監督、既に1999年にNHK交響楽団
に客演もしている実力派。しっかりした構築力をもってオーケストラを見事に
掌握、“冒頭だけ名曲”といわれがちな「ツアラトゥストラはかく語りき」に
進むべき道をきっちり見出しています。より精緻な演奏はあるにしても、若い
潔さとライヴならではの高揚感は魅力です。ブルレスケに名手オピッツが登場
というのもうれしいじゃありませんか。

98 445 \1650
シューマン:
ペダル・ピアノのための練習曲 Op.56,5つのカノンの練習曲,幻想小曲集
Op.73,民謡風の5つの小品 Op.102,3つのロマンス Op.94,アダージョとア
レグロ Op.70,おとぎ話 Op.132,12の連弾曲集 Op.85-晩の歌
ディルク・アルトマン(Cl,バセットホルン),ギュンター・トイフェル(Va),
ルドルフ・ケーニヒ(バセットホルン),フローリアン・ヘンシェル(P)
シューマンのピアノ伴奏の室内楽を集めたもの。クラリネットやヴィオラとい
ったただでさえ渋い楽器に加え、バセットホルンを導入しているのでますます
渋さ倍増。シューマンはこうした愛らしい小品では抜群のセンスの持ち主で、
ドイツ・ロマン派のしっとり美をとことん味わえます。
中堅から若手の演奏者によるもので、極めて上質のアンサンブル、一曲一曲し
みじみ聞かせてくれます。
フローリアン・ヘンシェルは1970年ベルリン生まれのピアニスト。

98 473 \1650
ブラームス:
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115,弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
フランソワ・ベンダ(Cl),
ヴェルディ四重奏団〔ズザンネ・ラーベンシュラーク(Vn),ペーター・シュタ
イン(Vn),カリン・ヴォルフ(Va),アンドレイ・メリク(Vc)〕
録音:2002年4、5月
ドイツの若い弦楽四重奏団の中では筆頭クラスのヴェルディ四重奏団のブラー
ムス。明るめの音色の柔らかく演奏された優しさのあるブラームスで、悩める
ブラームスの諦観が押しつけがましくないところがポイント。フランソワ・ベ
ンダはブラジル出身のクラリネット奏者。

98 452 \1650
シューマン:
ケルナーの詩による12の歌曲 Op.35,哀れなペーター Op.53 Nr.31-3,二人の
擲弾兵 Op.49-1,あなたの顔は Op.127-2,歌曲集「詩人の恋」Op.48
ウルフ・ベシュトライン(Br),シュテファン・ラウ(P)
録音:2003年7月
ドイツ歌曲界期待の若手、ウルフ・ベシュトラインの歌うシューマンの歌曲。
不器用な青年といった風情が、名作「詩人の恋」で生きています。






<Tahra>
TAH 541 2枚組 \4160
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」
ベルリオーズ:幻想交響曲
ピエール・モントゥー(指)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1950年10月19日、アムステルダム,1962年6月4日、ウィーン
ピエール・モントゥーはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と深い結
びつきがあり、1920、30年代にはメンゲルベルクを補佐してACOの指揮者を10年
務め、その後も晩年まで頻繁に指揮をしています。このCDのメインは1950年の
演奏会。バックハウスと共演のブラームスなんてあったのかとビックリ。圧巻
はやはり「火の鳥」、昨今の冷たくソリッドなストラヴィンスキー演奏の対極
にある優美かつ躍動美溢れる名演。アセテート録音のようでノイズは入ります
が聴ける音です。一方,幻想交響曲はACOを引き連れてのウィーン公演でのライ
ブ。既に80台半ばのモントゥー、だいぶテンポが遅くなって恰幅のよい音楽に
なっていますが、明確に刻むリズムとグンと下の方まで降りる呼吸の力はさす
がの一言。なおモントゥーの幻想交響曲の録音は、パリ交響楽団(1930年)、
サンフランシスコ交響楽団(1945年),ACOライヴ(1949年),サンフランシス
コ交響楽団(1950年),ウィーン・フィルハーモニー(1958年)、NDR交響楽団
(1964年)とありましたので、これが7つめの録音です。

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04-06 NO.5-2

2004年06月11日 13時29分21秒 | Weblog
<MD+G>
30512462 \2080
「歌と踊り-アンコール・ギター小品集」
J.S.バッハ、ソル、メンデルスゾーン、ポンセ、トゥリーナ、
グラナドス、カステルヌオーヴォ・テデスコ、セゴビア、他
フランク・ブンガルテン(G)
ドイツの実力派ギタリスト、ブンガルテンの初の小品集。様々な作曲家の歌と踊
りに関連する作品が全18曲収録されています。

30712512 \2080
ブラームス:
弦楽五重奏曲 第1番 ヘ長調 作品88
弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品111
ハルトムート・ローデ(Va)
ライプツィヒ弦楽四重奏団
録音:2003年4月、6月、マルククレーベルク
1988年にゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちによって結成されたライプ
ツィヒSQのブラームス室内楽作品全曲録音シリーズの最新の一枚。

61812602 \2080
ロッシーニ:ピアノ作品集 Vol.4
「アルバムのためのいくつかの些細なこと」
シュテファン・イルマー(P)
録音:2003年9月、バート・アロルセン
24曲のピアノ小品からなる「アルバムのためのいくつかの些細なこと」は、オペ
ラの作曲を引退したロッシーニが折にふれて作曲した器楽や声楽のための小曲
をまとめた作品集「老いのいたずら」の第12巻。これまで「老いのいたずら」か
らのピアノ作品を3枚録音してきたイルマーによるロッシーニ:ピアノ作品全
集の第4集です。

64412662 \2080
ルクー:
ピアノ四重奏曲 (未完)
弦楽四重奏のためのモルト・アダージョ
弦楽四重奏曲
ヤン・ミヒエルス(P)
シュピーゲル弦楽四重奏団
録音:2003年12月、バート・アロルセン
24歳の若さで夭折したベルギーの作曲家、ギョーム・ルクー(1870-1924)の室
内楽作品集。ピアノ四重奏曲はルクーの遺作となった作品で、完成された第1楽
章と未完成に終わった第2楽章(ダンディによって補筆完成)のみが残されて
います。またモルト・アダージョと弦楽四重奏曲は作曲者がわずか17歳の学生
時代に作曲された作品ですが、特に弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンの後期四重
奏曲に影響を強く受けた6楽章からなる大作で、ルクーの早熟の天才ぶりが発
揮されています。このディスクがCDデビューとなるシュピーゲルSQは1996年に
アントワープで結成された新鋭クァルテット。ヴィエニャフスキ、パガニーニ、
エリザベート王妃など、多くのコンクール入賞歴を持つ日本人演奏家の川口エ
リサが第1ヴァイオリンを務めています。

62202892 \2080
「ロマンティック・ドイツ民謡集」
ウェーバー、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ヴェルナー、
ジルヒャー、ブラームス、他の作品
DROPSヴォーカル・クァルテット
デトモルト・ホルン四重奏団
録音:1987年、ノルトキルヒェン
ドイツ・ロマン派の大作曲家の作曲・編曲による民謡集。「ムシデン」「野ば
ら」「菩提樹」などの有名曲が含まれています。ア・カペラによる男声四重唱
の歌唱の合間にホルンの響きがこだまし、ロマンティックなドイツの雰囲気を
盛り上げています。





<ARION>
ARN68621 \2180
テオドール・キルヒナー:
新ダヴィット同盟舞曲集 作品17
8つのロマンス 作品22/玩具集 作品35より
ジャン・マルタン(P)
テオドール・キルヒナー(1823-1903)は、シューマン夫妻やブラームス、ワー
グナーらと親交のあったドイツ・ロマン派の作曲家・ピアニスト。「新ダヴィ
ット同盟舞曲集」はそのタイトルからも窺えるように、シューマンの影響を強
く受けた作品。また、「玩具集」は全14曲からなる小品集ですが、ここではその中
から10曲が演奏されています。演奏のジャン・マルタンはパリでイヴ・ナット
に学んだフランスのヴェテラン・ピアニストで、ロマン派の作品を得意にして
います。

ARN68626 \2180
セバスチャン・ド・ブロッサール:カンタータとトリオ・ソナタ集
カンタータ「ジュディット、またはオロフェルネの死」
カンタータ「アブラハム、または犠牲になったイサク」
カンタータ「ダリラに裏切られたサムソン」
トリオ・ソナタ ホ短調/トリオ・ソナタ ニ長調/
トリオ・ソナタ ト短調/トリオ・ソナタ イ短調/
サンフォニー・ド・ノエル
ベアトリス・マヨ=フェリップ(S)
ル・コンセール・カロタン
指揮:ファビアン・アルマンゴー
ル・コンセール・カロタンは、ヴェルサイユ・バロック音楽センターの若手演
奏家たちによって結成されたフランスの古楽アンサンブル。ルイ14世時代のパ
リ宮廷で活躍したセバスチャン・ド・ブロッサール(1655-1730)の器楽・声
楽作品を収録しています。

ARN55425 \2180
サン・ジョルジュ:6つの弦楽四重奏曲集
ジャン・ノエル・モラール弦楽四重奏団
※再発売

ARN55433 \2180
モンテクレール:協奏曲&カンタータ集
ジュディス・ネルソン(S)、ジャック・ヴァンドヴィユ(Ob) 他

ARN55434 \2180
サン・ジョルジュ:
ヴァイオリン協奏曲Op.7-2
交響曲Op.11-1,2
アンネ・クロード・ヴィラール(Vn)
ヴェルサイユ室内管弦楽団

ARN55436 \2180
ドヴィエンヌ:フルートとクラヴサンのための6つのソナタ
ミシェル・デボスト(Fl)、ブリジット・オドブル(Cla)

ARN55445 \2180
サン・ジョルジュ:ヴァイオリンとクラヴサンのためのソナタ
ジャン・ジャック・カントロフ(Vn)、
ブリジット・オドブル(Cla)

ARN58426 \2180
アレッサンドロ・スカルラッティ:ヨハネ受難曲
ルイス・デヴォ(T) 他
アンサンブル・ムジカ・ポリフォニカ
指揮:ルネ・ヤーコプス

ARN68422 \2180
ヴィセー:ギター作品集
サンドロ・ヴォルタ(G)

ARN68495 \2180
エリオット・カーター:室内楽作品集
ジェラール・プーレ(Vn)、パトリック・ガロワ(Fl)、
モーリス・ブルグ(Ob) 他

ARN68498 \2180
カンプラ:1声・2声のためのモテット
アンサンブル・ダ・パセム

ARN68519 \2180
オーリック&フランセ:室内楽作品集
ジェラール・プーレ(Vn)、クリスティアン・イヴァルディ(P) 他





<RICERCAR>
RIC230 2枚組 特価\2080
ジル・アンリ・エイヌ:マリー・ド・メディシスのためのレクイエム
アンリ・デュ・モン:独唱のためのモテット集、他
アンリ・ルドロワ、ジェラール・レーヌ(C-T)
ベルナール・フォクルール(Org)
リチェルカール・コンソート
ナムール室内合唱団
ラ・フェニーチェ
指揮:ジャン・テュバリー
リエージュで行われたマリー・ド・メディシスの死(1642年)を悼む式典のた
めに作曲されたジル・エイヌ(1590-1650)の6声のためのレクイエム(ミサ
・プロ・デフンクティス)と、リエージュ出身でルイ14世時代の宮廷で活躍し
たアンリ・デュ・モン(1610-1684)の作品を集めたアルバム。RICERCARレー
ベルを代表するアーティストたちの演奏です。

RIC235 \2080
コレルリ:ソナタと合奏協奏曲集
ソナタ ヘ長調 作品5-4/ソナタ ニ短調 作品5-7/ラ・フォリア ニ短調
作品5-12/合奏協奏曲 ニ長調 作品6-4/合奏協奏曲 ハ長調 作品6-10/
合奏協奏曲 ト短調 作品6-8 「クリスマス協奏曲」
ナタリー・ウートマン(リコーダー)
ラ・パストレッラ
リコーダー&指揮:フレデリック・ド・ルース
ラ・フォリアやクリスマス協奏曲など、コレルリの代表的な作品をリコーダー
で演奏したもの。合奏協奏曲は独奏部のヴァイオリン・パートをリコーダーで
演奏しています。





<FUGA LIBERA>
FUG501 2枚組 特価\2080
ルカ・フランチェスコーニ:プロット2
ヤン・マレシュ:エクリプス
クロード・レネルス:夜間飛行
ジャン=リュック・ファフシャン:スフィ教の聖典:D
アレハンドロ・ビニャオ:リズム帳
ジェラルド・ツィンスターグ:シャルル・ラシーヌ讃
ミレイユ・ドギー(Ms)
ジャン=マルク・フォルツ(Cl)、オリヴィエ・スリーパン(Sax)
ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・リュシリン
指揮:マーク・フォスター
ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・リュシリンは2000年にルクセンブ
ルク文化省のバックアップによって結成された現代作品の演奏専門のアンサン
ブル。収録された作品はそれぞれの作曲家の最新作で、いずれも世界初録音と
なります。





<BAYER>
BR140004 \2080
ナイチンゲールの歌-エドゥアルト・メーリケとその時代
ローベルト・フランツ:
無伴奏混声合唱のための3つの歌 作品53/見捨てられた乙女 作品27-4/
アグネス 作品27-5/マシンカの歌 作品27-3
エミール・カウフマン:
熟考せよ、わが魂 作品6-3/ためいき 作品11-4/ねずみとりの呪文 作品13-2
オットー・シェルツァー:
熟考せよ、わが魂 作品3-5/狩人の歌 作品3-1/夜明け前の楽しいひととき
エルンスト・フリードリヒ・カウフマン:
庭師/婚礼の歌/宿屋の亭主の嘆き
パウリーネ・ヴィアルド:
庭師/朝早く/葦の根の妖精
ローベルト・シューマン:
庭師 作品107-3/見捨てられた乙女 作品91-4/兵士の花嫁 作品69-4/
若い国民の歌 作品125-3/狩人の歌 作品59-3/美しいロートラウト 作品67-2
カール・メーリケ:
敬意を払う人々/ためいき
ルイ・ヘッチュ:
乙女の初恋の歌/朝早く馬車に乗って/アグネス/夜に
アントニオ・サリエリ(カール・メーリケ編曲):
新しい年に
ダニエル・フランソワ・エスプリ・オーベール(カール・メーリケ編曲):
さすらい人の歌
エティエンヌ・ニコラス・メユール(マルクス・ハドゥラ編曲):
ベンジャミン
ローベルト・シューマン(クララ・シューマン編曲):
時は春 作品79-24(ピアノ独奏)
エドゥアルト・メーリケ:
ナイチンゲールの歌(朗読)
メヒティルド・バッハ(S)、グンドゥラ・シュナイダー(Ms)、
クリストフ・ゼクラー、トーマス・ルフ(B)
エリーザベト・フェアホーフェン(朗読)
マルクス・ハドゥラ(P)
ヴュルテンベルク室内合唱団/指揮:ディーター・クルツ
録音:2003年4月、ザントハウゼン
ドイツの詩人エドゥアルト・メーリケ(1804-1875)の詩に、同時代に活躍し
た作曲家が曲を付した歌曲や合唱曲を集めた企画アルバム。シューマン以外
はあまり知られていない作曲家の作品が数多く収録されています。カール・メ
ーリケ)はエドゥアルトの7歳年上の実兄。また、パウリーネ・ヴィアルドは当
時一世を風靡した名メッゾ・ソプラノ歌手です。





<ambitus>
AMB96874 \2180
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10-3
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
シュテファン・アルノルト(P)
アルノルトはヴュルツブルクに生まれ、ハノーヴァーやザルツブルク・モーツァ
ルテウムで学んだドイツの中堅ピアニスト。

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04-06 NO.5-1

2004年06月11日 13時28分49秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
●Complete Collection
82876603902 3枚組 \2300
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14-19番(ハイドン・セット全曲)
ガルネリ弦楽四重奏団
CD初期の頃発売して廃盤となっていたこの名盤が、久々に復活いたします。
(1971-1975年録音)

82876603912 7枚組 \5700
グリーグ:ピアノ独奏曲全集
ゲルハルト・オピッツ(p)
意外と問い合わせの多いこの盤が、全集として復活です。以前はグリーグ作
品全集の分売として2巻に分かれていた商品のセット化となります。
(1992-1993年録音)

82876603922 4枚組 \2850
シューベルト/交響曲全集
コリン・デイヴィス(指揮)
ドレスデン・シュターツ・カペレ
コリン・デイヴィスのこの盤も、バジェットで発売。
(旧版もまだ現役なのですが・・)



<EHMS CLASSICS>
※EHMS CLASSICSの通常盤価格は、今月より\950に値下げとなります。

OC344 2枚組 \1900
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1、2、4番
ヴァレリー・アファナシエフ(p)
ユベール・スダーン(指揮) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
全てザルツブルク・モーツァルテウム大ホールでのLIVE録音
アファナシエフの演奏スタイルは極めて斬新な先鋭さを示し
ュナーミクとアゴーギク、時には極度に遅いテンポ、弾きながら思索するかの
ような、身ぶり豊かな演奏姿で常に聴衆を魅了するともに賛否の渦を巻き起こ
している。作曲家・作家としての顔も持ち、多彩で超個性的な芸術活動を精力
的に展開している。
このアルバムはアファナシエフの初の協奏曲録音となったベートーヴェンのピ
アノ協奏曲第3番&第5番「皇帝」(OC-311 2003年6月発売)に続く第2弾でせは
2001/02年のシーズンにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の定期公演
で実現した「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲ツィクルス」によるもので、
2002年4月にアメリカ・ツアーも行い絶賛を博した演奏を、ザルツブルクでス
タジオ録音した。ベートーヴェンの「皇帝」は1999年に「東京の夏音楽祭」の
オープニングで東京交響楽団と弾いて大きな話題と感動を巻き起こしたが、
シューマンのピアノ協奏曲を40分以上もかけた激遅テンポで弾いたこともある
アファナシエフがこのディスクでも異能ぶりを発揮し、聴き手を挑発するレ
コーディングとして大きな話題になった第3番&第5番「皇帝」に続く必聴の
レコーディング!

OC349 \950
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K297b(ロバート・レヴィン版)
ベリオ:レンダリング(シューベルト:交響曲ニ長調 D.936A未完による)
ユベール・スダーン(指揮) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
イングリッド・ハッセ(fl), イサベラ・ウンテレル(ob),
ヴィリ・シュヴァイガー(hr), エドァルト・ヴィンマー(fg)
このCDは伝統を誇るザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるモーツァ
ルトの交響曲のレコーディング「ザルツブルクからのモーツァルト」シリー
ズとなるもので、古楽奏法を取り入れて話題となったスダーンのモーツァルト
の2枚目(1枚目はOC-203)となるもの。今回は有名な35番「ハフナー」と、録音が
意外と少ない木管のための協奏交響曲K297b。モーツァルトのこの協奏交響曲
は、通常ではOb,Cl,Hr,Fgのための協奏曲として知られていますが、この盤で
はロバート・レヴィンによってコンピュータ解析を行い、モーツァルトの手紙
をもとにして、実際モーツァルトが作曲したであろうFl,Ob,Hr,Fgために復元
したもの。なおこの曲の名盤にはものすごい独奏者を起用したマリナー盤が
ありますが、ここではザルツブルクの教授たちの名人芸よって、ザルツブル
クの香りをお届けいたします。ベリオの「レンダリング」は、シューベルト未
完の交響曲のスケッチ(第10番ニ長調 D.936A)を基にした作品で、ベリオ
によれば「修復であって再構築ではなく」「シューベルト自身がしたであろ
うように交響曲を完成する」といった方法論。

OC343 \950
モーツァルト:交響曲第38&40番
アイヴォー・ボルトン(指揮) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
150余年の歴史を誇るモーツァルトの町のオーケストラ、ザルツブルク・モー
ツァルテウム管による交響曲シリーズ録音第2弾は、新・首席指揮者でヨーロ
ッパで注目を集める指揮者アイヴォー・ボルトンとの録音!
アイヴォー・ボルトン(イヴォール・ボルトン)はイギリスのランカシャー生
まれ。ケンブリッジ大学、ロンドンの王立音楽院とナショナル・オペラ・ス
タジオで学ぶ。1984年セント・ジェームズ・バロック・プレイヤーズを創設し、
イングリッシュ・ツーリング・オペラの音楽監督(1991-92)、グランドボー
ン・ツーリング・オペラの音楽監督(1992-97)、スコットランド室内管弦楽団
の首席指揮者(1994-96)などのポストを歴任。バイエルン州立歌劇場(1994)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場(1995)などの主要なオペラ・ハウスにもデ
ビューし、ボローニャ、フィレンツェ、パリ、ブリュッセルのオペラ・ハウ
スやグラインドボーンやザルツブルクなどの音楽祭に客演してきた。バイエ
ルン州立歌劇場には頻繁に客演して絶賛を博している。2004/05年のシーズン
からザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者に就任する。昨
年2003年以来、今年(カプレーティとモンッテッキ他)と来年(ヘンデル/ソ
ロモン)にザルツブルク音楽祭にも登場し、話題となっている。ボルトンは、
2005年バイエルン国立歌劇場来日公演で来日予定。
このCDは伝統を誇るザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるモーツァ
ルトの交響曲のレコーディング「ザルツブルクからのモーツァルト」シリーズ
となるもので、2004年秋のシーズンから音楽監督に就任するアイヴォー・ボル
トンと彼らが最も得意とする、十八番中の十八番、モーツァルトを満を持して
録音するもの。ボルトンはバロック演奏の経験を生かしてピリオド楽器演奏の
成果を採り入れつつ、非常に清澄明晰な演奏で現代の最先端を行くモーツァル
ト像を打ち立てて聴くものを魅了する。これが現代のモーツァルトの交響曲演
奏の新・スタンダードといえる必聴のディスク!


●レヴァイン&ミュンヘン・ライヴ
以前1年前ぐらいにBMG Classicsから発売予定されていたものが、なんとエー
ムズ・クラシックスから発売決定!
伝説の巨匠チェリビダッケの薫陶を受け、ドイツではベルリン・フィルと並ぶ
実力を誇るまでになったミュンヘン・フィルは、1999年/2000年のシーズンか
らジェイムズ・レヴァインを首席指揮者にむかえて、さらに充実と飛躍の時
期を迎えてた。レヴァインは2003年/2004年のシーズンをもってこのポストを
退任したが、このシリーズは、レヴァインとミュンヘン・フィルとの実り多い
共演の中から、最も充実したライヴ演奏を選りすぐってCD化されたもので、こ
のコンビによる録音はこれまで発売おらず、その実力は今回はじめて日本の音
楽ファンの前に姿を現すのである。

OC501 2枚組 \2800
シェーンベルク:「グレの歌」
ベン・ヘップナー(T)[ヴァルデマール王],
デボラ・ヴォイト(Sp)[トーヴェ]
ワルトラウト・マイヤー(Ms)[山鳩],
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)[農夫]
マシュー・ポレンザーニ(T)[道化クラウス],
エルンスト・ヘフリガー(語り)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団[合唱指揮:アンドレアス・ヘルマン]
バンベルク交響楽団合唱団男声メンバー[合唱指揮:ロルフ・ベック]
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジェームズ・レヴァイン
シェーンベルクの膨大なオーケストレーションを精緻に再現し、ロマンティシ
ズムあふれる演奏を展開するレヴァインならではの「グレの歌」。ヘップナー、
ヴォイト、マイヤーと、豪華歌手陣も魅力。レヴァインは、2001年のシェーン
ベルク没後50年の記念イヤーに、METオーケストラでこの作品を取り上げてお
り、ニューヨークのカーネギー・ホールと東京文化会館での演奏は「作品の精
緻な再現と熱い高揚感を両立させた」と絶賛を浴びた。このライヴでは、ベン
・ヘップナー、デボラ・ヴォイト、ワルトラウト・マイヤーなどの強力な歌手
を独唱陣に配するだけでなく、フィナーレを導く重要なパートである語り役に
は往年の名テノール、エルンスト・ヘフリガーを招くなど、万全の布陣で臨ん
でいる

OC503 2枚組 \2800
マーラー:交響曲第9番
ジェームズ・レヴァイン(指揮) 
ミュンヘン・フィル
RCAに全集を録音しつつも未完となってしまったが、9番は1979年フォラデル
フィアOとの録音以来、彼にとって2枚目の盤となる。このミュンヘンの約20年
ぶりとなる録音で、レヴァインがどう調理しているかが楽しみな盤です。

OC502 \1400
ロジャー・セッションズ:ピアノ協奏曲
チャールズ・ウォーリネン:弦楽のためのグランド・バンブーラ
エリオット・カーター:管弦楽のためのヴァリエーション
ロベルト・ディ・ドメニカ/シンフォニー
ジェームズ・レヴァイン(指揮) 
ミュンヘン・フィル、 ロベルト・タウプ(p)
レヴァインは、ミュンヘン・フィルに行ってから積極的に現代音楽をプログラ
ムを取り入れてきた。この盤では、彼と交友の深い現代音楽作曲家の作品を収
録してあります。どの曲もJazzの要素を大きく取り入れた作品であり、Jazzも
演奏するレヴァインらしいプログラムでもあります。






<CDK MOS(Moscow Studio Archives)>
MOS 19062 \1350
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
フェドセーエフ指揮
USSR TV&Radio Large Symphony Orchestra
1985年5月5日録音

MOS 20009 \1350
チャイコフスキー:交響曲第5番、交響幻想曲「テンペスト」
スヴェトラーノフ指揮
The USSR Symphony Orchestra
1967年(交響曲第5番) 1970年(テンペスト)録音
既発売の CDKM 1010 と同じ音源です。

MOS 19066 \1350
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Vol.2 第11-16番
ニコラーエワ(ピアノ)
1987年録音
昨年REGISレーベルから全集として発売されていたものと同じです。分売。

MOS 20003 \1350
ラフマニノフ:交響曲第3番、交響詩「死の鳥」
スヴェトラーノフ指揮The USSR Symphony Orchestra
1960年代(交響曲第3番) 1966年(死の鳥)

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04-06 NO.4

2004年06月09日 11時23分05秒 | Weblog
<ORFEO>
ORFEO 050041 2080
ブラームス:マゲローネのロマンス Op.33(語りつき)
コンラート・ヤルノート(Br),カール=ハインツ・メルツ(P)
インゲ・ボルク(語り)
録音:2002年6、8月
ブラームスの連作歌曲、マゲローネのロマンスは、ルートヴィヒ・ティークの
「美しいマゲローネとペーター伯爵との恋物語」に基づいたうっとりとしたロ
マンティックで美しいメロディーに溢れた傑作。しかしそのわりに人気が今一
つなのは、ブラームスが原作から自由に15の詩を選び作曲したため展開が追い
づらく、全体としての一貫性が弱いためだといわれます。この弱点を補うため
物語を説明するナレーションを入れることがよくあります。この録音もその方
式を採用、そしてナレーターがなんと往年の大ドラマティック・ソプラノ、イ
ンゲ・ボルク!さすがはもともと演劇畑のボルク、言葉がさっぱりわからなく
ても何故か目の前に情景が広がるような素晴らしい劇作り!ボルクの語りに思
わず引き込まれてそのまま歌に繋がるので、一気に全曲聞いてしまいます。こ
れはうれしい!コンラート・ヤルノートは、数多いフィッシャー=ディースカ
ウの門下生の中でも声の抒情的な瑞々しさとスイスイと伸びる美しさでは群を
抜いています。知的で分析的な歌い方が鼻につくようなことがなく、気のいい
天然青年っぽさは、この歌曲集にピッタリ。

ORFEO 620041 2080
ローレム:歌曲集
高声のための6つの歌曲(ジョン・ドライデン,ロバート・ブラウニング)
ウォレス・スティーブンズの最後の詩集(9曲),アリエル(5曲),
ほか全23曲
ローラ・エイキン(S),ニコラ・ユルゲンセン(Cl),
ゲルハルト・ツァンク(Vc),ドナルド・サルゼン(P)
録音:2003年2月
ネッド・ローレムは1923年米国インディアナ州リッチモンド生まれ、今や存命
の作曲家の中でも長老格です。自由闊達な合衆国の現代作曲家たちの中にあっ
て、ローレムは手堅い書法の中に鋭い感性を込めた作風が特徴。とりわけ歌曲
が有名、近年は名歌手たちが競って取り上げています。このアルバムに収めら
れたものの中では、高声のための6つの歌曲がユニーク。題名通りとにかく音
域が高い!歌曲ではおよそあるまじき音域を多用したクリスタルで非日常的な
美しさには一発で虜になります。この至難の歌曲を歌うのは合衆国のコロラ
トゥーラ・ソプラノ、ローラ・エイキン。近年のザルツブルク音楽祭やメト
では「魔笛」の夜の女王はこの人。超難易度の歌を実に鮮やかに歌いきり、
最後には高いF音を見事に決めています。他の歌曲もそれぞれに魅力があり、
ウォレス・スティーブンズの最後の詩集ではチェロが、アリエルではクラリ
ネットが伴奏に加わって彩りを増しています。最後に集録されている今っぽい
“アレルヤ”がまた楽しい。
現代歌曲ファンも、超高音ソプラノ・ファンも飛びつきです。





<TEMPERAMENTS>
TEM 316030 2180
“ローマのバロック”
E・パスクィーニ:
第7旋法のトッカータ,フランスのカンツォン,第4旋法のトッカータ
フレスコバルディ:
第1トッカータ,ルッジェーロのアリアによるカプリッチョ,聖体奉挙のた
めのトッカータ,「アポストリのミサ」-レチェルカールの前のトッカータ,
クレードの後の半音階的リチェルカーレ
フェリーニ:フィオレンツァのアリア
ロッシ:第3トッカータ,トッカータ
パスクィーニ:ソナタ,パッサガーリ,パストラーレ,変奏曲
ヘンデル:「アマディージ」序曲
フランチェスコ・チェーラ(Org)
ローマ、サンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ教会の1612年製オルガン
を使用
録音:2002年11月
バロック時代、法王のお膝元ローマでは当然宗教音楽が盛ん。しかも枢機卿な
どの要職を有力貴族が勤め、芸術活動を積極的に支援し、他都市以上に豪華壮
麗な音楽が好まれていました。このアルバムには17、18世紀にローマで活躍し
た作曲家のオルガン曲が収録。北方系の禁欲的なオルガン曲とは打って変わっ
た自在で豊かな音の饗宴に、おもわず大伽藍のステンドグラスを仰ぎ見るよう
な感動を覚えること必至。しかもオルガンは1612年に当時随一のオルガン製作
者、ジョヴァンニ・グリエルミが製作したもの。パスクィーニなどが実際に弾
いているという由緒ある楽器で、教会内での鳴りも極上。
フランチェスコ・チェーラは1967年ボローニャ生まれの若い世代のオルガニ
スト。レオンハルトにも学んでいます。





<l'empreinte digitale>
ED 13171 2280
フェラーリ:小品集、もしくはピアノとテープレコーダーのための36の縦射
ミシェル・モレール(P) 
アルス・ノヴァ(アンサンブル・インストラメンタル)
電子音やテープ録音を使った楽曲で知られるリュク・フェラーリ。2002年に
来日して大変盛りあがっておりました。この小品集は1985年の作品、ピアノと
いろんなヘンテコな音が織り成す不思議世界は1980年ブームの現代にうけそう
です。





<HUNGAROTON>
HCD 32235 1980
シャルパンティエ:
レスポンソリウム第2番(聖木曜日第1夜課のルソン・ド・テネーブル第2番直
前の)
「神殿の垂れ幕が」H128、死者のための4声のミサ曲とサンフォニH10、
降誕祭のカンティクム(前奏曲、夜) H416、
ダヴィデ詩篇第87番「主よ、わたしの救いの神よ」H207、
3合唱体の「サルヴェ・レジナ」H24
ジェルジ・ヴァシェジ(指)、
マーリア・ザードリ(S)、アンドレア・チェレクイェイ(S)、
ペーテル・バーラーニ(C-T)、ゾルターン・ガヴォディ(C-T)、
ペーテル・ドルッカー(T)、アンドラーシュ・レゲンハルト(T)、
レジェー・クティク(T)、イシュトヴァーン・コヴァーチ(Bs)、
マーテー・ショーイオム=ナジ(Bs)、
パーセル合唱団、オルフェオ管弦楽団(ピリオド楽器使用)
録音:2003年4月17-20日ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
イタリアの影響とフランス的な表現様式をバランスよく調和させ、17世紀フラ
ンス宗教音楽の名曲を作り出したシャルパンティエ。61歳まで生きた彼の数あ
る宗教曲の中から、50歳台に作曲されたものを中心にした録音です。

HCD 32152 1980
モショニ(1815-70):
ミサ曲第1番ハ長調(ラテン語)、「聖別された死」(ハンガリー語)、
「ラヨシュ・バッチャーニ伯爵の思い出に」(ハンガリー語)
ペテル・ショルツ(指)、
インギド・ケルテシ(S)、マールタ・ルキン(C-A)、
ヨージェフ・ムック(T)、ラースロー・イェクル(Bs)、
リスト・フェレンツ管弦楽団&合唱団(アムステルダム)
録音:2003年6月7-12日ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
ドイツ語が母国語のハンガリー人作曲家、ミハーイ・モショニは、独学で音楽
を習得し、後半生をペスト市で過ごした作曲家。同じ環境で育ったリストと親
交深かった彼は、ベートーヴェンの影響を出発点とし、後にコダーイやバルト
ークに結実する、ハンガリーの音楽言語を次第に確立していきました。
グノーやベルリオーズを思い起こさせるミサ曲第1番は、1840年から42年にか
けて作曲された、彼にとって初の大作。「聖別された死」は、1849年のハンガ
リー革命に題材をとって1868年に作られた曲。また、「・・・思い出に」も、
その革命におけるハンガリー臨時革命政府の首班、ラヨシュ・バッチャーニ伯
爵を題材とした1870年の作品。

HCD 32199 1980
モルターロ(1587-1610頃活躍):
「カンツォーナ・ダ・ソナーレ集第1巻」
ペーテル・シラーク(Org)[18世紀、ガエターノ・カッリード作ヴェネツィ
ア製オルガン]
録音:2003年1月6-10日ブダペスト=ファルカシュレート、諸聖人教区教会
イタリア人のアントニオ・モルターロは、ルネサンスからバロックにかけて活
躍した、修道士、作曲家、オルガニスト。宗教曲とオルガン曲が作品の中心で
ある彼のこの作品は、1600年にヴェネツィアで出版されたもの。ルネサンスの
技法とバロックの技法がバランスよく散り嵌められており、独特の仕上がりと
なっています。

HCD 32157 1980
「ハンガリー語で歌われたグレゴリオ聖歌」
(待降節、クリスマス、公現節、聖週間・復活祭・五旬節、聖イシュトヴァー
ン王に関する頌歌、セクエンツィア)
ラースロー・ドブサイ(指)、ヤンカ・センドレイ(指)、
スコラ・フンガリカ
録音:2003年6月22-28日ブダペスト、市庁舎会議場ホール
ルターが宗教改革を開始してから後、プロテスタント系のヨーロッパ各国では、
グレゴリオ聖歌を自国語で歌う試みが数多くなされていました。ドイツ語、
チェコ語、スウェーデン語、ノルウェー語、英語と、西ゲルマン系と北ゲルマ
ン系の言語が数多い中、東洋系のハンガリー語も、その豊かな伝統の一端を
担っています。
グレゴリオ聖歌らしい、その素朴な歌声は、同時に祈りの深さと母国語で歌う
喜びを感じさせ、民族の英雄かつ聖人、イシュトヴァーン王の頌歌では、誇り
までも感じさせます。

HCD 32200 1980
「サンブラシアヌス写本/中世の聖母被昇天祭のためのミサ曲」
ヤーノシュ・メゼイ(指)、スコラ・カントルム・ブダペスティエンシス
録音:2001年9月6-10日ブダペスト=チェペル、ギリシャ・カトリック教会
聖イシュトヴァーン王以後、キリスト教を国教として発展してきたハンガリー
には、中世以来、豊かなキリスト教音楽の伝統があります。このサンブラシア
ヌス写本は、14世紀南ドイツのアウグスチノ修道参事会修道院に起源をもつ写
本。素朴な祈りの気持ちは、仏伊西の影響も受けた音楽とともに心に響き渡り
ます。





<ALTUS>
ALT 081/2 2枚組 特価 2450
マーラー:交響曲第2番「復活」
ミカエラ・カウネ(Sp) リオバ・ブラウン(Ms)
準・メルクル(指)NHK交響楽団、二期会合唱団
空前の大ヴォルテージで凄い迫力と緊張感。メルクルもこの曲初挑戦とは思え
ぬ指揮ぶりで、改めて大器ぶりを確認。二期会のうまさ、独唱陣の絶品の歌、
N響の超絶ぶりにも唖然といたしました。また素晴らしい音質で放送されたも
のとテイクが違います。





<TDK>
TDKAD 010 2450
ハイドン:交響曲第30番「ハレルヤ」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
ハイドン:交響曲第52番
若松夏美(Vn)
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2004年2月20日 浜離宮朝日ホール
バロックヴァイオリンのスター若松夏美の待望のソロでモーツァルトの協奏曲
が登場。タイトルからしてそそられる「ハレルヤ」と格調高い主題が有名な名
曲52番という内容。録音も最高にすばらしい出来栄えです。






<DYNAMIC>
DYNDVD33431(DVD-Video) 2枚組 4080
NTSC 172'
ヘンデル:「アグリッピーナ」
ヴェロニク・ジャンス(S;アグリッピーナ),
フィリップ・ジャルスキ(CT;ネローネ),
ナイジェル・スミス(Bs;クラウディオ),
ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ(S;ポッペーア),
ティエリー・グレゴワール(CT;オットーネ),他
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
演出:フレデリック・フィスバック
収録:2003年3月
今年の春にCDで発売され世界的に大変好評だった、マルゴワールが指揮したヘ
ンデルの「アグリッピーナ」の公演、今度はDVDで登場。ジャケット写真から
も舞台の華やかさは十分に伝わってきますから、これは大期待!もちろん音楽
は非常に楽しく、ヴェロニク・ジャンスのアグリッピーナとフィリップ・ジャ
ルスキのネローネの母息子のお馬鹿さは最高です。
※日本語字幕はございません。伊英仏独西のみ。
※CD御案内時にJarousskyをヤロウスキとカナ表記しましたが、フランス人な
のでジャルスキが正しいとの御指摘を受けました。訂正いたします。

CDS 449 2枚組 3700
ドニゼッティ:「パリ伯爵ウーゴ」
中島康晴(T ウーゴ),
ドイナ・ディミートリゥ(S ビアンカ),
カルメン・ジャンナッタージョ(S アデーリア),
デジャン・ヴァチュコフ(Bs フォルコ),他
アントニーノ・フォリアーニ(指)
ミラノ・スカラ座アッカデーミアO.&Cho.
録音:2003年10月ベルガモ
20代にしてスカラ座の舞台に主役で何度も立ち、ムーティ指揮で歌い、レオ・
ヌッチと渡合った若い日本人”と聞けば、オペラ・ファンなら先刻御存知の中
島康晴。イタリアでは既に“YASU”の愛称で通っている、今最も期待されてい
るテノールです。スカラ座のアッカデーミアに留学したため近年は日本では
ニューイヤーオペラくらいでしかその姿を見ることができませんでした。よう
やくオペラの全曲録音!そのアッカデミアの公演としてドニゼッティの故郷ベ
ルガモで上演された「パリ伯爵ウーゴ」のライブです。この作品は1832年、有
名な「愛の妙薬」の直前にスカラ座で初演された力作ですが、事情あって成功
とならず、近年の上演も極めて稀。ウーゴ役にアリアがないのが恨めしいとは
いえ、中島はまさしくタイトルロールです。2005年にはヴェネツィアのフェニ
ーチェ座と来日予定、それまではこのCDで中島の声を楽しみましょう!
プリマドンナ、ビアンカ役には、先日サントリーホールの「トスカ」でニール
・シコフ、レナート・ブルゾンを向こうに回して見事なトスカを歌ったルーマ
ニア生まれのドイナ・ディミートリゥ。他の人たちも、若いけれど数年先には
大活躍という人たちばかりです。
なお、DYNAMICからはさらに中島の録音が出る予定があるそうです。お楽しみ
に!

CDS 452 \1350
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466,
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
ディーノ・チアーニ(P)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)
ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団
録音:1970年,1973年
夭折の偉大なピアニスト、ディーノ・チアーニの録音発掘に力を入れている
DYNAMIC社、今回はモーツァルトのピアノ協奏曲、それもK466とK491という
短調の2曲をリリースです。チアーニは残されたモーツァルトの録音そのもの
が極めて少なくK457のソナタなどわずかなので、ファンにはたまらない贈り
物です。ミッドプライスでの御提供というのもうれしい限り。





<SUPRAPHON>
SU 3791 1650
ドヴォルザーク:
祝典序曲Op.54 
歌劇「ルサルカ」Op.114よりポロネーズ 
スラヴ舞曲ハ短調Op.46-7 
スラヴ舞曲ト短調Op.46-8 
スラヴ舞曲ロ長調Op.72-1 
スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7 
序曲「わが家」Op.62
スメタナ:
歌劇「リブシェ」よりファンファーレ 
歌劇「売られた花嫁」よりフリアント 
バヤデール(インドの舞姫)のギャロップ 
ダリア・ポルカ ・ポルカ「我らの乙女たちに」 
学生生活よりポルカ 
チェコ国民軍行進曲
マルチヌー:バレエ「シュパリーチェク」より魔法の袋 
ヤナーチェク:シンフォニエッタより第1楽章
プラハ城衛兵&チェコ共和国警察隊バンド
ミロスラフ・ハンザル
リボル・クルマーシェク
ヴァーツラフ・ブラフネク(指) 
録音:2004年3月31日,4月1日ZDAWスタジオ(チェコTV)
「弦の国」のイメージが強いチェコは、一方では話題の天才バボラクを生んだ
管の王国でもあります。なかでも1945年発足、すでに半世紀を越える歴史を持
つプラハ城衛兵&チェコ共和国警察隊バンドはチェコを代表する精鋭集団。
出来たてほやほやの最新録音は、輝かしい金管と柔らかな木管とのブレンドに
魅力。さらにスプラフォンらしくスラヴ系作曲家たちの、いわゆるブラス畑に
偏らない選曲で広く楽しめる工夫が施されています。その典型がスラヴ舞曲。
オリジナル版と見紛うかのような出来栄えには聴けば大満足です。締め括り
にシンフォニエッタのファンファーレをもってくるところも心憎いセンス。
パーッと気分を盛り上げるのにもってこいのアルバムです。

SU 3487 1650
フィビヒ:
ピアノ四重奏曲ホ短調Op.11 
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネットとホルンのための五重奏曲
ニ長調Op.42
マリアーン・ラプシャンスキー(P)
イジー・パノハ(Vn) ミロスラフ・セフノウトカ(Va) 
ヤロスラフ・クルハン(Vc) ルドミラ・ペテルコヴァー(Cl) 
ヴラディミーラ・クラーンスカー(Hrn) イジー・パノハ(Vn) 
ヤロスラフ・クルハン(Vc) 
録音:2001年12月15-16日,2003年11月15-16日プラハ、
ドモヴィナ・スタジオ
フィビヒの室内楽曲はオペラや交響曲、交響詩に比べて全作品中もっとも少な
く10曲ほど。作品番号を付けなかったり、すすんで楽譜を出版しなかったりと
いう作曲者自身の関心の問題もあって、これからのジャンルです。母国を離れ
ヴィリニュス滞在中のピアノ四重奏曲は、民俗的な香りを含みつつガッチリと
した構成と堅く重めのリズムが特徴。ブラームス風のピアノがドイツ音楽への
傾倒をうかがわせます。また、室内楽向きの楽器クラリネットとホルンの扱い
も印象的な五重奏は最後の室内楽作品。ラルゴなど、教え子で作家のアネシュ
カ・シュルツォヴァーとの幸せな関係(ピアノ曲集「気分、印象、思い出」の
絡みで有名)を反映して甘美な旋律と創作の充実ぶりが際立っています。
演奏陣は、前回の弦楽四重奏曲集(SU.3470)同様パノハSQのメンバーに加え、
ペテルコヴァーら強力なソリストも迎えて地元勢による理想的な顔合わせ。
室内楽がお好きな方はぜひおためしを。

SU 3786 1350
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」 
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
プラハ・グァルネリ・トリオ
録音:1991年9月25-26日&11月30日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
フルプライス旧番号11.1561のミドル再発。PRAGAとSUPRAPHONに重要レパート
リーの録音を続ける名門グァルネリ・トリオ(1986年結成)を代表する一枚。
新世界交響曲やチェロ協奏曲、アメリカ四重奏曲と同じに強烈な民俗的香り
から、ドヴォルザークの代表作にして同ジャンルの傑作「ドゥムキー」と、
娘の夭逝を悼んで書かれた悲劇的なスメタナ唯一のトリオという組み合わせ。






<BONGIOVANNI>
GB 2358 2枚組 3760
パイジェッロ:「フラスカーティの娘」
カルメラ・カルヴァーノ・フォルテ,レティツィア・スペルツァーガ,
ロラン・ダルニ 他
フランコ・トリンカ(指)ジュネーヴ室内管弦楽団
録音:2002年7月
18世紀後半のジョヴァンニ・パイジェッロの人気は想像以上のものでした。
この「フラスカーティの娘」は1774年にヴェネツィアで初演されて大当たり、
それからヨーロッパのあちこちで人気演目として上演されつづけ、デンマーク
やアイルランドでも上演されたとか。当然イタリアでは劇場のある街では全て
上演されたんじゃないかというほどの人気作でした。物語は、あるローマの
貴族が許婚のもとに旅する途中の街で出会った、フラスカーティ生まれの娘
に一目惚れ、ところが彼女の後見人も彼女を狙っており、しかし娘は若い羊
飼いと相愛、そして待ちくたびれた貴族の許婚が出迎えにやってきて、騒動
が…というもの。人気があったことがわかる良くできた物語、音楽です。
歌手やオーケストラも堅実な演奏。ジュネーブでのライヴ録音。

GB 2355 1880
ペロージ:オラトリオ「イエルザレム」
マルコ・カマストラ(Br),ジャンニ・プッドゥ(T),
エミディオ・グイドッティ(Bs)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)マルキジャーナPO.
コラーレ・チェント・トッリ
録音:2003年4月
BONGIOVANNI社のロレンツォ・ペロージ・シリーズの新刊。「イエルザレム」
はラテン語で書かれたオラトリオで、1900年に初演。キリストが歌う“イエ
ルザレム、イエルザレムよ!”という劇的な歌があることで知られています。

HOC 013 2枚組 2200
マスネ:「マノン」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(マノン),
チェーザレ・ヴァレッティ(デ・グリュー),
フェルナンド・コレナ(レスコー),
ジェローム・ハインズ(デ・グリュー伯爵) 他
ピエール・モントゥー(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1954年
これはおそらく初出でしょう。1954年12月18日のメトロポリタン歌劇場での
公演のライブ。モントゥーは1955年にやはりデ・ロス・アンヘレスをマノン
役にしてEMIに録音をしていますが、オペラコミクとメトの違いが出て、こち
らの方が華やかでゴージャスな演奏になっています。当たり役マノンを歌う
デ・ロス・アンヘレスの抗しがたい魅力がたまりません。

HOC 012 1100
レオンカヴァッロ:「道化師」
フランコ・コレッリ(カニオ),マファルダ・ミケルッツィ(ネッダ),
ティート・ゴッビ(トニオ) 他
アルフレード・シモネット(指)RAIミラノ交響楽団
録音:1954年
デビューして間もない頃のコレッリと、全盛期のゴッビの共演が聞き物です。

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04-06 NO.3-2

2004年06月03日 13時41分10秒 | Weblog
<Capriccio>
67079 \2080
アルヴォ・ペルト(1935- ):
合唱と弦楽オーケストラのための《ベルリン・ミサ》
独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器のための《フラトレス》
弦楽、オーボエ、チェンバロとピアノのための《B-A-C-Hの名によるコラー
ジュ》
弦楽オーケストラのための《スンマ》
弦楽オーケストラと鐘のための《ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌》
ピアノ三重奏のための《モーツァルト=アダージョ》
ヴラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮)、
モスクワ・ヴィルトゥオージ、アカデミー・オヴ・コーラル・アート合唱団
ヴァチェスラフ・マリニュク(チェロ)、
セルゲイ・ベツロードニー(ピアノ)
オール・ロシア勢によるペルトは珍しい。名曲の誉れ高い《ベルリン・ミサ》
は、これまで合唱系指揮者が取り上げる場合がほとんどで、器楽奏者が指揮
をするのは珍しいと思われる。

67080 \2080
エルウィン・シュルホフ(1894-1942):
交響曲第5番《ロマン・ロラン》
室内オーケストラのための組曲
交響曲第2番
ジェームズ・コンロン(指揮)、バイエルン放送交響楽団
ナチスに虐げられた作曲家シュルホフの代表作だけに、こうしてバイエルン
放送響というドイツの超一流オーケストラの演奏で聴けるようになったこと
を喜びたい。こだわり派コンロンならではの企画。

60100 2枚組 \4160
アントニオ・サリエリ(1750-1825):
歌劇《イエス・キリストの受難》全曲
メルバ・ラモス(ソプラノ)、フランツィスカ・ゴットヴァルト(テナー)
フローリアン・モック(テナー)、ハンノ・ミュラー・ブラックマン(バス)
クリストフ・シュペリンク(指揮)、
ノイエ・オルケスター、コーラス・ムジクス・ケルン
古典派作品全般にこだわりを見せるクリストフ・シュペリンクだが、サリエ
リのオペラ全曲とは珍しい。深刻な内容とは裏腹に序曲は打楽器など鳴り物
入りで、妙に明るい。

60103 2枚組 \4160
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):ヨハネ受難曲
エリザベス・ショル(ソプラノ)、
アレクサンドラ・ペーターザマー(アルト)、
グンナー・グビョルセン(テナー)、
ヨッヘン・クプファー(バス)、
ヨシャート・ダウス(指揮)、
カプリッチョ・バーゼル・バロックオーケストラ、
ツェルター・アンサンブル、ベルリン・ジングアカデミー

67093/96 4枚組 \8320
フランツ・シュミット:オルガン作品集 ――
【CD1】
創作主題による変奏曲とフーガ
前奏曲とフーガ変ホ長調
トッカータ
【CD2】
幻想曲とフーガ ニ長調
4つの小コラール前奏曲
シャコンヌ嬰ハ短調
【CD3】
前奏曲とフーガ ハ長調
フーガニ長調
4つの小前奏曲とフーガ
【CD4】
ハイドンの「皇帝賛歌」の主題による変奏曲
救世主は立たれた
前奏曲とフーガ イ長調
トッカータとフーガ 変イ長調
アンドレアス・ユッフィンゲル(オルガン)

67100/2 3枚組 \6240
モーツァルト時代のマイスターたち ――
J・M・クラウス、ノイマン、サリエリ、ロゼッティ、ディッタースドルフ、
グルック、アルブレヒツベルガー、ボッケリーニ、フェルレンディス、
ヴァンハル、J・C・バッハ、パイジェッロ、ゴセック、ヴェンドリング、
シュターミツの作品
様々なアーティスト
Capricccio既存音源からのオムニバス。

67097/99 3枚組 \6240
"禁断の音楽" 流浪する作曲家たち ――
ツェムリンスキー、シュレーカー、シュルホフ、ウルマン、ヒンデミット、
シェーンベルク、ヴェレシュ、ミヨー、アイスラー、ワックスマン、ワイル、
クシェネク、デッサウ、グルリットの作品
様々なアーティスト
Capricccio既存音源からのオムニバス。

67103 \2080
神秘的なバラッドと歌曲 ――
シューベルト:魔王、丘の上の若者、トゥーレの王、小人、
ヴォルフ:ワイラ女神の歌、他
レーヴェ、リスト、マーラーの歌曲
ヘルマン・プライ、ユリアーネ・バンゼ、白井光子 他
Capricccio既存音源からのオムニバス。

67107/8 2枚組 \4160
夕暮れのクラシック ――
マスネ:《タイス》の瞑想曲、
シューマン:夕べに、
グリーグ:ソルヴェイグの歌、
ビゼー:《カルメン》間奏曲、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
グローフェ:夕暮れ、
アルビノーニ:アダージョ、他
様々なアーティスト
Capricccio既存音源からのオムニバス。





<AVIE>
AV0038 2枚組 \3120
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
ロザリオのソナタ(全曲+物語朗読)
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン)、
デイヴィッド・ロブロウ(チェンバロ)、
ポーラ・シャトーネウフ(テオルボ、アーチリュート)、
リチャード・タニクリフェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)
ティモシー・ウェスト(朗読)
新機軸! ストーリー朗読トラック付きの《ロザリオ》
ビーバー(1644-1704)は当時、ドイツ圏で最高の技術を誇るヴァイオリニ
ストだったという。「ミステリアス・ソナタ」とか「ロザリオのソナタ」、
さらに「ローセンクランツ」と様々な名前で呼ばれているこの曲は、ビーバ
ーの代表作。キリスト誕生から処刑に至るまでの喜び、栄光、安らぎ、神秘、
悲しみといった、あらゆる感情を表現した15のソナタから成り立っている。
いわば器楽版《マタイ受難曲」と形容していいような規模を持つ大作。抜粋
で演奏されることも多い。これをナレーション付きで演奏するという試み。
映画『ジャッカルの日』などに出演していたイギリス演劇界の大ヴェテラン
俳優ティモシー・ウェストが味わい深い語りを聞かせてくれる(英語)。

AV0042 \2080
ショート・ストーリーズ ――
ジョージ・ガーシュウィン:ショート・ストーリー
イェネー・フバイ:ボレロOp.51-3(世界初録音)
モーリス・ラヴェル:ハバネラの形式による小品
クルト・ワイル:タンゴ・ハバネラ《ユーカリ》(世界初録音)
エフレム・ジンバリスト:
《「サラサテーナ」からのタンゴ》組曲(世界初録音)
アレクサンドル・グラズノフ:ワルツop.42-3(世界初録音)
ヘンリク・ヴィニアエフスキ:東洋風ファンタジア(世界初録音)
ヨゼフ・アクロン:愛の献呈Op.51(世界初録音)
オヴィデ・ムーシン:演奏会用マズルカ(世界初録音)
ハンス・シット:ボレロOp.95-12(世界初録音)
フレデリック・ショパン:マズルカ イ短調
イザーク・アルベニス:タンゴOp.165
セルゲイ・ラフマニノフ:ダンス・ツィガーヌOp.6
フレデリック・ショパン:ワルツイ短調Op.34-2
アンリ・ヴュータン:3つの小品Op.40
デイヴィッド・フルワーズ(ヴァイオリン)、
ヘンリー・シグフリッソン(ピアノ)
デビュー作「二大世界大戦間のヴァイオリンとピアノのための音楽」(AV0009)
がヴァイオリン・ファンの話題をさらったフルワーズの第2弾。今回もとても
一筋縄ではいかない小品集である。前回同様、世界初録音が多数(8曲)とい
うのは、ヴァイオリン小品集としては異例のことだろう。
デイヴィッド・フルワーズは、幼少時代からザルツブルク・モーツァルテウ
ムでルッジェーロ・リッチに師事、1990年からはドイツでザハール・ブロン
に学んだ。ブロン仕込みのカロリー高い節回しが魅力。なお、彼の使用楽器
は、前作では1715年製のカルロ・ベルゴンツィだったが、今回はオーストリ
ア国立銀行から貸し出されたストラディヴァリウスの銘器「エクス=ブリュ
ストレイン」である。ピアノはベーゼンドルファーが用いられている。

AV0036 \2080
シエナ・リュート・ブック ――
フランチェスコ・ダ・パリージ(16c.)、
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543)、
ファブリツィオ・デンティス(c.1539?-1581)、
ペリーノ・フィオレンティーノ(1523-1552)、
ジュリオ・セーニ・ダ・モデナ(1498-1561)、
グイド・セヴェリーノ(16c.)のファンタジア、リチェルカータ、
ガリアルダ集
ジェイコブ・ヘリングマン(リュート)





<E'tcetera>
KTC1257 \2180
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):宗教合唱曲集 ――
聖レオポルトのミサ(ドイツ語荘厳ミサ曲《ここに皇帝陛下は横たわり》)
2つのホルンと弦楽のためのノットゥルノ(ディヴェルティメント)ヘ長調
無辜嬰児殉教者の祝日のための晩祷
マリー=ノエレ・デ・カタライ(ソプラノ)、
ペトラ・ヴァン・テンデロー(ソプラノ)、
レイチェル・ファブレー(メゾソプラノ)、
グイ・ペンソン(オルガン)、
フロリアン・ヘイエリク(指揮)、
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセ、カペラ・コンシンテ

KTC1263 \2180
"アミューズ" 啓蒙時代からロマン派までのハープ音楽 ――
フランソワ=ジョゼフ・ナデルマン(1781-1835):
ジャン・ジャック・ルソーの歌によるファンタジアと変奏曲
ルイ・シュポア(1784-1859):幻想曲 ハ長調Op.35
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
ニコラ・ボクサ(1789-1856)&エトムント・シュエッカー(1860-1911)編:
歌劇《魔笛》のアリア
ニコラ・ボクサ:モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》の主題による変奏曲
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ニコラ・ボクサ&エトムント・シュエッカー編:
歌劇《フィガロの結婚》のアリア
ソフィア・コッリ(1775-1847):ソナタ第3番ハ短調Op.2
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):鳥のさえずり
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルセッティ(1704-1766):
ソナタ第6番ハ短調
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971
長澤真澄(シングル&ダブル・アクション・ハープ)

KTC1268 \2180
21世紀のスピリチュアルなスペイン音楽 ――
クリストバル・ハルフテル(1930- ):アテンディーテ Attendite(2003)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968- ):
不在の構造 Arquitectras de la ausencia(2003)
ルイス・デ・パブロ(1930- ):エレイソン Eleison(2003)
エリアス・アリツクーレン(指揮)、
チェロ・オクテット・コンフント・イベリア

KTC1270 \2180
"グランド・デザート" ドゥシェクの世界 ――
ヤン・ラディスラフ・ドゥシェク(1760-1812):
ハープとフォルテピアノのための二重奏曲変ホ長調Op.38
フォルテピアノのためのソナタ嬰ヘ短調Op.61
ハープとフォルテピアノのための小デュエット第2番ヘ長調
ハープのためのソナタ第1番変ホ長調Op.34
ハープとフォルテピアノのためのデュオ・コンチェルタンテ変ロ長調Op.69-1
長澤真澄(ナデルマン・シングル・アクション・ハープ)
リチャード・エガー(フォルテピアノ)

KTC4001 \2180
管楽のためのセレナーデ ――
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):管楽セレナーデ ニ短調Op.44
フロール・アルパールツ(1876-1954):アヴォントムジーク
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):組曲変ロ長調Op.4
エティエンヌ・ジーベンス(指揮)、
イヴォ・ハデルマン(指揮)、イ・ソリスティ・デル・ヴェント





<Danacord>
DACOCD596 \2180
エミール・フォン・ザウアー(1862-1942):
ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
ややむずかしい5つの小品、バレエの小さな情景、メヌエット(古いスタイ
ルの)、 演奏会ポルカ、演奏会ギャロップ
オレク・マルシェフ(ピアノ)、ジェームズ・ロッホラン(指揮)、
オーフス交響楽団
ピアノのヴィルトゥオーゾ、ザウアーの、異常に難易度の高い作品を次々取
り上げてピアノ・ファンを驚かせているマルシェフの最新作。名匠ロッホラ
ンとの共演も話題。

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04-06 NO.3-1

2004年06月03日 13時40分36秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA21698(Normal CD) 2080
CCSSA21604(SACD-Hybrid multichannel) 2850
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲第2番ホ短調Op.27
ヴォカリーズOp.34-14〔管弦楽版〕
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団は、いよいよ今年から
Channel Classicsと新しいパートナー・シップを組んでレコーディング・プ
ロジェクトをスタートさせる。
Channel Classicsのリリースはここ1年ほどHybrid SACDのみのリリースでし
たが、このディスクに限り「ノーマルCD」もリリースされます。

CCSSA20504(SACD-Hybrid multichannel) 2850
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):ピアノ作品全集Vol.5
《老年のいたずら》第7集 "草葺き小屋のアルバム"
《老年のいたずら》第8集 "館のアルバム"
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
霊感豊かなジャコメッティの演奏。1837年製エラール・ピアノを使用。

CCSSASEL3404(SACD-Hybrid multichannel)特価 2080
スーパー・アーティスツ・スーパー・オーディオ2
〔CCSSA20103〕
オランダ・バッハ協会 / バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248より
The Netherlands Bach Society / J.S. Bach: Christmas Oratorio BWV 248
- Jauchzet, frohlocket, auf, preiset die Tage
〔CCSSA20003〕
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)&デヤン・ラツィック(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタより Pieter Wispelwey, violoncello
& Dejan Lazic, piano / D. Shostakovich: Sonata in D minor op. 40 -
Allegro
〔CCSSA20804〕
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)&オランダ・バッハ協会 / 死と献身より
Johannette Zomer, soprano & The Netherlands Bach Society / "Death &
Devotion" Franz Tunder: An Wasserflussen Babylon
〔CCSSA19703〕
デヤン・ラツィック(ピアノ) / ハイドン:ピアノ・ソナタ変ホ長調より
Dejan Lazic, piano / J. Haydn: Piano Sonata in E-flat major, Hob.
XVI:52 - Allegro
〔CCSSA21504〕
アムステルダム・シンフォニエッタ / チャイコフスキー:フィレンツェの
思い出より Amsterdam Sinfonietta, string orchestra / P. Tchaikovsky:
Souvenir de Florence, op. 70 - Adagio cantabile e con moto
〔CCSSA20403〕
ジェンツ / 星に願いを The Gents, vocal ensemble / Follow That Star
〔CCSSA20204〕
ニュー・センチュリー・サクソフォーン・クヮルテット / バッハ:フーガ
の技法より New Century Saxophone Quartet
J.S. Bach: Die Kunst Der Fuge - Contrapunctus 7
〔CCSSA19603〕
フロリレジウム / ハイドン:交響曲第101番《時計》より Florilegium /
J. Haydn: London Symphonies, vol.1, Symphony no.101 in D major 'The
Clock' - Andante
〔CCSSA18003〕
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ) / ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.4
《アルバムのためのいくつかの些細なこと》より Paolo Giacometti, piano
/ G. Rossini: Quelques riens pour album complete works for piano,
vol.4 - Allegro Vivace
〔CCSSA19903〕
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、フレッド・ヤコブス(ソプラノ) /
"光り輝くローマ"より Johannette Zomer, soprano & Fred Jacobs, theorbo
/ "Splendore di Roma" Luigi Rossi: Or che la notte del silenzio amica
〔CCSSA19403〕
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテット / フーガ・アラウ
ンド・ザ・クロック Amsterdam Loeki Stardust Quartet, recorders /
Fugue Around The Clock: J.S. Bach: Fuge in G major BWV 577
〔CCSSA19804〕
カトナ・ツインズ(ギター) / ピアソラ:《レーニャの思い出》より
Katona Twins, guitars / A. Piazzolla: Homenaje a Lieja Double
concerto for two guitars, string quartet and double-bass - Milonga
〔CCSSA21604〕
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団 / ラフマニノ
フ:交響曲第2番より Budapest Festival Orchestra, Ivan Fischer /
Rachmaninov: Symphony no. 2 in E minor - excerpt from Adagio
世界のインディペンデント・レーベルの中で最もSACDへの取り組みに積極的
なチャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第2弾。ハイブリッドです。





<Chandos>
CHSA5030(SACD-Hybrid multichannel) 2850
コンダクターズ・トランスクリプションズ
-バルビローリ、ダムロッシュ、グイ、クレンペラー、ラインスドルフ、
ミトロプーロス、オーマンディ、サージェント、スクロヴァチェフスキ、
ウッドによるバッハ編曲集
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
(スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ編)
カンタータ第147番-コラール〈イエス、わが喜び〉
(ユージン・オーマンディ編)
コラール《われ心より待ち望む》BWV.727(エーリヒ・ラインスドルフ編)
フル・オーケストラのための組曲第6番(ヘンリー・ウッド編)
G線上のアリア(マルコム・サージェント編)
カンタータ第208番《楽しき狩こそわが悦び》より-アリア〈羊は安らかに草
を喰み〉BWV.208(ジョン・バルビローリ編)
ファンタジアとフーガ ト短調BWV.542(ディミトリー・ミトロプーロス編)
コラール《われ御身に呼びかけん、主なるイエス・キリストよ》BWV.639
(ヴィットリオ・グイ編)
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳第2巻より-アリア〈わが傍らにいま
し給え〉BWV.508(オットー・クレンペラー編)
コラール《われらが神はかたき砦》BWV.720(ワルター・ダムロッシュ編)
レナード・スラットキン(指揮)、BBC交響楽団
Chandos初めてのHybrid SACDのみのリリースとなります。ノーマルCDの発売
は予定されていません。

CHAN10185 2080
"アルゼンチンの情景" シンフォニック・アンソロジー
カルロス・ロペス=ブチャルド(1881-1948):
交響詩《アルゼンチンの情景》
フリアン・アギーレ(1868-1924)(エルネスト・アンセルメ:オーケスト
レーション):ラ・ウエジャ(轍)、エル・ガト(猫)
アストル・ピアソラ(1921-1992):
管弦楽のための《タンガーソ》ブエノス・アイレス変奏曲
ルイス・ヒアネオ(1897-1968):交響詩《満開のタルコ》
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):
少女たち(この版による世界初録音)
オスカー・ヒウディセ(1906-1974):パラナのサルモ
ガブリエル・カスターニャ(指揮)、リオ交響楽団
カスターニャによる南米音楽シリーズ第3弾。今回はアルゼンチンの作曲家特
集。ピアソラだけを点でとらえたアルバムではなく、総合的にアルゼンチン
のクラシック音楽界を俯瞰できる内容。なお、アギーレの2曲はピアノ作品か
らの編曲で、名指揮者アンセルメが編曲したヴァージョンを使用しているの
が興味深い。世界初録音となるグアスタビーノ《少女たち》の原曲は1951年
作曲の2台のピアノのための《3つのアルゼンチンのロマンス》の第1曲。

CHAN10214 2080
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
レクイエムOp.54、夕べのロマンスOp.118、花々と木々Op.68-2
並木道の足跡Op.141-1、夜の静けさOp.68-2、春の騎士の挨拶Op.151-2
戦士たちOp.84、パストラーレ、ケルモールの水夫Op.71-1
空の征服者たちに捧ぐOp.164、祖父の歌Op.53-1
マリー=パウレ・ドッティ(ソプラノ)、
ギュメッテ・ラウレンス(メゾソプラノ)、
ルカ・ロンバルド(テナー)、ニコラス・テステ(バス)、
ディエゴ・ファソリス(指揮)、
ルガノ・イタリア語圏管弦楽団、ルガノ・イタリア語圏放送合唱団
サン=サーンスの《レクイエム》も、だんだん選択肢が増えてきた。ファソ
リスは宗教音楽のフィールドで活躍する指揮者。

CHAN10215 2080
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):声楽と管弦楽のための作品集Vol.3
運命の女神の歌Op.89、
アルト・ラプソディOp.53
カンタータ《リナルド》Op.50
アンナ・ラーション(コントラルト)、スティヒ・アンダーソン(テナー)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
デンマークDR国立合唱団、デンマーク国立交響楽団
アルブレヒト指揮によるブラームス:合唱と管弦楽のための作品集シリーズ
もこれで完結。世界屈指の合唱団デンマークDRのレベルの高さに感服せずに
いられない。

CHAN10216 2080
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837):
ピアノ協奏曲ハ長調Op.34
華麗なロンド イ長調 Op.56
華麗なロンド 変ロ長調 Op.98
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
シェリー&LMPによるフンメル協奏曲シリーズの第4弾。
2曲のロンドは世界初録音。

CHAN10219 2080
レノックス・バークリー(1903-1989):歌劇《ディナーの約束》全2場
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
ジーン・リグビー(メゾソプラノ)、アン・コリンズ(メゾソプラノ)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニエッタ
バークリー親子の父親の方のオペラ。世界初録音。


●Chandos Classics
CHAN10217X 1680
アルベール・ルーセル(1869-1937):
交響曲第3番ト短調Op.42
《バッカスとアリアーヌ》Op.43より-組曲第2番
弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタOp.52
交響曲第4番イ長調Op.53
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、デトロイト交響楽団
ヤルヴィの名演がミッドプライス化再発。

CHAN10218X 1680
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩集Vol.3
交響的幻想曲《イタリアより》Op.16
23の独奏弦楽器奏者のための《メタモルフォーゼン》
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ヤルヴィの名演がミッドプライス化再発。


●Chandos Opera in English
CHAN3112 1680
"グレート・オペラ・アリア"
バリー・バンクス、ベル・カント・アリアを歌う ――
ロッシーニ:
《スターバト・マーテル》、《アルジェのイタリア女》、《伯爵オリイ》、
《エジプトのモーゼ》、《アルミーダ》、
モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》
ストラヴィンスキー:《放蕩息子の遍歴》
ドニゼッティ:《ドン・パスクワーレ》
マスカーニ:《友人フリッツ》、他
バリー・バンクス(テナー)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック、フィルハーモニア管弦楽団


●Chandos Collect
CHAN6692 1200
エドワード・エルガー(1857-1934):
バレエ《真紅の扇》Op.81、劇音楽《グラニアとディアルミード》Op.42、
序曲《フロワッサール》Op.19、エニグマ変奏曲Op.36
ジェニー・ミラー(ソプラノ)、
ブライデン・トムソン(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック

CHAN6693 1200
ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
《カルメン》組曲第1&第2、《アルルの女》組曲第1&第2
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、アルスター管弦楽団

CHAN6694 1200
カリンカ:ポピュラー・ロシアン・ソングズ
Coachman, do not speed
Strains of a waltz
My love lives in a tower
The street
Two guitars
I dreamt of a garden in bridal attire
Song of the peddler
Bright is the night
Kalinka
I met you Down the Peterskaya road
I loved you・Dark eyes
Shine on, shine on, O star of mine
Song of the coachman
Song of the Volga boatman
Down the long road
Listen to me
No, it's not you
Evening bells
ニキータ・ストロエフ Nikita Storojev(バス)、
デイヴィッド・アシュケナージ David Ashkenazy(ピアノ)

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04-06 NO.2

2004年06月03日 13時15分31秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-5577892 \2080
「ベルリン・フィルの12人のチェリストたち時の過ぎゆくままに」
ダイヤが一番(紳士は金髪<>がお好き)
メイン・テーマ(氷の微笑)
The Man with the Harmonica(ウェスタン)
道(道)
二人で御茶を(ノー、ノー、ナネット)
バードランドの子守歌(恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ)
時の過ぎゆくままに(カサブランカ)
Family Portrait(ハリー・ポッターと賢者の石)
つらい思い/Deborah's Theme(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)
Catch Me If You Can(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)
メイン・テーマ(タイタニック)
もっと救えたのに…(シンドラーのリスト)
風のささやき(華麗なる賭け)
The Bare Necessities(ジャングル・ブック)
優しく愛して(やさしく愛して)
めまい(めまい)
EMIクラシックスへの3作目の新録音。名作映画のテーマ音楽による魅力的
なコンセプト。






<HODIE>
804721 001045(両面DVD+CD)\3380
ワーグナー:管弦楽曲集第4巻
「タンホイザー」序曲,「ローエングリーン」前奏曲,
「パルジファル」前奏曲
マクシミアンノ・コブラ(指)ヨーロッパ・フィルハーモニア
録音:2002年
SIDE 1 :
DVD-AUDIO 専用プレイヤーが必要
192 kHz - 24 bit / MLP / 2.0 STEREO
96 kHz - 24 bit / MLP / 5.1 CHANNEL SURROUND
SIDE 2 :
通常のDVDプレイヤーで再生可能
DVD-VIDEO Bonus
Dolby 5.1 & 2.0 / DTS 5.1
御存知マクシミアンノ・コブラの新作。テンポ・ジュスト理論がどうだこう
だという面倒くさい話は抜きにして、まず各曲の演奏時間を表示しますって
えと、「タンホイザー」序曲が29分16秒、「ローエングリーン」前奏曲が
17分17秒、そして「パルジファル」前奏曲が24分51秒。初演の時間記録が残
っている「パルジファル」ですらそれを全く無視した超スロー演奏をしでか
してます。コブラ氏の理論の前には物証すら無意味なようです。
前作ベートーヴェンの「運命」でアッと驚かされた新生ヨーロッパ・フィル
ハーモニアの電脳サウンドはここでも継承。「運命」より前の録音に用いら
れていた臨時編成とおぼしき田舎っぽいオーケストラから一転、最新ヴァー
ジョンにアップグレードされた驚異のハイパーサウンドはまるでコンピュー
ターグラフィックスのような音色。限りなくシンセサイザーのように鳴り響
いています。これほど楽器の音色に生身の温もりの感じられないオーケスト
ラはいまだかつてなかったでしょう。なおマクシミアンノ・コブラ氏御本人
は「総勢百数十人名の優秀な団員による演奏だ」と明言しておられます。

804721 001076(両面DVD+CD) \2680
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第1巻
第8番 ハ短調op.13「悲愴」,第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
ウィリアム・シャイア(P)
録音:2003年
商品情報(両面DVD)
SIDE 1 :
DVD-AUDIO 専用プレイヤーが必要
192 kHz - 24 bit / MLP / 2.0 STEREO
96 kHz - 24 bit / MLP / 5.1 CHANNEL SURROUND
SIDE 2 :
通常のDVDプレイヤーで再生可能
DVD-VIDEO Bonus
Dolby 5.1 & 2.0 / DTS 5.1
「悲愴」が約34分、「結構」…もとい「月光」が37分弱。
オーケストラだと異様極まりないテンポ・ジュスト理論による演奏も、ピア
ノ・ソロだと、まだ指のつたないお子様がゆっくりゆっくり練習しているよ
うで、なんだか昭和40年代の新興住宅地の夕方といった雰囲気です。





<Naive>
KDC 5006 \2180
日本語解説付
ラフマニノフ&ラヴェル:ピアノ作品集
ラフマニノフ:音の絵より 作品39-1,2 作品33-6,2,9
ラヴェル:ソナチネ、鏡
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
録音:2002年9月
リーズ・ドゥ・ラ・サールは、1988年生まれ。録音当時はなんとまだ14歳。
フランスとロシアの血を引く彼女らしく、初アルバムはラフマニノフとラヴェ
ルの作品を収録。ラフマニノフのテクニックと熱さ、ラヴェルの硬質なタッ
チなど、この少女完成度の高さにはただならぬものがあります。
2004年YCA国際コンクールに優勝するなど、その活躍もますます目覚ましいリ
ーズ・ドゥ・ラ・サール。フランスが生み出した「恐るべき子供」、「この
才能の前には誰もひれ伏さずにはおられない」と賞賛されている彼女の若き
才能に注目です。





<CALLIOPE>
CAL 9337 \1850
“悦びの庭”
デュファイ:
新年を迎えて楽しもう,私が嘆き苦しむのも当然,私の気高くも美しい人よ,
恋する私たち、目覚めよう
ジョスカン・デ・プレ:森の精たち、泉の女神,スカラメラ,国王万歳
バイユーの手稿譜-イングランドの王は,ああ、私の人生はおしまいだ,
飲もう、友よ,ああ、私の心,神が彼女を不名誉から救いますように,美し
くとても優しいお母さん,言わないべきではないのか,ああ、私の嘆きの御
夫人よ,他(全22曲)
エマニュエル・ボナルド(指)オプシディエンヌ
録音:2003年5月
中世・ルネサンス音楽で最近メキメキ評価の高いオブシディエンヌ。彼らの
特徴は、メンバーたちが歌うだけでなく、楽器も演奏し、演じるというマル
チな活動がその音楽に大きなプラスの働きをしています。コルネット、リラ
・ダ・ブラッチョ、レベック、カホン、タンブリン、シャルマイ、フィドル、
バグパイプ、ギンバルド等など、実に自由に豊かに音楽に彩りを与えていま
す。デュファイやジョスカンがさらに新鮮に、さらに楽しく聞けます。

CAL 9339 \1850
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D911
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
インゲル・セデルグレン(P)
国内盤が先行リリースされ既に大変な評判となっている、ナタリー・シュト
ゥッツマンの歌う「冬の旅」、輸入盤もリリースです。学生時代から実に
20年もの間温めつづけ、偉大なハンス・ホッターにも学んで完成させた「冬
の旅」。女声だから、アルトだから、といった概念をふっ飛ばして、人間
シュトゥッツマンの思いがググッと入っている「冬の旅」になっています。
やっぱり歌曲は魂です!





<IDIS>
IDIS 6434 \1550
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K449
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
マイラ・ヘス(P)
ブルーノ・ワルター(指)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年1月17日、1951年2月11日カーネギーホール
20世紀最大の英国のピアニストの一人、マイラ・ヘス (1890-1965)、案外と
日本では人気がないのが残念です。ここでは1950年代前半の、大指揮者ブル
ーノ・ワルターとの共演。モーツァルトの心のこもった音楽はもちろんです
が、それ以上にブラームスが注目。宇野功芳氏も「女流ながら構えが大きく、
決然たる威厳にみち、全ての音が鳴り切ったシンフォニックな響きは男性的
とさえいえよう」と絶賛、ワルターの指揮についても「終始、厚みと充実感
と豊かな歌があり、むせるようなロマン、いじらしさ、熱狂的な追いこみな
ど、音楽を堪能させてくれる」とベタ褒めです。ここまで言われれば誰だっ
て聞きたくなります。

IDIS 6433 \1550
ブルッフ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ト長調Op. 26 
第2番ニ長調Op.44 
スコットランド幻想曲Op.46
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
マルコム・サージェント(指)ロンドン新SO.
アイズラー・ソロモン(指)RCAビクターSO.
ウィリアム・スタインバーグ(指)RCAビクターSO.
録音:1951年5月18日、1954年11月2日、1947年9月12日
RCA録音。ハイフェッツお得意のブルッフ。
全盛期の録音だけに切れ味抜群です。

IDIS 6435 \1550
バッハ:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041
第2番ホ長調BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
パルティータ第2番ニ短調BWV 1004
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
アルフレッド・ウォーレンステイン(指)ロスアンジェルスPO.
フランツ・ワックスマン(指)RCAビクターSO.
録音:1953年12月6日、1946年10月、1952年10月24日
RCA録音。2つのヴァイオリンのための協奏曲は、ハイフェッツが2台のヴァイ
オリンを二重録音したことで知られているもの。

IDIS 6432 \1550
アンドレ・セゴビア/1952-1954録音
ミラン,クープラン,ヴァイス,C.P.E.バッハ,ハイドン,パガニーニ,
マラツ,タンスマン,トロバの作品
アンドレ・セコビア(G)
一部に初CD化録音を含むとのこと。






<harmonia mundi France>
HMU 807318(SACD-Hybrid) \2250
「ザ・パワーズ・オブ・ヘブン-17,18世紀の東方正教会の音楽」
ボルトニャンスキー:
私の祈りをあなたに/私は眼を山へと向ける/私の声で主を呼ぶ,
サルティ:いまや天の力が,
ガルッピ:ケルビムの讃歌/肉においてあなたは眠りに落ちる,
ティトフ:父と息子への栄光,
ディレツキ:主の名を讃えよ/死者のように,
ヴェデル:
バビロンの川のほとりで/主よ、私の終わりを教えてください他全11曲
ポール・ヒリアー(指)エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
録音:2002年7月
通常盤HMU.907318。昨年秋のリリース時に世界的に話題となったアルバムが
SACDで発売。17,18 世紀、ロシアが西欧化を進めた時代におけるロシアの教
会音楽を集めています。洗練されたクリアな空気の中に、ほのかにロシア色
がふわりと漂って、スラヴ臭い作品とは全く違う美しさ。エストニア・フィ
ルハーモニー室内合唱団の演奏は、これほど完璧だと他の人がやりづらいだ
ろうが!というくらい鉄壁に完成された演奏。さすが天下のポール・ヒリヤ
ーとエストニア・フィルハーモニー室内合唱団!マルチチャンネルの魅力、
爆発でSACDには最適のディスクです。






<TAHRA>
TAH 533 \2080
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218
ユーディ・メニューイン(Vn)
カール・ベーム(指)RIAS交響楽団
録音:1968年10月6日ベルン、1951年4月9日ベルリン
ユーディ・メニューインくらい生涯で評価、人気が揺れたヴァイオリニスト
もいないでしょう。誰もが仰天した神童時代、エネスコの指導が行き届いた
青年時代の圧倒的な人気実力。ところが1950年代から急速にテクニックが衰
え、まだ壮年のうちに往年のヴァイオリニストになってしまいました…とい
われるものですが、剛健に弾きまくれなくとも出せる味があるというもの。
その一つがバッハのパルティータの2番で、この1968年のライブ録音からも
エネスコから受け継いだ深い洞察が伝わってきます。気になるテクニックも
シゲティよりはしゃっきりしてるでしょう。
モーツァルトの協奏曲はカール・ベームとの共演が聞き物。





<INTEGRAL-Maguelone>
MAG 111146 \1650
グリーグ:ピアノ曲集
3つのピアノ小品,2つのノルウェー民謡による即興曲Op.29,農民の暮らし
の情景Op.19,ピアノ・ソナタ ホ短調Op.7
パスカル・ギャレ(P) 録音:2002年6月
叙情詩人グリーグのピアノ曲は素朴な親しみやすさばかりが強調されがち、
しかし見落としちゃイケナイ!表面上の土の薫りの奥底には、グリーグのピ
アノの特性を知り尽くした高度な作曲技法がしっかりと土台にあるのです。
さすがはフランスの俊英、ギャレは明晰にピアノをコントロール、グリーグ
の音楽からピアノの鳴りの美しさとブレンドされた色彩とを引き出していま
す。グリーグの音楽の中にこれだけ響きのキラメキがあったのか!と目を覚
まされるCDです。





<MANDALA>
MAN 5079 \2180
ロドリーゴ:ギター作品集
スペインの田園で,ソナタ・ジョコーサ,祈りと踊り,3つのスペイン風小曲
ジェラール・アビトン(G) 録音:2004年
ロドリーゴのギター・ソロの名作を集めています。どれもロドリーゴらしい
スペインの強い日差しと色彩を感じさせる名曲。親しみやすくノスタルジッ
クでもありながら、鋭い感性が隠れているところがロドリーゴの人気の秘訣
でしょう。ジェラール・アビトンは1954年生まれのフランスのギタリスト。
1981年のジュネーヴ国際音楽コンクールで1位なし2位を受賞しています。細
やかに神経を通わせた音色のコントロールが絶妙です。

MAN 5081 \2180
ピアソラ:「ブエノスアイレスのマリア」からの3つの部分,
武満:ギターのための12の歌曲から(5曲),
アルメイダ:谷の夕暮れ、ベリンバウ・カリオカ,
ブロウェル:11月のある日,
ルリシュ:ジャンゴのための導入とセレナーデ,
ハウク:アルバ/前奏曲,
デュアーテ:3つの英国民謡,
イルマル:バーデンジャズ組曲
オスカー・カセレス(G) 録音:2003年11月
武満、ピアソラのような大御所から、国も様々な作曲家のギター作品を取り
上げている好企画。20世紀の多様なギター曲の方向性がうかがえて興味が尽
きません。特筆すべきはキューバの世界的ギタリスト、レオ・ブロウエル
(1939-)。11月のある日のしみじみとした美しさは、何故か日本情緒にもあ
う雰囲気があります。

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04-06 NO.1

2004年06月02日 12時05分25秒 | Weblog
<SCRIBENDUM>
SC-035 \2250
フランク:交響曲ニ短調
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
※ライヴ録音




<KEGEL LEGENDE>
KEGEL 930550 27 (書籍+CD)\5800
「ヘルベルト・ケーゲル伝記」
ハードカバー/A4サイズ/英・独併記/写真・チラシの画像など含む全160p
付録CD
マーラー:嘆きの歌(1985年10月7日ライヴ)
ケーゲル:4つの歌(全曲で約6分程度)
※演奏はケーゲルではありません
マーラー:交響曲第8番のリハーサル風景(1981年、約10分収録)
ケーゲル指揮、ゲヴァントハウス管(リハーサルのオケは不明)





<DEUTSCHE GRAMMOPHON>
4748172 \1850
プロコフィエフ(プレトニョフ編曲):
バレエ音楽「シンデレラ」 作品87-抜粋
ラヴェル:マ・メール・ロワ
マルタ・アルゲリッチ、ミハイル・プレトニョフ(P)
録音:2003年8月、ヴヴェイ
夢の顔合わせ!業師同士が互いに競うテクニックを駆使したプロコフィエフと
ラヴェル!アルゲリッチとプレトニョフというまったくタイプの異なる2人の
名ピアニストの初共演。収録曲の「シンデレラ」は、高名なバレエ音楽からの
9曲をプレトニョフが2台のピアノ用に編曲したもの。「マ・メール・ロワ」
のオリジナル(ピアノ連弾)とのカプリングです。

4775015 \1850
「人生の歌-地中海地方の音楽」
サイクル
録音:2004年1月、シュタインフルト
ギリシャをはじめ、フランス、イタリア、スペイン(セファルディー含む)、
ポルトガルなど、地中海地方の国々の伝承歌を集めたもの。タイトルの通り、
誕生から死まで、人の一生をたどる構成になっています。演奏をしているサ
イクルは2人の女声ヴォーカリストと3人の民族系打楽器奏者からなるアン
サンブル。経歴その他に関しては不明です。

4775077 2枚組 \1850
「ベスト・オブ・ウィーン・フィル」
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」-第1楽章
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77-第3楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番 ト短調
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調-第2楽章
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」-第2楽章
ハイドン:交響曲 第94番 ト長調 「驚愕」-第4楽章
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調-アダージェット
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64-第2楽章
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467-第2楽章
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550-第4楽章
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207-第1楽章
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622-第2楽章
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453-第3楽章
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20
シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D.944 「ザ・グレート」-第3楽章
スメタナ:交響詩「モルダウ」
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64-第4楽章
旧譜
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アルフレート・プリンツ(Cl)
ギドン・クレーメル(Vn)、ナタン・ミルシテイン(Vn)
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
フリードリヒ・グルダ(P)、レナード・バーンスタイン(P)
指揮:カルロス・クライバー、レナード・バーンスタイン
フリッツ・ライナー、カルロ・マリア・ジュリーニ
ジョン・エリオット・ガーディナー、ヘルベルト・フォン・カラヤン
クラウディオ・アバド、カール・ベーム
ニコラウス・アーノンクール、ジェイムズ・レヴァイン
ゲオルグ・ショルティ、ワレリー・ゲルギエフ
昨年4月、ドイツ・ローカルとして発売し好評を得たベスト・オブ・ウィーン
・フィルと同内容のインターナショナル盤の発売です。
(旧ドイツ・ローカル番号:4726492)

●MUSIK...SPRACHE DER WELT
DGの新シリーズ(タイトルはズバリ「音楽は世界の言葉」)。1953年‐1956年
のオーケストラ録音の復刻盤。
「Gesellschaft」付のレーベル・ロゴ&作曲家のサインを用いた昔懐かしいジャ
ケット・デザインです。2002年11月に発売されたヨッフムのジュピター&未完
成、ロマンティック同様、デジパックおよびクリアトレイによるパッケージと
なります。

4749812 \1350
ハイドン:
交響曲 第44番 ホ短調 「悲しみ」
交響曲 第95番 ハ短調
交響曲 第98番 変ロ長調
ベルリンRIAS交響楽団
指揮:フェレンツ・フリッチャイ

4749822 \1350
モーツァルト:
交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
バイエルン放送交響楽団
指揮:オイゲン・ヨッフム

4749832 \1350
ベートーヴェン:
交響曲 第2番 ニ長調 作品36
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
指揮:クルト・ザンデルリンク

4749842 \1350
ベートーヴェン:
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
交響曲 第7番 イ長調 作品92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム

4749852 \1350
シューベルト:
交響曲 第3番 ニ長調 D.200
交響曲 第4番 ハ短調 D.417 「悲劇的」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イーゴル・マルケヴィチ

4749862 \1350
シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」 D.797
ディアナ・オイストラティ(A)
ベルリン・モテット合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:フリッツ・レーマン

4749872 \1350
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14a
ビゼー:小組曲「子供の遊び」 作品22
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イーゴル・マルケヴィチ

4749882 \1350
シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120
ハイドン:交響曲 第88番 ト長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

4749892 \1350
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
レーガー:モーツァルトの主題による
変奏曲とフーガ 作品132
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム

4749902 \1350
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調
バイエルン放送交響楽団
指揮:オイゲン・ヨッフム

4749802 10枚組 \13500
MUSIK...SPRACHE DER WELT
※上記10CDをBOXにしたもの
Various Artists


●SACD-Hybrid
4748682(SACD-Hybrid) \2500
プロコフィエフ(プレトニョフ編曲):
バレエ音楽「シンデレラ」 作品87-抜粋
ラヴェル:マ・メール・ロワ
マルタ・アルゲリッチ、ミハイル・プレトニョフ(P)
録音:2003年8月、ヴヴェイ

4749962(SACD-Hybrid) 3枚組 \6240
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.522(全曲)
カルメラ・レミージョ、ソワレ・イソコスキ、パトリツィア・パーチェ(S)
ウーヴェ・ハイルマン(T)、サイモン・キーンリーサイド、
ブリン・ターフェル(B)
マッティ・サルミネン、イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)
フェラーラ・ムジカ合唱団
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1997年1月、2月、フェラーラ

4770832(SACD-Hybrid) 2枚組 \2500
「シューベルト:オーケストラ伴奏による歌曲集」
ロマンツェ(「ロザムンデ」より)
ます(ブリテン編曲)
エレンの歌 第2(ブラームス編曲)
糸を紡ぐグレートヒェン(レーガー編曲)
シルヴィアに(編曲者不詳)
夕映えの中で(レーガー編曲)
夜と夢(レーガー編曲)
タルタロスの群れ(レーガー編曲)
魔王(ベルリオーズ編曲)
涙の雨(ヴェーベルン編曲)
道しるべ(ヴェーベルン編曲)
君はわが憩い(ヴェーベルン編曲)
彼女の絵姿(ヴェーベルン編曲)
プロメテウス(レーガー編曲)
メムノーン(ブラームス編曲)
御者クロノスに(ブラームス編曲)
楽に寄す(レーガー編曲)
魔王(レーガー編曲)
秘めごと(ブラームス編曲)
セレナード(オッフェンバック編曲)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms)
トーマス・クヴァストホフ(B)
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2002年5月、パリ


●DVD-Video \3350
0732329(DVD-Video)
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」
ミレッラ・フレーニ(Sop)、プラシド・ドミンゴ(T)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
指揮:ロベルト・アバド



<DECCA, PHILIPS>
4756124 2枚組 \1780
「コーラル・アダージョ」
※曲目詳細不明
Various Artists
「アダージョ」シリーズの最新作。ヒーリング系の合唱音楽を集めた2枚組コ
ンピレーション。

4756145(CD+DVD)2枚組 \2380
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
キリ・テ・カナワ(S)
イギリス室内管弦楽団
指揮:ジェフリー・テイト
CDとDVDをカプリングしたシリーズのひとつ。

4756152 \1350
クリスマス・ウィズ・レオンティン・プライス
レオンティン・プライス(S)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

4756153 \1350
もろびとこぞりて
ジョーン・サザーランド(S)、他

4756154 \1350
「クリスマス・フェスティヴァル」
レナータ・テバルディ(S)、他
DECCAの誇る名ソプラノ歌手のオリジナル・クリスマス・アルバムの復活。オ
リジナル・ジャケット・デザインを使用しています。プライスのアルバムはい
わゆる「カラヤンのアヴェ・マリア」として有名なもの。

●DECCA HERITAGE
DECCAの創立75周年を記念した新シリーズ。1955年にリリースされた6タイトル
のアルバムを復刻したもので、いずれもインターナショナルでは初のCD化とな
る貴重な音源です。オリジナルのジャケット・デザインを用いたデジパック仕
様による発売です。

4756155 \1350
ブラームス:
弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品51-2
弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 作品6
ヴェーグ四重奏団
録音:1954年8月、ウェスト・ハムステッド(モノラル)

4756156 \1350
ブリテン:カンタータ「聖ニコラス」 作品42
デイヴィッド・ヘミングズ(B-S)
ピーター・ピアーズ(T)
ラルフ・ダウンズ(Org)
ベックレス・サー・ジョン・
レーマン・スクール少女合唱団
イプスウィッチ・スクール予科少年合唱団
オールドバラ音楽祭管弦楽団・合唱団
指揮:ベンジャミン・ブリテン
録音:1955年4月、オールドバラ(モノラル)

4756157 \1350
「ショパン・リサイタル」
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
即興曲 第1番 変イ長調 作品29
即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
即興曲 第3番 変ト長調 作品51
即興曲 第4番 嬰ハ短調 作品66 「幻想即興曲」
子守歌 変ニ長調 作品57
ニキタ・マガロフ(P)
録音:1954年11月、ジュネーヴ(モノラル)

4756158 \1350
ドリーブ:歌劇「ラクメ」(ハイライト)
マド・ロバン(S)、アグネス・ディズニー(Ms)
リベロ・デ・ルカ(T)、ジャン・ボルテール(Bs)、他
パリ・オペラ・コミーク管弦楽団・合唱団
指揮:ジョルジュ・セバスチャン
録音:1952年7月、パリ(モノラル)

4756159 \1350
ガーシュウィン:
ラプソディ・イン・ブルー
ピアノ協奏曲 へ調
ジュリアス・カッチェン(P)
マントヴァーニ・オーケストラ
録音:1955年5月、ウェスト・ハンプステッド(モノラル)

4756160 \1350
ハイドン:
交響曲 第88番 ト長調
交響曲 第101番 ニ長調 「時計」
シュトゥットガルト室内管弦楽団
指揮:カール・ミュンヒンガー
録音:1954年11月、ウィーン(モノラル)





<EMI ドイツ>
CDM-5629802 \1450
ファスベンダー/歌曲集 Vol.2
シューベルト:
ミューズの子D.764;最初の喪失D.226; 湖上でD.543
恋人のそばにD.162;テューレの王D.367; 糸を紡ぐグレートヒェンD.118
たゆみなき愛D.138;シルヴィアにD.891; 至福D.433; 笑いと涙D.777
水の上で歌うD.774;春のおもいD.686; 星D.939; 孤独な人D.800
音楽に寄すD.547; セレナード(第2稿)D.921*
セレナード(第1稿)D.920**
ヴォルフ:
希望の復活;ペレグリーナ その1; ペレグリーナ その2;
郷愁; 問いと答え; めぐりあい; つきることのない愛; さようなら;
眠りに寄す; 真夜中に
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
エリク・ヴェルバ(ピアノ)、
*バイエルン国立歌劇場合唱団、**カペラ・バヴァリア
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(ピアノ)
ドイツ系リートの名メゾ、ファスベンダーの魅力に満ちた歌曲集、1973-4年
録音を中心としたシューベルト(セレナードの2つの版が同時に含まれて興味
深い)と79年録音のヴォルフ作品を収録。


<EMI UK>
●CLASSICS FOR PLEASURE 各1枚 \1150
CDZ-5860462
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 BWV.1041-1043
ヘンデル:オルガン協奏曲集 第4&13番*
ケネス・シリトー、ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)、
*ニコラス・キナストン(オルガン)
ヴィルトゥオージ・オブ・イングランド、アーサー・デイヴィソン指揮

CZS-5860432 2枚組
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
ハノーヴァー・バンド、アンソニー・ハルステッド指揮

CDZ-5860472
ボイス:8つの交響曲集
メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団、
ユーディ・メニューイン指揮

CDZ-5860502
パーセル:
メアリー女王の誕生日の頌歌1692「愛の女神は盲目なり」
1694「行け、汝ら芸術の子ら」
ノーマ・バロウズ、ジェイムズ・バウマン、チャールズ・ブレット、
ロバート・ロイド
アーリー・ミュージック・コンソート・オブ・ロンドン、
デイヴィッド・マンロウ指揮

CDZ-5860482
バードと彼の同時代の作曲家たち
バード、エッカルト、ガブリエリ、ギボンズ、ラッスス、パレストリーナ、
フィリップス、
スヴェーリンク、ビクトリア、ウィ-ルクスの合唱作品集
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮

CDZ-5860492
ガブリエリ:ヴェニスの栄光
A.ガブリエリ:
16声のグロリア;4声のリチェルカーレ;ベネディクトス・ドミヌス;
オー・クルス・スプレンディディオール;12声のマニフィカト; 
G.ガブリエリ:
新月にラッパを吹き鳴らせ;ティモールとトレモール;8声のカンツォーナ
イン・エクセレシス 
以上アンブロジアン・シンガーズ他、D.スティーヴンス指揮
G.ガブリエリ:
すべての人よ、手を打ちてほめたたえよ;ああ、大いなる奇蹟;
O Domine Jesu Christe; 天使が羊飼いたちに言われた;第7旋法による8声
のカンツォーナ;Hodie complete sunt;今日キリストは生まれたもう
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、バッハ合唱団、
ウィルブラハム・ブラス・ソロイスツ、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮

CDZ-5860512
ヴィヴァルディ:協奏曲集
オーボエ協奏曲RV156&463;2つのトランペットのための協奏曲RV537;
ヴァイオリン協奏曲Op.11-4&RV129;フルート協奏曲Op.10-2;
4つのヴァイオリンのための協奏曲Op.3-10
ハノーヴァー・バンド、
アンソニー・ハルステッド指揮



<VIRGIN CLASSICS>
●NEW BUDGET SERIES 各1枚 \1150
VB-5624762
ショパン:ピアノ・ソナタ第2&3番 他
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

VB-5624882
グレゴリアン・チャント
ダウンサイド・アビー合唱団

VB-5624772
ザ・モスト・ビューティフル・トランペット・コンチェルトス
グラハム・アシュトン(トランペット)、アイルランド室内管弦楽団

VB-5624792
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ボーンマス交響楽団、デイヴィッド・ヒル指揮

VB-5624962
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、2つのロマンス
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

VB-4820012
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、幻想曲
シャロン・イスビン(ギター)
ローザンヌ室内管弦楽団、ローレンス・フォスター指揮

VB-5624782
モーツァルト:レクイエム
ノーザン・シンフォニア 他、リチャード・ヒコックス指揮

VB-5624802
ハフ/ピアノ・リサイタル(リスト:メフィスト・ワルツ 他)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)

VB-5624812
ザ・モスト・ビューティフル・スコアズ・フォー・ピアノ
スティーヴン・ハフ(ピアノ)

VB-5624822
ワグナー:序曲、前奏曲集
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、マレク・ヤノフスキ指揮

VB-5624952
マーラー:交響曲第5番
フィンランド放送交響楽団、ユッカ=ペッカ・サラステ指揮

VB-5624832
ロシア管弦楽作品集
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
チャールズ・マッケラス指揮

VB-5624842
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、協奏曲へ長調
ウェイン・マーシャル(ピアノ)、アールボルグ交響楽団

VB-5624852
モーツァルト:フルート協奏曲集
サミュエル・コールズ(フルート)
イギリス室内管弦楽団、ユーディ・メニューイン指揮

VB-5624862
ベルリオーズ:幻想交響曲
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、ユーディ・メニューイン指揮

VB-5624872
モーツァルト:交響曲第38、40&41番
シンフォニア・ヴァルソヴィア、ユーディ・メニューイン指揮

VB-4820032
ストラヴィンスキー:春の祭典
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ケント・ナガノ指揮

VB-4820042
シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」
ナッシュ・アンサンブル

VB-5624892
ベートーヴェン:交響曲第5&6番
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロジャー・ノリントン指揮

VB-5624902
ベートーヴェン:交響曲第9番
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロジャー・ノリントン指揮

VB-5624912
ヘンデル:メサイア
タヴァナー・コンソート、合唱団、プイヤーズ、
アンドリュー・パロット指揮

VB-4820002
ラヴェル:ボレロ、ラ・ヴァルス、ピアノ協奏曲
フィルハーモニア管弦楽団、リボール・ペシェク指揮 他

VB-5624922
ドヴォルザーク:交響曲第8&9番
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
リボール・ペシェク指揮

VB-5624932
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21&23番
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ&指揮)、
ドイツ室内フィルハーモニー

VB-4820022
サティ:ジムノペディ&グノシェンヌ
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

VB-5624942
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ジョナサン・リース(ヴァイオリン&指揮)、
スコティッシュ・アンサンブル

VB-5624972
プロコフィエフ:ピーターと狼;サン=サーンス:動物の謝肉祭
ジュリアン・クレール(ナレーション)、
アカデミー・オブ・ロンドン
リチャード・スタンプ指揮

VB-5624992
ザ・モスト・ビューティフル・ナイト・ミュージック

VB-5624982
VOIX SACREES(聖なる声)

VB-4820052
ヴィヴァルディ:四季
クリストファー・ウォーレン=グリーン(ヴァイオリン&指揮)、
ロンドン室内管弦楽団

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