<EMI ドイツ>
●EMI-RARITATEN シリーズ
CDZ-5755522 ¥1150
グノー:マルガレーテ(ファウスト) ハイライツ
ニコライ・ゲッダ(テノール)、クルト・モル(バス)、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
エッダ・モーザー(ソプラノ)、ウラ・グレーネヴァルト(ソプラノ)、
Rias室内合唱団、ベルリン放送交響楽団
ジュゼッペ・パターネ指揮 (歌唱:ドイツ語) (1973年録音)
ボーナス:バレエ音楽
北ドイツ・フィルハーモニー、ヴィルヘルム・シュヒター指揮
CDZ-5859802 ¥1150
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル ハイライツ
エリカ・ケート(ソプラノ)、ローレ・ホフマン(ソプラノ)、
ヘルガ・ヒルデブラント(ソプラノ)、
ベルリン交響楽団、アルトゥール・グリューバー指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1958年録音)
ボーナス:(ケンペ編)「ヘンゼルとグレーテル」組曲
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ルドルフ・ケンペ指揮 (1961年録音)
CDZ-5853052 ¥1150
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ ハイライツ
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
シーラ・アームストロング(ソプラノ)、
スタッフォード・ディーン(バス)、アン・マレイ(メゾソプラノ)、
ロバート・ティアー(テナー) 他
スコットランド室内管弦楽団、アレグザンダー・ギブソン指揮
(歌唱:オリジナル・イタリア語) (1975年録音)
CDZ-5853042 ¥1150
モーツァルト:後宮からの逃走 ハイライツ
(1972年グラインドボーン音楽祭キャストによる)
マーガレット・プライス(ソプラノ)、
ライランド・デイヴィース(テノール)、 他
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ジョン・プリッチャード指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1972年録音)
CDZ-5755532 ¥1150
プッチーニ:蝶々夫人 ハイライツ
ピラール・ローレンガー(ソプラノ)、
フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、
ヘルマン・プライ(バリトン)、 他
ベルリン・コミッシュ・オーパー女声合唱団
ベルリン交響楽団、ベリスラフ・クロブカール指揮
歌唱:ドイツ語) (1961年録音)
CDZ-5755512 ¥1150
シュルツェ:黒人ペーター ハイライツ(子供のためのオペラ)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)、
ハインツ・ホッペ(テノール)、
トニ・ブランケンハイム(バス)、ヘルマン・プライ(バリトン)、
ゲルハルト・ウンガー(テノール)、
ハンス=ヨアヒム・クーレンカンプ(語り手、星占い)、
Rias室内合唱団
シェーネベルガー少年合唱団、FFB管弦楽団、
ノルベルト・シュルツェ指揮
(歌唱:ドイツ語) (1964年録音)
CDZ-5853062 ¥1150
R.シュトラウス:ばらの騎士 ハイライツ
ヘルガ・デルネッシュ(ソプラノ)、マイケル・ラングドン(バス)、
アン・ハウエルズ(メゾソプラノ)、テレサ・キャヒル(ソプラノ) 他
スコットランド国立管弦楽団
アレグザンダー・ギブソン指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1974年録音)
<TESTAMENT>
SBT21351 2枚組 ¥3500
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第3番 作品37、第4番 作品58、第5番 作品73 「皇帝」、
ピアノ・ソナタ 第24、31番
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
モノラル録音
録音:1957年10月24日(No.3)、11月3日(No.4)、11月8日(No.5)、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1958年6月8日(No.24)、1957年5月18日(No.31)アビー・ロード・スタジオ
まるで「野火」のよう。大熱狂のベートーヴェン・フェスティヴァル時のア
ラウ&クレンペラー、奇跡の「皇帝」!1957年のベートーヴェン・フェ
スティヴァルが、どれほど圧倒的な成功を収めたか。テスタメントの過去の
リリース(第九、SBT-1177)からも、そして数多く残る新聞評やエピソードか
らも伺い知ることができます。「英雄」終演後、カラヤンが楽屋までやって
きて「あなたと同じだけ素晴らしい葬送行進曲を振るために生きてゆきたい」
と言ったとか、「第九」の後、ジョージ・セルが「残念ながら・・・あまりに
素晴らし過ぎる!」と評したとか、11月の寒さにもかかわらず数百人のファ
ンがクレンペラーに一言お礼を言うためだけに、ホールの外で1時間半以上も
待っていたとか・・・。この年の10月11日から11月15日にわたる一ヶ
月、ロンドンが(もしかすると世界中が!)クレンペラーのベートーヴェン
に熱狂していた様を思い描くことができます。クレンペラーとアラウの関係
は、戦前にまでさかのぼります。それは決して‘良好な’といえるものでは
なく、互いの演奏解釈をかなり辛辣に批判しあうようなものでした。この
1957年のコラボレーションにおいても、そうした精神は健在で、J.ホロヴィ
ッツ著の「アラウとの対話」の中にはこんなエピソードがあります。皇帝の
2楽章の25小節目でした。「そこで君はなにをしているのかね?」と尋ねた
クレンペラー、こうあるべきだと思う方法でトリルを演奏していたアラウ。
「彼のような偉大なアーティストが、すべてのトリルは速いべきと考えてい
るなんて、驚きだ!」しかしながら、ヘイワースの'his life and times'
第2巻において、アラウはこのときの演奏をこう回想しています。「あの、
真に格別のオープニングの和音!生涯で経験したなかで最高の伴奏だった」
と。個性と個性がぶつかりあう中にも、確固たる信頼関係があったことが十
二分に想像できます。そしてそのなによりの証拠として、この録音は存在し
ています。フェスティヴァルの熱狂ぶりを、ふたりの音楽家の深遠な駆け引
きを、存分にご堪能ください。
SBT2 1362 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:レクイエム
ジンカ・ミラノフ(S)
ケルスティン・トルボルイ(Ms)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ニコラ・モスコーナ(Bs)
BBC交響楽団・合唱団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1938年5月27日、ロンドン、クイーンズ・ホールにおけるライヴ
トスカニーニがBBCに遺した偉大な演奏記録!1938年の「ヴェルレク」が正規
音源&優秀なリマスターで登場。
1937年にヨーロッパを離れてアメリカに活動の拠点を移したトスカニーニは、
それでも定期的にロンドンを訪れ、第二次大戦が勃発する1939年までの3年間
に、BBC交響楽団と計25回のコンサートを行っています。(バッハからシベリ
ウスまでのスタンダードな作品から珍しいイギリスもの、エルガー、V・ウィ
リアムスなど)それらの記録の一部は、BBCからの正規音源の提供とTESTAMENT
の優秀なりマスタリング技術によって鮮烈に甦り、ファンの喝采を浴びていま
すが(ブラームス:SYM.2他 SBT 1015)、いよいよ一連の演奏会の白眉とも
言うべき、「ヴェルレク」が登場します。
ヴェルディのレクイエムは1874年の再演以来、トスカニーニにとって特別な作
品。バイオグラフィによれば1902年から1951年の間に世界中で30回の公演記録
が残されていますが、その1回1回がマエストロにとって重要な意義を持つも
のでした。ディスクでも決定的名盤として名高いNBC交響楽団との1951年1月27
日のRCA録音をはじめ、ミラノ・スカラ座に歴史的な復帰を果たした1950年6月17
日の演奏など、数種のパフォーマンスを聴くことができます。今回のディスクに
収録されている1938年5月27日の演奏もイタリア系のマイナーから発売されて
いましたが、録音の状態はお世辞にも満足の行くものではなく、今回のリリース
によってはじめてその演奏の偉大さ(以前のディスクで聴かれたことのある方
にとってはまるで別の演奏のように・・・)が認識されるでしょう。
なお、この演奏当時71歳のマエストロは必ずしも万全のコンディションではな
かったようで、コンサートのわずか2日前には親しい友人に「疲れた。眠れない。
…肩が痛い」と手紙の中で弱音を吐いており、また次の日には「肩が激しく痛
む。レクイエムは私を殺す…」と言いながらも「私はますますこの作品が好き
になった。私の演奏はヴェルディが思い描くとおりだと思う」と作品に対する
敬愛の思いを語っています。そして、演奏会の翌日には「悲惨な最終リハーサル
は私から眠りと心の平安を奪い取ってしまったが、昨夜の演奏はすべてが丸く
収まった」と、いかにもトスカニーニらしい言い回しで満足の意を述べていま
す。もちろん当夜の白熱した演奏は聴衆の心を魅了し、熱狂的な成功を収めたこ
とは言うまでもありません。
なお、今回のライナー・ノーツは「トスカニーニの時代」の著者としても有名
なハーヴェイ・サックス氏によるものです。
トスカニーニと直接関わった氏による非常に興味深い内容となっていますの
で、こちらも要注目です。
SBT 1356 ¥1750
ハイドン:
交響曲 第82番 ハ長調 「熊」ステレオ
交響曲 第103番 変ホ長調 「太鼓連打」ステレオ
交響曲 第92番 ト長調 「オックスフォード」 モノラル
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
SBT 1364 ¥1750
シューベルト:
交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ステレオ
交響曲 第8番 ロ短調 D.759 「未完成」 ステレオ
ハイドン:
ピアノ協奏曲 ニ長調 モノラル
ハインツ・シュレーター(P)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
SBT2 1363 2枚組 ¥3500
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
ヤネッテ・ファン・ディーク(S)、
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団・合唱団
指揮:ギュンター・ヴァント
ステレオ録音
ギュンター・ヴァントが手兵のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団を指揮して、
1950-60年代にフランス・ディスク・クラブ(後のMUSIDISC)のために録音し
た音源の復活。いずれも世界初のCD化となります。とりわけ、シュライアーとア
ダムという強力な男声ソロイストを起用した「天地創造」は、1966年に3枚組
のLPでリリースされ、その年のフランス・ディスク大賞を受賞するとともに、
当時のカラヤン盤、ベーム盤と並び称された名盤です。
SBT 1361 ¥1750
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エイドリアン・ボールト、エルネスト・アンセルメ(ブロッホ)
録音:1953年、1954年
女流チェリストの先駆者、ネルソヴァによる渾身の3曲!
デュ・プレの出現以来、他の女流チェリストは人気の面で影が薄くなってしま
った感が否めませんが、ロシア系カナダ人のザラ・ネルソヴァ(1918-2002)
は、そんなプレ・デュ・プレの代表的な演奏家。第二次大戦前に英国に渡り、
12歳の時にカザルスの前で演奏するなど、天才少女ぶりを大いに発揮。その後
も卓越した技巧と、スケールの大きい情熱的な表現力で聴衆を魅了しました。
レコーディングはあまり多くはありませんが、残された音源はいずれも彼女の
素晴らしい音楽性がしのばれます。サン=サーンスとブロッホの協奏曲は国内
盤としてすでにCD化されていますが、ラロは今回が初登場。
SBT 1358 ¥1750
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ イ長調 作品1-3/ソナタ ト短調 作品1-10/
ソナタ ヘ長調 作品1-12/ソナタ ニ長調 作品1-13/
ソナタ イ長調 作品1-14/ソナタ ホ長調 作品1-15
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1001-シャコンヌ
アルフレード・カンポーリ(Vn)
ジョージ・マルコム(P)
叙情ヴァイオリンの名手、カンポーリが奏でる甘美この上ないバロックの世界
嫋々たるカンタービレで一世を風靡したイタリア出身の名ヴァイオリニスト、
カンポーリ(1906-1991)のバロック作品。むせび泣くような歌心を前面に押し
出した演奏は、近年ではすっかり絶滅してしまったオールドスタイルの極みで
すが、それだけに希少価値のあるディスクといえましょう。ヘンデルのソナタは
日本国内のみですでにCD化されておりましたが、バッハのシャコンヌは今回が
初登場。1950年代初めのDECCA原盤です。
SBT 1347 ¥1750
フランス・オペラ・アリア集
シャルパンティエ:「ルイーズ」-その日から
トマ:「ミニョン」-私はティターニア
オッフェンバック:「ホフマン物語」-小鳥はクマシデの枝で歌う
ビゼー:
「真珠とり」-夜の闇にただ一人…いつかのような暗い夜に/レイラ、レイラ!
グノー:「ミレイユ」-おお、か弱きツバメよ/そよ風は甘くかぐわしく/
私の心は変えられない/幸福な小さな羊飼い/ここは広大な砂漠
グノー:「ロメオとジュリエット」-私は夢に生きたい
シャブリエ:「いやいやながらの王様」-奴隷の六重唱/ジプシーの歌
シャブリエ:音楽への頌歌
ジャニーヌ・ミショー(S)
パリ音楽院管弦楽団/指揮:ロジェ・デゾルミエール
パリ音楽院管弦楽団/指揮:アルベルト・エレーデ
パリ国立歌劇場管弦楽団/アルベルト・エレーデ
エリザベト・ブラッスール合唱団、パリ音楽院管弦楽団/
指揮:ジャン・フルネ
フランス・オペラの名花、ジャニーヌ・ミショー絶品の名唱集!
第二次大戦後を代表する知性派のコロラトゥーラ・ソプラノとして、フランス
や英国を中心に活躍、DECCAや仏EMIに名演を残しているトゥールーズ生れの名
ソプラノ歌手、ミショー(1914-1976)のフランス・オペラ・アリア集。1950年
代の初めにDECCAに録音されたアリア集とオペラ全曲(「ミレイユ」)からの
復刻です。
<WARNER>
2564.61561 ¥1980
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)、
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
録音:2004年2月 ミュンヘン
ウィーンにて育ち、史上最年少でウィーン・フィルと共演した彼は、いわば
クラシック界のサラブレッド! ソニークラシカルから10歳代にてCDデビュ
ーを果たし、立て続けに話題作を発表しましたが、その後、録音が途絶えてい
ました。このブラームスでは、ラクリン自身の近年の充実が素晴らしく、しか
も今もっとも注目を集める指揮者のひとりであるヤンソンスと手兵バイエルン
放送響という大いに刺激的な共演です。海外でのラクリンの評価は、現在絶好
調であり、そうした充実がこの録音の実現につながりました。
2564.61695 ¥1980
「バロック・バリエーションズ」
(1) バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(2) バッハ:マルチェルロの主題による協奏曲 ニ短調 BWV974
(3) バッハ(ジロティ編):
前奏曲ロ短調(平均律クラヴィーア曲集第1巻第10番から)
(4) バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番から)
(5) グルック(ズガンバーティ編):
メロディ(オルフェオとエウリディーチェから)
(6) リスト:ヘンデルの《アルミーラ》からのサラバンドとシャコンヌ
(7) ラフマニノフ:
バッハの《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番》からプレリュード、
ガヴォットとジーグ/
(8) ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
アレッシオ・バックス(ピアノ)
録音:2004年
注目すべきピアニストの登場です。浜松の国際コンクールでの優勝が話題とな
り、東京でも既にリサイタルを数度催しているバックスが、ワーナーからデビュ
ーします。「音楽の友」誌の2002年コンサートベストテンで、ピアノ音楽
に造詣の深い音楽評論家・原明美さんは、「確固とした様式感」「安定した技
巧」「天性の音楽性」「常に気品が保たれている」とバックスの美質を指摘し、
年間NO.1に選定しています。このデビュー盤のレパートリー選定からも、
バックスの非凡さが伝わってきます。バロック主題による編曲コレクションと
いう凝った内容であり、バックスが、明晰さ-知性-超絶技巧をバランス良く併
せ持つアーティストであることを示しています。
2564.61320 4枚組 ¥4400
ジョリヴェ:エラート録音集成
チェロ協奏曲第1番/チェロ協奏曲第2番/協奏的組曲(独奏チェロのための)
/ハープと室内オーケストラのための協奏曲/トランペット、弦楽とピアノの
ための小協奏曲[トランペット協奏曲第1番]/トランペット協奏曲第2番/オ
ンド・マルトノ協奏曲/エプタード(トランペットと打楽器のための)/アリ
オーソ・バロッコ(トランペットとオルガンのための)/フルート協奏曲/フ
ルートと打楽器のための協奏的組曲[フルート協奏曲第2番]/リノスの歌
(フルート、ハープと弦楽三重奏のための)/5つの呪文(独奏フルートのた
めの)/呪文[イメージが象徴となるために](独奏アルト・フルートのため
の)/セレナード(オーボエと木管四重奏のための)/5つ儀式的舞踏(オー
ケストラのための)/ファゴット、ハープ、ピアノと弦楽のための協奏曲/典
礼組曲(独唱、オーボエ、チェロとハープのための)/親密な詩(独唱、ピア
ノとオーケストラのための)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)[1, 3]、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)[2]、
リリー・ラスキーヌ(ハープ)[4]、
モーリス・アンドレ(トランペット)[5, 6, 8, 9]、
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)[7]、
シルヴィオ・グァルダ(パーカッション)[8]、
ヘトヴィヒ・ビルグラム(オルガン)[9]、
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)[10, 11, 13, 14]、
マリー=クレール・ジャメ五重奏団[12]、
フランス管楽五重奏団(ジャン=ピエール・ランパル[fl] ピエール・ピエル
ロ[ob] ジャック・ランスロ[cl] ポール・オンニュ[fg] ジルベール・クルシ
エ[hrn])[15]、モーリス・アラール(ファゴット)[17]、
コレット・ヘルツォーク(ソプラノ)[19]
アンドレ・ジョリヴェ指揮ラムルー管弦楽団[1, 5, 6]、
フランス国立放送管弦楽団[2, 7, 10, 16]、
パリ・オペラ座管弦楽団[4]、打楽器アンサンブル[11]、
パイヤール管弦楽団[17]
ジャック・ジュイノー指揮フランス国立放送聖歌隊[18]
アラン・ロンバール指揮ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
オリジナルテープからの24BIT最新リマスタリング。20世紀フランスの大作曲
家ジョリヴェは、特に最近、その人気が高まりつつあります。この4枚組BOX
は、エラートが所有するジョリヴェ作品録音をほぼ集大成した極めて充実した
内容。様々な楽器のための協奏曲をはじめジョリヴェの主要作品が収められて
おり、演奏者には1960-70年代のフランスを代表する超一流アーテイストが勢揃
いしています。全19曲中10曲はジョリヴェ自身による指揮。まさに画期的なBOX
発売です。
2564.61321 4枚組 ¥4400
モーリス・オアナ:エラート録音集成
室内オペラ「パイドラのための発音練習」 (1966-1967) Syllabaire pour
Ph dre/クリ[叫び](12の声部のための)(1968) Cris/ミサ(合唱、独唱
と器楽合奏のための) (1977) Messe/イグナチオ・サンチェス・メヒアスへ
の哀歌(オラトリオ) (1950) L'lanto por Ignacio Sanchez Mejias/頌歌
(合唱、独唱と管弦楽のための) (1953-1954) 6 Cantigas/シーニュ[しる
し](器楽合奏のための) (1965) Signes/奇跡の書(管弦楽のための)
(1979) Le Livre des prodiges/暗号(チェンバロと23楽器のための)
(1967-1968) Chiffres/タマリットの輪(チェロと管弦楽のための) (1976)
Anneau Du Tamarit/ソロン=ンゴ(2台のピアノのための) (1969-1970)
Sron-Ng (1969)/聖なるイルクス(チェンバロ、オーボエ、ホルンのための
三重奏) (1975) Sacral d'Ilx/チェンバロのための二つの小品 (1982-1983)
2 Pieces for Clavecin/昼と夜の祈りのための鐘 (チェンバロのための)
(1960) Carillons pour les heures du jour et de la nuit
マリウス・コンスタン、テオドール・グシュルバウアー指揮
アンサンブル・アルス・ノヴァ
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、マルク・アンドレーエ指揮
フランス国立管弦楽団/エリザベト・ホイナツカ(チェンバロ)他
オリジナルテープからの24BIT最新リマスタリング。画期的な4枚組BOX!
ユダヤ人を遠い祖先に持つアンダルシアの旧家のもとモロッコに生まれ、フラ
ンスで学んだ作曲家モーリス・オアナ(1914-1992)のエラート録音を集大成!
日本では本格的な紹介が遅れていた作曲家の全貌を紹介する貴重な企画です。
●EMI-RARITATEN シリーズ
CDZ-5755522 ¥1150
グノー:マルガレーテ(ファウスト) ハイライツ
ニコライ・ゲッダ(テノール)、クルト・モル(バス)、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
エッダ・モーザー(ソプラノ)、ウラ・グレーネヴァルト(ソプラノ)、
Rias室内合唱団、ベルリン放送交響楽団
ジュゼッペ・パターネ指揮 (歌唱:ドイツ語) (1973年録音)
ボーナス:バレエ音楽
北ドイツ・フィルハーモニー、ヴィルヘルム・シュヒター指揮
CDZ-5859802 ¥1150
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル ハイライツ
エリカ・ケート(ソプラノ)、ローレ・ホフマン(ソプラノ)、
ヘルガ・ヒルデブラント(ソプラノ)、
ベルリン交響楽団、アルトゥール・グリューバー指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1958年録音)
ボーナス:(ケンペ編)「ヘンゼルとグレーテル」組曲
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ルドルフ・ケンペ指揮 (1961年録音)
CDZ-5853052 ¥1150
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ ハイライツ
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
シーラ・アームストロング(ソプラノ)、
スタッフォード・ディーン(バス)、アン・マレイ(メゾソプラノ)、
ロバート・ティアー(テナー) 他
スコットランド室内管弦楽団、アレグザンダー・ギブソン指揮
(歌唱:オリジナル・イタリア語) (1975年録音)
CDZ-5853042 ¥1150
モーツァルト:後宮からの逃走 ハイライツ
(1972年グラインドボーン音楽祭キャストによる)
マーガレット・プライス(ソプラノ)、
ライランド・デイヴィース(テノール)、 他
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ジョン・プリッチャード指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1972年録音)
CDZ-5755532 ¥1150
プッチーニ:蝶々夫人 ハイライツ
ピラール・ローレンガー(ソプラノ)、
フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、
ヘルマン・プライ(バリトン)、 他
ベルリン・コミッシュ・オーパー女声合唱団
ベルリン交響楽団、ベリスラフ・クロブカール指揮
歌唱:ドイツ語) (1961年録音)
CDZ-5755512 ¥1150
シュルツェ:黒人ペーター ハイライツ(子供のためのオペラ)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)、
ハインツ・ホッペ(テノール)、
トニ・ブランケンハイム(バス)、ヘルマン・プライ(バリトン)、
ゲルハルト・ウンガー(テノール)、
ハンス=ヨアヒム・クーレンカンプ(語り手、星占い)、
Rias室内合唱団
シェーネベルガー少年合唱団、FFB管弦楽団、
ノルベルト・シュルツェ指揮
(歌唱:ドイツ語) (1964年録音)
CDZ-5853062 ¥1150
R.シュトラウス:ばらの騎士 ハイライツ
ヘルガ・デルネッシュ(ソプラノ)、マイケル・ラングドン(バス)、
アン・ハウエルズ(メゾソプラノ)、テレサ・キャヒル(ソプラノ) 他
スコットランド国立管弦楽団
アレグザンダー・ギブソン指揮
(歌唱:オリジナル・ドイツ語) (1974年録音)
<TESTAMENT>
SBT21351 2枚組 ¥3500
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第3番 作品37、第4番 作品58、第5番 作品73 「皇帝」、
ピアノ・ソナタ 第24、31番
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
モノラル録音
録音:1957年10月24日(No.3)、11月3日(No.4)、11月8日(No.5)、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1958年6月8日(No.24)、1957年5月18日(No.31)アビー・ロード・スタジオ
まるで「野火」のよう。大熱狂のベートーヴェン・フェスティヴァル時のア
ラウ&クレンペラー、奇跡の「皇帝」!1957年のベートーヴェン・フェ
スティヴァルが、どれほど圧倒的な成功を収めたか。テスタメントの過去の
リリース(第九、SBT-1177)からも、そして数多く残る新聞評やエピソードか
らも伺い知ることができます。「英雄」終演後、カラヤンが楽屋までやって
きて「あなたと同じだけ素晴らしい葬送行進曲を振るために生きてゆきたい」
と言ったとか、「第九」の後、ジョージ・セルが「残念ながら・・・あまりに
素晴らし過ぎる!」と評したとか、11月の寒さにもかかわらず数百人のファ
ンがクレンペラーに一言お礼を言うためだけに、ホールの外で1時間半以上も
待っていたとか・・・。この年の10月11日から11月15日にわたる一ヶ
月、ロンドンが(もしかすると世界中が!)クレンペラーのベートーヴェン
に熱狂していた様を思い描くことができます。クレンペラーとアラウの関係
は、戦前にまでさかのぼります。それは決して‘良好な’といえるものでは
なく、互いの演奏解釈をかなり辛辣に批判しあうようなものでした。この
1957年のコラボレーションにおいても、そうした精神は健在で、J.ホロヴィ
ッツ著の「アラウとの対話」の中にはこんなエピソードがあります。皇帝の
2楽章の25小節目でした。「そこで君はなにをしているのかね?」と尋ねた
クレンペラー、こうあるべきだと思う方法でトリルを演奏していたアラウ。
「彼のような偉大なアーティストが、すべてのトリルは速いべきと考えてい
るなんて、驚きだ!」しかしながら、ヘイワースの'his life and times'
第2巻において、アラウはこのときの演奏をこう回想しています。「あの、
真に格別のオープニングの和音!生涯で経験したなかで最高の伴奏だった」
と。個性と個性がぶつかりあう中にも、確固たる信頼関係があったことが十
二分に想像できます。そしてそのなによりの証拠として、この録音は存在し
ています。フェスティヴァルの熱狂ぶりを、ふたりの音楽家の深遠な駆け引
きを、存分にご堪能ください。
SBT2 1362 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:レクイエム
ジンカ・ミラノフ(S)
ケルスティン・トルボルイ(Ms)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ニコラ・モスコーナ(Bs)
BBC交響楽団・合唱団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
録音:1938年5月27日、ロンドン、クイーンズ・ホールにおけるライヴ
トスカニーニがBBCに遺した偉大な演奏記録!1938年の「ヴェルレク」が正規
音源&優秀なリマスターで登場。
1937年にヨーロッパを離れてアメリカに活動の拠点を移したトスカニーニは、
それでも定期的にロンドンを訪れ、第二次大戦が勃発する1939年までの3年間
に、BBC交響楽団と計25回のコンサートを行っています。(バッハからシベリ
ウスまでのスタンダードな作品から珍しいイギリスもの、エルガー、V・ウィ
リアムスなど)それらの記録の一部は、BBCからの正規音源の提供とTESTAMENT
の優秀なりマスタリング技術によって鮮烈に甦り、ファンの喝采を浴びていま
すが(ブラームス:SYM.2他 SBT 1015)、いよいよ一連の演奏会の白眉とも
言うべき、「ヴェルレク」が登場します。
ヴェルディのレクイエムは1874年の再演以来、トスカニーニにとって特別な作
品。バイオグラフィによれば1902年から1951年の間に世界中で30回の公演記録
が残されていますが、その1回1回がマエストロにとって重要な意義を持つも
のでした。ディスクでも決定的名盤として名高いNBC交響楽団との1951年1月27
日のRCA録音をはじめ、ミラノ・スカラ座に歴史的な復帰を果たした1950年6月17
日の演奏など、数種のパフォーマンスを聴くことができます。今回のディスクに
収録されている1938年5月27日の演奏もイタリア系のマイナーから発売されて
いましたが、録音の状態はお世辞にも満足の行くものではなく、今回のリリース
によってはじめてその演奏の偉大さ(以前のディスクで聴かれたことのある方
にとってはまるで別の演奏のように・・・)が認識されるでしょう。
なお、この演奏当時71歳のマエストロは必ずしも万全のコンディションではな
かったようで、コンサートのわずか2日前には親しい友人に「疲れた。眠れない。
…肩が痛い」と手紙の中で弱音を吐いており、また次の日には「肩が激しく痛
む。レクイエムは私を殺す…」と言いながらも「私はますますこの作品が好き
になった。私の演奏はヴェルディが思い描くとおりだと思う」と作品に対する
敬愛の思いを語っています。そして、演奏会の翌日には「悲惨な最終リハーサル
は私から眠りと心の平安を奪い取ってしまったが、昨夜の演奏はすべてが丸く
収まった」と、いかにもトスカニーニらしい言い回しで満足の意を述べていま
す。もちろん当夜の白熱した演奏は聴衆の心を魅了し、熱狂的な成功を収めたこ
とは言うまでもありません。
なお、今回のライナー・ノーツは「トスカニーニの時代」の著者としても有名
なハーヴェイ・サックス氏によるものです。
トスカニーニと直接関わった氏による非常に興味深い内容となっていますの
で、こちらも要注目です。
SBT 1356 ¥1750
ハイドン:
交響曲 第82番 ハ長調 「熊」ステレオ
交響曲 第103番 変ホ長調 「太鼓連打」ステレオ
交響曲 第92番 ト長調 「オックスフォード」 モノラル
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
SBT 1364 ¥1750
シューベルト:
交響曲 第6番 ハ長調 D.589 ステレオ
交響曲 第8番 ロ短調 D.759 「未完成」 ステレオ
ハイドン:
ピアノ協奏曲 ニ長調 モノラル
ハインツ・シュレーター(P)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
指揮:ギュンター・ヴァント
SBT2 1363 2枚組 ¥3500
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
ヤネッテ・ファン・ディーク(S)、
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(Bs)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団・合唱団
指揮:ギュンター・ヴァント
ステレオ録音
ギュンター・ヴァントが手兵のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団を指揮して、
1950-60年代にフランス・ディスク・クラブ(後のMUSIDISC)のために録音し
た音源の復活。いずれも世界初のCD化となります。とりわけ、シュライアーとア
ダムという強力な男声ソロイストを起用した「天地創造」は、1966年に3枚組
のLPでリリースされ、その年のフランス・ディスク大賞を受賞するとともに、
当時のカラヤン盤、ベーム盤と並び称された名盤です。
SBT 1361 ¥1750
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エイドリアン・ボールト、エルネスト・アンセルメ(ブロッホ)
録音:1953年、1954年
女流チェリストの先駆者、ネルソヴァによる渾身の3曲!
デュ・プレの出現以来、他の女流チェリストは人気の面で影が薄くなってしま
った感が否めませんが、ロシア系カナダ人のザラ・ネルソヴァ(1918-2002)
は、そんなプレ・デュ・プレの代表的な演奏家。第二次大戦前に英国に渡り、
12歳の時にカザルスの前で演奏するなど、天才少女ぶりを大いに発揮。その後
も卓越した技巧と、スケールの大きい情熱的な表現力で聴衆を魅了しました。
レコーディングはあまり多くはありませんが、残された音源はいずれも彼女の
素晴らしい音楽性がしのばれます。サン=サーンスとブロッホの協奏曲は国内
盤としてすでにCD化されていますが、ラロは今回が初登場。
SBT 1358 ¥1750
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ イ長調 作品1-3/ソナタ ト短調 作品1-10/
ソナタ ヘ長調 作品1-12/ソナタ ニ長調 作品1-13/
ソナタ イ長調 作品1-14/ソナタ ホ長調 作品1-15
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1001-シャコンヌ
アルフレード・カンポーリ(Vn)
ジョージ・マルコム(P)
叙情ヴァイオリンの名手、カンポーリが奏でる甘美この上ないバロックの世界
嫋々たるカンタービレで一世を風靡したイタリア出身の名ヴァイオリニスト、
カンポーリ(1906-1991)のバロック作品。むせび泣くような歌心を前面に押し
出した演奏は、近年ではすっかり絶滅してしまったオールドスタイルの極みで
すが、それだけに希少価値のあるディスクといえましょう。ヘンデルのソナタは
日本国内のみですでにCD化されておりましたが、バッハのシャコンヌは今回が
初登場。1950年代初めのDECCA原盤です。
SBT 1347 ¥1750
フランス・オペラ・アリア集
シャルパンティエ:「ルイーズ」-その日から
トマ:「ミニョン」-私はティターニア
オッフェンバック:「ホフマン物語」-小鳥はクマシデの枝で歌う
ビゼー:
「真珠とり」-夜の闇にただ一人…いつかのような暗い夜に/レイラ、レイラ!
グノー:「ミレイユ」-おお、か弱きツバメよ/そよ風は甘くかぐわしく/
私の心は変えられない/幸福な小さな羊飼い/ここは広大な砂漠
グノー:「ロメオとジュリエット」-私は夢に生きたい
シャブリエ:「いやいやながらの王様」-奴隷の六重唱/ジプシーの歌
シャブリエ:音楽への頌歌
ジャニーヌ・ミショー(S)
パリ音楽院管弦楽団/指揮:ロジェ・デゾルミエール
パリ音楽院管弦楽団/指揮:アルベルト・エレーデ
パリ国立歌劇場管弦楽団/アルベルト・エレーデ
エリザベト・ブラッスール合唱団、パリ音楽院管弦楽団/
指揮:ジャン・フルネ
フランス・オペラの名花、ジャニーヌ・ミショー絶品の名唱集!
第二次大戦後を代表する知性派のコロラトゥーラ・ソプラノとして、フランス
や英国を中心に活躍、DECCAや仏EMIに名演を残しているトゥールーズ生れの名
ソプラノ歌手、ミショー(1914-1976)のフランス・オペラ・アリア集。1950年
代の初めにDECCAに録音されたアリア集とオペラ全曲(「ミレイユ」)からの
復刻です。
<WARNER>
2564.61561 ¥1980
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)、
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
録音:2004年2月 ミュンヘン
ウィーンにて育ち、史上最年少でウィーン・フィルと共演した彼は、いわば
クラシック界のサラブレッド! ソニークラシカルから10歳代にてCDデビュ
ーを果たし、立て続けに話題作を発表しましたが、その後、録音が途絶えてい
ました。このブラームスでは、ラクリン自身の近年の充実が素晴らしく、しか
も今もっとも注目を集める指揮者のひとりであるヤンソンスと手兵バイエルン
放送響という大いに刺激的な共演です。海外でのラクリンの評価は、現在絶好
調であり、そうした充実がこの録音の実現につながりました。
2564.61695 ¥1980
「バロック・バリエーションズ」
(1) バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(2) バッハ:マルチェルロの主題による協奏曲 ニ短調 BWV974
(3) バッハ(ジロティ編):
前奏曲ロ短調(平均律クラヴィーア曲集第1巻第10番から)
(4) バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番から)
(5) グルック(ズガンバーティ編):
メロディ(オルフェオとエウリディーチェから)
(6) リスト:ヘンデルの《アルミーラ》からのサラバンドとシャコンヌ
(7) ラフマニノフ:
バッハの《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番》からプレリュード、
ガヴォットとジーグ/
(8) ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
アレッシオ・バックス(ピアノ)
録音:2004年
注目すべきピアニストの登場です。浜松の国際コンクールでの優勝が話題とな
り、東京でも既にリサイタルを数度催しているバックスが、ワーナーからデビュ
ーします。「音楽の友」誌の2002年コンサートベストテンで、ピアノ音楽
に造詣の深い音楽評論家・原明美さんは、「確固とした様式感」「安定した技
巧」「天性の音楽性」「常に気品が保たれている」とバックスの美質を指摘し、
年間NO.1に選定しています。このデビュー盤のレパートリー選定からも、
バックスの非凡さが伝わってきます。バロック主題による編曲コレクションと
いう凝った内容であり、バックスが、明晰さ-知性-超絶技巧をバランス良く併
せ持つアーティストであることを示しています。
2564.61320 4枚組 ¥4400
ジョリヴェ:エラート録音集成
チェロ協奏曲第1番/チェロ協奏曲第2番/協奏的組曲(独奏チェロのための)
/ハープと室内オーケストラのための協奏曲/トランペット、弦楽とピアノの
ための小協奏曲[トランペット協奏曲第1番]/トランペット協奏曲第2番/オ
ンド・マルトノ協奏曲/エプタード(トランペットと打楽器のための)/アリ
オーソ・バロッコ(トランペットとオルガンのための)/フルート協奏曲/フ
ルートと打楽器のための協奏的組曲[フルート協奏曲第2番]/リノスの歌
(フルート、ハープと弦楽三重奏のための)/5つの呪文(独奏フルートのた
めの)/呪文[イメージが象徴となるために](独奏アルト・フルートのため
の)/セレナード(オーボエと木管四重奏のための)/5つ儀式的舞踏(オー
ケストラのための)/ファゴット、ハープ、ピアノと弦楽のための協奏曲/典
礼組曲(独唱、オーボエ、チェロとハープのための)/親密な詩(独唱、ピア
ノとオーケストラのための)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)[1, 3]、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)[2]、
リリー・ラスキーヌ(ハープ)[4]、
モーリス・アンドレ(トランペット)[5, 6, 8, 9]、
ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)[7]、
シルヴィオ・グァルダ(パーカッション)[8]、
ヘトヴィヒ・ビルグラム(オルガン)[9]、
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)[10, 11, 13, 14]、
マリー=クレール・ジャメ五重奏団[12]、
フランス管楽五重奏団(ジャン=ピエール・ランパル[fl] ピエール・ピエル
ロ[ob] ジャック・ランスロ[cl] ポール・オンニュ[fg] ジルベール・クルシ
エ[hrn])[15]、モーリス・アラール(ファゴット)[17]、
コレット・ヘルツォーク(ソプラノ)[19]
アンドレ・ジョリヴェ指揮ラムルー管弦楽団[1, 5, 6]、
フランス国立放送管弦楽団[2, 7, 10, 16]、
パリ・オペラ座管弦楽団[4]、打楽器アンサンブル[11]、
パイヤール管弦楽団[17]
ジャック・ジュイノー指揮フランス国立放送聖歌隊[18]
アラン・ロンバール指揮ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
オリジナルテープからの24BIT最新リマスタリング。20世紀フランスの大作曲
家ジョリヴェは、特に最近、その人気が高まりつつあります。この4枚組BOX
は、エラートが所有するジョリヴェ作品録音をほぼ集大成した極めて充実した
内容。様々な楽器のための協奏曲をはじめジョリヴェの主要作品が収められて
おり、演奏者には1960-70年代のフランスを代表する超一流アーテイストが勢揃
いしています。全19曲中10曲はジョリヴェ自身による指揮。まさに画期的なBOX
発売です。
2564.61321 4枚組 ¥4400
モーリス・オアナ:エラート録音集成
室内オペラ「パイドラのための発音練習」 (1966-1967) Syllabaire pour
Ph dre/クリ[叫び](12の声部のための)(1968) Cris/ミサ(合唱、独唱
と器楽合奏のための) (1977) Messe/イグナチオ・サンチェス・メヒアスへ
の哀歌(オラトリオ) (1950) L'lanto por Ignacio Sanchez Mejias/頌歌
(合唱、独唱と管弦楽のための) (1953-1954) 6 Cantigas/シーニュ[しる
し](器楽合奏のための) (1965) Signes/奇跡の書(管弦楽のための)
(1979) Le Livre des prodiges/暗号(チェンバロと23楽器のための)
(1967-1968) Chiffres/タマリットの輪(チェロと管弦楽のための) (1976)
Anneau Du Tamarit/ソロン=ンゴ(2台のピアノのための) (1969-1970)
Sron-Ng (1969)/聖なるイルクス(チェンバロ、オーボエ、ホルンのための
三重奏) (1975) Sacral d'Ilx/チェンバロのための二つの小品 (1982-1983)
2 Pieces for Clavecin/昼と夜の祈りのための鐘 (チェンバロのための)
(1960) Carillons pour les heures du jour et de la nuit
マリウス・コンスタン、テオドール・グシュルバウアー指揮
アンサンブル・アルス・ノヴァ
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、マルク・アンドレーエ指揮
フランス国立管弦楽団/エリザベト・ホイナツカ(チェンバロ)他
オリジナルテープからの24BIT最新リマスタリング。画期的な4枚組BOX!
ユダヤ人を遠い祖先に持つアンダルシアの旧家のもとモロッコに生まれ、フラ
ンスで学んだ作曲家モーリス・オアナ(1914-1992)のエラート録音を集大成!
日本では本格的な紹介が遅れていた作曲家の全貌を紹介する貴重な企画です。