CDA 67721 \2180
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.1 ――
ヴィオラ・ソナタ(1939)/ヴィオラ・ソナタ ヘ長調Op.11-4
ヴィオラ・ソナタOp.25-4/瞑想曲
ローレンス・パワー(ピアノ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ウォルトンのヴィオラ協奏曲(CDA 67587)やボーウェンのヴィオラ作品全集(CDA
67651/2)などでの圧巻の演奏により、若手有望株から一気に英国随一のヴィオラ
奏者にまで飛躍を遂げたローレンス・パワーの新たなシリーズ"ヒンデミット"の
ヴィオラ作品全集がスタート!
モダンな作風がナチスの標的となり退廃音楽の烙印を押されるなど、20世紀ドイ
ツを代表する作曲家でありながらも一部の作品を除き過小評価されてきたヒンデ
ミット。
多くの楽器のために書かれた「ソナタ」は、「画家マティス」などと同じく現代
でも揺るぎない評価を得ている品でヒンデミットの代表作である。
この器楽のための"ソナタ"の中でも、自身がヴィオラ奏者でもあったヒンデミッ
トの"ヴィオラ・ソナタ"の完成度は突出しており、大規模な作品とはまた違った
魅力がヒンデミットに対するイメージを劇的に広げてくれる。
CDA 67728 \2180
ラヴェル:歌曲集 ――
歌曲集《博物誌》/ロンサールここに眠る/ドゥルシネア姫に思いを寄せるド
ン・キホーテ/暗く果てしない眠り/激しい風が海のかなたから/草の上で/
民謡集/おもちゃのクリスマス/クレマン・マロの2つの碑銘/5つのギリシャ
民謡/2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
バーバーの歌曲集(CDA 67528)が2008年グラモフォン賞声楽部門賞に輝き、アイ
ヴズの歌曲集(CDA 67644)も同時ノミネートされるなど、目下絶好調の世界的バ
リトン歌手ジェラルド・フィンリーが、ジュリアス・ドレイクとの名コンビで
贈る"ラヴェル"の歌曲集。
師であるフォーレにもカルチャーショックを与え、論争を巻き起こした傑作「博
物誌」や、伝承曲を題材とした「民謡集」や「5つのギリシャ民謡」など"ツボ"
を押さえた選曲もかなり魅力的。
巨匠ハイティンクからは厚い信頼を受け、レコーディングではバーバーやアイヴ
ズ、シューマンなどの様々な歌曲を録音してきたフィンリーの歌声によって、一
味違うラヴェルの音楽が空間いっぱいに広がる。
ハイペリオンの歌曲集への世界的評価は絶大なだけに、このラヴェル歌曲集への
期待も高まる。
CDA 67745 \2180
ベートーヴェン:
弦楽五重奏曲ハ短調Op.104/二重奏曲変ホ長調-2つのオブリガート眼鏡を持つ
WoO.32/ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、マリン・
ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、 フィリップ・デュ
ークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)、イアン・ブラウン(ピアノ)〕
どんな時代のどんな編成の作品にも対応できる脅威のレパートリーと柔軟なスタ
イルを持ち、これまでに240曲を超える新作初演を行ってきたイギリスの超絶室
内楽団ナッシュ・アンサンブル。
楽聖の名作を取り上げてきたと思いきや、他人が編曲した「ピアノ三重奏曲
Op.1-3」にベートーヴェン自身がさらに手を加えて完成、出版したといういわく
付きの「弦楽五重奏曲ハ短調Op.104」、モーツァルトの作品から影響を受けて
作曲した「五重奏曲」を自ら四重奏に書き換えた「ピアノ四重奏曲変ホ長調
Op.16」というユニークな組み合わせで勝負をかけてきた!
ベートーヴェンの"作品"でありながらも、本来の姿とは少し違う"作品"。申し分
のない演奏と録音、ユニークなカップリングは室内楽ファン聴き逃すべからず。
CDA 67708 \2180
ジャクソン:合唱作品集 ――
朝まで/ソング/チェチーリア・ヴァーゴ/オルビス・パトラトル・オプティ
ム/アヴェ・マリア/三位一体の賛歌/ノット・ノー・フェイスレス・エンジェ
ル/おお、聖なる宴よ/ルクス・モルトゥオールム/サルヴェ・レジナ/サル
ヴェ・レジナII
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー
ガブリエル・ジャクソン(1962-)は、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれの
イギリス人作曲家。
ジャクソンの合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって続々
と歌われており、ここ日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに
続く作曲家として注目を集めている。
中世の作曲技法やアイディアをリスペクトし、チューダー朝時代の音楽に通ずる
部分を持つジャクソンの合唱作品を、レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビ
が歌った決定盤!歌声はもちろんのこと、合唱の新しいレパートリー探しにも
重宝すること間違いなし。
CDA 67722 2枚組(1枚価格) \2180
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.17 ――
弦楽四重奏曲第28番ハ短調Op.17-4/同第27番変ホ長調Op.17-3/同第26番ヘ長調
Op.17-2/同第25番ホ長調Op.17-1/同第29番ト長調Op.17-5/同第30番ニ長調
Op.17-6
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
ガット弦とバロック弓の使用を特徴としているロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
は、18世紀オーケストラの名奏者ホープリッチとのモーツァルト&ブラームス
(GCD 920607)、ハイペリオンからのリリース第1弾「弦楽四重奏曲集Op.9」
(CDA 67611)での新鮮な演奏が好評価を受けたイギリスの若手奏者たちによるア
ンサンブル。
ハイドンの「弦楽四重奏曲集Op.17」は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)
に作曲された6曲で構成される作品集。
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は作曲当時のスタイルによる演奏を追求して
おり、ダイナミクスやアーティキュレーションの指示が異なる1774年頃出版の
ロンドン・エディションを使用しているところもポイント。
<Helios>
CDH 55343 \1280
マッケンジー:
ヴァイオリン協奏曲嬰ハ短調Op.32/ヴァイオリンと管弦楽のための組曲《ピー
ブロック》Op.42
マルコム・スチュワート(ヴァイオリン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、デイヴィッド・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
後期ロマン派のスコットランド人作曲家アレグザンダー・マッケンジー
(1847-1935)の"ヴァイオリン"を主役とした2つの作品をカップリング。
スコットランド人としての誇りを持ち続けたマッケンジーの音楽は、祖国の民
謡をルーツとする美しく雄大な作風を持つ。ヴァイオリン協奏曲もピアノ協奏
曲(CDA 67023)に勝るとも劣らぬマッケンジーの代表作である。
CDA 66975からの移行再発売。
CDH 55357 \1280
ペニャローサ:モテット全集 ――
玄関と祭壇の間で/あなたの慈しみを/主よ、思い出したもうことなかれ/我が
竪琴は悲しみに/主よ、わが行いに従いて/アドロ・テ/アヴェ・ヴェルム・
コルプス/われは黒けれど、美し/聖なるマリア/ユニカ・エスト・コロンバ・
メア/アヴェ、ヴェラ・カロ・クリスティ/アヴェ・ヴェレ・サンギス・ドミ
ニ/イン・パッショーネ・ポシトゥス/私は祈り/我らの父/幸いなるかな、
天の后/聖なるみ母よ、十字架に/オ・ドミナ・サンクティッシマ/我ら無知
なる罪を義にあらため/デウス、クイ・マヌス・トゥアス/おお主イエス・キ
リスト/トランセウンテ・ドミネ・イエス
ブルーノ・ターナー(指揮)、プロ・カンティオーネ・アンティクァ
モラレスが台頭する前のスペイン・ルネサンスを支えた作曲家フランシスコ・
デ・ペニャローサのモテット全曲を収録。
ジョスカンの作品とされてきたモテットが実はペニャローサの作品だったとい
うエピソードが、その実力の全てを代弁している。
CDA 66574からの移行再発売。
<APR>
APR 5669 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-スビャトスラフ・リヒテル ――
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845(録音:1957年3月、モスクワ)
同第17番ニ長調D.850(録音:1956年8月、モスクワ)
即興曲変ホ長調D.899-2(録音:1950年、モスクワ)
スビャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ロシア・ピアニズムの歴史をたどる"APR"の重要シリーズ"ロシアン・ピアノ・
トラディション-20世紀中期のロシア・ピアニズム"。
これまでにネイガウス自身、ギレリス、ザークの録音がリリースされてきた"ネ
イガウス(ノイハウス)・スクール"の続編はリヒテルのオール・シューベルト。
リヒテルが国外進出を始めた1950年頃に収録されたシューベルトの復刻である。
APR 5668 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-レフ・オボーリン ――
ベートーヴェン:
6つのエコセーズ変ホ長調WoO.83(録音:1930年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2(録音:1957年頃、モスクワ)
ショパン:
12の練習曲Op.25より 第14番ヘ短調Op.25-2、第15番ヘ長調Op.25-3、
第17番ホ短調Op.25-5(録音:1943年頃、モスクワ)、
マズルカ第30番ト長調Op.50-1(録音:1951年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58(録音:1951年、モスクワ)
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2(録音:1942年頃、モスクワ)
チャイコフスキー:
四季Op.37bisより 6月-舟歌、11月-トロイカ、12月-クリスマス(録音:1952年頃、
モスクワ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
リヒテルと同じく"ラフマニノフのピアノ協奏曲-ロシアでの初録音集"(APR 6005)
には登場していたものの、単独での録音が待たれていたレフ・オボーリンが"イ
グムノフ・スクール"の続編として登場。
第1回ショパン国際コンクールの優勝者であると同時に、アシュケナージらを輩
出した名教師でもあったオボーリン。ショパン・コンクール優勝から数年後の
1930年頃に録音されたベートーヴェンなど、若かりし日の演奏の復刻も意義深
い。
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.1 ――
ヴィオラ・ソナタ(1939)/ヴィオラ・ソナタ ヘ長調Op.11-4
ヴィオラ・ソナタOp.25-4/瞑想曲
ローレンス・パワー(ピアノ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ウォルトンのヴィオラ協奏曲(CDA 67587)やボーウェンのヴィオラ作品全集(CDA
67651/2)などでの圧巻の演奏により、若手有望株から一気に英国随一のヴィオラ
奏者にまで飛躍を遂げたローレンス・パワーの新たなシリーズ"ヒンデミット"の
ヴィオラ作品全集がスタート!
モダンな作風がナチスの標的となり退廃音楽の烙印を押されるなど、20世紀ドイ
ツを代表する作曲家でありながらも一部の作品を除き過小評価されてきたヒンデ
ミット。
多くの楽器のために書かれた「ソナタ」は、「画家マティス」などと同じく現代
でも揺るぎない評価を得ている品でヒンデミットの代表作である。
この器楽のための"ソナタ"の中でも、自身がヴィオラ奏者でもあったヒンデミッ
トの"ヴィオラ・ソナタ"の完成度は突出しており、大規模な作品とはまた違った
魅力がヒンデミットに対するイメージを劇的に広げてくれる。
CDA 67728 \2180
ラヴェル:歌曲集 ――
歌曲集《博物誌》/ロンサールここに眠る/ドゥルシネア姫に思いを寄せるド
ン・キホーテ/暗く果てしない眠り/激しい風が海のかなたから/草の上で/
民謡集/おもちゃのクリスマス/クレマン・マロの2つの碑銘/5つのギリシャ
民謡/2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
バーバーの歌曲集(CDA 67528)が2008年グラモフォン賞声楽部門賞に輝き、アイ
ヴズの歌曲集(CDA 67644)も同時ノミネートされるなど、目下絶好調の世界的バ
リトン歌手ジェラルド・フィンリーが、ジュリアス・ドレイクとの名コンビで
贈る"ラヴェル"の歌曲集。
師であるフォーレにもカルチャーショックを与え、論争を巻き起こした傑作「博
物誌」や、伝承曲を題材とした「民謡集」や「5つのギリシャ民謡」など"ツボ"
を押さえた選曲もかなり魅力的。
巨匠ハイティンクからは厚い信頼を受け、レコーディングではバーバーやアイヴ
ズ、シューマンなどの様々な歌曲を録音してきたフィンリーの歌声によって、一
味違うラヴェルの音楽が空間いっぱいに広がる。
ハイペリオンの歌曲集への世界的評価は絶大なだけに、このラヴェル歌曲集への
期待も高まる。
CDA 67745 \2180
ベートーヴェン:
弦楽五重奏曲ハ短調Op.104/二重奏曲変ホ長調-2つのオブリガート眼鏡を持つ
WoO.32/ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、マリン・
ブロマン(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、 フィリップ・デュ
ークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)、イアン・ブラウン(ピアノ)〕
どんな時代のどんな編成の作品にも対応できる脅威のレパートリーと柔軟なスタ
イルを持ち、これまでに240曲を超える新作初演を行ってきたイギリスの超絶室
内楽団ナッシュ・アンサンブル。
楽聖の名作を取り上げてきたと思いきや、他人が編曲した「ピアノ三重奏曲
Op.1-3」にベートーヴェン自身がさらに手を加えて完成、出版したといういわく
付きの「弦楽五重奏曲ハ短調Op.104」、モーツァルトの作品から影響を受けて
作曲した「五重奏曲」を自ら四重奏に書き換えた「ピアノ四重奏曲変ホ長調
Op.16」というユニークな組み合わせで勝負をかけてきた!
ベートーヴェンの"作品"でありながらも、本来の姿とは少し違う"作品"。申し分
のない演奏と録音、ユニークなカップリングは室内楽ファン聴き逃すべからず。
CDA 67708 \2180
ジャクソン:合唱作品集 ――
朝まで/ソング/チェチーリア・ヴァーゴ/オルビス・パトラトル・オプティ
ム/アヴェ・マリア/三位一体の賛歌/ノット・ノー・フェイスレス・エンジェ
ル/おお、聖なる宴よ/ルクス・モルトゥオールム/サルヴェ・レジナ/サル
ヴェ・レジナII
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー
ガブリエル・ジャクソン(1962-)は、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれの
イギリス人作曲家。
ジャクソンの合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって続々
と歌われており、ここ日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに
続く作曲家として注目を集めている。
中世の作曲技法やアイディアをリスペクトし、チューダー朝時代の音楽に通ずる
部分を持つジャクソンの合唱作品を、レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビ
が歌った決定盤!歌声はもちろんのこと、合唱の新しいレパートリー探しにも
重宝すること間違いなし。
CDA 67722 2枚組(1枚価格) \2180
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.17 ――
弦楽四重奏曲第28番ハ短調Op.17-4/同第27番変ホ長調Op.17-3/同第26番ヘ長調
Op.17-2/同第25番ホ長調Op.17-1/同第29番ト長調Op.17-5/同第30番ニ長調
Op.17-6
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
ガット弦とバロック弓の使用を特徴としているロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
は、18世紀オーケストラの名奏者ホープリッチとのモーツァルト&ブラームス
(GCD 920607)、ハイペリオンからのリリース第1弾「弦楽四重奏曲集Op.9」
(CDA 67611)での新鮮な演奏が好評価を受けたイギリスの若手奏者たちによるア
ンサンブル。
ハイドンの「弦楽四重奏曲集Op.17」は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)
に作曲された6曲で構成される作品集。
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は作曲当時のスタイルによる演奏を追求して
おり、ダイナミクスやアーティキュレーションの指示が異なる1774年頃出版の
ロンドン・エディションを使用しているところもポイント。
<Helios>
CDH 55343 \1280
マッケンジー:
ヴァイオリン協奏曲嬰ハ短調Op.32/ヴァイオリンと管弦楽のための組曲《ピー
ブロック》Op.42
マルコム・スチュワート(ヴァイオリン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、デイヴィッド・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
後期ロマン派のスコットランド人作曲家アレグザンダー・マッケンジー
(1847-1935)の"ヴァイオリン"を主役とした2つの作品をカップリング。
スコットランド人としての誇りを持ち続けたマッケンジーの音楽は、祖国の民
謡をルーツとする美しく雄大な作風を持つ。ヴァイオリン協奏曲もピアノ協奏
曲(CDA 67023)に勝るとも劣らぬマッケンジーの代表作である。
CDA 66975からの移行再発売。
CDH 55357 \1280
ペニャローサ:モテット全集 ――
玄関と祭壇の間で/あなたの慈しみを/主よ、思い出したもうことなかれ/我が
竪琴は悲しみに/主よ、わが行いに従いて/アドロ・テ/アヴェ・ヴェルム・
コルプス/われは黒けれど、美し/聖なるマリア/ユニカ・エスト・コロンバ・
メア/アヴェ、ヴェラ・カロ・クリスティ/アヴェ・ヴェレ・サンギス・ドミ
ニ/イン・パッショーネ・ポシトゥス/私は祈り/我らの父/幸いなるかな、
天の后/聖なるみ母よ、十字架に/オ・ドミナ・サンクティッシマ/我ら無知
なる罪を義にあらため/デウス、クイ・マヌス・トゥアス/おお主イエス・キ
リスト/トランセウンテ・ドミネ・イエス
ブルーノ・ターナー(指揮)、プロ・カンティオーネ・アンティクァ
モラレスが台頭する前のスペイン・ルネサンスを支えた作曲家フランシスコ・
デ・ペニャローサのモテット全曲を収録。
ジョスカンの作品とされてきたモテットが実はペニャローサの作品だったとい
うエピソードが、その実力の全てを代弁している。
CDA 66574からの移行再発売。
<APR>
APR 5669 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-スビャトスラフ・リヒテル ――
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845(録音:1957年3月、モスクワ)
同第17番ニ長調D.850(録音:1956年8月、モスクワ)
即興曲変ホ長調D.899-2(録音:1950年、モスクワ)
スビャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ロシア・ピアニズムの歴史をたどる"APR"の重要シリーズ"ロシアン・ピアノ・
トラディション-20世紀中期のロシア・ピアニズム"。
これまでにネイガウス自身、ギレリス、ザークの録音がリリースされてきた"ネ
イガウス(ノイハウス)・スクール"の続編はリヒテルのオール・シューベルト。
リヒテルが国外進出を始めた1950年頃に収録されたシューベルトの復刻である。
APR 5668 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-レフ・オボーリン ――
ベートーヴェン:
6つのエコセーズ変ホ長調WoO.83(録音:1930年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2(録音:1957年頃、モスクワ)
ショパン:
12の練習曲Op.25より 第14番ヘ短調Op.25-2、第15番ヘ長調Op.25-3、
第17番ホ短調Op.25-5(録音:1943年頃、モスクワ)、
マズルカ第30番ト長調Op.50-1(録音:1951年頃、モスクワ)、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58(録音:1951年、モスクワ)
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2(録音:1942年頃、モスクワ)
チャイコフスキー:
四季Op.37bisより 6月-舟歌、11月-トロイカ、12月-クリスマス(録音:1952年頃、
モスクワ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
リヒテルと同じく"ラフマニノフのピアノ協奏曲-ロシアでの初録音集"(APR 6005)
には登場していたものの、単独での録音が待たれていたレフ・オボーリンが"イ
グムノフ・スクール"の続編として登場。
第1回ショパン国際コンクールの優勝者であると同時に、アシュケナージらを輩
出した名教師でもあったオボーリン。ショパン・コンクール優勝から数年後の
1930年頃に録音されたベートーヴェンなど、若かりし日の演奏の復刻も意義深
い。