クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-01 No.16-1

2011年01月20日 20時37分37秒 | Weblog
<Decca>
74 3416(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《アルミーダ》全3幕
本編: 171分(opera)
+ボーナス映像: 12分(デボラ・ウ゛ォーイトが案内するMetの舞台裏)
字幕:英・仏・独・西・中
ルネ・フレミング(ソプラノ) 
ローレンス・ブラウンリー(テノール) ジョン・オズボーン(テノール) 
コビー・ヴァン・レンズブルグ(テノール) 他 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・フリッツァ
収録:2010年5月1日 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
十字軍遠征時代を舞台に、男の愛をつなぎとめようとする魔女の怖さとけなげ
な思いを描いたロッシーニの傑作オペラ《アルミーダ》。上演される機会が非
常にまれなこのオペラで魔女役を演じる現代を代表するソプラノ、ルネ・フレ
ミングの熱演や、ロッシーニ作品を得意とするリッカルド・フリッツァのさえ
わたる指揮が見どころです。魅惑的でファンタスティックな話題作が早くも
DVD化です。HDで収録されたこの映像は、全世界の劇場にてMETライヴとしても
上映されています。メトロポリタン歌劇場ではフレミングの誕生日(2/14)に合
わせ、2月18日から《アルミーダ》の再演が始まります。

74 3383(DVD-Video) \3350
フレミング&ホロストフスキー/
ミュージカル・オデッセイ・イン・サンクトペテルブルク
ヴェルディ:《イル・トロヴァトーレ》-二重唱(4幕)
ヴェルディ:《シモン・ボッカネグラ》-二重唱(1幕)
チャイコフスキー:《スペードの女王》-エレツキーのアリア
チャイコフスキー:《皇帝の花嫁》-ナターシャのアリア
チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》-最終場
チャイコフスキー:舞踏会で/ドンファンのセレナーデ
ラフマニノフ&メトネル:
夜の静けさに/美しい人よ、私のために歌わないで/春の洪水/冬の夜
本編91分+ボーナス映像23分
字幕:英・仏・独・西(アリア&二重唱部分のみ)
ルネ・フレミング(S)/ドミトリー・ホロストフスキー(Br)
エルミタージュ管弦楽団 指揮:コンスタンチン・オルベリアン
ロシアのスター・バリトン、ホロストフスキーとともにフレミングが、ここに
収録された音楽とも密接なかかわりのある美しき北の都を舞台にアリアと二重
唱を聴かせる贅沢なプログラム。チャイコフスキーとヴェルディのオペラの抜
粋、チャイコフスキー、ラフマニノフ、メトネルの歌曲が披露される合間に、
サンクトペテルブルクの麗しき冬の宮殿、ユスポフ宮殿、アレクサンドル・ネ
フスキー大修道院もクローズアップされ、絢爛な建造物、水との対比が美しい
北の都の映像が目を奪います。《アルミーダ》と合わせて、2/14のフレミング
の誕生日を祝う新譜リリースです。




<DIAPASON>
イタリアDIAPASONが通常流通開始!

DRCD 79 \1980
「ミケランジェリ、1967年プラト・ステレオ・ライヴ」
ショパン:
幻想曲 へ短調op.49/前奏曲 嬰ハ短調op.45/
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調/
マズルカ集
(ヘ短調op. 68-4/嬰ト短調op. 33-1/変ニ長調op. 30-3/嬰へ短調op. 59-3)
バラード第1番ト短調op.23-1/
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズop. 22
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
録音:1967年6月28日 プラト、メタスタシオ劇場ステレオ・ライヴ
レコ芸特選盤!ミケランジェリ・オール・ショパン・リサイタル
当CDは以前、他の輸入業者から限定輸入されたものですが、今回弊社(東武ト
レーディング社)が代理店となり通常流通することとなりました。
イタリアのトスカーナ州、プラトの名門劇場「メタスタシオ劇場」でのライヴ
録音です。ミケランジェリはここで10回のリサイタルを行いました。この録音
は、全盛時のミケランジェリが行ったオール・ショパンのコンサートが楽しめ
るファン待望の1枚です。このCDは元々関係者向けの配布用として作られ、一般
発売はされておりませんでした。音源は2000年にアーカイヴから発見され、ミ
ケランジェリ夫人、ミケランジェリのスタッフによるチェックを受けたうえで
CD化されました。一般発売は2007年でレコード芸術誌でも特選盤に選ばれるな
ど評価が非常に高かったものです。
以前は、限定数量輸入であったため、今では希少盤となっており、今回の通常
流通は非常に喜ばしいことであります。日本語・英語の解説とDIAPASON社長か
らのメッセージ付き。
―許光俊氏による日本語ライナーノートより―
ここでミケランジェリが奏でているのは、私たちがショパンというと連想する
類の音楽とは著しく異なると言うしかないだろう。最初の「幻想曲ヘ短調」の
冒頭からして、リズムの正確さ、明快さが際だつ。北ヨーロッパ的な霧や闇の
雰囲気、あるいは幻想性は微塵もない。ミケランジェリはあらゆる音の響きや
動きを手に取るようにわからせる。音符のひとつひとつが、あたかも地中海の
明るい光に照らされているかのようにくっきりと見える。ハイドンのソナタを
聴いているかのような錯覚すら起こさせよう。とはいえ、注意深く聴くと、
この明るさのうちにも実に微妙、精妙な陰影が施されていることに気づかされ
る。和声的な響きの変化をこれほどまでに明瞭にさらけ出した演奏は、ほとん
ど他にないのではないか。まるでプリズムによって分解された光の七色を見せ
られているようだ。





<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9983 \1980
アンドレイ・パヴロヴィチ・ペトロフ(1930-2006):管弦楽曲集
(1)バレエ「天地創造」組曲第1番
(2)バレエ「天地創造」組曲第3番(1968-1975)
(3)交響的幻想曲「マスターとマルガリータ」(1985)
(4)交響的幻想曲「・・・への告別」(2005)
(1)ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルグ・フィル
(2)エドワルド・セーロフ指揮サンクト・ペテルブルグ室内管弦楽団
(3)アレクサンドル・ドミトリエフ指揮サンクト・ペテルブルグ・フィル
(4)マリア・リュドコ(S)、A.チェルヌシェンコ指揮ステート・カペラ交響楽団
録音:(1)1971/(2)1979/(3)1989/(4)2008年
ペトロフは1930年レニングラード生まれの作曲家。ソビエトでは最も早い時期
にジャズを取り入れた作曲家として認識されている。多くのソ連製の映画、バ
レエ、交響楽を作曲しており、レーニン賞、ソビエト連邦人民芸術家の称号な
ど多くの賞を受けている。作風は典型的な社会主義リアリズムといえるが、
ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、カバレフスキーらの様式にジャズが盛
んに取り入れられ、極めて変化に富んでいる。最晩年の《・・・への告別》
(2005)はショスタコーヴィチ、マーラーを思わせるユニークな大作。作曲家は
もはや体制に気を使う必要もなく、大管弦楽にオルガンが加わり、後半はソプ
ラノが入るなど、自由奔放な表現を行っている。《・・・の告別》とは何に対
しての告別なのか、人生の終わりに書いた作品にしてはエネルギーがあふれて
いる。

NF/PMA9984 \1980
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):
弦楽オーケストラへの編曲集(全曲G.コルチマー編)
(1)バレエ音楽《天地創造》組曲(1971)
(2)弦楽四重奏曲弟2番《記憶の深みより》(2002)
(3)忘れられた曲(1987)/(4)ユモレスク(1964)
(5)私はブロードウェイを歩いている-コントラバスと弦楽のためのフォックス
トロット(1998)
(6)ジプシー・ラプソディ-ヴァイオリンと弦楽のための(1958)
(7)オーケストラの新人ヴァイオリニスト-ヴァイオリンと弦楽のための無窮動
(1961)
イリヤ・イオフ(指揮、Vn)
ディヴェルティスマン弦楽オーケストラ
録音:2010年5月サンクト・ペテルブルグ
前述のペトロフのバレエ、室内楽などを弦楽オーケストラに編曲した作品集。
ソビエト崩壊後に書かれた作品は現代性と厳しさを増しており、一聴に値する。
弦楽四重奏曲弟2番《記憶の深みより》(2002)はアルヴォ・ペルト、ヴァスク
スらバルト諸国の作曲家に通じる抒情性を持っている。

NF/PMA9985 \1980
プロコフィエフ:バレエ《シンデレラ》より4つの小品Op.97(1943)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番Op.82(1940)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36(1913-1931)
ゴドフスキー:J.シュトラウスの「こうもり」の主題による交響的変容
ヴィヴィアン・チェ(Pf)
録音:2009年2月サンクト・ペテルブルグ
ヴィヴィアン・チェは1992年シドニーで行われたモーストリー・モーツァルト
・フェスティヴァルでデビュー以来、世界で活躍する韓国人若手。ユーディナ
国際コンクール優勝を始め数多くのコンクールに上位入賞を果たしている。
透明な音色と強靭なタッチ、うねるような音楽性など注目の才能である。特に
ロシア音楽を得意とし、超絶技巧の作品も一点の音色のにごりもなく軽々と弾
ききる。




<MUSIC&ARTS>
M&ACD 1247 2枚組 \3960
「ヴィジョンズ」
ブゾーニ:3つのアルバムの一葉
フリン(b.1937):私たちの内側の命を垣間見る
フィニシー(b.1946):バッハ風後置詩
ブゾーニ:インディアン日誌 第1巻/ブロッホ:幻影と予言
カルロ・グランテ(ピアノ)
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾く20世紀、21世紀のピア
ノ作品集。ジョージ・フリン(1937-)はシカゴのデポール大学の作曲科主任教
授を長く務めている作曲家。「私たちの内側の命を垣間見る」は2000年から
2001年に作曲された、1分にも満たない曲から17分を越す曲まで9曲からなる
作品で、1時間に迫る大作。マイケル・フィニシー(1946-)は英国の作曲家。
「バッハ風後置詩」は2000年の作。全5時間半という「音による写真史」の
第8部に含まれる一曲。

M&ACD 1248 \1980
「パウル・バドゥラ=スコダ ショパンを弾く」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3
マズルカ イ短調 Op.68-2/マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
練習曲 変イ長調 Op.25-1/幻想曲 ヘ短調 Op.49
ポロネーズ 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音:1971、1972、1975年
ウィーンの名ピアニスト、バドゥラ=スコダ(1927-)が1970年代に録音した
ショパンの録音を集めたもの。バドゥラ=スコダは1950年代のWESTMINSTER
録音でショパンのOp.10とOp.25の練習曲、2つのピアノ協奏曲を録音していた
が、その後の録音は少ないので、これらは貴重な録音である。

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