クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-12 No.9

2009年12月04日 16時40分57秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-Rのお知らせ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約230タイトルを発売
する事ができましたが、3月よりマスター制作にDSD録音を採用する事にいた
しました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようにな
りましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。また今後、これまで発売し
ました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行な
う予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番
台の商品は、当面は販売を継続いたします。

DSD録音のサンプラーも販売を開始いたしましたので、ご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリ
ジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜から
DSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻
からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達し
たと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての
音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強
大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコラ
イザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切
のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

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●2009年12月現在での店頭取り扱い店

富士レコード社 古書センター店
101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

コンセール 夕陽ケ丘
557-0012
大阪府大阪市西成区聖天下2-11-18
TEL&FAX. 06-6656-2768

プレミアムジーク
231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園 1F
TEL.045-633-6305 FAX.045-633-6306

ワルティ堂島
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1-B100 大阪駅前第1ビルB1F
TEL.06-6344-3940 FAX.06-6344-7967

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2009年12月新譜 5点発売★
発売予定:2009年12月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3229
J.S.バッハ=ブゾーニ編:シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004より)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
英HIS MASTER'S VOICE DB21005/6
(1948年10月27日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)はイタリアの大ピア
ニスト。1939年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、審査員長のアルフレッド・
コルトー(1877-1962)は「リストの再来」と賞賛したと伝えられる。この「シャ
コンヌ」はミケランジェリが第2次世界大戦後楽壇に飛躍するきっかけになった
記念すべきスタジオ録音。この名ピアニストの20代の演奏がきける。ダイレクト
・トランスファーで演奏の細部が浮き彫りにされている。本シリーズでは他に
録音時22歳のイヴォンヌ・ロリオによるバッハ=ブゾーニ編:シャコンヌ
(78CDR-3186)が出ている。

78CDR-3230
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
イヴォンヌ・アストリュック(ヴァイリン)
ギュスタヴ・ブレー指揮
弦楽合奏団
英 DECCA CA8225/6(仏POLYDOR 516 636/7 と同一録音)
(1935年パリ録音)
イヴォンヌ・アストリュックは1889年に生まれたフランスの女流ヴァイオリニ
スト。ダリユス・ミヨー(1892-1974)の「春のコンチェルティーノ」(1934)は作
曲者ミヨーの指揮、アストリュックのヴァイオリン演奏のSP録音で有名になっ
た。ピアニストのマルセル・シャンピ(1891-1980)夫人で、仏COLUMBIAのSPに
グリーグ・ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45を夫妻で録音している。
映画監督で医師のイヴ・シャンピ(1921-1982)は息子にあたる。指揮者のギュス
タヴ・ブレーは1875年生まれのオルガニスト。パリ音楽院でウィドールに師事、
スコラ・カントルムでダンディーに学んだ。サンシュルピス寺院のオルガニスト
を務め、パリ・バッハ協会の設立者でもあった。

78CDR-3231
ベートーヴェン:
セレナーデ ニ長調作品25(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのための)
※第1面に周期ノイズがあります
マルセル・モイーズ(フルート)
マルセル・ダリュー(ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ(ヴィオラ)
米 DECCA 25592/3(英 DECCA K582/3 と同一録音)
(1931年頃録音)
フルートのマルセル・モイーズ(1889-1984)はパリ音楽院でポール・タファネル
(1844-1908)、フィリップ・ゴーベール(1879-1941)らに師事し1905年に一等賞を
得た。1932年から1949年までパリ音楽院教授をつとめ、SP時代からレコード録
音も多い。ヴァイオリンのマルセル・ダリューは1895年生まれ。パリの選りすぐ
りの音楽家を集めて組織されたストララム管弦楽団のコンサート・マスターとし
て活躍した。ストラヴィンスキーが自ら指揮した「兵士の物語」のSP録音にも
参加していた。ピエール・パスキエはパスキエ三兄弟で組織した弦楽三重奏団の
ヴィオラ奏者で彼もまたストララム管弦楽団のメンバーだった。英デッカ・レー
ベルの黎明期の録音である。モイーズのフルートはドビュッシー: フルート、
ヴィオラとハープのためのソナタ(78CDR-3064)がこのシリーズで出ている。

78CDR-3232
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調作品102-1
ピエール・フルニエ(チェロ)
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
英HIS MASTER'S VOICE DB9555/6
(1947年6月ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
ピエール・フルニエ(1906-1986)はパリ生まれのチェリスト。最初ピアノを学ん
だが9歳のとき小児麻痺による右足障害のためチェロに転向した。1923年パリ音
楽院で一等賞を得て楽壇にデビュー、ヴァイオリンのガブリエル・ブイヨン、
ピアノのヴラド・ペルルミュテールとのトリオで注目された。1937年エコール
・ノルマル教授、1941年から1949年までパリ音楽院教授をつとめた。1942年に
ヴァイオリンのシゲティ、ピアノのシュナーベルとのピアノ・トリオ、ヴィオ
ラのプリムローズを加えて四重奏で活動、さらに1945年にはカザルスの抜けた
カザルス・トリオに加わりヴァイオリンのティボー、ピアノのコルトーと演奏
活動をした。1954年に初来日。その後何度も日本を訪れた。ピアノのシュナー
ベル(1882-1951)はオーストリアの大ピアニスト。ウィーンで高名なレシェティ
ツキーに師事した。この顔合わせによるベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
(78CDR-1171)がこのシリーズで出ている。

78CDR-3233
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
アドルフ・ブッシュ(ヴァイリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1805/6
(1932年ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの大ヴァイオリニスト。1912年20歳の
時にウィーンのコンツェルトフェライン(後のウィーン交響楽団)ソロ・ヴァイオ
リンに抜擢され、1918年ベルリン高等音楽院の教授になった。1922年以後ピアニ
ストのルドルフ・ゼルキンとデュオを組んで活躍した。ゼルキンは1936年ブッ
シュの娘イレーネと結婚したが、ナチのユダヤ人迫害を避けてアメリカに移住し
た。ブッシュも第2次世界大戦直前にアメリカに渡った。ブッシュ=ゼルキンの
顔合わせでブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番(78CDR-3204)、ベートーヴェ
ン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」(78CDR-3222)、モーツァルト:ヴァイオリ
ン・ソナタ第33番K.377(78CDR-3038)、シューベルト幻想曲ハ長調(78CDR-1172)、
ブッシュのソロでバッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(78CDR-3226)
がこのシリーズで出ている。

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