クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-01 No.9-1

2010年01月14日 20時28分42秒 | Weblog
<INTRINEM FILMS DVD>
UNR00020(DVD-Video) \1580
「FROM PAIN TO FAME」
スーザン・ボイル
CDデビューに続き09年末のNHK紅白歌合戦にもゲスト出演するなど、その卓越し
た歌唱力で世界を魅了したスーザン・ボイルの恵まれない生い立ちと、人生を
一変させることになった歌への情熱を描いたドキュメンタリー。
スコットランドの田舎町でひっそりと暮らしていたひとりの女性が、歌のオー
ディション番組に出演したことでその人生が大きく変わっていく、ドラマのよ
うなストーリーが胸をうつ。65分




<Australian Eloquence>
4802337 \900
ブリテン:管弦楽作品集
1.シンプル・シンフォニーOp.4
2.歌劇《ピーター・グライムズ》-4つの海の間奏曲Op.33a
3.同-パッサカリアOp.33b
4.青少年のための管弦楽入門(パーセルの主題による変奏曲とフーガ)Op.34
5.シンフォニア・ダ・レクイエム(鎮魂交響曲)Op.20
ロンドン新交響楽団
指揮:ユージン・グーセンス(1)、
アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:エドゥアルト ヴァン ベイヌム(2-4)、
デンマーク国立放送交響楽団
指揮:ベンジャミン・ブリテン(5)
録音:1953年
3人の異なる名指揮者が、1953年に行ったブリテンの管弦楽名曲集。グーセンス
指揮の《シンプル・シンフォニー》と、ベイヌム指揮の《パッサカリア》は、こ
れが世界初CD化となる貴重な音源。また、《シンフォニア・ダ・レクイエム》
は、ブリテン自身の指揮による演奏で、彼は生涯にこの曲を2度録音しています
が、これは記念すべき最初の録音にあたります。

480456(4800456) \900
アルベニス&ヴィラ=ロボス:管弦楽作品集
1.アルベニス:組曲《イベリア》
2. 同:ナバーラ(5曲抜粋)
3.ヴィラ=ロボス:ピアノ協奏曲第1番
エレン・バロン(ピアノ:3) スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1960年
クラシック・ファンの愛聴盤として長く愛されてきたアンセルメ&スイス・ロマ
ンド管のアルベニスの組曲《イベリア》&《ナバーラ》の抜粋5曲。持ち前の洗
練されたサウンドが、スペインの様々な風景を鮮明かつ克明に浮かび上がらせま
す。また、カップリングには、ヴィラ=ロボスの「ピアノ協奏曲第1番」の世界
初CD化となる貴重な音源を収録。カナダのピアニスト、エレン・バロンが終始ダ
イナミックなソロを展開する名演で、とりわけ第3楽章のカデンツァが聴きどこ
ろです。

48024(4800024) \900
レスピーギ:管弦楽作品集
1.交響詩《ローマの松》
2. 同  《ローマの噴水》
3.バレエ組曲《風変わりな店》(原曲:ロッシーニ)
スイス・ロマンド管弦楽団(1、2) ロンドン交響楽団(3) 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1963年
理知的な音楽づくりで一世を風靡したアンセルメ。長年のパートナーであるスイ
ス・ロマンド管と、《ローマの噴水》や《ローマの松》のスコアを細部まで緻密
に再現した決定盤の一つです。また、カップリングの《風変わりな店》は、ロッ
シーニの《老いの過ち》から編曲したバレエ組曲ですが、その優雅な歌い回しの
数々は、バレエ指揮者としても第一級だったアンセルメの才能が十二分に発揮さ
れた好選曲になっています。

48077(4800077) \900
ファリャ:管弦楽作品集
1.バレエ《恋は魔術師》
2.バレエ《三角帽子》
3.スペイン舞曲第1番
マリーナ・デ・ガバライン(メゾ・ソプラノ:1) 
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ:2) 
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1955年
近代スペインの作曲家ファリャ。パリで印象主義音楽の洗礼を受けた後、45歳の
1921年に故国に戻り、スペインの民族的色彩の強い作品を発表します。《三角帽
子》は、粉屋の美しい女房が、言い寄る好色な悪代官をやっつける話。《恋は魔
術師》は、情熱的なジプシー女が、昔愛した男が死んだ後、今は別の男と良い
仲。それを前の男の幽霊が邪魔するので、悪魔祓いをする話。《三角帽子》の
初演を指揮したアンセルメによる歴史的な名演です。

48049(4800049) 2枚組 \1400
ラロ:管弦楽作品集
1.スペイン交響曲Op.21
2.バレエ《ナムーナ》-7曲
3.ディヴェルティスマン-アンダンティーノ
4.スケルツォ ニ短調
5.ノルウェー狂詩曲
6.《イスの王様》序曲
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン:1)
スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1959-68年
ラロのバレエの代表作《ナムーナ》ほか、紹介される機会の少ないオーケストラ
作品を収録。持ち味ともいえる異国情緒を、アンセルメが品格をもって表現して
います。そして、彼の最も有名な作品である《スペイン交響曲》のソロを弾くの
は、イタリアの鬼才ルッジェーロ・リッチ。超絶技巧を駆使した変幻自在の表現
力で、聴く者を夢心地に誘ってくれる名演です。

480457(4800457) 2枚組 \1400
ビゼー:管弦楽曲集他
1.ビゼー:歌劇《カルメン》組曲
2.同:劇音楽《アルルの女》第1、2組曲
3.同:交響曲ハ長調
4.同:序曲《祖国》
5.同:小組曲《子供の遊び》
6.同:組曲《美しきパースの娘》
7.トゥリーナ:リズム(舞踏幻想曲)
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1958-60年
情熱の国スペインを舞台に、奔放な恋に生きるヒロインをめぐる悲劇を題材とし
た《カルメン》は、フランス・オペラの代表的傑作としてあまりにも有名です
が、その中の名旋律は独立したオーケストラ作品としても広く親しまれていま
す。また、ドーデの劇に基づく《アルルの女》も〈ファランドール〉や〈間奏
曲〉など、なじみ深いメロディが登場する名作。そんなビゼーの名曲を網羅した
当盤は、フランス音楽を得意とするアンセルメの代表的名盤の一つとして知られ
るロングセラーです。




<D+G>
33615992 \2080
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
1.大六重奏協奏曲
(原曲:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364ソナタ) 
2.弦楽四重奏曲(原曲:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581)
マンハイム弦楽四重奏団
セバスティアン・ビュルガー(ヴィオラ:1) 
マティアス・ネメス(コントラバス:1) 
トーマス・ドゥイス(ピアノ:1)
録音:2008年12月9-11日 マリエンミュンスター修道院
聴き慣れたモーツァルトの名曲を、由緒ある瑞々しい編曲版でお届けする1枚。
「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」を編曲した「大六重奏曲」は
1807年にウィーンで、「クラリネット五重奏曲」は1802年に、それぞれ出版され
たもので、編曲者は不明ですが、由緒ある名編曲です。柔軟でのびやかな音色と、
緻密なアンサンブルで知られるマンハイム弦楽四重奏団の演奏でお聴きください。

3336142 2枚組 \4160
J.S.バッハ:6つのソナタ(編曲:シューマン)
1.ソナタ第1番ト短調BWV.1001
2. 同 第2番ロ短調BWV.1002
3. 同 第3番イ短調BWV.1003
4. 同 第4番ニ短調BWV.1004
5. 同 第5番ハ長調BWV.1005
6. 同 第6番ホ長調BWV.1006
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン) リサ・スミルノワ(ピアノ)
録音:1994年12月、1995年1月 アーロルゼン
ヴァイオリンの聖書とも言うべき存在のJ.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナ
タ&パルティータ」を、シューマンの編曲版でお届けする1枚。バッハの書いた
ヴァイオリン・パートをそのままに、オリジナルのピアノ伴奏を加えたもので、
当時忘れられていたバッハの音楽に再び光をあてようと、啓蒙的な意味合いも込
めて、親しみやすく仕上げられています。鬼才ベンヤミン・シュミットのヴァイ
オリンと、「長崎おぢか国際音楽祭」の音楽監督として日本でもなじみの深い俊
英リサ・スミルノワのピアノでお届けします。

60116012 \2080
ドヴォルザーク:交響曲第6番
1.交響曲第6番二長調Op.60
2.演奏会用序曲(《自然の中で》Op.91/《謝肉祭》Op.92/《オテロ》Op.93)
ドルトムント・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:ジャック・ファン・スティーン
録音:2009年8月9-12日 コンツェルトハウス、ドルトムント 
ドヴォルザークが1880年に作曲した「交響曲第6番」は、作曲を依頼したハンス
・リヒターに献呈された作品です。彼の交響曲としては最初に出版されたため、
当初は「第1番」とされていました。彼の他の交響曲同様、しばしばブラームス
の影響が指摘される名曲でもあります。カップリングの「演奏会用序曲」もほ
ぼ同時期の1891-1892年に書かれた作品で、「自然」「人生」「愛」をテーマに
持つ3部作として構想され、《謝肉祭》は「人生」にあたっていましたが、後に
これらの副題を撤回しています。単に技術的に難しいというだけでない、音楽的
な表現と一体になった技術が求められるこれらの作品を、しなやかで柔軟な名匠
スティーン&ドルトムント・フィルの演奏で。

61316072 \2080
ジョン・ケージ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
1.ヴァイオリンとキーボード(ピアノ)のための6つのメロディ(1950)
2.ヴァイオリンと笙またはのためのトゥー・フォー(1991)
3.ヴァイオリンとピアノのための夜想曲(1947)
4.ヴァイオリンとピアノのためのトゥー・ファイヴ(1992)
アンドレアス・ザイデル(ヴァイオリン)  
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ)
録音:2008年10月1日 マリエンミュンスター修道院 
ライプツィヒ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者であるザイデルと、「ジョン
・ケージ:ピアノ作品全集」で名高いピアニストのシュライエルマッハーが、夢
のタッグを組んで贈る最高の「ジョン・ケージ:ヴァイオリンとピアノのための
作品全集」。ケージ・ファン必携のアイテムであることは言うまでもなく、入門
にもこれ以上最適なものはない最高の1枚です。

60916042 3枚組 \6240
ヘンデル:歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV.17全3幕
クリスティナ・ハマルストレム(メゾ・ソプラノ:シーザー) 
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ:クレオパトラ) 
メアリー=エレン・ネジ(メゾ・ソプラノ:セクストゥス) 
ロミーナ・バッソ(メゾ・ソプラノ:トロメロ) 
タッシス・クリストヤンニ(バリトン:アキラ) 
ペトロ・マゴウラス(バス:クリオ) 
ニコラス・スパーノ(カウンターテナー:ニレーヌス) 
オーケストラ・オブ・パトラス(オリジナル楽器)  
指揮:ジョルジュ・ペトルー
録音:2006年7月24-30日 パトラス(ギリシャ)
好評を博した《タルメラーノ》と同時期に録音された渾身の《ジュリアス・シー
ザー》。《タルメラーノ》と同様、ペトルーとオーケストラ・オブ・パトラス
は、1724年の初稿版の演奏を試みているのが最大の注目です。今回も説得力の高
い緊密なアンサンブルでこのオペラに新しい魅力をもたらしています。




<MARQUIS>
MAR 81407 \1980
カステルヌーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲第2番《預言者たち》Op.66
レスピーギ:グレゴリオ旋法によるヴァイオリン協奏曲Op.135
カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):《バラと柳》(ホセ・ミゲル・クエト編)
ホセ・ミゲル・クエト(Vn)、
ウラディミール・ランデ指揮
サンクト・ペテルスブルグ交響楽団
録音:2008年1月、メロディア・スタジオ,サンクト・ペテルスブルグ
カステルヌオーヴォ=テデスコといえば日本ではギターと朗読のための「プラテ
ーロと私」などギター作品ばかりが有名だが、彼の本領は管弦楽曲にある。ユダ
ヤ系イタリア人である彼が1930年代、ヨーロッパに反ユダヤ的主義がはびこる中、
ハイフェッツの委嘱により作曲したこの協奏曲は旧約聖書、ユダヤの典礼の儀式
に基づいて書かれている。後にハリウッドで映画音楽を手がけることになるテデ
スコの巧みな管弦楽法、劇的要素が見事。彼の影響を受けたハリウッドの作曲家
にはジェリー・ゴールドスミス、ジョン・ウィリアムズらがおり、それもこの曲
を聴くとうなづける。レスピーギもアルカイックな美しさを持った名曲。アルゼ
ンチンの作曲家グアスタビーノの小品《バラと柳》はソリスト、クエト自身の手
によるオーケストラ伴奏版(原曲は歌曲)。ロシア屈指の名門、サンクト・ペテル
スブルグ交響楽団も渾身の熱演。

MAR 81403 \1980
「プーランク・トリオ・プレイズ・プーランク」
(1)ミハイル・グリンカ:感傷的な三重奏曲
(2)フランシス・プーランク:ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲
(3)シャルル・トリエベール&ウジェーヌ・ジャンクール:
「アルジェのイタリア女」の主題による協奏的幻想曲
(4)アンドレ・プレヴィン:オーボエ、バスーンとピアノのための三重奏曲
プーランク三重奏団:【ウラディミール・ランデ(Ob)、イリーナ・カプラン・ラ
ンデ(Pf)、ブライアン・ヤング(Fg)】
録音:2007年9月、ボルティモア
プーランク三重奏団はオーボエのウラディミール・ランデ(上記C=テデスコ他の
アルバムでは指揮もしている)、ピアノのイリーナ・カプラン・ランデ、バスー
ンのブライアン・ヤングら若手ヴィルトゥオーゾによって結成された。粋でモダ
ンなプーランク、ジャズの要素は横溢したプレヴィンの三重奏曲に彼らの音楽性
が特によく表されている。

MAR 81405 \1980
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 ヘ短調Op.post80
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 へ長調Op.135
ジュピター弦楽四重奏団
録音:2008年9月,ボストン
ジュピター弦楽四重奏団はヴァイオリンのネルソン・リー、メガン・フライヴォ
ーゲル、ヴィオラのリズ・フライヴォーゲル、チェロのダニエル・マクドノーに
よって2001年に結成された。(もちろん日本の同名の団体とは別団体)。ショスタ
コーヴィチ&ブリテン:弦楽四重奏曲集(MAR81371)に続くMARQUISレーベルへの録
音。彼らは自分たちのクァルテットのモデルとしてクリーヴランドSQ、タカーチ
SQを挙げており、無駄のない引き締まった音楽と幅広いダイナミズムが特徴。こ
れまでに数々の賞を獲得、カナダの新進クァルテットとして注目を集めている。

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