クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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07-03 No.10-2

2007年03月14日 16時40分39秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 24507(SACD-Hybrid) \2850
R・シュトラウス:バレエ音楽《ヨゼフ伝説》Op.63
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス第5弾となる
今回の新譜は、リヒャルト・シュトラウスの「ヨゼフ伝説」。しかも全曲録
音!「ばらの騎士」、「ナクソス島のアリアドネ」など自身を代表する大作
を発表するなど充実期を迎えていたシュトラウスが、同じく大作「影のない
女」を作曲する間に書き上げたのがこの「ヨゼフ伝説」であり、ロシア・バ
レエ団の創設者ディアギレフのために書かれた作品としても知られている。
旧約聖書を題材としてホフマンスタールとケスラー伯爵が共同で執筆を行っ
た台本とシュトラウスの作曲技法の融合である「ヨゼフ伝説」。
タクトを振るうI・フィッシャー自身が「シュトラウスの最高傑作」と絶賛し
ており、録音への凄まじい意気込みが感じられるこだわりの選曲なのである。
現在「ヨゼフ伝説」は全曲版、交響的断章としての組曲版の録音もごく僅か
しか存在しておらず、I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の新録音はシュト
ラウスの隠れた名作を再び世界へと広める重要な役割を果たす!

CCSSA 24907(SACD-Hybrid) \2850
G・ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.8 ――
《老年のいたずら》第4集-前菜、乾燥果実/《老年のいたずら》第13集「慰
めの音楽」より 前奏曲/Retounelle gothique/Petite Promenade de Passy
a Courbevoie/Tourniquet sur La Gamme Chromatique, Ascendante et
Descendante/ヴェニスのカンツォネッタ/Encore un peu de Blague/歓喜
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
デヤン・ラツィックと共にチャンネル・クラシックスが世界に誇るピアニス
ト、パオロ・ジャコメッティ。1998年にスタートしたロッシーニのピアノ作
品全集も今回で遂に完結となる!
第8集では「老年のいたずら」第4集とロッシーニ晩年の作品をカップリング
するなど最終巻に相応しい選曲となっている。1970年にミラノで生まれ、現
在はユトレヒト音楽院で教授を務めるなどオランダを中心に精力的な活動を
行っているジャコメッティ。ピアノは、ショパンが好んだとされるプレイエ
ルの1858年製を第7集から引き続き使用している。インパクト十分のユニーク
なジャケットも魅力的。




<AGPL>
AGPL 1-010 \2180
F・ショパン:
ロンド ハ短調Op.1/同変ホ長調Op.16/同ハ長調Op.73/舟歌嬰ヘ長調Op.60
/ポロネーズ第8番ニ短調Op.71-1/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大
ポロネーズ変ホ長調Op.22
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
ロシアン・ヴィルトゥオーソの「AGPL」レーベル最新盤は、デミジェンコ自
身にとって10数年ぶりの新録音となる待望のショパン・アルバム!
1980年代後半から1990年代前半にかけて次々とハイペリオンへ録音を行うな
ど、デミジェンコの十八番でもあるショパン。
「AGPL」レーベルからのリリースでは一貫してイタリアの銘器ファツィオー
リを使用しているデミジェンコ。
今回のショパンはイタリアのサチーレにあるファツィオーリ・コンサート・
ホールで収録が行われるなど、ファツィオーリが全面的にバックアップ。
円熟味を増したデミジェンコと銘器ファツィオーリのコンビが織り成す新た
な名演の誕生である!




<Phaedra>
DDD 92051 \2180
In Flanders' Fields Vol.51
イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959):
歌劇《5月の炎》からの組曲/トロンボーンのためのディヴェルティメント
/4つの歌/春のムード/民謡による3つの歌/家での午後/民謡《私はあな
たを愛しています》/The Garland Has Been Hung/交響曲第3番変ホ長調
アン・デ・ルネス(ソプラノ)、イヴァン・メイルマンス(トロンボーン)、
ツォルト・ハマル(指揮)、
パンノン・フィルハーモニック管弦楽団
1911年のローマ大賞2位の受賞者であるファン・ホーフは、モルテルマンスと
ジルソンに作曲を学びフランドル国民音楽に情熱を傾けた20世紀ベルギーの
作曲家。コンセルトへボウ管の主席トロンボーン奏者を務め、ヤンソンスの
アシスタント・コンダクターとして活躍するメイルマンスと、スウィングル
・シンガーズのメンバーとして国際的なキャリアをスタートさせたソプラノ
奏者デ・ルネスといった2人のベルギー人ソリストが充実の演奏を聴かせてく
れている。




<Etcetera>
KTC 1312 \2180
G・P・テレマン:トリオ・ソナタ集 ――
トリオ・ソナタ変ロ長調TWV42:B4/同イ短調TWV42:a4/同ト長調TWV42:G6/
同ヘ長調TWV42:F3/同へ短調TWV:f2/ソナタ イ短調TWV42:a6/
協奏曲イ短調TWV43:a3
ラ・プリマヴェーラ
オランダで音楽を学んだ様々な国々の演奏家たちによって1996年に結成され
たピリオド楽器アンサンブル「ラ・プリマヴェーラ」。主役級の活躍を見せ
るリコーダーのクレメンス・コンテは、ユトレヒト音楽院のディプロマを修
了。アンサンブルの活動だけでなく、各国のバロック・オーケストラへソリ
ストとして招聘されている。

KTC 1323 \2180
J・ハイドン(ペーター・ザロモン編曲):
交響曲第98番変ロ長調/同第100番ト長調《軍隊》/同第94番ト長調《驚愕》
アルコ・バレーノ・アンサンブル
「ザロモン・セット」と呼ばれるハイドンの交響曲を、作曲の依頼者である
ザロモン自身が編曲を施して誕生した室内楽版。ピリオド楽器のアンサンブ
ル「アルコ・バレーノ・アンサンブル」は、交響曲第100番、第99番、第104
番をリリースしており今回がシリーズ2タイトル目となる。「軍隊」や「驚
愕」など特に人気の高い作品の一味違った演奏を楽しめる。

KTC 4020 \2180
M・ハイドン:
四旬節ミサMH553/シンフォニア変ホ長調MH240/アヴェ・レジナMH140/
ディヴェルティメント イ長調MH299/レスポンソリウムMH639
エクス・テンポレ、アカデミア・パラティナ、マルコリーニ弦楽四重奏団
昨年2006年が没後200年となるなど、近年急速に再評価の気運が高まっている
ミヒャエル・ハイドン。今回のアルバムに収録された声楽、器楽のための作品
からもミヒャエル・ハイドンの豊かな才能を感じ取ることが出来る。特に17
世紀-18世紀の作品を得意とする混声合唱団エクス・テンポレの厳粛で澄ん
だ歌声が印象的。




<Raumklang>
RK 2504 \2180
バロック時代の作曲家による賛歌と哀歌-
ゲオルク・ベーム(1661-1733):
Mein Freund ist mein, entflieht, ihr Sorgen、受難のための3つの歌、
復活祭と聖霊降臨祭のための3つの歌、3つの歌、奇想曲、 夕べの歌
ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684):哀歌I&V
G・P・テレマン:カンタータ《Entzuckende Lust》、ソナタ ホ短調
D・ブスクテフーデ:カンツォネッタ ト長調
ヤン・ディスマス・ツェレンカ(1679-175):哀歌II
J・S・バッハ:
おお主なる神、われを憐れみたまえBWV.721、われは満ち足れりBWV.82、
シェメッリ讃美歌集より
ゴットホルト・シュヴァルツ(バリトン)、
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハンス・クリストフ・ベッカー=フォス(オルガン&チェンバロ)
ロッシュ、シュライヤー、ポンマー、リリングなど超一流の音楽家たちの下
で研鑽を積んだシュヴァルツの歌声が深く響き渡るバロック・アルバム。ド
イツのツヴィッカウ出身のシュヴァルツはバロック唱法にも長けており、通
奏低音とのバランスやバロック作品の表現力も職人芸と呼ぶに相応しい。




<Musique a la Chaboterie>
MC 002 \2180
J・P・ラモー:オペラ《オシリスの誕生、またはパミリーの祭り》
ユーゴ・レーヌ(指揮)、
ラ・サンフォニー・デュ・マレ
リコーダーの名手としても活躍中のユーゴ・レーヌが1987年に結成したピリ
オド楽器によるオーケストラ「ラ・サンフォニー・デュ・マレ」。今回のリ
リースは、バロック時代のフランス・オペラのスペシャリストとして名高い
同コンビの新シリーズ「コレクション・ラモー」の第1弾となる。2005年10
月27日と28日に上演されたコンサートを収録したライヴ録音のパフォーマン
スは、今後のリリースが楽しみになる出来栄えとなっている。





<Attacca>
Babel 8949-2 \2180
逃走用梯子4
I・ストラヴィンスキー:アゴン
J・ケージ:2台のプリペアドピアノのための《3つのダンス》
L・アンドリーセン:De Staat
ヘラルド・バウハウス(ピアノ)、
セース・ファン・ゼーラント(ピアノ)
アーティストにスポットをあてた「逃走用梯子」シリーズの第4集は2台ピア
ノのための作品集。特にケージの作品でのリズミカルに富んだ表現力は見事。

Babel 9160-3 \2180
モートン・フェルドマン(1926-1987):
チェロとピアノのための《Untitled Conposition》
レネ・ベールマン(チェロ)、ケース・ウィーリンガ(ピアノ)
図形楽譜の発案者でもある現代アメリカの作曲家、フェルドマンのチェロ作
品はなんと演奏時間72分という長大な作品!ちなみに伴奏のピアノは「ファ
ツィオーリ275」。 1990年の録音。

Babel 8950-3 \2180
動物を題材とした20世紀のピアノ作品集 ――
M・ラヴェル:悲しい鳥
E・サティ:犬のための、ぶよぶよした真の前奏曲
I・ストラヴンスキー:サーカス・ポルカ
A・フォールモーレン:象
C・ドビュッシー:金色の魚
E・グラナドス:嘆き、またはマハと夜うぐいす
ベルンハルト・ファン・デン・ジクステンホルスト・メイヤー:前奏曲Op.17
O・メシアン:かおぐろひたき
マリウス・ファン・パーセン(ピアノ)
パーセンは、ルービンシュタインのピアノ作品演奏を得意とする1982年にコ
ンセルトヘボウでデビューを果たしたオランダのピアニスト。1983年の録音。




<Syrius>
SYR 141402 2枚組 \4360
バッハ・イン・ノミネ
J・S・バッハ(リスト編曲):前奏曲とフーガ イ短調S.462-1
L・V・ベートーヴェン:前奏曲ヘ短調WoO.55
J・ラインケン:フーガ
M・グリンカ:フーガ
G・ルクー:フーガ
F・メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ第1番Op.35
R・シューマン:フーガ第6番
F・リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ
C・ニールセン:シャコンヌOp.32
S・プロコフィエフ:前奏曲Op.12-7
H・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番
ジャン・デュベ(ピアノ)
「バッハ」をテーマとして様々な作曲家のフーガや前奏曲、シャコンヌを集
めたピアノ作品集。現在フランスの国内外で活躍するジャン・デュベは、24
歳という若さながら第6回リスト国際コンクールなどを制覇している期待の
逸材である。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

SYR 141403 2枚組 \4360
メッシーナ大聖堂のオルガン
J・S・バッハ:いざもろびと、神に感謝せよ
S・カルク=エラート:ヘンデルへのオマージュ
E・エルガー:帝国行進曲Op.32
L・ヴィエルヌ:カテドラル
M・マッケイブ:トランペット・チューン
H・マクアミス:夢/他 全10曲
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)
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