クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-12 No.15

2008年12月20日 13時40分45秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67642 \2180
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.7 ――
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.54
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》Op.28
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
現在第46集までリリースされている"ピアノ"、ゲルハルトの2タイトルが輝き
を見せる"チェロ"、そしてもう1つのロマンティック・コンチェルト・シリー
ズである"ヴァイオリン"。
サン=サーンス、スタンフォード、フバイ、カルウォヴィチ、コールリッジ
=テイラーなどの知られざる素晴らしき"ヴァイオリン協奏曲"が取り上げら
れてきた"ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ"の最新
巻となる第7集は、シリーズ初となるロシアン・プログラム!
巨匠にして名教師、レオポルト・アウアーに献呈されたアレンスキーの「ヴァ
イオリン協奏曲」とタネーエフの「協奏的組曲」。
作品の形式こそは違うものの、アウアーの超絶技巧を活かすために散りばめ
られた高度な技巧を要する難解なパッセージ、ロシア・ロマン派ならではの
哀愁漂う旋律など共通点は数多い。
また献呈者のアウアー、作曲者のアレンスキー、タネーエフの3人それぞれ
がチャイコフスキーにまつわるエピソード、親交を持っているという点も興
味深い。
ソリストは、エルンストのヴァイオリン作品集(CDA 67619)で衝撃的な登場を
飾ったロシアの若き鬼才イリヤ・グリンゴルツ。
1995年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクール優勝、98年に弱冠16歳でパ
ガニーニ国際コンクール優勝を勝ち取るなど凄まじい実力と経歴を持つグリ
ンゴルツが、祖国ロシアの2つのヴァイオリン協奏曲を制覇する!

CDA 67690 \2180
ダンディ:管弦楽作品集 ――
交響詩《ヴァレンシュタイン》Op.12/ヴィオラと管弦楽のための《コラール
・ヴァリエ》Op.55/交響詩《花咲くサルビア》Op.21/ヴィオラと管弦楽の
ための《歌》Op.19
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
"三十年戦争"の英雄ヴァレンシュタインを主人公としたシラーの戯曲に基づ
く"交響詩「ヴァレンシュタイン」"は、ダンディのドイツとその文化に対す
る敬意と親近感を反映した大作であり、この作品集のメイン・プログラム。
またワーグナーの影響とフランスの作曲技法が同居する「花咲くサルビア」
の巧みなオーケストレーションも魅力的。
そして「コラール・ヴァリエ」と「歌」の2作品では、ソリスト、ナッシュ・
アンサンブルのメンバーとして大活躍する次代の巨匠候補ローレンス・パワ
ーがヴィオラ・ソロで参戦。
20世紀フランス管弦楽作品の演奏で破竹の快進撃を展開しているティエリー
・フィッシャー&BBCNOWの快演が楽しみ。

CDA 67653 \2180
バード:宗教音楽集第11巻 ――
天より主が降りたまいぬ/あなたは羊飼い/主よ、われを憐れみたまえ/死
の悲しみがわれをとりまく/汝が地にてつなぐものはみな/主よ、御身の契
約を思い起こしたまえ/主よ、立ち上がりたまえ、何ゆえ眠りたもうや/リ
タニア/今こそわれは真に知る/御身は彼らを長となしたもう/汝はペテロ
なり/われらは天の主に手とともに心を上げん/きょう、シモン・ペテロは
/ペテロよ、神の命によりこの世の鎖を解け/主はかく言いたもう
アンドルー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック
タリス・スコラーズのメンバーでもあるアンドルー・カーウッドが音楽監督
として率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージッ
クのバード・エディション最新盤!
前作の第10巻(CDA 67568)が2007年英グラモフォン賞の古楽部門賞を獲得する
など、ハイペリオン移籍後も絶好調を維持し続けているバードの代弁者たち
が歌うのは、1585年に国教会忌避者とされた後のバードの宗教作品。
ロンドンからエセックスに移住したバードが生んだ1591年の「聖歌集第2巻(カ
ンティオネス・サクレII)、1607年の「グラドゥアリアまたは宗教声楽曲集第
2巻」からカージナルズ・ミュージックが選りすぐった15の宗教曲。
イギリス国教会とカトリックを巡る騒乱の中を生き抜いたバードの音楽に、
カーウッド&カージナルズ・ミュージックの歌声が新たな息吹きを吹き込む。

CDA 67667 \2180
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.4 ――
マドリガルOp.15-1/冬の夜Op.15-2/苦悩の讃歌Op.15-3/悲しみの歌から
Op.15-4/帰郷Op.15-5/静かな散歩Op.31-4/労働者Op.39-3/わが子への歌
Op.39-5/岸辺にてOp.41-3/ひそやかな歌Op.41-5/詩人の夕べの散歩Op.47-2
/石切り人の歌Op.49-4/見つけた花Op.56-1/あなたの青い瞳でOp.56-4/
夜ふけの船でOp.56-3/近づく老年Op.87-1/創造と生命を与えることOp.87-2
/もはやそれ以上はOp.87-3/陽の光の中にOp.87-4
クリストファー・マルトマン(バリトン)、アラステア・マイルズ (バス)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
作曲者の死後に出版されたリュッケルトとゲーテの詩による「歌曲集Op.87」
など、シリーズ全体で共通しているセンスを感じさせるプログラミングもこ
のシュトラウス歌曲集の人気の秘密。
クリスティーネ・ブリューワー(Vol.1)、アンネ・シュヴァネヴィルムス
(Vol.2)、アンドルー・ケネディ(Vol.3)といった実力者たちに続き第4集を歌
うのは、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマン!
コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイエルン州
立歌劇場などでのオペラ出演や世界各地でのリサイタルが称賛を受けており、
そのスタイリッシュな歌声への注目度は日増しに高まりを見せている。
ハイペリオンからのリリースでは、シューベルト歌曲集、フォーレ歌曲集、
ドビュッシー歌曲集などに参加しており、録音面での実績も抜群!

CDA 67719 \2180
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1 ――
ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24
同第25番ト長調Op.73-2,Hob.XV-25《ハンガリー風》
同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26
同第27番ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27
フレスタン・トリオ〔スーザン・トムズ(ピアノ)、
アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、リチャード・レスター(チェロ)〕
ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤ
ル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史
を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団、フロレスタン
・トリオ。
このフロレスタン・トリオによるハイドンの第1集には、イギリス滞在時代に
書かれた傑作「ピアノ三重奏曲第25番《ハンガリー風(ジプシー・ロンド)》」
が収録されており、アニヴァーサリーの"ハイドン"とハイペリオンの本拠地
"ロンドン"を収録曲でリンクさせているところもユニーク。

CDS 44371/4 4枚組 \8380
ハイドン:ロンドン交響曲集 ――
交響曲第93番ニ長調Hob.I-93/同第94番ト長調《驚愕》Hob.I-94/
同第95番ハ短調Hob.I-95/同第96番ニ長調《奇跡》Hob.I-96/
同第97番ハ長調Hob.I-97/同第98番変ロ長調Hob.I-98/
同第99番変ホ長調Hob.I-99/同第100番ト長調《軍隊》Hob.I-100/
同第101番ニ長調《時計》Hob.I-101/同第102番変ロ長調Hob.I-102/
同第103番変ホ長調《太鼓連打》Hob.I-103/
同第104番ニ長調《ロンドン》Hob.I-104
ハワード・シェリー(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団
ペーター・ザロモンの招きでロンドンを訪れたハイドンが、1791年から1795年
にかけて作曲を行った12の交響曲の中からは、「驚愕」や「軍隊」、「時計」、
「ロンドン」などの後期作品の代表作が生まれている。
演奏はハワード・シェリー&スイス・イタリア語放送管弦楽団のコンビ、しか
も2007年-2008年の新録音。"シュポアの交響曲集(CDA 67616&CDA 67622)"で
一気に株を上げているだけに、ドイツ作品の演奏への期待度は高い。
テムズ川に架けられたウェストミンスター橋の絵画を使ったジャケット・ア
ートワークもグッド!




<Helios>
CDH 55315 \1280
デミジェンコ・プレイズ・メトネル ――
メトネル:夕べの歌ヘ短調Op.38-6/おとぎ話変ロ長調Op.20-1/ソナタ・エ
レジー ニ短調Op.11-2/朝の歌ハ短調Op.39-5/主題と変奏嬰ハ短調Op.55/
酒神賛歌変ホ長調Op.10-2/回想ソナタOp.38-1
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
オニックス(Onyx)からショパンの新録音をリリースするなど、進化を続ける
ロシアの重戦車ニコライ・デミジェンコ。
デミジェンコにとってロシア作品は、十八番ショパンと双璧を成す自身の重
要なレパートリー。デミジェンコに流れるロシアの血が、メトネルの作品が
持つ古典的な美を解き放つ。1992年9月3日-4日の録音。
CDA 66636からの移行再発売。




<Clarinet Classics>
CC 0056 \2180
バス・クラリネットとピアノのリサイタル ――
ボザ:バラード
ディース:ロマンス
ペルト(ワッツ編):鏡の中の鏡
ガブリエル:バス・クラリネット・ソナタ
テルモス:新しい音楽
カトラー:都市伝説
クレア:スコーフェル
サラ・ワッツ(バス・クラネット)、アントニー・クレア(ピアノ)
ロンドンの王立音楽院、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギ
リスの若手女流奏者、サラ・ワッツのバス・クラリネット・アルバム。バス
・クラリネットの名手ヘンリ・ボックに師事したサラ・ワッツは、イギリス
随一のバス・クラリネット奏者として脚光を浴びるこの道のスペシャリスト。
伴奏楽器、縁の下の力持ちと認識されやすい低音楽器の持つソロ楽器として
の魅力を演奏で証明した意義深いアルバムである。静寂の中にある美が印象
的なペルトの「鏡の中の鏡」は、コンサート・レパートリーに加わる可能性
大!




<Omnibus Classicas>
CC 5001 \2180
クリス・ウィリアムズ:
ツナミ・レクイエム/金管五重奏のための《マラバール》/
コロマンデル海岸の歌
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
グレアム・ウィリィ(指揮)、
イングリッシュ・フィルハーモニア&合唱団、
エルサム・カレッジ合唱団、イングリッシュ・ブラス
クラシックのオーケストラ、室内楽、コンテンポラリーの新作、ジャズ、ワ
ールド・ミュージックのライヴ録音をリリースする新レーベル"オムニバス・
クラシックス(Omnibus Classics)"がスタートします。
リリース第1弾は、ベアフォード・アーツ・センターのミュージシャン・イン
・レジデンスなどを歴任したイギリスの作曲家クリス・ウィリアムズの作品
集。2004年に起きたスマトラ沖大地震と大津波で命を落とした人々への鎮魂
歌として作曲された「ツナミ・レクイエム」の荘厳で哀しきな響きが胸を打
つ。2008年5月12日、ロンドン・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。




<Cavalli>
CCD 287 \2300
クラリモニア-オン・スウィト ――
ヘンデル:序曲ニ長調HWV.424
プランツァー:トリオ第2番ハ長調
クロイツァー:トリオ
ブルーメンタール:アッベ・フォーグラーのオペラによるトリオ
シュタルク:トリオ ト短調Op.49
クラリモニア
デンナーのD管クラリネット(1720年頃)、ハンミッヒJr.のバセットホルン
(1800年頃)、グレンザーのB管クラリネット(1810年頃)、ビューナー&ケラー
のC管クラリネット(1800年頃)、オッテンシュタイナーのB管クラリネット、
シュヴェンク&セゲルケのバセットホルン(1996年)、ヤークトホルン(狩猟用
のホルン/1700年頃)という7本の歴史的楽器を用いたクラリネットの歴史絵
巻。音色と楽器の発展に改めて驚かされる。

CCD 454 \2300
セレモニアル ――
ジョリヴェ:セレモニアル-ヴァレーズへのオマージュ
ライヒ:6つのマリンバ
タン・ドゥン:悲歌-6月の雪
コブレンツ:サルペトリエール
H/F/Mパーカッション・ アンサンブル、
アレクサンドル・フルスホス(チェロ)
ヴッパータールを拠点に活動中のドイツのパーカッション・アンサンブルに
よるジョリヴェ、ライヒ、タン・ドゥン、コブレンツの作品集。
ヴァレーズのオマージュとして書かれたジョリヴェの鮮烈な音楽、6つのマリ
ンバが繰り広げるライヒのミニマル・ミュージックなど、打楽器の可能性の
限界を追求したユニークなアルバム。




<Thorofon>
CTH 2548 \2300
R・フックス:9つの幻想的小品Op.89
J・J・フックス:パルティータ第2番ヘ長調
クルシェネク:小組曲Op.13a
ドビュッシー:スティリー風タランテラ
リスト:メフィスト・ワルツ イ長調
フランツ・フォーラバー(ピアノ)
シューマンのピアノ独奏作品全集でシューマン弾きとしての名声を得たグラ
ーツ出身のピアニスト、フランツ・フォーラバーが弾くフックスやクルシェ
ネク。これまでのレパートリーからすると意外なプログラムだが、ベーゼン
ドルファー賞、オーストリア連邦省賞、ハンス=ヨアヒム・エアハルト賞な
どの輝かしい実績はダテではない。




<Antes Edition>
BM-CD 31.9253 \2300
エストニアのチェロ ――
エッレル:前奏曲ト短調、詩曲変イ長調
A・カップ:前奏曲変ホ長調
トビアス:無言歌
リュディグ:バラード ニ短調
オヤ:時の三部作
ライド:ラルゴ
マギ:詩篇
トビアス=デュスベリ:夜の歌
ペルト:フラトレス
トゥビン:13世紀の吟遊詩人の歌、チェロ協奏曲より 第1楽章
テート・ヤルヴィ(チェロ)、ヴァルド・ルメセン(ピアノ)
テート・ヤルヴィは、エストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の長、ネーメ・ヤ
ルヴィの甥にあたるエストニアのチェリスト。濃厚でありながらも洗練され
たエストニアのチェロ作品をじっくりと楽しめる。北欧音楽ファン要チェッ
ク盤。

BM-CD 31.9252 \2300
フランツ・ミクサ(1902-1994):
アイスランド狂詩曲/交響曲第2番イ短調
トリトナス・ディアボロス・ドミタス
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
1902年にウィーンで生まれ、ウィーン国立音楽大学でマルクス、マンディチェ
フスキ、ハーガーに師事した作曲家フランツ・ミクサの管弦楽作品集。時折
マーラーの面影が顔を見せる「アイスランド狂詩曲」など佳作揃い。




<Centaur>
CRC 2950 \2080
J・S・バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007/同第2番ニ短調BWV.1008/
同第3番ハ長調BWV.1009
マイルス・ジョーダン(バロック・チェロ)
ダポンテ弦楽四重奏団のチェリスト、マイルス・ジョーダンが従来の解釈で
はなく、18世紀のソースに基づいて再建された新たな解釈を用いたバッハの
無伴奏チェロ組曲集。
ジョーダンは5弦のピッコロ・チェロで無伴奏チェロ組曲第1番の第3曲クーラ
ントを全てピツィカートで弾くなど、一般的に聴かれる演奏とは一風違った
"バッハの無伴奏チェロ組曲"の姿が収められている。

CRC 2958 \2080
2台ピアノによるベートーヴェンの交響曲全集Vol.1 ――
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
ポール・キム(ピアノ)、マシュー・キム(ピアノ)
ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院を優秀な成績で卒業し、メシアン
のピアノ作品全集の録音を発表した韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・
キム。
息子マシュー・キムとのデュオによる2台ピアノでの"ベートーヴェンの交響
曲全集"の第1弾は"第九"。2台ピアノという編成ならではのスマートな演奏が
持ち味。

CRC 2945 \2080
パガニーニ:ギターのための作品集 ――
5つのソナチネMS.85/グランド・ソナタ イ長調MS.3/ソナタ第1番/同第2番
/同第8番/同第10番
スコット・モリス(ギター)
アメリカのギター奏者スコット・モリスは1998年にカーネギー・ホール・デ
ビューを果たし、中国では北京中央音楽学院のアーティスト・イン・レジデ
ンスを務めるなど、
欧米、アジアの各国で活躍中。ボストン・ギター・フェスティヴァル、中国
の無錫芸術祭などの音楽祭へのゲスト出演、著作の発表など活動範囲は幅広
い。清々しい風を吹き込んでくれるパガニーニのギター作品の音色が心地よ
い。

CRC 2946 \2080
ラフマニノフ:
練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調、第3曲ハ短調、第1曲ヘ短調
プロコフィエフ:思い出Op.4-1、悪魔的暗示Op.4-4、サルカズムOp.17
スクリャービン:前奏曲Op.11
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
メイロン・ツォン(ピアノ)
スタインウェイ・アーティストに名を連ねる女流ピアニスト、メイロン・ツォ
ンのロシアン・アルバム。
2008年のカーネギー・ホール・リサイタルやクロノス・クヮルテット、ブレ
ンターノ弦楽四重奏団との共演、またロシア、アメリカ、カナダのオーケス
トラにソリストとして招かれるなど世界規模での活躍を展開中。流麗なタッ
チが生み出す艶やかな音色がロシアの抒情を描く。

CRC 2952 \2080
ファリャ:ピアノ作品集 ――
バレエ音楽《恋は魔術師》より(作曲者によるピアノ編曲版)/讃歌/アンダ
ルシアの幻想曲/歌/アンダルシアのセレナータ/4つのスペイン風小品/
《三角帽子》からの3つの踊り/ポール・デュカスの墓碑銘
プーランク:ノヴェレット第3番ホ短調(ファリャの主題による)
ジェイソン・カットモア(ピアノ)
ジェイソン・カットモアは、マイラ・ヘス・メモリアル・コンサートでシカ
ゴでのデビューを飾ったアメリカのコンサート・ピアニスト。
北米、ヨーロッパ、そしてインドを活動拠点としており、ボンベイやニュー
デリーでのリサイタルは特に熱狂的な支持を得ている。ファリャの音楽が持
つ情熱的な一面と陰の部分を上手く捉えた力演である。

CRC 2955 \2080
ドナルド・マーティノの音楽 ――
ドナルド・マーティノ(1931-2005):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ第2番/無伴奏ヴァイオ
リンのためのロマンス/幻想的変奏曲
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)、ブレア・マクミラン(ピアノ)
ダラピッコラの弟子であり、ピュリツァー賞の受賞経験を持つアメリカの作曲
家ドナルド・マーティノのヴァイオリン作品集。
代表作「ピアニッシモ」が知られるマーティノの晩年の作品(幻想的変奏曲の
み1962年作曲)でも、得意としていた十二音技法などの現代的手法が用いられ
ている。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7871 \1700
キルステン・フラグスタート(1895-1962)-
イン・ソングス(録音:1936年-1940年) ――
ベートーヴェン:自然における神の栄光Op.48-4、君を愛す
R・シュトラウス:
あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1、万霊節Op.10-8、
ツェツィーリエOp.27-2
アルネス:Lykken Mellem To Mennesker
グリーグ:波に揺れる小舟、連作《山の娘》/他
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、
エドウィン・アクアーサー(ピアノ)
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾
い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手
たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。
20世紀ノルウェーの偉大なるワーグナー歌手キルステン・フラグスタートが
歌うドイツ・リートと北欧の歌曲。弊社初紹介。

NI 7870 \1700
ティト・スキッパ(1888-1965)-イン・ソングス(録音:1926年-1939年) ――
スカルラッティ:私は悩みに満ちて、すみれ、私は心に感じる
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
グルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より
リスト:愛の夢/他
ティト・スキッパ(テノール)、様々なアーティスト
イタリアの大テノール、ティト・スキッパの歌曲集。「オンブラ・マイ・フ」
などの感動的な歌声は今も色褪せない。弊社初紹介。

NI 7869 \1700
リセウ大劇場の名歌手たち(録音:1905年-1930年) ――
ビゼー:歌劇《カルメン》より(マリア・ゲー&ジョヴァンニ・ゼナテッロ)
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より 女心の歌(ティト・スキッパ)
トマ:歌劇《ミニョン》より 君よ知るや南の国(コンチータ・スペルヴィア)
/他
様々なアーティスト
スペイン、バルセロナのオペラ・ハウス、リセウ大劇場で20世紀前半に活躍し
た歌い手たちの貴重な記録。

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