クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-01 No.3

2006年01月13日 12時26分01秒 | Weblog
<MEMORIES>
ME1066/68 3枚組 \5040
R.シュトラウス:歌劇「バラの騎士」全曲
1990年10月ニューヨーク・ライヴ
クライバー指揮
メトロポリタン・オペラ管、
ロット、フォン・オッター、ホーニック、ボニー、ハウグラント他
鬼才クライバーの十八番、「バラの騎士」全曲が登場。この年、クライバー
はロンドン・コヴェントガーデンで「オテロ」、ニューヨークのメトで「バ
ラの騎士」を指揮しました。クライバーとしては公演回数の多い年でした。
メトロポリタン・オペラ最後の登場となった当公演は94年の伝説的演奏を
先取りした瞬発力よりも洒脱で澄み切った音楽作りで魅了します。騒がしい
聴衆の雰囲気も手に取るように判る、臨場感溢れる名盤です。




<LPOレーベル>
LPO-0008 2枚組 \2650
ハイドン:オラトリオ「天地創造」(独語歌詞)(2枚組)
(ライヴ録音:1984年ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
BBC制作)
ルチア・ポップ(S)/アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)/
ベンジャミン・ラクソン(Br)
クラウス・テンシュテット指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
(コンサート・マスター: デーヴィッド・ノーラン)
ロンドン・フィルハーモニック合唱団(リチャード・クーク合唱指揮)
LPOレーベルからの最新タイトル、かつての首席指揮者クラウス・テンシュ
テットの名タクトが蘇ります。ドイツ音楽を得意とするテンシュテットと、
彼と共にヨーロッパ音楽の歴史に名を残すほどになったロンドン・フィルの
熟した果実、テンシュテットには珍しいハイドンの伝説的名演、ライヴ録音
が登場します!ポップ、ロルフ=ジョンソン、ラクソン3人の当代一流のソリ
ストによる歌唱も見逃せません。





<Deutsche Grammophon (Italy)>
4763069 \1850
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
コルヤ・ブラッヒャー(Vn)
マーラー室内管弦楽団/指揮:クラウディオ・アバド
録音:2003年10月9日、フェラーラ、テアトロ・コムナーレ
イタリアDGの野心作。アバド/マーラーCOを従えたブラッヒャーの協奏曲集!
非常にめずらしいことですが、DGローカルの新録物の登場です。しかも、BPO
のコンサート・マスターとして知られたブラッヒャーとアバドという大物に
よるコラボレーション!特に、ストラヴィンスキーに関しては、作曲家であ
る父ボリスが最も影響を受けたこともあり、是非にともコルヤの演奏は聴い
てみたいもの。イタリア・ローカル製作ですが、盤はハノーヴァーです。





<UNIVERSAL MUSIC>
4763047 \1850
Sissel-Into Paradise 楽園の中へ
フォーレ:楽園にて
マスカーニ:聖マリア
ヴィラ=ロボス:バキアナ・ブラジレイラ
パーセル:ディドのアリア
バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり
Dusk、Ingen vinner frem、What Child is This?(Trad)
バルフ:マーブル・ホールス
ボロディン:眠れる王女
Vitae Lux Salley Gardens
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム
Like an Angel Passing Through My Room
シセル
前作もスマッシュ・ヒット!シセル最新作は、祈りの音楽で構成されたヒー
リング色が濃い一枚。 フォーレのレクィエムの中の1曲「楽園にて(In
paradisum)」で始まる彼女の最新作は、この曲名の前置詞をIntoに代えたタ
イトルがつけられています。混沌とした現代社会はとても「パラダイス」と
は呼べませんが、彼女の歌声がまさに楽園に誘ってくれるかのようです。こ
の上ない透明感を携えた歌声だけではなく、かなりレアな作品まで網羅した
選曲がなされた凝ったアルバム構成にもまた注目です。 ノルウェー・ロー
カルですが、ハノーヴァー・プレス。





<ECM New Seires>
9818792 \2080
Media Vita ゴンベール:ミサ・メディア・ヴィータと6つのモテット
ヒリヤード・アンサンブル
謎の作曲家、ゴンベールの作品集。ヒリヤードの録音でこそ聴きたい、複雑
華麗なポリフォニーの世界! ジョスカン・デ・プレの指導を仰ぎ、師の手法
を継承しつつその複雑極まりない対位法を自在に操った作品を残したゴンベ
ール。しかしながら、彼の生涯はいまだ謎に包まれており、子供を陵辱した
罪でガレー船での服役を命じられたとの不名誉な歴史も背負っていることで
も知られています。 現代音楽や他ジャンル・アーティストとのコラボレー
ション等、その活動ひとつひとつがどれも注目を浴びているヒリヤード・ア
ンサンブル。逆に、ヒリヤード単独名義のアルバムは久しぶりともいえます
が、これがゴンベール作品ときては、ファンならずとも感涙もののリリース
です。最近、メンバーが非常に流動的ではありますが、ゴンベールの複雑な
ポリフォニーを表現するために、今回のヒリヤードは6人編成(すべて男声)
になっています。

4763101 \2080
Teatro Lirico
テアトロ・リリコ-17世紀のイタリアとスロヴァキアの音楽
コレッリ:ソナタ 作品5-12 「ラ・フォリア」 
カッチーニ:アマリッリ
作曲者不詳:フォリア・ヴァリエーション(ハープ・ソロ)
ファリーナ:第二ソナタ
グラナータ:ソナタ
コレッリ:ソナタ 作品5-10-サラバンド
フォスカリーニ:フリアス
カスパー=ホルン:組曲
スタッブス:アルペジアータ
ミロス・ヴァレント(Vn,Va)、
エリン・ヒードリー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
マキシネ・エイランダー(Hp)、
スティーヴン・スタッブス(チター,リュート,バロック・ギター)
「ダウランド・プロジェクト」の第三作目ともいえる一枚。ECMのお家芸、
新旧を見事に対比させた「テアトロ・リリコ」! 新旧、東西。こうしたも
のを常に対比させたアルバム作りはECMのお家芸ともいえるもの。古くは
「オフィチウム」「モリムール」や、初期バロック歌曲にジャズの即興が
混ざった「ダウランド・プロジェクト」など、それらは奇をてらう訳でなく、
新旧どちらの真価をも浮き彫りにするという意味で、大変有効な手段である
といえます。 今回は、「ダウランド・プロジェクト」にも参加していた、
アメリカのリュート奏者、スティーヴン・スタッブスがフィーチャーされた
一枚。上記の17世紀の作品群の中に、即興演奏のトラックが挿入され、最後
にスタッブス自身の作品が現れる構成になっています。それぞれの作品も
希少。

4763099 \2080
クルターク:
カフカ断章 作品24 
ソプラノとヴァイオリンのための
ユリアーネ・バンゼ(Sp) アンドラーシュ・ケラー(Vn)
シフとのドビュッシー&モーツァルト歌曲集(461 8992)でECMデビューを果
たし、大絶賛を浴びたユリアーネ・バンゼ。少々時間があきましたが、二作
目が届きました。今回は前作とは対極とも言えるクルターク作品。幻想的で
いて不安と絶対的孤独感に満ちた作風で知られるカフカの詞に、音数が非常
に少ないクルタークが音楽をつけたというだけで、大宇宙の真ん中にひとり
浮遊しているような世界を思い起こさせます。これを、絶大な表現力とネイ
ティヴであるドイツ語歌唱ができるバンゼがどう表現するか、大変楽しみな
アルバムです。もちろん、クルタークの直弟子として知られるケラーのヴァ
イオリンも必聴!




<Accord>
4768999 \2080
オッフェンバック:交響的バラード
パリの生活、羊飼い、ペリコール、火山の上に、天国と地獄、馬鹿騒ぎ、
青ひげ、エクスレバンの想い出
モンペリエ国立歌劇場管弦楽団
指揮:ジャン=クリストフェ・ケック
録音:2003年7月、モンペリエ(スタジオ)
ロザンタールのオッフェンバッキアーナが大ヒットとなってしまうフランス
ならではの新録音。かなりの部分が世界初録音となります!(曲目訳すの大
変でした・・・)歴史的偉業ともいえるオッフェンバック・エディションを
作り上げたBooseey&HawkesとBote&Bockの全面的協力を得て、彼の喜歌劇作品
の中からオーケストラ組曲、序曲、プレリュードなどを熟考し選び出された
アルバムです。チレアの「アルルの女」や先月の「ハーリ・ヤーノシュ」な
ど精力的リリースを続けるMontpellier-Euterp.Collectionの最新作です。





<EMI GERMAN>
CMS-3511982 2枚組 \2900
ヘンデルーモーツァルト編:メサイア(ドイツ語版)
モニカ・フリマー(ソプラノ)
(メヒトヒルト・ゲオルク(ソプラノ)
クリストフ・プレガルディエン(テナー)
シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)
ライニッシェ・カントライ合唱団
ダス・クライネ・コンツェルト管弦楽団
ヘルマン・マックス指揮
モーツァルトが手を加えたヘンデルの名合唱曲「メサイア」をモーツァルト
が編曲、アニヴァーサリー・イヤーならではのドイツ語版が再登場です。






<VIRGIN CLASSICS>
VBD-3487272 2枚組 \1450
ロマンティック-DREAMS OF LOVE
シベリウス:悲しきワルツ/ヤルヴィ、エストニア国立交響楽団
ドビュッシー:月の光/ペク
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢-スケルツォ/ネルソン
グリーグ:ペール・ギュント-オーゼの死/
ヤルヴィ、エストニア国立管弦楽団
シューベルト:ピアノ・ドゥオのための幻想曲-第1楽章/
デセール&ストロッサー
マーラー:交響曲第5番-アダージェット/サラステ、フィンランド放送SO
アルベニス:アストゥリアス(セゴビア編)/イスビン
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番-第2楽章/キャッスル・トリオ
ベートーヴェン:コリオラン序曲/
ハーディング、ブレーメン・ドイツ室内管弦楽団
バーバー:アニュス・デイ/ヒル、ウィンチェスター・カセドラル合唱団
スメタナ:モルダウ/
ペシェク、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニーO
他 全22曲
ヴァレンタイン・デイにピッタリの美しいメロディがぎっしりロマンティッ
クなメロディがたっぷりと収録された2CD。

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