クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-05 No.27

2012年05月31日 15時28分56秒 | Weblog
<Australian Eloquence>
4805003 2枚組 ¥1400
《ヘンリー・パーセル:アンセム集》
『彼らは船で海に出て行く Z.57』『主よ、わが敵の何と多きことか Z.135』
『わが愛する者語りて Z.28』『主に向かって新しい歌を歌え Z.44』
『主よ、おんみはいつまで怒りたもうや Z.25』
『我らが宣るところを信ぜしは誰ぞ Z.64』
『見よ、大いなる歓喜の訪れを我汝に告ぐ Z.2』
『主よ、われ汝に依り頼む Z.16』『テ・デウムとユビラーテ・デオ Z.232』
『葬儀の音楽-行進曲とカンツォン』
『主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ Z.50』
『主よ、汝はわが心の秘密を知りたもう Z.58』
『彼らの言いたる時、われ喜ぶZ.19』『おお主よ、万軍の神よ Z.37』
『主に感謝せよ』
ジョージ・ゲスト(指揮)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
《録音》1964, 1972, 1975年,
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル 
(ステレオ:セッション)
セント・ジョンズ・カレッジ合唱団は、世界屈指の大学聖歌隊として、多くの
人々に親しまれ、愛されています。カレッジのチャペルでの礼拝は英国国教会
の大聖堂の伝統にのっとって行われており、1670年代から礼拝での役目を担っ
てきました。伝統的な少人数制の編成は、英国の大聖堂聖歌隊の大多数とは一
線を画す、表現力に満ちた豊かな響きをもっています。

4804844 2枚組 ¥1400
《J・S・バッハ:カンタータ集》
(1)『カンタータ第51番BWV.51』
(2)『カンタータ第202番「いまぞ去れ、悲しみの影よ(結婚カンタータ)
BWV.202』
(3)『カンタータ第10番「わが魂は主をあがめ」BWV.10』
(4)『カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV.80』
(5)『カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」
BWV.140』
カール・ミュンヒンガー(指揮), シュトゥットガルト室内管弦楽団
シュザンヌ・ダンコ(Sp:(1)(2)), エリー・アーメリンク(Sp:(3)),
ヘレン・ワッツ(A:(3)), ヴェルナー・クレン(T:(3)),
マリウス・リンツラー(Bs:(3)), ガブリエレ・フォンターナ(Sp:(4)(5)),
ユリア・ハマリ(A:(4)(5)), エスタ・ウィンベルイ(T:(4)(5)),
トム・クラウセ(Bs: (4)(5)),
ウィーン・アカデミー合唱団((3)), 室内合唱団((4)(5))
《録音》1968, 1977, 1984年,
シュネーヴ, シュトゥットガルト(ステレオ:セッション)
1960年代後半-70年代初めのバロック音楽復興期に大活躍した巨匠ミュンヒン
ガー。ヴィヴァルディ「四季」の録音がベストセラーになり、「パッヘルベル
のカノン」などを有名にしたなど様々な功績がありますが、何と言っても彼の
本質はバッハの演奏にありました。カール・リヒターの厳格な演奏とは違い、
穏やかで優しいバッハは今でも多くの人に愛されています。名歌手シュザンヌ
・ダンコ, エリー・アーメリンクの美しい歌声も収録。

4802336 ¥900
《ブリテン:合唱作品集》
『5つの花の歌 Op.47』『2つの2声部合唱曲』
『古いフランスのキャロルによるコラール』『羊飼いのキャロル』
『幼いマスグレイヴとバーナード夫人のバラード』
『“グロリアーナ”からコーラル・ダンス』『エイブラム・ブラウン老』
『オリバー・クロムウェル』『おまえはクッションが縫えるかい?』
『サリー・ガーデン』『聖母への讃歌*』
『ミサ・ブレヴィス ニ長調Op.63**』
ルイス・ハルシー(指揮)ザ・エリザベサン・シンガーズ,
ジョージ・マルコム(指揮)ロンドン交響合唱団*
ジョージ・マルコム(指揮)ウェストミンスター大聖堂聖歌隊**
《録音》1960, 1961, 1964年, ロンドン(ステレオ:セッション)
ブリテンは、歌曲や合唱の分野でもたくさんの作品を残しています。ブリテン
はとりわけ少年合唱を愛し、伝統的に少年のみの構成を貫いてきた教会聖歌隊
のためのレパートリーの充実のために多大な貢献をしました。合唱の透明な響
きとその残響を大切にした美しい作品が多いことでも有名です。このアルバム
でもスケールの大きい充実した内容の作品ばかりで、感動的な音楽が心に響き
ます。「聖母への讃歌」は、初CD化。

4802077 2枚組 ¥1400
《イギリス合唱作品集》
(1)パリー:『別れの曲』,
(2)スタンフォード:
『ヘラクレイトス』『Sweet love for me』『僕の恋人はアルブツス』
『ヴェネタ』『チリンガム』『ダンスをしましょう』,
(3)エルガー:
『夏の激流のように』『愛する人は北の地にありて』『行け、私の歌よ』
『冬来たりなば春遠からじ』『驟雨』『愛の嵐』『碑銘』『泉』『甘い調べ』
『私の心の奥深く』,
(4)ディーリアス:
『夏至の歌』『クレイグ・ドゥーの山頂にて』『夏の夜、水の上にて歌える』
『夕日の輝きが城壁に落ち』,
(5)イギリス民謡:
『Captain Bover』『A fair maid』『Matthew, Mark, Luke and John』
『I sowed the seeds of love』『Wassail Song』『Bushes and Briars』
『O Waly, Waly』『Dance to your Daddy』『Bobby Shaftoe』
『Adam Buckham O!』『I love my Love』『The Sailor and Young Nancy』
『Our Captain calls all hands』 『Bonny at Morn』『Soul Cake』
『Down among the dead men』『Brigg Fair』『Early One Morning』
『Derwentwater’s Farewell』
ルイス・ハルシー(指揮)
ルイス・ハルシー・シンガーズ((1)-(4))
ザ・エリザベサン・シンガーズ((5))
《録音》1965, 1968, 1977年, ロンドン(ステレオ:セッション)
イギリスの穏健な書法、旋法性の高さが堅持されたイギリス合唱作品。このメ
ロディーだけでなく和声の美しさを表現豊かな名合唱団の演奏で、イギリスの
溢れる叙情に陶酔されることでしょう。初CD化。

4784972 2枚組 ¥1400
《ウォルトン:合唱作品集》
(1)『戴冠式テ・デウム』
(2)『オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」』
(3)『神をたたえよ』『汝の心に封印をするように』
『生まれた音楽はどこへ行くのか』『ミサ・ブレヴィス』『十二夜』
『リタニア「涙はゆるやかに流れ」』『今まで』
『Make we joy in this fest』『What cheer?』
(4)『領主市長の仕事台』『3つのシトウェルの歌』
(1)ソールズベリー大聖堂聖歌隊, ウィンチェスター大聖堂聖歌隊, 
チチェスター教会聖歌隊
(2)ゲオルグ・ショルティ(指揮) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ベンジャミン・ラクソン(Br)
(3)サイモン・プレストン(指揮)
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊
(4)ヘザー・ハーパー(Sp)ポール・ハンバーガー(P)
《録音》(1)(2)1977年, ロンドン/(3)1972年, オックスフォード/(4)不明 
(ステレオ:セッション)
ロマンティックで、イギリス的な雰囲気な作風のウォルトン。戦後純音楽の分
野で活躍しました。「戴冠式テ・デウム」は、英国女王エリザベス2世の戴冠
式の最後を彩る音楽は壮麗で祝典的。「ベルシャザールの饗宴」では、ユダヤ
人のバビロン捕囚と、やがて実現される予言へ期待を描いている作品です。二
重合唱や二軍の吹奏楽を要する壮大なこの作品は、さすがショルティらしくダ
イナミックな表現が冴えた演奏です。オックスフォード・クライスト・チャー
チ聖歌隊による合唱作品も、透明な歌声を聞かせてくれます。(3)(4)は初CD化

4802296 ¥900
《ブリテン:声楽作品集》
(1)『今日のための発言 Op.75』
(2)『金曜日の午後 Op.7』『鳥たち』『聖体拝領のキャロル』
(3)『カンティクル第2番「アブラハムとイサク」Op.51』
(4)『子守歌のお守りOp.41』
(5)『ボトムの夢-「夏の夜の夢」より』
(6)『王様の剣』
(7) パーセル:『束の間の音楽(ティペット編)』『薔薇のあずまやから』
(1)ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ケンブリッジ大学音楽協会合唱団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
(2)ジョン・ハーヘシー(B-A), ベンジャミン・ブリテン(P)
(3)ノーマ・プロクター(A), ピーター・ピアーズ(T),
ベンジャミン・ブリテン(P)/(4)&(7)パメラ・ボウデン(A),
ピーター・ゲルホーン(P)
(5)ジェライント・エヴァンス(Br),
エルンスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
(6)ヴァルター・ゲール(指揮)&管弦楽団
《録音》 1952-1966年
ブリテンはイギリス国教会聖歌隊の編成のための作品を数多く書いた作曲家の
ひとりです。無調的な音階や機能和声とは逸脱したパッセージを使用しながら
も美しい和声を保ちつつ、壮大な教会に響く残響を取り入れ、ボーイソプラノ
の天使のような歌声の感動的な響きを作り出しました。(2)では、ブリテンが
その歌声に感動し録音したボーイアルト、ジョン・ハーヘシーは、現在バロッ
クのテナー歌手として有名なジョン・エルウィス氏のこと。(1)(2)(4)(6)(7)
は世界初CD化。

4802157 ¥900
《シューベルト:声楽作品集》
(1)『祈り D.815』『夜の明かり D.892』『自然に中の神 D.757』
『若者の喜び D.983』『セレナード D.920』『ゴンドラを漕ぐ人 D.809』
『詩篇第23篇「主は私の牧者で」D.706』『嵐の中の神 D.985』
『天使の合唱(ゲーテの「ファウスト」より)D.440』
(2)『流れの上で D.943』
(3)『岩の上の羊飼い D.965』『ます D.550』
『糸を紡ぐグレートヒェン D.118』『ミューズの子 D.764』
『君はわが憩い D.776』
(1)ルイス・ハルシー(指揮)ザ・エリザベサン・シンガーズ
(2)ロバート・ティアーズ(T), ニール・サンダース(Hr),
ラマー・クラウソン(P),
(3)シュザンヌ・ダンコ(Sp), ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(Cl),
グイド・アゴスティ(P)
《録音》 (1)1966年, (2)1969年, (3)1956年
ルイス・ハルシーが指揮する名門ザ・エリザベサン・シンガーズの透明で温か
い歌声。そして、純粋なハーモニーがシューベルトの詩情を表出しています。
そして名歌手ロバート・ティアーと、エレガントな声による歌曲集を収録。世
界初CD化。




<AMATI>
AMI 2503 2枚組 ¥4360
テレマン:
『ヨハネ受難曲』(1749年版, TWV.5:34)
ブリッタ・シュヴァルツ(Ms), ミヒャエル・ツァバノフ(T),
トーマス・フレップ(T), トビアス・ヴォルナー(T),
ゼーレン・フォン・ビラーベック(Br),
ミヒャエル・ショル(指揮)
テレマン・コンソート・マクデブルク(ピリオド楽器アンサンブル)
ビーデリッツ・カントリオ室内合唱団
《録音》2008年3月 (デジタル:ライヴ)
テレマンは3000以上作品を作曲し、受難曲だけでも48曲(うち2曲は不明)もハ
ンブルクのために作曲したそうです。「新しい作品を書くことが神への奉仕」
と考える当時の作曲家の中でも、これだけ毎年受難節のために書いた作曲家は
テレマンぐらいだったのではないでしょうか。11ものヨハネ受難曲を書いたテ
レマン。バッハは1曲しかヨハネを書きませんでしたが、1749年はバッハが最
後に自分のヨハネ(4稿版)を演奏した最後の年でした。このテレマンの1749年
版は、前半に明るい雰囲気、後半に向かってイエスの深い心情を深く掘り下げ
ていくような組立によって、ドラマティックな絵画的手法が採られています。

AMI 9902 2枚組 ¥4360
テレマン:『マタイ受難曲』(1758年版, TWV.5:43)
フレデリケ・ホルツハウゼン(Sp), エリザーベト・グレンガー(Sp),
レナーテ・カッペルト(Sp), フレデリック・メイラン(A),
セバスティアン・ライム(T), ロラント・フェネス(Br),
ラルフ・グローベ(Br),
ミヒャエル・ショル(指揮)
マクデブルク・バロックオーケストラ(ピリオド楽器アンサンブル)
ビーデリッツ・カントリオ室内合唱団
《録音》1999年3月 (デジタル:ライヴ)
テレマンの初期のマタイ受難曲は、既により複雑な対位法を使用していました。
テレマンの設定は、その後の啓蒙主義の時代への情熱だったのです。しかしこ
の晩年のマタイの音響は、完全に精巧でかつ合理的で明確に処理されており、
バッハのそれとは大きく異なった、心に繰り広げられるドラマが展開されてい
きます。




<ARION>
ARN 48018 ¥2180
『ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調』
『ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調』トリオ・ラヴェル
〔シャンタル・ド・ビュシー(P), クリスティアン・クレーネ(Vn),
マンフレート・シュティルツ(Vc)〕
《録音》1982年 (デジタル:セッション)
ドビュッシー17才の時から書き始めた作品で、ドイツのヘンレ社から1986年に
出版されました。この演奏は出版前に世界初録音されたもので、ドビュッシー
らしい甘美で切ない音楽が奏でられます。ラヴェルの作品は20世紀の偉大なピ
アノ三重奏のひとつで、厳格な構成力、凝縮された緊張感を持つ作品です。旧
品番: ARN268018からの再発売となります。

ARN 248128 2枚組 ¥4360
《ドビュッシー:ピアノ・デュオのための作品全集》
『ディアーヌ序曲』『放蕩息子』『交響曲ロ短調』
『アンダンテ・カンタービレ』『バッカスの勝利』
『民謡の主題によるスコットランド行進曲』『リンダラハ』
『ディヴェルティスマン』『小組曲』『牧神の午後への前奏曲』『間奏曲』
『春』『白と黒で』『6つの古代碑銘』『海』
クリスティアン・イヴァルディ & ノエル・リー(P)
《録音》1990年 (デジタル:セッション)
ARIONレーベルで、ピアノ・デュオの数々の名盤を送り出しているお馴染みの
リー&イヴァルデ。ここでも息の合った演奏で、珍しい作品を含む作品も収録。
どの曲もシンプルながら聴く人の心を瞬時に捉える典雅な美しさを演出してく
れます。旧品番: ARN268128からの再発売となります。

ARN 68825 ¥2180
《セバスティアン・デュロン:作品集》
『Diferencias sobre la gaita』『Vuela mariposa』
『Pues me pierdo en lo que callo』『Ay, galan de mi vida』
『Obra de sexto tono』『Cuando muere el sol』『Canarios』
『Gaitilla de mano izquierda(Flute)』
『Gaitilla de mano izquierda(Clavecin)』『Sosieguen, descansen』
『Duerme rosa, y descansa』『Gaitas』『Una zagaleja soy』
『Gran duque』『Que es esto, alevoso』『La borrachita de amor』
『Obra en lleno de tercer tono』『La majestad soberana』
『Y pues de tu error los suspiros』
ムジカ・フィクタ
〔ジャイロ・セラーノ(テノール, パーカッション, バロック・ギター),
ジュリアン・ナヴァーロ(バロック・ギター, テオルボ),
カルロス・セラーノ(リコーダー, ダルシアン), エリザベス・ライト(Cemb)〕
《録音》2010年 (デジタル:セッション)
セバスティアン・デュロン(1660-1716)は、アントニオ・デ・リテレスととも
にこの時代の最も偉大なスペインの作曲家のひとりでした。若き頃の経歴は知
られていないようですが、オルガニストとして20歳になる前にいくつかの重要
なポストを与えられ、特にサルスエラの作曲家としても功績を残しました。
4人のバロック・アンサンブル「ムジカ・フィクタ」は、ラテン アメリカと
スペイン・バロックのレパートリーとしたアンサンブルで、情熱的で多彩な
レパートリーを発信に努めており、高い評価を得ています。

ARN 68824 ¥2180
《皇太子妃マリー・アントワネットへのオマージュ》
ルイ=シャルル・ラゲ(1744-1793):『ソナタ第1&2番』
ジャン=バティスト・カルドンヌ(1730-1792):『皇太子妃』
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):『皇太子妃』
ジャン=バウア(1715-1773):『ソナタ第1&2番』
ジャック=アントワーヌ・ミグノー(1700年代):『ソナタ第1番』
トリオ・ドーフィンヌ
〔クララ・イザンベール(Hp), マリー・ファン・ライン(クラヴサン),
モード・ギゲ(バロックVn)〕
《録音》2010年 (デジタル:セッション)
フランス王室に仕えた作曲家たちによる、皇太子妃への思いを綴った作品集。
1728年にシングルアクション・ハープがウィーンの宮廷に紹介され、翌年には
フランスに持ち込まれて次第にもてはやされる楽器となっていきます。この流
行に輪をかけたのが1770年にフランスの王太子妃となったマリー・アントワ
ネットで、自らハープを弾いて宮廷、サロンを中心にハープはなくてはならな
い楽器となりました。「トリオ・ドーフィンヌ」は3人の女流器楽奏者による
アンサンブル。ここではピリオド楽器を使用していますが、モダン楽器による
現代音楽まで幅広いレパートリーによってフランス音楽を紹介しています。

ARN 48326 ¥2180
《ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集》
『ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77』
『ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129』
マリー・シューブレ(Vn)
ジェイムズ・デプリースト(指揮)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
《録音》1995年 (デジタル:セッション)
マリー・シューブレのデビュー盤だった演奏。いきなりデビューからしてデプ
リーストのバックによる重量級なアルバム。そこで展開される感情的に平板で
冷めきった「クールビューティ」ともいえる演奏です。旧品番: ARN68326から
の再発売となります。

ARN 48292 ¥2180
D・スカルラッティ:『4声のための「マドリード・ミサ」』
モンテヴェルディ:『6声のための「ミサ・イン・イッロ・テンポレ」』
モーリス・ブルボン(指揮)
メタモルフォーゼ・ドゥ・パリ
声楽アンサンブル「コエリ・エト・テラ(天と地)」
《録音》1994年 (デジタル:セッション)
モンテヴェルディが1610年に作曲した6声のミサは、教皇パウロ6世に献呈され
た作品です。伝統的な対位法によって書かれていますが。彼らしい流麗で深い
響きをもっています。500曲以上のソナタを作曲したD・スカルラッティは宗教
曲にも珠玉の作品を残しており、モンテヴェルディから100年後のこの作品は、
D・スカルラッティは、バロック音楽の華やかさが前面に出た一品です。モー
リス・ブルボンは音楽研究家かつ作曲家で、ルネサンス声楽音楽を専門とする
男声アンサンブル、メタモルフォーゼを指揮して、これらの作品を見事な緻密
さをもった感覚で蘇らせています。旧品番: ARN68292からの再発売となります。

ARN 48272 ¥2180
《ギデオン・クライン(1919-1945):器楽と声楽のための作品集》
『ピアノ・ソナタ』『2つのMadigaux』『原罪』
『高声とピアノのための3つの歌』『ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏』
『ディヴェルティメント』『ヴァイオリンとチェロのための二重奏』
『弦楽四重奏のための4つの楽章Op.2』
アンサンブル2E2M
パウル・メファーノ(P&監修)
《録音》1992年, パリ (デジタル:セッション)
ギデオン・クラインは、チェコのブロジェロフ出身のユダヤ系の作曲家。6歳
で音楽的天性を示し、11歳でピアノの才能を発揮。作曲をアロイス・ハーバに
師事。1941年にナチスの収容所に送致されましたが、そこは所内で芸術活動が
推奨された数少ない収容所でした。その時期の書かれた作品は、アルバン・
ベルクの作風を髣髴とされる作品でした。その後アウシュヴィッツ、そして
フュルステングルーベに移送され他界。1990年にクラインの友人が保管して
いた彼のスーツケースか発見されたもの中心に録音されたものです。アンサン
ブル2E2Mは、退廃音楽を中心に知られざる作品の復活演奏を試みています。
旧品番: ARN68272からの再発売となります。

ARN 68820 ¥2180
《バッハへのトリビュート》
『J・S・バッハ:コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」
BWV.639』
『メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ第1番Op.35-1』
『フランク:前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調Op.18(ハロルト・バウアー編)』
『リスト:孤独な中の神の祝福』
『フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調』
『J・S・バッハ:前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調BWV.849』
セリメーヌ・ドーデ(P)
《録音》2010年11月,  プロヴァンス・リリック・アート(デジタル:ライヴ)
フランス・トゥーロン地方音楽院教授を務めるセリメーヌ・ドーデ。彼女のデ
ビュー・アルバムは、バッハとそれにまつわる作品集。どの作品もバッハを意
識して書かれたもので、暖かみを帯びた骨太なタッチで、濃厚なロマンティシ
ズムに彩られながら、まるで巨大な建造物を組みたてるように描き出される。
壮麗で構築力溢れたアルバムです。

ARN 48110 ¥2180
《レ・ミュジシャン・ドゥ・プロヴァンス/プロヴァンスの笛》
『Branle En Faux-Boudon』『Contredanse "" La Cins rit ""』
『Sonate Que Sias Et Mountagno』『Berceuse ""Lou Rei E Soun Pagi""』
『Ballade de La Reine D’Avril』『Ballet Et Branle Double』
『Les Gaudets:Menuet & Rigaudon』『De Los Alamos』
『La Quatre Estampie Reale』『Marche Du Lieutenant Du Prince D'amour』
『Lei Grand Dansare:Premier Er Dei Dansare』『Second Er Del Dansare』
『Lei Chivau-Frus』『Le Forze D'ercole』『Faunes Et Dryades』
『Branle』『Deux Musettes』『Serenade』
『Bergers Qui Passez Dans La Plaine』『Anuech Quand Lou Gau Cantovo』
『L'annouciatien』『Marche De ""Colinette La Cour""』
『Andantino Pour 2 Fltets Et Tamboourins』『Contredanse Avec Valse』
『Possado- Er Dei Courso- La Reino Sabo』
レ・ミュジシャン・ドゥ・プロヴァンス
《録音》1975年頃 (ステレオ:セッション)
13-18世紀プロヴァンス地方の笛のための舞曲を中心としたアルバム。プロ
ヴァンスの笛の音楽といったら「ビゼー:アルルの女」のファランドール。こ
の地方の民俗舞踊で、男女が手をつなぎあって踊る8分の6拍子の曲で、笛(ガ
ルベ)やタンブランで伴奏される心まで踊らされる楽しい音楽です。もちろん
ファランドールだけでなく、様々な時代の笛(リコーダーや横笛)を使用した
民族的な演奏で、絶妙な間の取り方がたまりません。

ARN 48134 ¥2180
《18世紀フリーメイソンの音楽集》
フランソワ・ジルースト(1738-1799):『フリーメイソンの葬送の音楽』
モーツァルト:
『結社員の旅 K.468』
『フリーメイソン小カンタータ「われらが喜びを高らかに告げ」K.623』
『おお、聖なる絆 K.148』『カンタータ「汝、宇宙の魂に」K.429』
『ドイツ語小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが」K.619』
ベートーヴェン:『行進曲変ロ長調WoO.29』『奉献歌WoO.126』
フンメル:『フリーメイソンの喜び』
アンリ=ジョセフ・タスカン(1779-1852):『フリーメイソンの葬送行進曲』
レ・ミュジシャン・ドゥ・パリ、他
ロジェ・コット(監修)
《録音》1970年頃 (ステレオ:セッション)
映画「ダ・ヴィンチ・コード」等で話題となった秘密結社フリーメイソン。
数多くの作曲家や音楽家がフリーメイソンに関係していた・・・。というわ
けで、モーツァルトを中心とした18世紀そのころの作曲家たちのフリーメイソ
ンのために書かれた作品を収録した盤です。1970年頃の録音盤ですが、発売
当時話題となった演奏です。旧品番: ARN68134からの再発売となります。

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