クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-11 No.16-2

2009年11月16日 20時38分14秒 | Weblog
<Audiomax>
703 1178-2 \2300
イギリスの史的背景 ――
ボールドウィン:4声/作曲者不詳:我らを救いたまえ/タヴァナー:主の御名に
おいて/アルテナ:ウィリアム・バードのイン・ノミネ/ボールドウィン:アポ
ン・イン・ノミネ/ロック:組曲第4番ヘ長調/パーセル:歌劇《ディドとエネア
ス》より/バレット:愛の死/パーセル:ファンタジア第7番/ブロウ:《ヴィー
ナスとアドニス》より/フェアファックス:Mese tenor、Paramese tenor/パ
ワー:めでたし天の女王、栄光ある聖女/タリス:我を明らかにしたまえI&II
マレ・シメン・クヮルテット
マレ・シメン・クヮルテットは、女流リコーダー奏者4人が集い1994年から活動
をスタートさせたオランダのリコーダー四重奏団。
16世紀-17世紀のイギリス音楽を4本のリコーダーが豊かなハーモニーと高いア
ンサンブル能力でじっくりと紡いでゆく。プログラムの中盤で突如現れるリチャ
ード・バレット(1959-)の作品によってガラリと雰囲気が変わる仕掛けも面白い。
2002年の録音。弊社初紹介

703 1153-2 \2300
ボンソワール ――
ケーラー:ワスレナグサ/J・シュトラウス:雷鳴と雷光/アンデルセン:アルバ
ムの1ページ/リンケ:片思い/ロンビ:夢の絵/シューベルト:軍隊行進曲Op.51
/ベートーヴェン:なくした小銭への怒り/ケーラー:おやすみなさいOp.29/
ウェーバー:魔弾の射手/ドップラー:リゴレット幻想曲Op.38
クインテセンツ
"四重奏"ではなく"五重奏"という珍しい演奏形態、メンバーが選りすぐったプ
ログラムでフルート愛好家を愉しませてくれるドイツのフルート五重奏団クイ
ンテセンツ。
この"ボンソワール"は、1996年にゲヴァントハウス管、MDR響、シュターツカペ
レ・ハレのフルート奏者によって結成された上質のアンサンブルからのサロン
への招待状 ――。弊社初紹介

703 0731-2 \2300
ライヒャルト:弦楽三重奏曲集 ――
ソナタ(トリオ)Op.1-3
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための3つの三重奏曲Op.4
アンサンブル・アゴラ
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814)は、約1500曲というドイツ歌
曲とジングシュピールの作曲家として名を知られ、グラウンの後任としてプロ
イセン王国の宮廷楽長を務めた18世紀ドイツ(プロイセン)の作曲家。
ケルン音楽大学で学んだ弦楽器奏者たちで結成されたアンサンブル・アゴラが、
ライヒャルトの"歌曲"ではなく"室内楽"の魅力を伝える。弊社初紹介

703 0533-2 \2300
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18/同第2番変ロ長調Op.87
ベルリン弦楽五重奏団
初期(第1番)と晩年(第2番)に作曲されたメンデルゾーンの2つの弦楽五重奏曲。
ドイツ・ロマン派の弦楽五重奏曲の名作を1984年にベルリン・ドイツ・オペラ
の弦楽器奏者たちによって結成されたベルリン弦楽五重奏団の伝統のジャーマ
ン・サウンドで。弊社初紹介



<Hortus>
HORTUS 057 \2300
ハイドン(ジャンヴラン編):
十字架上のキリストの最後の7つの言葉(オルガン版)
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)
オラトリオ、管弦楽版、弦楽四重奏版など様々なヴァージョンが存在するハイ
ドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。
レーベルのアーティスティック・ディレクターでもあるヴァンサン・ジャンヴ
ランのアレンジによる"オルガン版"は、パリ・サン・ニコラ・デ・シャン教会
のクリコー製オルガンでの演奏。他の版との聴き比べも面白い。

HORTUS 061 \2300
G・コレット:第8旋法のミサ曲
レジス・アラール(オルガン)、アンサンブル・ヴォーカル・アド・リミナ
ミシェル・コレットの父、ガスパール・コレット(1671-1733)の最も有名な「ミ
サ曲」。
この「ミサ曲」はガスパール・コレットの作品として知られている数少ない作
品の1つ。オルガン・ソロと女声合唱の掛け合いが厳かな雰囲気を醸し出してい
る。




<Cybele>
SACD 030.802(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988(オルガン版)
マルティン・シュメディング(オルガン)
ハノーファーやライプツィヒ、ワイマール、ドレスデンの教会で音楽監督やオ
ルガニストを歴任している1975年ドイツ生まれのオルガン奏者マルティン・シュ
メディング。
ドレスデン・カトリック旧宮廷教会のゴットフリート・ジルバーマン・オルガ
ンによる「ゴルトベルク変奏曲」はどこまでも優しく神々しい。

Cybele 260.101 \2300
マリンバ ――
アルベニス:アストゥーリアス/ヒルデブラント:森の径/安倍圭子:竹林/湯山
昭:マリンバとアルト・サクソフォンのためのディヴェルティメント+/スマド
ベック:エチュード第2番/オメーラ:森林/三木稔:マリンバの時/ブラー:プロ
ヴァンスの蜂蜜*
ロルフ・ヒルデブラント(マリンバ)、
クリスティアン・ローデルブルク(マリンバ)#、
ヒューゴ・リード(サクソフォン)+、
オスカー・ゴットリープ・ブラー(オルガン)*
ソリスト、室内楽奏者、作曲家として活躍するドイツのマリンバ奏者ロルフ・
ヒルデブラントがセレクションした8作品によるマリンバ・アルバム。
三木稔、湯山昭、安倍圭子の名作など、日本人のマリンバ奏者にとって欠かせ
ぬ大事な作品の収録は関係者ならば見逃せない。弊社初紹介

Cybele 260.601 \2300
リーム:ギターのための音楽 ――
嘆き、悲しみ、憧れ/夜想曲/トリスターノの嘆き/オルフェウスのトッカー
タ/1日の側に
スザンネ・ヒルカー(ギター)、ハラルト・リルマイヤー(ギター)
ヴォルフガング・フォルトナーに作曲を学び、1974年からはフランクフルト音
楽大学の教授として作曲、和声、現代音楽の教鞭を執るな現代ドイツの代表的
作曲家の1人ロルフ・リーム(1937-)。
既存の概念にとらわれない新しい発想で作曲されたギター作品は、ギタリスト
たちの新しいレパートリーとして食い込めるだけの完成度を持つ。弊社初紹介

Cybele 260.501 \2300
リコーダーのための新しい音楽 ――
リーム:ウィズアウト・コンプレッション/マルベ:ルネッサンス/ヴィエル:エ
ト・イン・アルカディア・エゴ/ディネスク:Au coeur du silence/クレール:
ラウンド・オヴ・トークス/トーマス:変容/ゴールドステイン:イン・ザ・ビ
ギニング
トリオ・ディリット
トリオ・ディリットは、1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・
コンクールでの優勝実績を持つドイツのリコーダー・アンサンブル。
現代の作曲家たちによるリコーダー・アンサンブルのための作品は、静寂あり、
超絶技巧あり、旋律美もあり。近現代作品といって侮れません。弊社初紹介




<BNL>
BNL 112961 \2300
ラルマン:アカディアのためのカンタータ
ナタリー・パウリン(ソプラノ)、
クローデット・マギー=フォーティン(メゾ・ソプラノ)、
レネ・ヒューゴン(テノール)、ジャン=ルイ・セレ(バリトン)、
ブルーノ・グセ(ピアノ)、
ベルナール・ラルマン(指揮)、
サン・カンタン・アン・イブリーヌ・アンサンブル・オーケストラ、
ペイ・ド・フランス木管五重奏団、パリ・フランコ・アルマンド合唱団
フランス合唱界の大御所ベルナール・ラルマンの「アカディアのためのカンタ
ータ」は、かつてフランスの植民地だったアカディアの歴史を描いた作品。
カナダ東部のアカディアに伝わる伝承曲などを題材として、ソリスト、混声合
唱、弦楽合奏、木管五重奏、打楽器、ピアノという珍しい編成で演奏される。

BNL 112866A/B 2枚組 \4600
J・S・バッハ:オルゲルビュヒラインBWV.599-644
ヴァンサン・ワルニエ(オルガン)、
ジャン・スーリス・ヴォーカル・アンサンブル
フランスのアーティストたちによる大バッハの傑作「オルゲルビュヒライン」
のオルガン&混声合唱ヴァージョン。
「オルゲルビュヒライン」を交互に歌う"混声合唱"と"オルガン"が崇高な空間
を創り出す。1994年の録音。弊社初紹介

BNL 112863 \2300
ロシアの伝統的聖歌 ――
ティトフ:12声のための協奏曲/ボルトニャンスキー:協奏曲第27番/スヴィリ
ードフ:3つの単旋聖歌/ストロウムスキ:グローリア・デウス/グレチャニノ
フ:クレド/ガフリン:村の踊り/オボーホフ:小門
ウラディーミル・ミニン(指揮)、モスクワ室内合唱団
ロシア国立アカデミー合唱団、グリンカ合唱団の指揮者を歴任してきたロシア
の名合唱指揮者ウラディミール・ミニンとモスクワ室内合唱団のロシアン・ア
ルバム。
スヴィリードフやグレチャニノフなどロシア音楽ファンにはお馴染みの作曲家
たちの合唱曲を、祖国の大地を思わせるような強く雄大なハーモニーで聴かせ
てくれる。1994年の録音。弊社初紹介

BNL 112860 \2300
クラ:弦楽四重奏曲第1番/グノー:弦楽四重奏曲イ短調
シャルトル弦楽四重奏団
再評価が進むフランスの軍人兼作曲家ジャン・クラ(1879-1932)と、シャルル・
グノー(1818-1893)の弦楽四重奏曲という珍しい2作品をカップリング。
シャルトル弦楽四重奏団は1984年に結成されたフランスのアンサンブル。結成
以来、母国フランスの知られざる弦楽作品の探求を続けている。1993年の録音。
弊社初紹介





<Musiques Suisses>
MGBCTS-M 118 \2300
ハウベンサク:
ピアノのための《5つの関連》/ピアノのための組曲/ソプラノとヴァイオリン
のための《ワルツ風小品》/ファルツェス・コンツェルト
トマス・ベクリ(ピアノ)、シルヴィア・ノパー(ソプラノ)、
イェルク・デーラー(ヴァイオリン)、
ハインツ・ホリガー(指揮)、
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム管弦楽団
1954年ヘルシンキ出身のスイス人作曲家エドゥ・ハウベンサク(1954-)のポート
レート・アルバム。
シェーンベルクの"和声法"での独学から作曲家としてのキャリアをスタートさ
せたハウベンサク。「5つの関連」の第1曲目(プロローグ)の豪快なスタートな
ど、様々なアイディアがいたるところに散りばめられている。

MGBCTS-M 117 \2300
ヴォールハウザー:
カルペ・ディエム/エントロピア/Gedankenflucht/解決音/フルートのため
の音楽/Quantenstromung/ラチェアリー
アルディティ弦楽四重奏団、フランク・コックス(チェロ)、
トリオ・アッカント、他
レネ・ヴォールハウザー(1954-)は、ダルムシュタットのインターナショナル・
ホリデー・コース、ウクライナのオデッサ・フェスティヴァル、ルガノのイン
ターナショナル・コンポーザーズ・ワークショップなど、世界各地の作曲家講
習会に講師として招聘されている現代スイスの作曲家。
1998年から99年にかけて作曲された「カルペ・ディエム」では、アルディティ
弦楽四重奏団の凄まじいパフォーマンスに唖然。





<MEMORIES>
MR2126/2127 2枚組 \3380
マーラー:交響曲第2番「復活」
ミラン・ホルバート指揮
スロベニアフィル、
リュブリャーナ放送合唱団、オリガ・グラチェリ(S),ウタ・プリエフ(A)
1989年ライヴ
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
ミラン・ホルバート指揮
スロベニア・フィルハーモニー 1991年スタジオ録音
ミラン・ホルバート(1919-)のマーラーといえば、一時期大変な評判になったも
のですが、音源の散逸、レーベルのまたがりも混乱を招き入手困難な状況が続
いておりました。この度DIGITAL CONCETO LABELからMEMORIESが音源提供を受け
ました。そもそも冷戦崩壊後に東欧諸国の放送音源を西側プロデューサー大量
に安値で買付け廉価盤として商品化されたものです。玉石混交の中でホルバー
トのマーラーは真の名盤と言って差し支えないもので、バーンスタイン、テン
シュテットも顔負けの凄まじい迫力の爆演です。ホルバートの音楽性はマタチ
ッチに非常に近く、大作を鷲掴みにする豪快な表現、思い切りの良い音量テン
ポ変化が特徴です。元来がウィーンで学んだ人だけに、マーラーにも並々なら
ぬ愛情が感じられます。マスタリングも新たに施され既出盤の貧弱さが改善さ
れ、「復活」では終始ホルバートが鼻息で歌っているのが聴こえます。

MR2128/2129 2枚組 \3380
モノラル
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ名演集
<CD1> 
ピアノ・ソナタ第7番(1948年ハンブルク)、
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」(1952年11月23日)、
ピアノ・ソナタ第30番(1952年6月18日)
<CD2>
ピアノ・ソナタ第15番「田園」、
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」、
ピアノ・ソナタ第32番
1954年7月28日ザルツブルク
ベートーヴェンの権威、エドヴィン・フィッシャーはブレンデルの師でもあり
ます。その超辛口の味わいに両者の共通点があります。フィッシャーのベート
ーヴェン録音は意外と少なく、貴重です。戦後は腕の故障で、指揮活動に力を
入れていくフィッシャーですが、当CDの演奏は活動最後期だけに「精神性」は
並で無く、シゲティの晩年の演奏に通じる求道的アプローチが見事です。特に
第30番、第32番というベートーヴェンにとっても後期の作品において、その気
高さが他を圧しています。音質も新リマスタリングによって力を増しており、
座右に置き、繰返し味わいたい逸品と申せましょう。

MR2130 \1980
バーツラフ・ノイマン指揮
フィルハーモニア管
ブラームス:交響曲第2番、ハイドン変奏曲 
1989年12月ヘンリー・ウッドホールに於けるスタジオ録音
MEMORIES=COLLINSの第2弾はノイマンのブラームス。当盤の発売当初の評価は物
凄く悪いもので、酷評に近いものがありました。さして注目されずに埋もれて
しまいましたが、録音から20年を経た今聴くと実に穏やかで暖かみのある名演
で、無理の無さが上品です。例えるならモントゥーの名盤を想わせる、そして
ノイマンの温顔が眼に浮かぶような優しさです。ブラームスとドヴォルザーク
の共通性を感じさせると言うとこじつけのようですが、ノイマンの歌謡性は存
分に生かされておりますし、フィルハーモニア管の充実も特筆物でしょう。思
えばウィーンフィル定期にも晩年は常連だったのです。無論マスタリングが新
たに施され、立体感のあるサウンドで、同レーベルの難点である収録レベルの
小ささも改善されております。

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